☆「中王軒」(旭川市4条通9丁目右5号)

富良野在住中から、旭川には買い物にのでことあるごとに出かけました。
そんななかで、古い店構えの味がある食べものやさんが
中心部などには多いのに気がついていたのです。

自由軒とか、三条食堂とか、その趣のある外観に内装とともに
時間が止まったようなメニューと、懐かしくも懐かしいお味。
こんな昭和がまだ存在できるなら、21世紀も大丈夫だ。と力強くなったお店の数々。

とはいえ、気になるだけで行ったことのない店がまだあるのも確か。
その一軒が中王軒さんでした。

旭川に行ったとき、ホテルにチェックインする前に、すいた小腹を抱えて
車を走らせるとお店に到着。のれんが出てるので、営業しているようです。

以前は本当にアジのある建物でしたが、新装開店をして
こざっぱりとした感じになっています。
お店に隣接している有料駐車場に車をとめて赤い暖簾をくぐって店内へ。

遅いお昼といっても差し支えのない時間ですが、
カウンター席6、4人がけテーブル2といったこじんまりとした店内は、
親子連れと思える二人組と、ネクタイを締めたサラリーマン風のお客さんが
中でくつろいでいるようす。

僕はいつもどおりのお一人様だったいうことで、カウンターに腰を下ろして
メニューを吟味します。

「お献立表」と書かれた下には堂々と
ショウガ焼ピラフ690円とあります。
そして、以下

ラーメン
正油ラーメン 500円
塩ラーメン 500円
野菜味噌ラーメン 580円
野菜正油ラーメン 580円
野菜塩ラーメン 580円
塩バターラーメン 580円
チャーシューメン 690円
味噌チャーシューメン 760円
シーフードラーメン 720円
冷やしラーメン〔夏季〕 650円

ごはん物
チャーハン 480円
チキンライス 480円
カレーライス 480円
エビピラフ 580円
オムライス 580円
ハンバーグカレー 650円
カツカレー 690円
エビフライカレー 750円
ライス 160円
小ライス 110円
やきそば 500円

スパゲティー
ナポリタン 480円
ミートソース 500円
ペスカ 500円
カルボ塩味 520円
スパカツ 690円

丼物
玉子丼 480円
親子丼 530円
かつ丼 690円
中華丼 630円
エビ丼 750円

定食
野菜いため定食 560円
ハンバーグ定食 650円
メンチカツ定食 690円
ショウガ焼定食 690円
ポークカツ定食 820円
ポークソテイ定食 820円
エビフライ定食 820円

各種大盛 100円増

といったところ、

ここは、はじめてきたお店というこに敬意を表して
カレーとカツのアジを楽しむことができるカツカレーをいただきましょう。

オーダーをしてから、改めて店内をじっくりと見ますと、
真新しい店内の入り口そばに、岡持ちを置くコーナーがあります。
しかも岡持ちが4つもあります。

確か、カレーを待っていたり、食べていたりするときにも
出前の依頼が入りました。確かに周囲はオフィス街ですから需要があるのでしょう。
そんなのを見ながらぼんやりしていると、

カウンターからよく見える広めの厨房の中ではパンパンパンと肉をたたきながら、
肉に卵やパン粉や小麦粉など衣をつける音がします。
そしてジュワー、とカツを揚げる音がします。
こうやって、揚げるとんかつって美味しいんですよね。
BGMが落としめのテレビ音声なので、厨房の様子がよく伝わってきますし、
しかも、しばらくすると、サクッサクッと小気味よいカツを包丁で切る音がします。
この音からしても、すごく期待できます。

という感じでまつことしばしで、登場しました。

楕円形の両脇を直線に切ったような形のした白いお皿に乗った
たっぷりの茶褐色をしたカレーをまとってカツとライスです。

お皿いっぱいにカツが広がっていますし、その大きいカツを覆い隠すように
たっぷりのカレーがかかっています。

添えられたのが、ナプキンでくるまれたフォーク一本、
これは、キャベツのない金沢カレーですか。

札幌の銀星食堂や、倶知安の起龍のように
ご飯の上にどかんと乗っかっているカツごと
ライスやカツがまったく見えないぐらいに
カレールーがかかった大艦巨砲主義まではいきませんが
それでも、堂々とたっぷりかかったカレーです。

ちらりと見える狐色のカツのからっと揚がった様子もいいです。

そんなワクワクを抱えながらまずはルーから一口。
「いただきます」
ルーの素朴な味わいはこれが食べたかったと思わせる代物。
定食屋のカレーのイメージを見事になぞってます。

うむ。普通にウマい。
この普通さが、味なのです。この普通さを求めていたのです。
という気分を満たしてくれます。
孤独のグルメのゴローちゃんのごとく。

少々甘めのルーには、溶け込んださまざまな具材のエキスが
しっかりとしたコクとウマ味になっていますし。
じんわりとおだやかで優しい味がいいです。

しっかりと煮込まれて野菜などのうまみが刻やうまみとなって
出てきていますし、ラーメンやさんのカレーならではの香りが
かるくアクセントになっている味です。

しかも、入っているたまねぎば伊達ではありません。
カレールーじたいにもたっぷりと溶け込んでいるのでしょう
甘い食べ口になっています。
この甘みと、出汁の風味に味わいと、さまざまな野菜などのルーのうまみを
スパイスが全部いい感じにチームワークよくまとめています。
さらには、ごろごろとしたジャガイモに、にんじんもルーの中でこんにちわです。

これは王道の良いカレーです。
しかも幾晩も寝かせたカレーのようななじみ方をしているのも
ラーメン屋さんのカレーにして、定食屋さんのカレーです。

たまりません。

そして、このとろとろのルーの中で
やさしいながらもしっかりと主張をするスパイスの刺激。
これぞ、ニッポンのカレーです。

しかも、今回オーダーしたのはカツカレーですからね。
半面にたっぷりとカレールーをまとった
淡いきつねいろの衣のカツをサクッといきます。
衣は、パン粉が主張する、エッジがたっている
見るからにさっくりとした感じではないですが、
しっとりとしたカツもこれはこれでです。

お肉もやわらかくて、中からじわっと染み出てくる、肉滴もいい感じ。
この肉滴がカレーにさらに深みと味わいを与えてくれて、
カツカレーの味わいのすべてを食べることができる感じです。

このサクッという噛み心地は、厨房でサクッサクッと
小気味よい音をたてていたのを思い出させてくれますし、
揚げられ方の丁寧さを物語っています。

当然ライスとの組み合わせも言うことなし。

併せて食べると、カレーを作るときのさまざまな手間に
カツを揚げるときとかのさまざまな手間が
一気に口の中で広がるという贅沢な気分を味わえます。

何度も主張していますが、カツカレーとなると、
カツの部分に肉の責任を全部負わせてしまって
ルーには一切肉が入っていないタイプのカレーも
スタンド系のカレー屋さんや、学食のカレーなどに多く見られます
というか、いっぱい見てきました。

が、こうやって、ルーにもお肉が入っていると
それだけでウレしくなってしまいます

そして、このテのカツカレーは
「食の軍師」(泉昌之 著 日本文芸社 ニチブンコミックス)の
本郷考案の「寝かす!!」食いを意識せずに
最終的に「寝かす!!」食いになります。

ということで、最後までカレーを楽しんでから、
こちらのお店をあとにしました。

いつまでも、この味でいてほしいお店です

そうそう、こちらは地元の新聞とかで紹介されていて
昔ながらのメニューを紹介した記事だったり、
新装開店をした記事などが店内に張られていて、
愛されてるなぁ、と思ったものです。




☆「中王軒」(旭川市4条通9丁目右5号)
◇営業時間◇ 11:00~20:30 日祝15:00まで
◇定休日◇ 不定休 ◇駐車場◇ 有り〔有料〕
◇電話◇ 0166-25-3030






☆「奥芝商店 旭川亭」(旭川市旭町1条13丁目2146-14)

旭川にて、前日は中王軒という新しいお店を開拓したということで、
翌日は定番の奥芝商店です。

ということで車を走らせましたが、到着したのは11時15分前。
駐車場にはすでに数台の車が止まっています。さすが人気のお店、と関心をしながら
お隣の車に乗っている三人組のグループが動くと同時に、
車から降りて、店舗へ向かいます。

こちら駐車場から店舗まで100M以上離れていますが、
駐車場あたりですでに漂い、店舗に近づくにつれ、強く漂ってくるカレーの香り、
臙脂に塗られた建物と、いつ来ても風情のある入り口と
「カレー」の表札の組み合わせに懐かしさを感じつつ、
屋根から垂れ下がる巨大なツララなどを見ながら待つことしばし。

僕の前に並ぶOL風の三人組がツララを見ながら
「小学校の時、軒下を歩くなとか言われなかった」
「そうそう、流氷にのるな、とかねw」といった会話を聞きながら待つことしばし
後ろにも七人くらい並びだしたところで
店舗の玄関ドアをガラガラと横開きし、スタッフの方が登場。
そのまま中へ入り、スリッパに足をとおすと、
さらに僕の後ろにも次々へとお客さんがやってきます。

と、入り口に掲げられているブラックボードに目が入ります。

そこには
「11月のマンスリーカリー 海の幸カリー」と書かれています。
シーフードですか。うーむ。
などと考えて横目で見ながら、二階のいつものカウンター席へ通されます。

キシキシと軽くきしむ木の床と、階段を踏む感触を楽しみながら、
階段に張られている昭和のシングルレコードのジャケットや
味わい深い映画のポスターなどを見ながらカウンター席へ腰を下ろして
こちらのお店の流儀である、
スープ→具→トッピング→辛さ→ライスの量と種類という順番でオーダー。

絵本のような体裁のメニューには
以下のようなメニューが載っています。

レギュラーメニューが

やわらかチキンの巻 980円
特選旬野菜の巻 980円
やわらかチキンと特選旬野菜の巻き 1180円
十勝餃子の巻 980円
奥芝流四川の巻 980円
豚しゃぶと根菜の巻 1180円
自家製チャーシューの巻 1200円
海老三昧の巻 1200円

あと冊子メニューに乗っていないメニューが

厚切り角煮カリー 1150円
厚切りベーコンとキノコのカリー 1150円
 ※上記全てスープカリーになります
 ※エビスープをお選びの場合、表示されている
お値段より+100円になります
 ※数に限りがございますので、お気軽にスタッフ迄
お声掛け下さい。

それと、メニューの別にある今月の限定カリーという選択肢でした。

そこには
「海の幸カリー 1350円
旭川亭が満を辞しての初シーフードカリーです。
イカの一夜干し、ホタテにアサリ、カレイの唐揚げ
プリプリの海老が入った海の幸カリー。シーフードの旨みが
スープに溶け込み、味わい深くしてくれます」
と、書かれています。

カウンターの上には、、日替わりカレーメニューもあります。

平日数量限定日替わりカリー

月 宗谷黒牛ハンバーグのカリー 1300円
 日本最北端のブランド牛の旨味が絶品です。
火 知床地鶏の焼きチキンカリー 1280円
 知床地鶏を丁寧に焼いたチキンとカリーの相性抜群!!
水 味噌ホルモンの煮込みカリー 1180円
 柔らかくなるまで煮込んだホルモンの旨味がカリーの味を引き立てる
木 三種のソーセージカリー 1200円
 ジャンボフランク、チョリソー、バジルソーセージの三種になります。
金 鶏ザンギのカリー 1150円
 同じ鶏でも定番チキンレッグとはまた一味違った味をお楽しみ下さい。

 ※海老スープをお選びの場合は+100円となります
 ※数量限定ですので数に限りがございます。お気軽にスタッフまで。


ワタクシ、前回は9月のマンスリーの「月見つくねカリー」舞茸トッピング
その前は、「プレミアム野菜」にふられて
「厚切りベーコンとキノコのカリー」にブロッコリートッピングを
その前は、5月のマンスリー「丸ごとトマトと炙りチーズのカリー」に舞茸トッピング
その前は、3月のマンスリー 「ネギ塩鶏つくねカリー」に舞茸トッピング
その前は、11月のマンスリー「牛すじと大根のカリー」にふられ
奥芝流四川の巻。
その前は、10月のマンスリー「宗谷黒牛のハンバーグのカリー」を
その前は、7月のマンスリー「自家製海老すり身のはさみ揚げカリー」を
その前は、6月のマンスリー「チーズハンバーグと地物アスパラのカリー」を
その前は、4月のマンスリー「トロ旨スペアリブのカリー」を
その前は、12月の奥芝札幌ではこの月のマンスリー
「黒朱豚肉のスペアリブと下仁田ネギの巻」
その前は、旭川店10月のマンスリー「ラムステーキと秋の味覚カリー」を
その前は、7月のマンスリー、「豚とろと生きくらげのカリー」
その前はレギュラーの厚切りベーコンのカリーを
その前は、その月のスペシャルを
その前は、レギュラーのモツカリーを
それ以前から6回前まで連続して、その月のマンスリーを、
その前はレギュラーメニューを、
その前はその月のマンスリー、
その前は、レギュラーメニュー
さらにその前は5回連続で、その月のマンスリーを、食べておりました。

ということで、マンスリーも気になったのですが、
なんとなくシーフードという気分ではなく、頭の中では、
「よつばと」の「とーちゃん」と「よつば」の
「シーフードカレー!? あんなもんカレーじゃない
カレーは何入れてもうまいけど
でもシーフードとは合わん!
なんだイカとか貝とか!
肉入れろ 肉!!」
「そーだ!とーちゃんはいいこという。にくいれろ!」
といった会話が反芻されています。

いえ、マルトマ食堂とかで、オイしいシーフードもいただいているのですが
今日はなんとなくそんな気分ではなかった。
頭の中の風香ちゃんの「なんなんだ、この親子」というツッこみもむなしいです

ということと、「孤独のグルメ」ですっかり目覚めて、
前回飲み会をした「満腹や」でも、スッカリヤられてしまった
レギュラーメニューから「奥芝流 四川の巻」を

スープは
チキンスープ(トマトベース)
エビスープ(エビベース) +100円
のうちで、いつものチキンスープを選択、

トッピングは、1品までなら追加料金無料の
A +100円
 ズッキーニ、幻味舞茸、アボカド、キクラゲ、
 ブロッコリー、れんこん、ホールトマト、インゲン豆、
 キャベツ、長芋、オクラ
B +160円
 チーズ、ジャガイモ、原木椎茸、絹ごし豆腐
 挽肉、納豆、大根
C +250円
 チキンレッグ、十勝餃子、チョリソー、海老、
 バジルソーセージ、もち豚
D +300円
 厚切りベーコン、厚切り角煮

から、舞茸をトッピング

辛さは
1 睦月 辛くなくても味は逸品
2 如月 一般的に言う普通くらい??
3 弥生 ピリリと旨い
4 卯月 ご家庭のカレーの辛口程度
5 皐月 定番!店長のオススメ! ピッキーヌ赤1本
6 水無月 水無しでもいけるかな? +50円 ピッキーヌ赤1本青3本
7 文月 普通じゃ満足できない方へ +100円 ピッキーヌ赤1本青6本
8 葉月 お口の中がHiriHiri +100円
  ピッキーヌ赤1本青9本 砕きピッキーヌ1g
9 長月 翌日が辛い?? +150円
  ピッキーヌ赤1本青12本 砕きピッキーヌ2g
10神無月 この辛さに神も無い +150円
  ピッキーヌ赤1本青12本 砕きピッキーヌ3g
11霜月 覚悟してください +200円
  ピッキーヌ赤1本青12本 砕きピッキーヌ6g
12師走 師も走るほど辛い!!! +200円
  ピッキーヌ赤1本青12本 砕きピッキーヌ9g

の中から、山口如月と、如月隼人大好きな「キサラギスト」としては、
如月にもそそられますが、辛さ的に物足りないので、
ここは、刺激強めの+100円のいつもの葉月を。

それにしても、「如月」(山口如月)も「葉月」(藤原葉月)も、
ホワホワな声がカワイラシイ、天然で、まん丸なメガネがよく似合う
眼鏡っ娘キャラクターなのがカブりますので、これもいつも選択肢。

ライスは白米にレモントッピングを選択しました。


手にしっとりとなじむ、上品なアイボリーの色した
陶磁器製タンブラーでお水を飲み、
いつもの「花みずき」などがながれる押尾コータローさんの
アコースティックギターのインストルメンタルの曲ではなく
女性が歌うジャズナンバーに耳を傾けながら、
まつことしばしで、良い香りとともに淡い灰白色の丼のような器に入ったスープ。
ご飯茶碗のような器に入った茶色いお米にはレモンが添えられていて登場。

「生のピッキーヌがはいってますので注意してください」
という言葉もいつもとおりでいいです。

非透明系で、少し茶色がかっている、
鮮やかなオレンジの奥芝のカレーです。

オレンジ色と好一対なのが、中央で堂々としているチンゲンサイ
〔というのが四川の巻ならではです〕に
散らされている水菜、横にあるカボチャやピーマンの緑との
鮮やかなコントラストや、
スープと同系色ながら濃く鮮やかな色したニンジンや
アイボリーのしめじや白いゆで卵などとともに、
器の中で美しい世界を織りなしているのは
いつもどおりの奥芝のカリーです。

しかも、この具材の下には、たっぷりのひき肉が隠れているのです。

ということで、気分も盛り上がってきたところで、
いつも通りまずはスープから一口。
「いただきます」

鼻先に近づいてくるとかぐわしい香りも入ってきまして、
そのままスープを口の中へ

これは、レギュラーのスープとは少し違います。
まずはさまざまな具材から溶け出した旨みとこくがきまして
本能的にのどが開きます。
純粋にウマ味とこくだけがぎゅっと出ているところに
スープのスゴ味を感じますし、ここまでいたる手間隙はスゴいです。

さらにびしっと効いている塩味もいいです。

この重層的な旨みやコク、そして塩分という
しっかりとしたスープの味に支えられて、キレのある辛さが効いてくる、
いつもの奥芝のスープのキレです。

さらに今回のは「四川」と銘打っていますから
チリをはじめとした、カレーと少し異なるピリッとした辛味と
そんな辛味をもりあげるようなウマ味とコクがいい感じです。

そんななかでも、いつもの生ピッキーヌは伊達じゃない
刺激的な辛さも、このしっかりとしたスープに支えられているので
自由奔放に暴れます。
辛さがウマさの一要素で、カラいからこそのウマさを感じます

唇がヒリつくのにうれしい違和感を覚えつつも、
おいしいのでどんどんと夢中に食べ進めていると
気がついたら汗をかいている。

口は辛いといってないけど体が辛いといっている
口ではなく、体で味わうスパイスの刺激です。

そんな辛味と、辛味を支えるベースの土台がしっかりとしている
辛味、こく、旨味がスープカレーの交響曲というか、
すべてのあじわい自体が、こちらで、スープを作ったりする時の
様々なテマヒマの結晶であるということが実感できて、
それが、嬉しいですし、そんなのを味わう贅沢さで、
顔のニヤケが止まりません。

旭川から惜しくも撤退してしまい、現在は本店も建物もろともなくなり
現在は更地になっている某Nやさんにも
マーボ豆腐を髣髴とさせるカレーがあって、それもオイしくいただきましたが、
こちらの四川は、中華風味はサリゲナク、少々おさえめな印象です。

が、そんな奥ゆかしいところも嫌いではないです。むしろ大好物。

四川風ならではのたっぷりの挽肉もいいですよ。

いかにも肉という香りとともに、ひき肉料理にアクセントをつける
ナツメグや山椒とか花椒っぽい香りもスープになじんでいますし、
挽肉でありながら、一口ほおりり込むと、スープに流れ出ている透明な肉滴と
スープが混ざった絶妙な味わいとともに辛味と香りが
鼻に抜けていく感覚がいいですよ。
挽肉なのに一粒一粒がしっかりと肉なのです。

ここが中華アピールなチンゲンサイもしゃっきりと油通しをされていて
青くもオイしいですし、
淡白な、でも滋味深い味わいの大降りでごろごろ入っている豆腐。
うむ。これは四川ですよ。

レギュラー陣の、大降りのカボチャはしっかりと素揚げされ
かぼちゃのアマ味と、油の組み合わせが絶妙な味わいを出していますし、
にんじんは、スプーンでも無理なくさくっと切ることができるくらい
柔らかに煮込まれているアマくなっていますし、
ぶっといナスは、固めに調理されているものの
ジューシーな汁と、吸い込んだ脂で美味しくなっていますし、

水菜は、カレーの表面をおおってその彩りだけでなく
シヤキシャキな食感と、体が内側からきれいになりそうですし

油をすったピーマンもアオくしっかりとした味でアクセントをつけてくれますし
たっぷりと入ったきのこ類もうまみの塊。
しめじは食感とうまみを存分に楽しむことができますし
クニクニした食感とともに、プリッとした、歯を立てた時の食感が
これまたはんぱねープリプリな感のきくらげ。

吉田戦車さんの漫画「甘えんじゃねえよ」の中で
みっちゃんのママがみっちゃんに、
キクラゲをペンギンの肉と騙してからかう話が在りました。

そんなことを思い出すくらいプリプリな食感のものが
これでもかというくらいわさわさとたっぷり入っています。

さらにトッピングした舞茸も、いつもの舞い上がるレヴェルです。

これらがまた、絶品スープとあうことあうこと。

具をしっかりと受け止めるご飯と
個性的なカレーとの組み合わせもいう事なしです。
最初は、スープと、ご飯を交互に食べて、味わいを確認して
続いてスープにご飯をひたしてたべて堪能して、

スープカレー終盤のオタノシミ
とっておいたゆで卵の黄身をスープに溶いたあと

残ったライスを、残ったスープに投下して、レモンをしぼって
ついでに残った水にも軽くレモンを絞って一気呵成にかっこみます。

滝汗もとまりませんし、この滝汗がしたたるところもこみで
カレーの味わいのひとつ。

完食したあとタンブラーの水を一気飲み
滴り続ける汗も味わいのうちです。

これは、麻だし辣だね、と「ラーメン発見伝」に出てくる有栖涼さんみたいに
大仏顔でぷはーっと言ってしまいます。
ごちそうさまでした。




ちなみに店内で、カレーを待っているときに、
地元のおいしい店情報が充実をしている「asatan」誌の
来月号を見て気になったのが来月の奥芝さんのマンスリーカレーです。

「EAT!!SHOPS 食べる!! お店情報 54 shops」のコーナーには、

「12月の限定 ソーキ入りカリー 1280円
沖縄名物「ソーキそば」ならぬソーキ入りカリーがマンスリーに登場。豚軟骨の肉
〔ソーキ〕をやわらかく煮込み、カリカリとした軟骨の食感と中までしっかり味がしみこんだ大根が絶妙。近日オリジナルメニュー一新予定。お楽しみに」

とありました。
来月、旭川に行く予定って、ないんだよなぁ、残念。
にしても、オリジナルメニュー一新というのも気になります。
私、気になります。

と、いうことで、次に奥芝さんに行く楽しみができました。






☆「奥芝商店 旭川亭」(旭川市旭町1条13丁目2146-14)
◇営業時間◇ 11:00~15:00/17:00~23:00
(22:00LO スープがなくなり次第終了)
◇定休日◇ 不定休 ◇駐車場◇ 有り
◇電話◇0166-51-1100





















あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


ラジオにあったコーナー「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」をクリックしてくれれば、
見ることができます。

かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
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