☆「カラバト・カリー」(札幌市南区藤野二条12-6-1)

先日、札幌で畏友P氏と畏友GMクンと飲みまして、
分厚い本や箱根駅伝のガイドブックなどをさかなに
大いに盛り上がったのですが、そんな翌日、日曜ですが仕事が残っていましたので、
中山峠を越える前に昼食をすませて、職場へ戻る。

と、いうことで南区でカレーを食べようと思いましたが、
南区であまたあるカレー屋さんのなかで、南区のみならずも、
札幌近郊、いや、道内、見ても唯一無比といえる個性的なカレーが
こちらのパキスタンカリーなのです。

いつも、定山渓~市内間を走るときには
「果ての果てまで 行ってみないか これが現地の味」と個性的な字体で書かれた
インパクトのある看板を横目で見ながら車を走らせたのですが

南区でカレーを食べるからひさびさに食べたい~ってことで、
よりました。
前回寄ったのが、一昨年の8月ですので、本当にひさびさです。

開店時間にお店に到着。駐車場に車を入れて店内へ。

店内は、4人掛けの丸テーブルが4卓ほどで、
アジアのバザールのような空間を作っています。
マンガが多いのもいいですよ。

そんな周囲を観察しながらもメニューを吟味
というか、吟味のしようがない

メニューは、
パキスタンカリー500円と、
サラダとチャイとのセット780円
しかないのです。

選択肢はこの二つに加えて、中盛+100円、大盛+200円のみです。
このシンプルさがいいです。

ということで、セットの普通盛をオーダーして
待つことしばしで、香り高い空気とともにすぐに登場します。

このビジュアルですよ、このビジュアル

赤に近いオレンジ色をしたルーというかスープをまとって
そんな色になるまで極限までほろほろに煮込まれたお肉がたまらないです。
じわっと上澄みのような透明な赤い汁がにじみでているところも
いいですよ。

これだよこれだよ。これにあいたかったんだよ。

と、いうことでまずはカレーから「いただきます。」

まずは一口、スプーンで中に運ぶと、やさしさが来るのです。

長時間煮込まれたことが容易に推測されて
長時間煮込まれたからこそなじむやさしい味です。

しかも、やさしいだけではないですよ

全体が真っ赤な理由であるウマ味とコクの塊である
万能野菜トマトの味がしっかりでてして
南アジアのカレーという感じなのです。

この味わいのやさしさとコク、旨みがくわわった愛しい味ですが

さらには、パンチの効いたガーリックやスパイスのキレ味がすごいです。

水を一切使わずに、トマトなど、野菜の水分だけ
長い時間じっくり煮込んでいるのでして、
玉ねぎ、ショウガ、ニンニクなどの味もしつかりと出てきているのです。
そして、スパイシーさやうまみをじゃましないながらも
しっかりと利いている塩分もいいです。
この塩分がおかず力をあげてくれます。

さらには具に入っている、このお肉ですよお肉。
ほろほろになるまで煮込まれた鶏肉です。

見た目はホロホロな鶏肉を赤いスパイシーなソースであえた
そんなイメージでもあるのです。

僕も家でチキンカレーを作るときにはこれくらいほろほろになるまで
鶏肉を煮込むのですが
これは相当時間をかけなければこうはならないですよ。

しかも、こうするメリットは当然あるのです。

それは、鶏のウマ味がルーに溶け出すのと同時に
鶏肉の繊維にもウマ味が凝縮されて
その相乗効果でエラいことになることなのです。

繊維とか書いていますが、旨みが凝縮されているだけでなく
しっかりとジューシーなところもあなどりがたい。

しかも、当然カレーですからスパイシーです。
が攻撃的ではないやさしいスパイス使いでありながら
油断をするとホールのスパイスがピリっとくる

そんな巧みなスパイス使いもツボです。

ライスを食べるとライスを食べるで赤いウマ味の塊である汁が
ライスにしみこんできてこれまたウレしいところ。
コクと旨みとスパイスの絶妙なバランスが最高ですよ最高。

唯一無比ですよ唯一無比
このスパイシーさとオイリーでソルティーなところは
ご飯もすすみます。

つけあわせのサラダはサラダで、
キャベツ、キュウリ、ニンジン、きくらげ、春雨などが
入ったシンプルながら、
コールスロー風のサワヤカなドレッシングの酸味が
カレーとベストマッチ。カレーでからしょっぱくなっている口の中に
さわやかさをもたらしてくれる、いい箸休めです。〔箸ではないですが〕

うまいうまいいいながらあっという間に完食

ふわぁぁあ  オイしかったー

というタイミングで

透明なガラスのマグで登場をしたのが食後のチャイです。

こちらも粗挽きされたスパイスが効いていて
特にカルダモンをはじめとした香辛料の効果で
インパクトはありながらも
牛乳の濃厚さと紅茶の薫り高さとの
バランスにくわえ、やさしい甘みが
しっかりと香辛料を支えている本格的ないい味です。

いやー、オイしかった。

「ごちそうさまでした」


お金を払ったときの、お店のかたがたの笑みもいい感じだったのでした。

ちなみにだいぶ昔、こちらに畏友P氏と、畏友GMクンと訪れたのですが、
その時は年配の話好きなスタッフの方がいらっしゃいまして
いろいろと話かけてきたのですが、

現在、そちらの方(御主人のお父さんだそうです)は
神奈川の白楽にある「サリサリ」という名前で
同じようなカレーを出しているそうです。

と、いうことは冬のお祭りカレーは、こちらかなぁ。

ちなみにサリサリさんにもこちらの看板に書かれている
「果ての果てまで 行ってみないか」の言葉は
書かれているそうです。

あと、ドラマ「孤独のグルメ」で、東白楽の~と聞いたとき
ひょっとしたら…と期待をしてしまいました。





☆「カラバト・カリー」(札幌市南区藤野二条12-6-1)
◇営業時間◇ 11:00~21:00
◇定休日◇ 水曜日  ◇駐車場◇ あり
◇電話◇  011-596-1117









☆カレーショップ インデアン 長崎屋帯広店
(帯広市西四条南12丁目-3長崎屋帯広店)

出張で帯広へ行ってまいりました。
直前までほかの仕事でテンパっていたということで、
出張前日、ホテルにチェックインをしたのが、夜の11時30分
ということで、この日はホテルでそのままオちてしまいました。
翌日はずっと一日中仕事で、自由になったのが、昼の1時間くらい。
さらに出張の場所が帯広駅南口だったということで

向かったのが、帯広市民のソウルフードとも言うべき
「インデアン」の帯広長崎屋店です。

こちらのカレーについては、前回と、一回はさんで過去二回続けて、

ご存知「持ち帰り!そういうのもあるのか」でおなじみの、
テイクアウトのカレーを注文し、ホテルでビールとともにいただいたのです。

今回は久々の、店内での食事です。しかも、初の長崎屋店です。
長崎屋は現在はドンキホーテの子会社となっていて
多くの店が気がついたら「MEGAドンキ」になっていまして
現在「長崎屋」の名前の店舗は全国にも1桁しかありませんが
そんな一軒がこちら、名前が残るだけあって、平日の昼でもにぎわっています。

昼食時ということもあって、フードコートはたくさんのお客さんが
カレーとかラーメンとかを食べていました。
しかも近所で会議とかあるのか、スーツ姿の人がたくさん並んでいます。

僕はお1人様であったので、カウンター席に腰を下ろして、メニューを拝見。

インデアン ¥399 (380円+消費税19円)(¥294)(280円+消費税14円)
野   菜 ¥420 (400円+消費税20円)(¥294)(280円+消費税14円)
ハンバーグ ¥577 (550円+消費税27円)(¥483)(460円+消費税23円)
エ   ビ ¥577 (550円+消費税27円)(¥483)(460円+消費税23円)
チ キ ン ¥577 (550円+消費税27円)(¥483)(460円+消費税23円)
カ   ツ ¥630 (600円+消費税30円)(¥546)(520円+消費税26円)
シーフード ¥703 (670円+消費税33円)(¥588)(560円+消費税28円)
()内は、ルーと具のみの価格です。

と、いったカレーのメニューと、

トッピングは
カツ 252円
ハンバーグ エビ チキン 189円
チーズ 84円

辛さの設定は、
中辛 辛口 大辛 極辛といった
ところは変わらず。

そう、持ち帰りカレーにはトッピングができないものがあります。
それが、チーズです。

ということで、店舗食いということで、チーズトッピング。

そして、メインのカレーはカツカレーで、辛さは辛口をオーダーしました。


オーダーが入ると、手早く調理がはじまりますが、
座ったのが、カウンター席ということで中で調理をしている様子を
見ることが出来ます。
鍋で丁寧に調理をしている様子とか揚げ物をしている一挙一動が
視界に入ってくるのがいいです。

と、いっても、怪しまれたらいやなのでジロジロは見ませんけどね。
ちらちらと本に目を落としながら、見たりする程度ですが、

しかも、本を読んでいたらサクサクサクサクサクと
すばやい音をたてて、カツに包丁が入れられる音が響きます。

このリズミカルな小気味よさと手際のよさがたまりません。
カツの上にスライスチーズをぺろーん、ぺローンとのせて
カツもチーズも隠れるように、たっぷりとルーがかかっています。

と、いうことで待つことしばしでオレンジのトレーの上の
銀色のお皿に乗っかって登場です。

ご飯などを覆い尽くすように明るい焦げ茶色のルーが
カツもご飯もチーズも見えないくらいにたっぷりたっぷりとかかっています。
しかも、一般にイメージするカレーのチーズトッピングは
カレーの上にかかって次第にトロンとしてくる感じですが、
こちにはカツの上に乗せられてその上からルーがかかっているのでしょう。
一見するとチーズトッピングだとはわかりません。
と、いうことで、まずは一口。ルーをスプーンで掬って「いただきます」。

これです。このパンチのある濃さと刺激です。
こってりとした野菜や肉などの旨味が溶け出して、凝縮された濃さが
パンチあるとしか表現出来ないインパクトがあります。

ぎゅっと詰まった旨味の塊とかコクの塊がまずはガツンとくるのです。
たまねぎの甘みが甘みのベースとなっているのが、十勝のカレーです。
スパイス遣いが刺激になるのは、カレーの中ではよくありますが、
濃さが刺激になって伝わって来るというのは、あまりありません。
スゴいです。

メニューを見ますとインデアンカレーのところに
「仔牛の肉をふんだんに使い、数十種類のスパイスで熟成させたカレーです。」
と書かれているのはダテではありません。
しかも、そんなこってりとしたベースにのっかっているからこそ、
スパイスも奔放かつ存分に暴れる感じで迫ってくるのです。

しかも、このただでさえ濃いカレーのなかにふんだんにチーズが溶けているのです。
もう、これだけで、大満足です。

さらに、あとからじわじわっと効いてくるスパイスの刺激もいいです。

そんな濃厚こってりかつ十分スパイシーなルーに
たっぷりとチーズが溶け込んだ贅沢な味との邂逅に
感動をしながらスプーンをすすめますと

ルーをたっぷりとまとったカツが登場します。
こちらのカツは、カツの短い幅のほうをサクサクと、並行して切っているという
オーソドックスなタイプではなく、

さらにカツの長い幅の部分もカットされているのです。
だから、スプーンにも乗っかりますが、
小さめにカットされたとはいえ、
大降りのカツにもマケズ劣らずのウマさ。

すなわち、カツの肉部分にも旨味とか肉滴が
ぎゅっと閉じ込められいまして、
噛めば噛むほど、肉のウマ味と肉滴りが
それこそ大降りのカツばりにぶわっと出てきますし、
小さくカットされていたとしても変わらぬサクサクな衣の食感も
タップリ味わう事が出来ます。

まな板の上で、包丁を使って切っている時も、
サクッサクッと小気味いい音をたてていました。納得です。

しかも、これまたたっぷりのチーズをまとっています。
上はカレーの熱さでとろとろになったチーズでしっとりとした衣に
下はまだサクサクさが残っている噛みごこちのバランスも楽しいです。

さらに、スプーンをすすめていくうちに
トロトロになりかけた玉ねぎであるとか、牛肉の塊までも発見できます。

カレースタンドや学食などのカツカレーで、
カツにすべての肉の部分を責任を負わせて、
ルーには肉の入っていないことが少なくないのですが、

そんなケチケチしたことをしていないのが
帯広市民に愛されている印といったところですか。

また、あれ、また、たまねぎだと思って
白い長いものをスプーンですくったら
伸びて溶けたチーズだったりこれはたまりませんよ。

ウマいウマいいいながら、スプーンをすすめていると
玉汗が噴いてきますし、スパイスが腹にズンときいてきます。
食べ口はあくまでも甘いですし、辛いルーカレーを食べている
自覚はないのですが、吹き出る玉汗は辛口ならでは。
舌ではなく、体で感じるからさです。

あと、こちらは福神漬と、ガリと、刻んだ青菜漬の
3種類の付け合せを選べるのもいいです。
ま、下品にならない程度にたっぷりとそれぞれとるのが
ゴローちゃんに教わった僕の流儀。
なかでも実はガリが意外とカレーに会うことがわかって
いいですね。

そして、しだいにカレーもカツもライスも残り少なくなってきます。
で、当ブログをお読みの方はご存知でしょうか
「グルメマンガの孔明の罠」でおなじみ〔ワタクシ命名〕
「食の軍師」〔日本文芸社 ニチブンコミックス 泉昌之著〕
の影響で
カツが数切れ出てくると、必ず「寝かす!!」食いをしてしまいます。

「寝かす!!」食いは、「食の軍師」で
主人公本郷が、トンカツを食べに行ったときに
一番端の小さいカツに早くからソースをかけて
マグロのヅケのようにして味わう食べ方で、
このジャンキーな味わいがたまらずに、僕もハマっているのです。
でも、インデアンでは「寝かす!!」の必要なし

なぜなら。最初からたっぷりとカレールーがかかっているので、
すべてのカツが「寝かす!!」状態です。
ここもたまりません。

完食したあとに、ズンと腹に来るカラサからでこに玉汗が噴出しておりますが
これも勲章です。

にしても、このチーズトッピングの濃厚さが味わえる店舗食いをとるか、
ビールとあわせることができる「持ち帰り」をとるか
またしばらく迷いそうです。

ということで元気を注入して、仕事へと向かったのでした。



☆カレーショップ インデアン 長崎屋帯広店
(帯広市西四条南12丁目-3長崎屋帯広店)
◇営業時間◇10:00~20:00(L.O.19:30)
◇定休日◇不定休(長崎屋に準ずる) ◇駐車場◇有り
◇電話◇0155-21-7715






あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


ラジオにあったコーナー「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」をクリックしてくれれば、
見ることができます。

かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。
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