道内の国道を走っているときに、ふとお腹がすいたのです。

そのときに、この近所で、某個人運営の食いしん坊グルメブログだかサイトの中で、
北海道でも屈指という、高評価を受けたということで、地方紙にとりあげられている
お店があるのを思い出したのです。

僕もそのジャンルの食べ物は、好んでよく食べに行くので、
期待まんまんでむかったのです。


まずは扉を開けて中に入ると、

??

食べ物屋さんにはそぐわない匂いがします。

??

こちらは、そんな香りのする食材を扱っているお店ではないのに。(腐乳とか、熊本風トンコツとか…)

向かったのは昼下がり、少し遅いお昼ご飯という時間帯ですが、
カウンターでは作業服の方がくつろいでいまして
なにやら、お店の人となかよし風で声高に話しています。

僕は、カウンターの横にある大きめのテーブル席に腰を下ろして、
メニューを吟味します。

そして、オーダーをすますとメニューがおかれているテーブルは、
昭和のようなビニールで出来たテーブルクロスが敷かれていますが、
なんだかぺとぺとします。

テーブルについて、なんだかぺとぺとと言うと、自然食の店をディスるゴローちゃんを思い出しますし、
自然食の店については、「ぬれぎぬだ」と、昨日買って、面白く読んだ
「マンガ食堂」〔梅本ゆうこ 著 リトル・モア刊〕にも書かれていました。

が、こちらのお店は、「かもしれん」というレベルではなく、実際にぺとぺとしているのです。

うーむ、と思いながら、周囲を見渡すと、カウンターに腰を下ろして
お店のかたと会話をしている人の足下に、
その作業員の方の物か、お店のものなのか判別がつきませんが、
プランター用の土か、肥料の袋かいずれかが、中身が入った状態で二袋分おいてありました。

これか、食物店にそぐわない匂いの原因は。

カウンターの下に置くとか、しかも、目に付くところって






さらに、周囲を見回すと雑然とおいてあるコレクションとも私物の延長ともつかないものが
あちこちにおいてあります。

よくコレクション然として並べられている店があるけどそういうのではなく、
窓際から、カウンター周りにいたるまで、なんか無秩序に置かれているのです。

しかも、こあがりの座敷席には、こちらの方の私物か常連さんの私物なのかよくわかりませんが、
作りかけのポップのようなものが広げておかれていまして、
すっかりプライベートの空間が店内まで侵食している感じです。

ということで、ふー、と思いながら新聞に目を落として、
すっかりテンションが下がったまま、食べ物を頂きました。

確かに、味はオイしかったけど、下がったテンションは戻らない。
しかも、多分僕自身、あまり注文しなれないものを頼んだので、判然とはしませんでしたし、
チキンな僕は問い合わせもしなかったのですが、
多分注文したものと、間違ったものが出てきた様子です。

その後も、新たに登場した常連さんと、色々な世間話をつづけているお店の方。
ある意味スゴい体験をさせていただきました。

しかも、さらに新規の常連さんが登場、こちらのかたも声高に店主の方とお話をいたします。

ということで、僕は食べ終わるや否や腰を上げて
お金を払って、こちらをあとにしたというわけです。

でも、この日たまたま店内に肥料袋がおいてあって、私物が雑然としていて、
声高な常連がいて、小上がりが作業の途中風だった、
そんな日だったのかもしれませんので、もう1回いって
判断をしたいと思いますけど、

でも、お腹をこわしたりしないぶんだけ云々と
「あなたの町の生きているか死んでいるかわからない店探訪します」菅野彰×立花実枝子 新書館
の読者である僕は思ったというわけです。

なんたって、この本には、サービスと称して賞味期限を大幅に過ぎたものを出すお店とか
そもそも使っている油が妙な匂いのする店とか
店内や座敷に乱雑に私物がおいてあって、ほじくるとトランクスが出てくる店とか
家屋の三方を壁でおおって、ビル風にしていろいろごまかしている店とか

常軌を逸していて、よく営業停止にならんなというお店が
これでもか、これでもかという感じででてきまして

それを描写する菅野さんの文も立花さんの4コママンガやイラストも抱腹絶倒ものでした。

だって、お店いったあと、古い油や賞味期限切れの食品にヤられて
本気でブーたれて、お互いに悪口雑言の限りを尽くすにとどまらず
時と場合によっては、嘔吐したりしてるんですよ、この二人。

しかも、頼まれてもいないのに、「注文したメニューは完食する」
なんて自分ルールを作ったりして

このドタバタ感は、「水曜どうでしょう」とか「鉄子の旅」にも通じます。

ま、そんなネタになる店に行ったと思えば、稀有な体験をしたのだと思いますが。




そうそう、鉄子の旅、と言えば、先日面白く読ませていただいた
「吹奏楽部あるある」〔白夜書房 刊〕のイラストを
菊池直恵さんが担当されていました。

ま、僕自身、吹奏楽部歴が長いので、ネタはクスクスを通り越して、ゲラゲラと笑ってしまったのです。

そして、菊池さんのイラストもきちっとネタとリンクしていたし、味があってよかったなぁ。


一読をおすすめします。









かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
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