さて、さとうの丸メンチとカヤシマのナポリタンのワクワクセットで
腹を満たした我等。池袋でホテルにチェックインしたあとに、
ホテルの部屋で少しだけファイターズvsホークスを見た後、
この日に買ったティーシャツに着替え、臨戦体制で、ふたたび初台へ。

そこで、梶浦由記さんの演奏にトークに加えて、
FBM、ゲストさんとの阿吽の呼吸ぶりもばっちりな
Yuki Kajiura LIVE Vol.#9 "3 days special"
「DAY-2 Sound Track Special」の「すばらっ!」な出来に大満足して
京王新線から埼京線の人となり、ホテルへ帰還します。

この日のホテルが池袋なのは、初台から比較的近い新宿が取れなかったのに加えて、
打ち上げでいきたい店が数軒あるのが魅力ということで向かいました。

池袋に到着したのは8時前後ということで、ちょうど夕食時間
街はなかなかのニギワイでして、僕らの宿泊するホテルのある池袋北口も同様。
そんな北口をぶらぶらしながら、打ち上げ兼、夕食にむかったのがどこか??

そこが、僕も、同行者である畏友p氏も大好きな「食の軍師」に出てきた
池袋のとんかつ屋「とん三郎」のモデルとなった寿々屋さんです。

僕は、昨年の11月以来、当然p氏は初めてです。

「軍師」のトレンチコートの男、本郷氏は、前夜が「ワカメそばとかやくご軽く飯一膳」
当日朝が「ジャムトースト2枚とスープ」で、昼のとんかつにそなえていまして、

私は前回訪問したときには、朝はコンビにレタスサンドと缶コーヒー、
昼は忙しくて抜きということで、「この夜のとんかつのために!!」そなえ、
おなかがペコちゃんにかけては、本郷氏には負けていない状態を作るという
勝手にバトルモードになっていました。さすが軍師のとんかつ屋

が、この日は前述のとおり昼飯はさとう~カヤシマと満腹コースでした。
しかも二人でタラフク揚げ物食べていたし。
はたして大丈夫か、と思いましたが、ライブでコーフンしている間に
みるみる消化がすすみ、カロリーが消費されたようでした。

私は学生時代まで実家のあったところから、都内に行くとなると、
まずは池袋に行かなければなりませんし、
高校時代からツルんでいた友人が池袋の予備校に行っていたり
大学時代の仲がよかった友人が、下赤塚とか和光市に住んでいたということもあり
本当に池袋ではよく遊んでいました。

畏友p氏も都内の大学に通っていたときに、すんでいたアパートの関係で
ここら辺にはよく出没したようで、スゴくなつかしそうであります。

そして、変化の多い池袋北口でもここらへんはあまり変わっていない
R会館を横目に歩くと、R会館のウラに「とん三郎」のモデルとなった
寿々屋さんがあります。

何百回も、マンガで見た入り口には、すでに先客が8名くらい並んでいます。
しかも、外国人同士のお客さんも「TONKATSU HAHAHA」などといいながら
談笑しながら並んでいます。

ここで、ゴローちゃんなら「並んでまで食べるものでもないし」
というでしょうが、この日の選択しのうちの一つ、「辛いよ」でおなじみの
中国家庭料理 楊2号店さんでも似たような状況だろうということで、
p氏の了承をとったあとに、そのまま並び続けます。

と、いうことで待つことしばし。
その間もお店の人が何度か出てきて、「お待たせしてすいません、」と
声をかけてくれます。なかなかな気配りです。

中へ通されますと、入り口よりの手前のカウンター席に案内されます。
目の前には、カツを上げている職人のかたがいて、
「お待たせしてすいませんねぇ」と声をかけてくれて
この気配りもさすがだと感じます。

店内は清潔な白木のカウンターやテーブル席があって、
穏やかな照明もいい感じで、落ち着ける高級感があります。

てんぷら屋さんでもそうですが、油ものをあつかっている店でありながら
あまりカウンターなどに油感がしない清潔感があるお店って、
それだけで、お客さんに対する心遣いがきちんとしているような感じがして
ウレしいです。
と、いうことで、そこに腰を下ろして「荷物は上へどうぞ」などといわれたので
荷物をあげて、メニューを見ていると、さっそくアタタカいお絞りを持ってきてくれます。


メニューに
「名物 メンチかつ定食」〔なんでわざわざこれだけ名物と書いてあるのか?〕
とか
「特製 かつ丼定食」 〔かつ丼なのに定食って?〕
とか
「美味 自家製いかの塩辛」とか「オムレツ」とか「絶品ぬか漬けお新香」などが
気になるところだと前回言いましたが、

ワタクシは、そんな気になるメニューから
「名物 メンチかつ定食」を

畏友p氏は、「軍師」どおりのメニューで
「ロースかつ定食の上」を注文
それから前回、メンチなどと同様に気になった「オムレツ」を
二人でシェアしよう。

さらに、我等、酒にキタない日本人なので
サッポロビールの大をお願いしました。

本郷氏はビールを先に注文した後、
「上ロース定食、お新香だけ先、御飯みそ汁後からでお願いします!!」と、
ぶあっと注文をしていますが、
ワタクシたちはそこまではせずに、一気に注文をしました。

そしたら、お店の方は
「ご飯と味噌汁はあとから持ってきますか?」などと聞いてくれました。
が、ま、そこまでのコダワリはないので、「いえ一緒でいいです。」と言って
ライブの感想などを語りながら待つことしばし、

前回は、お店の方が「待っている間、よろしかったらどうぞ」と言って
「週刊文春」なぞを持ってきてくれましたが、それはお一人様用の
サービスのようです。

ビールでのどをうるおしながら待つことしばし。
うまいね、ビール。久々の水分が染みますね。

そして、「オムレツ先でよろしいですか」とお店のかたに聞かれたので、
肯定すると、黒いフライパンで作られるオムレツ。
バターの香りと卵が行かれるにおいがいい感じです。

ということで、まずはオムレツ登場。

その前に「これに取り分けてください」というわけでしょうか。
黒いおさらにキャベツだけを持ったお皿が出てきて、
そんな黒いお皿によく会う色合いの黄色い紡錘形のオムレツです。
添えられている野菜とのコントラストもいい感じであれば、
焼きたてアツアツのやつに真ん中から包丁が入れられていて
二等分されています。

何から何まで、気が利いています。

さっそくそんなオムレツの半分をおさらに乗せようとすると
割れ目からはふわっと白い湯気があがります。
ここもいいですね。

そして、まずは何もつけずに一口いきますと、
口の中でとろけます。

表面はあくまでも昔風のしっかりと焼かれているオムレツですが
中は半熟の卵がとろっと流れてきますし
全体的にしっかりと焼かれた部分も、ふわっと膨れて
おいしくなっています。この卵の味わいもよければ、
バターと卵の相性のよさを再認識させてくれます。

これこれ、これですよ

p氏もオイしさにビックリしながらいただいていますが、
ビックリするのはまだ早いよ。

そして、さらに待つことしばしで、とんかつとメンチカツが登場。

漆黒で重厚なタイプの皿に乗せられたのが、
堂々としたとんかつやメンチカツとふんわりと盛られたたっぷりのキャベツに
ワンポイントアクセントであるからしのコントラストがいい感じです。

これが、「素晴らしい!!輝いてる!!」のとんかつと、同じ手法で揚げられたメンチです。

衣の狐色が濃いので、高温揚げされているのが伺えます。

「最初はソース以外でおためしください」などとお店の人にいわれましたので、
ワタクシは、昼のさとうの例もあるということで、
「二番目にちいさいメンチに当たりをつけて」何もつけずにいただきます。
軽く持ち上げると、断面からふわっと白い湯気が上がるのは
とんかつとかオムレツと同様で、いいですね。

一口いただくと

!!

まずは、表面のサクサクした衣のクリスピーな歯ごたえと
軽くかむだけでも中から肉滴があふれでてきて、
衣の感触と肉の味と肉滴の味が口の中でハーモニーを奏でます。
しかも、このミンチがしっかりと挽かれているので、繊細な歯ごたえがらも、
肉の野趣にとんだ味わいもしっかりしていて
しっかりと肉食っている感を満たしてくれるのです。

今日の昼、生涯一のメンチカツを食べたばっかりですが、
その半日後に、一位が更新されました。
と、いうか、お肉屋さんのメンチであるさとうの丸メンチとは
目指すべきき方向性が違う料理に感じるのです。

さとうさんはさうさんで、あの粗挽き具合とか、たまねぎの甘みとか
全体的に獣食っている感満たしてくれる味わいが素敵でしたのですが、
このしっかりと挽かれたお肉の味わいってのも、たまりません。

こりゃあスゴいや。

となりでp氏はp氏で、
「二番目にちいさいカツに当たりをつけて、レモンと塩で食せ!」
ということで、レモンをちょいとしぼり、塩をふって、持ち上げたら
ぶわっと湯気が上がった様子をみて、感動していたり、
食べたら食べたで、
ナニコレ?( ゚Д゚)ポカーン  って感じで、その味わいと芳醇さにビックリしながら
カツをいただいています。
いいリアクションだなぁ。
中は淡いきれいな肉の色で、繊細な感じで火が通されているのを見ながら
本郷の言った、神々しい断面!!という表現を追体験しています。


さて、ふた切れ目
これは、もう一口、さっぱりとした感触でいきたいので、
塩レモンでいただきます。

カウンター上には、伯方の塩の後ろに醤油差しがあります。
陶器の入れ物に入ったソースは中濃タイプ一択で、七味もあります。

そうそう、定食と一緒に出てきた豚汁に、問答無用で七味なのは
道産子であるわれらです。


これは、もう一口、さっぱりとした感触でいきたいです。
と、いうことで、カツでは一番小さい国を「ウスタジャブシャブカラシベッタリの計」で
ジャンクに攻め落とすところ、どうせ逆側は、最後に「寝かす!!」食いをするので、
しおレモンでいただきますと、
この脂の味と肉の味をさりげなく盛り上げてくれる、
伯方の塩とさわやかなレモンの風味がこれまたいいです。

p氏は、メニューのうらに書かれている、お店の人の考え

「「好きな食べ方が一番おいしい食べ方」
 というのが私の持論です。
  しかし「塩にレモン」も、
 一度お試しいただければ嬉しく思います。
  また「醤油にレモン」をかける召し上がりかたも、
 慣れると病み付きになります。
  ちなみに私は、昔からの醤油党です。 」を試して、また感動していました。

そして、ワタクシ塩レモン、p氏醤油レモンの前に、
もう何度もこのブログで書いているのか、本家本元で「寝かす!!」食いです。

「反対の端の一片に
とんかつソースを
たっぷりとたらして

食事後半まで…

寝かす!!

マグロのヅケよろしく
衣のソースをしみこませるのだ」

ですよ。本場での「寝かす!!」食い。これは、楽しみだ。p氏も楽しそうです。

そして、寝かすの仕込みが終わったタイミングで
「これ、スゲーっスよ」といいながら、真ん中ぐらいのカツをクレたので
ワタクシは、メンチを進呈いたします。そして、

「どう、さとうと比べて」などと聞くと
「いやー、さとうはさとうでウマいですが、なんつーかベクトルが違いますよ」
とのこと。ナルホド。

僕も10ヶ月ぶりの、こちらのロースかつとの再開で
感動の味わいにジーンとしながら、塩レモンメンチの
さっぱりとした味わいと繊細さを味わい、
続いて、自分のメンチに醤油をちょいとたらして、レモンを軽くふって
もちあげると、まだぶわっと湯気が立ち上ります。

そして、ジャクッと衣を食いちぎると、
「ここのとんかつ 醤油で食うのもイケルのよ」とは、本郷氏の
かつを食べるときのリアクションですが、メンチも同様。

塩よりも味わい深いところが、メンチの細かく挽かれたお肉ともいい感じです。
というか、端っこでも普通にウマいんですね。

でもって、このあとはカツ同様「豚下三分の計」でいただきます。
ま、寝かした端っこ以外は2つしかなかったので、
塩からしレモンと、しょうゆからしレモンでいただいたのです。

これは、本当に幸せですね。

全体的に軽くレモンをふったせいもあるのですが、
すごくさわやかに味わいのバリエーションが楽しめて、
一皿なのに、とても楽しいのです。

肉自体がいい肉に加えてしっかりと挽かれているので、
そんなにアブラアブラした感じがしないで、これなら昼も夜もメンチで
ぜんぜん問題なしです。

これはいいですね。
しかも、メンチの味わいを盛り上げるために、
カツを食べている合間にも、ビール、キャベツ、ライス、お新香、味噌汁を
逐次投入しております。

ライスもほっこりと丁寧に炊かれていて、一粒一粒立って輝いています。
ふっくらとしたキャベツはみずみずしく、軽く塩をふっても甘みが出ますし、
ソースのウマ味も受け止めます。
お新香はキャベツのきゅっきゅっとした歯ごたえがいい感じの浅漬け
七味をぱらりとした豚汁は、お皿の上のお肉と豚がかぶってますが、
汁自体が上品な味わいなので、あまり気になりません。
〔軍師の中では、お新香と味噌汁はそれぞれ違いましたが、ま、これはこれで。〕

また、途中何度か「御飯やキャベツのおかわりはいかがしますか?」とか
「暖かいお茶かお水をお持ちしましょうか?」などと
店員さんに声をかけていただきました。

涙の出るような好アシスト。この繊細な気配りもいいですよ。

が、幸せなときは長くは続かない。

食い進めるうちに次第にお皿の上は当然のように減ってきて

あれほどニギヤカだった皿の中が次第に寂しくなっていきます。

まるでこれは、泉昌之さんのデビューマンガ「夜行」の中で
駅弁を食っている本郷氏のようではないですか

でも、あのオチは、とっておいたカツと思ったものが
タマネギだということで大ショックを受けるというモノでしたが

そんなサプライズは当然なく

皿の上に残った衣のかけらを白飯の上にふりかけのように
かけていただいたりして、御飯の量を調整したりして、満を持したところで、

「寝かす!!」メンチカツと白飯をほおばります。


「ヅケ豚シロ飯メチャ旨!!

B級的A級で天下統一!!」



大変楽しかったのです。

前回訪れたときには、軍師好きの畏友p氏あたりと訪れたいと思いながら
こちらをあとにしたのですが、念願かないましたし、
p氏も大満足な雰囲気でありましたので、よかったよかった。

会計をすまそうとすると、
「お待たせしてすいませんでした。たくさん食べていただいてありがとうございました」
などと声をかけていただきました。

やはり、気が利いているなぁ、と最後までいい気分のまま
ホロ酔いの体で、池袋北口の町をホテルへむかって歩いたのでした。

食べるところも、ライブもすべてが「すばらっ!!」な一日を締めくくるのにはふさわしい一日でした。

そして、翌日は北海道へかえるだけでしたが〔まだ、ライブが一日残っているので
気分的には泣く泣くですか〕
次の日にも、「すばらっ!!」なことがありましたが、

それは、また後日です。





かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
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