羊蹄山麓に季節の変化を告げてくれることの一つが、
今まで冬季閉鎖だった周辺の道路が相次いで開通することです。

ニセコパノラマラインとともに、開通が遅いのが、
倶知安街中から五色温泉へ抜ける道ですが、
今年の開通後、しばらくしましたが、
そこを利用して、五色温泉へとむかいました。


山菜取りのために入山している車が多いのは、このシーズンならでは、
そんな人がさして広くない道の真ん中を歩いているのも計算には織り込み済みです。

が、そんな前情報だけでなく、自転車でこの道を走破しようとしている人とか
それこそ走っている人とかが予想以上に多く
車一台がようやくすれ違えるような道を丁寧に丁寧に走ったのです。

ま、私が働いている職場の同僚にも、同様な趣味を持っている人もいましので
納得ですか。

でもって、五色温泉に無事到着。

前回は、昨年の八月に「山の家」さんにお世話になっていたので、
今回は「五色温泉」さんです。

厨房で湯銭を払い、からまつの湯の脱衣場へいくと、運よく先客がいないようです。

中へ入ると、その硫黄の香りがぷんぷんとする蒼白く濁ったお湯が湯槽のへりから
ざんざんと流れ出ています。

この蒼白くにごったお湯と、入ったらしばらく香りがとれないほどの
インパクトある硫黄の香りが、五色のキモです。

しかも、そんな温泉が貸切ですから、最高ですね。

さらに露天から外を見ると、手が届くような近いとこに残雪があります。
こちらの露天って、冬場にいくとそのそそりたつような雪庇に圧倒されますが、
そんなすごさを少しだけ感じさせてくれる、名残のかわいらしい残雪です。

というわけで、そんな極上の湯に身を沈めたり、
露天の風情を味わったり、中へもどって道南スタイルを楽しんだりしながら、
一時間ばかり滞在をして、温泉を味わいつくしたのでありました。

さて、その次は帯広にむかったのですが、この日は旭川から帯広へ抜ける
コースを選択しました。

そこで、北十勝でもっともお気に入りの温泉へとむかったのですが、
お宿の前まで行くと、車が一台しかとまっていない。

時間が時間だったからかなぁと思いながら、入り口に行くと
「本日休業」という張り紙が…

なるほど、休業ならばしょうがありません。

こちらのスタッフの方も高齢なのでしょうがないのかなと思いつつ、
車を南に走らせて、むかったのが、糠平のサグラダファミリアルと勝手に呼んでいる
行く度に違った顔を見せてくれるのが、業者を入れずにDIYで
マイペースで改装をしている「富士見観光ホテル 中村屋」さんです。

約一年ぶりの訪問です。新たに雰囲気のあるイラスト入りの
大きく新しいのれんがお出迎えをしてくれました。

感じの良いフロントで、湯銭を払いますが、そのとき
「今、露天風呂、清掃中で入れないのですが、よろしいですか」
とのことです。

こちらは内風呂も風情があってよろしいので、ぜんぜん問題なく
脱衣場へ。

こちらは、「富士見観光ホテル」時代、そのままとおぼわしき
タイル貼りの湯槽で、「スカシカシパン」の体に描かれたみたいな
鋭くない星形の湯槽が、モダーンな感じで、
瀬戸瀬温泉ホテルにも通じる昭和モダンな浴室と
木がふんだんにあしらわれている浴室が日替わりで楽しめますが、

今日は重厚な感じの木のお風呂です。

内装の一面に張られている木だけでなく、湯槽の縁とか中とか、
ぶっとい自然木がベンチのように使われていて、
湯槽に沈んでいるのもいいですし、

上を見ると、東北の民家みたいな太い梁とか
屋根裏みたいな三角形に組まれた天井などが、上品でいいです。

内装に使われている木の香りとお湯の香りが混じったのも
なんともいえない大好きなシチュエーションです。

木の香りとお湯の香りがまざる上品なお湯というと、
湧駒荘とかカミホロ荘を思い出します。

木の湯槽からは糠平ならではの透明なお湯がざんざんとあふれています。

しかも、このときも貸切でしたから、お湯に身を沈めたり、
道南スタイルを楽しみながら、一時間半ばかり滞在。

道南スタイルをすると、その高く開放的な天井の風情と
天井に湯気が時間をかけて描いた模様の美しさと
湯気が粒になって漂うところなどが見えて

心から、ゆったりできます。

いいお湯でした、


次に訪問するときは、大木をいい感じで生かしているこちらの露天で
お湯がちょろちょろと流れる音のみが響く風情を楽しみたいですね。

その後、糠平の鉄道記念館などを味わいながら帯広へとむかいました。


ちなみに今まで入った温泉については
左側の欄にある温泉三昧をクリックしてもらえれば
見ることが出来ます。

よろしければ。


かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした
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