2012.11.28 長げーよ!!
気がつくと11月も残りわずか、ということで今年もラストスパートです。

こんな年の瀬に選挙ですね、選挙。
なんとか、マシな方向に国を導いてくれる人が政権を担当してくれることを
切に願いたいと思いますし、自分の一票も大切にしますよ。

さて12月を含む冬の選挙は、衆議院議員選挙としては、29年ぶりです、
前回は1983年11月のいわゆる「田中判決解散」を受けての12月18日の選挙でした。
だから、道内の選管は、冬期間の大規模な選挙に対するノウハウがなくて
混乱している旨のニュースを目にしました。
なるほど、さすが北海道ですね。

さて、19983年の当時、私はまだ選挙権のない学生でした。
が、選挙には大変興味を持っていました。
それは、実はこの半年前に、参議院議員選挙で比例区の選挙がはじまったのですが
そのときたまたま見ていた政見放送で、のっけから「私は地獄から来た神の使いです」
とのたまう候補が出てきて、〔朝7時台で、朝食をのどかに食べている食卓が一瞬凍りつきました〕
しかもその日に学校に行ったら「アレ、見たか」「見た見た」なんて会話を友人としまして、

当時は当たり前ですがYOUTUBEなどはないので、
もう一回見ようと結構テレビの前に張り付いていましたら、
今までの政見放送の概念を覆すような候補が次々にあらわれたことから、
ヤジ馬的選挙ウォッチングがはじまり、
それに呼応するように、その後も、見ての通り、様々な主張をされる
政党があらわれました。

それ以前から、都知事選では個性的な候補が出てきていてトンデモな主張をするのを
ビートたけしがネタにしていたりしたのですが、
これらの政党は、政見放送も面白ければ、選挙公報も興味深いので、
すっかり夢中になったというわけです。

このときの参院選で議席を獲得したのが、
自民党・社会党・公明党・共産党・民社党・新自由クラブ民主連合
サラリーマン新党・第二院クラブ・税金党・福祉党・沖縄革新共闘会議で
その他比例で候補者を立てたのが、

無党派市民連合 田中角栄を政界から追放する勝手連  MPD・平和と民主運動
自由超党派クラブ  教育党  日本国民政治連合  雑民党  日本世直し党  世界浄霊会
でしたが、中でも、そんな多士済々際の勢力のなかで
名前的にも政見放送的にも選挙公報的にもインパクトが強かったのは、
「田中角栄を政界から追放する勝手連」でしした。

この政党は福田拓泉〔勝美〕氏が主宰していた政党で、
今の時の選挙で比例の得票数では20万票集めて11位になります
1位自民党・2位社会党 3位公明党 4位共産党 5位民社党
6位サラリーマン新党 7位福祉党 8位新自由クラブ民主連合
9位第二院クラブ 10位 無党派市民連合の次ですから
〔9位の第二院クラブまで議席を獲得しています。〕
当時の田中角栄氏に対する国民の関心が高かったことをうかがえます。
参院選後に解散した衆議院も、前述どおり、田中判決解散ですから。

この後、福田氏は
「正義と人権を守り明日の日本を考える救国斬奸党」や、
「全婦会救国党ミニ政党悪税消費税反対大連合」などで参院選に出馬します
また、福田氏とともに政治活動をしていた妻の福田撫子氏は
「全婦会~」が立候補した時に同じく立候補した
「エイズ根絶性病撲滅国民運動太陽新党」にも協力をしています。

で、なんでこんなことを思い出したのかというと、ひとつは「太陽の党」です。
この泡沫臭漂う名前を聞いたときに、「太陽」って使った泡沫政党ってなんだっけと
思い出せるような出せないような気持ち悪い状態が続いたということで調べたところ
最初は、羽田元首相がつくった「太陽党」にあたったり、
安西愛子さんの「太陽の会」にあたったりしましたが、
ようやくたどり着いたのが、この政党で、確認していくなかで
政見放送のパフォーマンスとともにいろいろないきさつとともに、
思い出したということです。
当時、今はなき「Emma」誌でも、深作清次郎、品川司、石川八郎
南俊夫といったメンバーとともに、ミニ政党の特集をされていたような気がします。

さらに、亀井・山田両名で結成した「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」や、
これが減税日本と合流して「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」になるいきさつや名前を見て、

「なげーよ」

というツッこみを、三村か「じょしらく」のマリィさん〔cv佐倉綾音〕に入れられること
ウケアイの党名を見たときに、
福田氏が代表をつとめたモロモロの政治団体のことを思い出したというわけでした。

ちなみに、現在は、供託金と、没収点が
 衆議院比例代表 600万円 (当選者の2倍を超える人数分)
 衆議院小選挙区 300万円 有効得票総数÷10
 参議院比例代表 600万円 (当選者の2倍を超える人数分)
 参議院選挙区 300万円 有効得票総数÷議員定数÷8
になってしまったので、よほど財源が豊富でなければ政党の結成はできませんが、
今より供託金が安い段階ではいろいろな政党がありました。
そんな政党の減少と供託金の上昇が顕著にリンクしているのが参議院で、
これまた面白いです。

以下は、参院選で比例が始まった2度目以降のミニ政党の一覧です。

第14回 1986年
税金党 サラリーマン新党 第二院クラブ 新自由クラブ 福祉党 年金党 老人福祉党
社会を明るく住みよくする全国婦人の会 社会主義労働者党 日本みどりの党
MPD・平和と民主運動 教育党 日本世直し党 日本みどりの連合 雑民党 民声党 環境党
日本教育正常化促進連盟 世界浄霊会 正義と人権を守り明日の日本を考える救国斬奸党
協和党 大日本誠流社

第15回 1989年
第二院クラブ 税金党 スポーツ平和党 サラリーマン新党 進歩党 年金党 新自由クラブ
ちきゅうクラブ 福祉党 老人福祉党 原発いらない人びと みどりといのちのネットワーク
太陽の会 新自由党 社会主義労働者党 国会議員を半分に減らす会 緑の党 UFO党
教育党 人間党 日本世直し党 全婦会救国党ミニ政党悪税消費税反対大連合 新政クラブ
MPD・平和と民主運動 環境党 大行社政治連盟 エイズ根絶性病撲滅国民運動太陽新党 
日本青年社 政事公団太平会 雑民党 道州制推進会議 世界浄霊会 日本国民権利擁護連盟 
大日本誠流社 主権在民党

第16回 1992年
日本新党 スポーツ平和党 第二院クラブ 社会民主連合 老人福祉党 年金党 新自由党
風の会 モーター新党 希望 発明政治 全日本ドライバーズクラブ 教育党 平民党
国民新党(2005年結党の同名政党とは別) 国民党 進歩自由連合 環境党
中小企業生活党 日本世直し党 日本国民政治連合 日本愛酢党 文化フォーラム
「開星論」のUFO党 国際政治連合 表現の自由党 雑民党 平成改新党
フリーワークユニオン 地球維新党 政事公団太平会 世界浄霊会 大日本誠流社

第17回 1995年
新党さきがけ 第二院クラブ スポーツ平和党 平成維新の会 日本福祉党 平和・市民
さわやか新党 新自由党 青年自由党 全日本ドライバーズクラブ 教育党 国民党
みどりといのちの市民・農民連合 新しい時代をつくる党 「開星論」のUFO党
日本世直し党 憲法みどり農の連帯 雑民党 世界浄霊会

〔この間 供託金の値上げ〕

第18回 1998年
新社会党 新党さきがけ 女性党 第二院クラブ 自由連合 スポーツ平和党 青年自由党
維新政党・新風

第19回 2001年
保守党 自由連合 第二院クラブ 新党・自由と希望 女性党 新社会党 無所属の会
維新政党・新風

第20回 2004年
女性党 みどりの会議 維新政党・新風

第21回 2007年
新党日本 国民新党 女性党 9条ネット 維新政党・新風 共生新党



なるほど
と考えると、供託金は安いほうがヤジ馬的には面白いですね。


ただ、かつて日本史で大学受験をした受験生であり受験勉強をした時に
教科書の見返しに載っていた政党の変遷を丸暗記した身としては、

現在の衆院選の議席を巡っての政党の集合離散って
10数年後の受験生は覚えなきゃいけないことになるのか、

それ以前に新進党の成立と分裂の過程でできた諸々の政党
たとえば新進党と自民党の間に埋没することをおそれた、
社民党とさきがけの連合体である「旧・民主党」とか
新進党から分かれた「自由党」、「新党平和」、「フロムファイブ」、
「黎明クラブ」「国民の声」「新党友愛」「改革クラブ」
さらに「太陽党」「国民の声」「フロムファイブ」が合同した「民政党」なんてのまで
覚えなきゃいけないのか…
もし、そうであるならば、受験生に同情します。
というか、そんな重箱の隅をつつく問題を出す関係者を軽蔑します
というべきか。

新政党から新進党を経て民主党ができる流れも、
今回の第三極だか第四極だかの問題も、日本政治史のなかでは反面教師というか
あだ花のような存在であってほしいですからね。


と、いうことで、私自身は今回も、自分の一票に責任を持つとともに、
有権者の義務をより果たすべく、一番最初に投票し零票確認をしたいと思います。
ちなみに零票確認とは、投票開始前の施錠されていない投票箱の中を、
投票管理者のほかに選挙人=投票者にも見せて、投票箱がカラであることを確認することで、
公職選挙法。第34条で定められています。
確認をすませると、目の前で施錠されて、選挙がはじまります。

富良野では3回ほど経験したのですが、今の住所ではまだなので、
ぜひ今回は零票確認したいですね。
でも、富良野では朝6時40分ごろにいったら大丈夫でしたが、
ここは何時なのかな、ま、同じくらいの時間に行って見ます。

そんな朝早くから、開票速報の番組をビールを飲みつつチャンネルカチャカチャしながら
深夜まで見ること必至な12月16日は、長い一日になりそうです。





かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
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