☆カレーステーション ナイアガラ(目黒区祐天寺2-1-5 高坂ビル1F)

カープとスワローズの神宮決戦第一幕の前に、昼飯を入れに行ったのが、こちらのお店。

「食の軍師」[泉昌之 著 日本文芸社・ニチブンコミックス]の巻末に収録されている
「祐天寺食い」で登場するお店が、こちらです。

そう、トレンチコートの男、本郷がこちらを訪れています。
ということで、今回の、カープ戦と久住巡礼ツアーの昼食場所にと選択をしました。

東横線に乗って、祐天寺へ。ここに来るのって本当ら久々です。
予備校時代の友人が都立大学駅から徒歩5分のところに住んでいたので、
彼の家を訪れたときによって以来です。

その時からこちらのお店は評判でして、僕も鉄道が好きなので
はりきって寄らせてもらいました。


黄色に茶色の文字で
「祐天寺名物 鉄道ムードの店
カレーとコーヒーの店 ナイアガラ」と書かれている入り口と

入り口の本物のSLとか、本物の踏み切りとか、
ここだけ昭和が漂うレストランっぽいサンプルケースなどを見ながら、
少しだけ薄暗く、ゴールデンウィークの昼食時だけあって、混雑している店内へ。

さて、中に入って、食券 ではなく、乗車券を購入

メニューは

懐かし「昭和のカレーライス」 ナイアガラカレー 650円
新幹線に乗った「お子様カレー」 新幹線カレー 650円
辛さ50倍「大辛カレー」 超特急カレー 950円
洋食屋の「カレーピラフ」 ドライカレー 800円
「ゆでタマゴ」入り エッグカレー 710円
「とろけるチーズ」入り チーズカレー 800円
「フランクフルト」入り フランクカレー 850円
「ハンバーグ」入り ハンバーグカレー 900円
「ロースカツ」入り カツカレー 950円
「エビフライ」入り エビフライカレー 1,100円

サイドオーダー コールスロー 180円

トッピング 

チーズ 150
フランクフルト 200
ハンバーグ 250
ロースかつ 300
コールスロー+スープ 250
生卵/ゆで卵 60円

といったところです。
「祐天寺食い」の中で、本郷は「ナイアガラカレー」と「コールスロー」を
注文していましたが、ワタクシにとっては、ある意味勝負の日。
ゲンをカツいで、試合に勝つために、「カツカレー」と、「生卵」をトッピング。

辛さは

超特急 激辛 
 特に辛いのをお好みの方向き 100円増
特急 辛口  
 一般的な辛さをお好みの方向き
急行 中辛  
 大人の「甘口」です
鈍行 甘口  
 お子様向き(1歳くらいからOK)

から、特急を選択。


ちょうど昼飯時だったということで、四人がけの、
かつての鉄道のシートを利用したテーブル席は家族連れや鉄道マニアで
満席でしたので、カウンターに腰を下ろします。

と、僕の次に来た人とかからは、店の外に並びだします。
さすがの人気店です。と思いながら、周りを観察しながらまつことしばし。


それにしても、周りを見ると、現在廃駅になった北海道の愛国駅の看板とか
サボとか駅名票とか、ヘッドマークとか、SLのナンバープレートとか、
車内の調度品とか、模型とか、鉄道雑誌とか、運賃表とか、
駅の時計とか、みどりの窓口や便所の看板とか、照明、つり革とか
とにかく雑多な実際に駅や列車で使われた鉄道コレクションだらけ。

それに、こちらも「祐天寺食い」のなかでも触れられていましたが、
日本全国かもしれない駅長さんの色紙が、
天井からどこからと所狭しと飾られています。

しかも、店内できびきびと働いているスタッフの方は、男性も女性も
鉄道関係の制服を着ていますが、とにかく料理を運ぶだけではなく、
濃い鉄道話をしたり、「写真、とりましょうか」などと話しかけたりと、
とにかくお客さんとコミュニケーションをとりまくっています。

こんなのも、スゴいですね。

しかも、待っている途中に、壁に沿ってしかれている鉄道模型の線路の上を
カレーを乗せた鉄道模型が走る様を見てしまいました。これも名シーンです。

そんな感じで、待ち時間はあっという間に感じましたが、
カレーが登場いたしました。

白いお皿の上に、型抜きされたライスと、淡く明るい茶色いカレーです。
カツも威風堂々としていますし、ルーの海の中に浮く生卵もいいです。
スプーンがペーパーナプキンでつつまれていまして雰囲気ですね。

と、外で突然踏み切りが鳴り出しました。
時間を見たら12時でした。

そんなもろもろの小細工も楽しいなぁと思いながらカレーを一口いただきます。

おおお、これオイしくも、どこか懐かしい味。
このしっかりとしたうまみとコクが丁寧な感じで、
昭和で日本のカレーといった感じの味です。

「祐天寺食い」でも
「んー!! まさに昭和の黄色いカレー!! おいちー!!」と本郷が言っています。

なんでも、こちらのカレーの味は、マスターもとい駅長さんの
子供の思い出にあった母親のカレーの味がルーツだそうです。

が、確実に進化はしていて、そんなノスタルジーがベースに来ながらも、
単にもったりとした感じのカレーではないのです。

ほんのりと苦味走ったところもあり、
焦げっぽい香りをカレーのウマ味に昇華させた部分もあり、
そして、これが最大の魅力ですが、しっかりとスパイシーという、

喫茶店のこだわりマスターが作った、懐かしさの中に、ワイルドさとか
革新性とか、遊び心がある、そんな感じのカレーでありながら
しっかりとやさしいお味であるという

一口一口にコダワリがビンビンと伝わってきます。
この味へのコダワリも、鉄道グッズを収集するこだわりとあい通じるところが
感じられます。決して出来合いのカレーでは出せない味です。

そして、濃い狐色をしたカツです。
エッジがたっている感じの衣が主張するタイプではないですが、
見るからにさくっと揚げられているのがわかります。

上にかけられたソースも、「めしばな刑事タチバナ」で、タチバナがC&Cのカレーを
食べるときに、ソースをかけるがごとくです。

サクッといただきますと、この衣の軽やかさとともに
肉の味がしっかりとしていますし、肉滴はかむとじゅわっと出てきますし
脂身までしっかりとおいしいタイプ。

これは、いいカツですね。
こんないいカツは、せっかくの本郷播の招きで来たお店ですから
「寝かす!!」食いをしましょう。

「反対の端の一片に
とんかつソースを
たっぷりとたらして

食事後半まで…

寝かす!!

マグロのヅケよろしく
衣のソースをしみこませるのだ」

というのが、「寝かす!!」食いですが、
ソースのかわりにカレーを衣によくしみこませるべく、
一番端のカツをルーの海に沈めます。

それにしても、カツ以外にもルーの中のジャガイモとかにんじんとか
お肉とか、しっかりとした味がしていていいですし、
キドった感じではないですが、しっかりと、しみじみするおいしさです。

そして、後半のお楽しみ、第一弾。とっておいた生卵の黄身を
カレーで濃くなっている口の中へ「てゅるん」と如月食い。

そして、シメに「寝かす!!」トンカツと白飯をほおばります。

「ヅケ豚シロ飯メチャ旨!!
B級的A級で天下統一!!」


あー、おいしかった。
「ごちーそーさまでした」

見ると、カウンターの横には、僕が入ってくる前からずっとコーヒーを飲んでいる
鉄道好き風の二人が、お店のノートにいろいろと書きながらずっと談笑をしています。

それは、こちらのお店の居心地よさゆえですかね。

カレーへのコダワリやもろもろの暖かいサービスが愛されるし、
長いをしたくなるような理由なのでしょう。

と、外に出ると、昭和を感じるガラスケースが居心地よさそうな
理由がわかりました。

これって、国鉄時代のものが多いんだ。だから、そんなノスタルジーにもハマるんだ。
店内に据え付けられているグッズも大半が旧国鉄時代のもので、
そんなのもカレーをオイしくする効果的な舞台装置だったような気がします。


あと、後日こちらのお店の方のインタビューを見たら、
うちの切り札は「ドライカレー」と「コールスロー」と言ってました。

コールスローは本郷も食べていたな。

そういえば、名物店長さん ではなく駅長さんもお店に出ていなかったし。

と、いうことで次回は、ドライカレーと、コールスローサラダと駅長さんかな。

リベンジを期して、お店をあとにして、神宮球場へ向かったのでした。





☆カレーステーション ナイアガラ(目黒区祐天寺2-1-5 高坂ビル1F)
◇運転時間◇ 11:00~20:00(L.O)
◇運休日◇ 月曜・木曜日(祝日は運転・翌日運休)
◇駐車場◇ 駐車場無し ◇電話◇ 03-3710-7367







☆麺や秀雄(東京都新宿区霞ヶ丘町3-1 神宮球場)

さて、カープの連敗中。なんとか風向きをかえなくては、ということで
この日の先発、ルーキー野村投手の母校である明治大学の奮戦振りを見て
今宵の応援のパワーとかえるために、早めに神宮球場へとむかうワタクシ。

ちがいますね。

「孤独のグルメ」に出てきたウインナーカレーを食べに行くためです。

「孤独のグルメ」の主人公、井之頭五郎の甥っ子、太が出場している
甲子園の東京予選を見に行った時に、五郎が神宮球場で食べたカレーです。

7月の暑さとカレーの熱さにヤられてしまったせいで
上半身脱いだのでも有名な回でした。

さて、「孤独のグルメ」でゴローちゃんが座って野球観戦したのが、三塁側内野席
ここに出てくる神宮球場のウィンナーカレーは、三塁側内野席のお店のものです。

この日僕の持っているチケットは昨日同様外野の自由席。
外野席と内野席の行き来はできません。

なら、どこかで内野席に入らなければいけないじゃないかということで、
急遽、この日にやっていた、東京六大学野球を見に行ったのは、前述をしたとおりです。

遺跡のような荘厳なたたずまいが大好きな神宮球場の
三塁側内野席の入り口から中へ入りますと、お目当てのお店を発見。

まずは、内野席に行って座る場所を確保。
「がんばれがんばれフトシ!」の席は、丁度大学の応援席だったようで、
そこから、さらにバックネットよりの席で、少しだけ観客がウスいところを確保。

明治と法政のゲームで明治の勝利を見届けたあとに、いよいよ買いに行きます。

お店の雰囲気とかは、コミックや聖地巡礼のブログを見るとここですが
お店の名前が違うような気がします。

確か、「大宝」だったような。

数ヶ月前に見た神宮球場のHpにも、「大宝」の名前があったのですが、
現在見ると、「大宝」はありません。

??

「あの店のない神宮か…」などと、またインチキな名台詞が頭をよぎりますが、
とりあえずいただきましょう。

カレー関係のメニューは、

カレーライス¥600
大盛りカレーライス ¥680
ウインナーカレーライス ¥680

ということで、自販機で食券を買いカウンターに出します。

そういえば、自販機には
「この自販機はタイホウのものです」といったようなことが
書いてありました。

??

さて、食券を出すと、さして待たずに、ウインナーカレーが登場。

白く細長いプラの容器に入った、こげ茶色の濃い感じのルーと
茶色いウインナーが威風堂々と二本入っています。

ルーの中に垣間見える四角い肉の塊とかたまねぎも
ほっとできるアイテムです。

おー、これこれ

って、何がこれこれなんだか。

そうそう、セルフサービスの福神漬けを
下品にならない程度にタップリ入れる のも忘れずに
さきほど確保していた席へと戻ります。

どなたかも指摘していましたが、ウインナーの数が
原作のときから1本減っています。

ま、いっか

と、キリツグ風につぶやいて、とりあえず、ルーから。ぱくっと。

これは、しっかりとした味わいのカレーだ。

コクもしっかりとあるし、ウマ味もいろんな具から出てきているし
しっかりと仕込まれたカレーですし、こんな味わいのハーモニーに
のっかっているのが、パンチの効いたスパイシーさ

「暑くて 熱くて 辛くて…」
の辛くてのセリフは伊達ではありません。
パンチの効いたスパイシーさって大人の味わいだな。

という感じです。

この日はいい天気でしたので、あせもじわじわっと出てきます。
球場カレーとはいえアナドレナイです。
「味もなにもよくわからない」という感じではありません。

しっかりとオイしくいただけます。

そして、ウインナーです。

ウインナーカレーがスタミナのつきそうなところかどうかは
議論がわかれるところでしょうがまずは一口。カシュッと。

これも、オイしい。

だいぶ以前、どなたかか食べたレポートによると、
見るからに魚肉魚肉した感じのウインナー(でも3本)でしたが、
この茶色い色合いといい、皮のカシュッと噛み切る感じといい
なかからぷりっとした肉とともに肉滴が出てくるところとか、
魚肉じゃないですね。進化しています。

しかも、カレールーのせいかもしれませんが、
ウインナー自体に、ガーリックの香りを感じて、
これがまた、食欲をそそります。

そういえば、数多い神宮グルメの中で、ことさら目を引くのが
ウィンナー盛り合わせですから、そんなコダワリもさもありなんという感じです。

ルーの中のお肉も、赤身の部分とか脂身の部分とかのバランスもいい
いかにもな洋風カレーの中に入っているホッとできるタイプですし、
スパイシーで刺激的なカレーのなかで、テロっとなっている
ほんのりと甘いたまねぎもいいです。

改めて、球場カレー侮れません。

と、売り子さんがビールを持ってきたので、お願いします。

にしても、昼は「ヱビス」の生は売りに来ないんですね。

ということで、ビールでカレーをいただいて、額に浮いた汗をぬぐって

「ごちそーさまーでした。」

いい天気の下で食べるカレーは最高ですね。

「ここでは、青空がおかずだ」



その後は、がんばれがんばれフトシ!ファイトファイトフトシ!
かっとばせーウーチヤマ

って感じで、東大 対 慶応のゲームを見たというわけです。


ちなみに、神宮球場のHPには、麺や秀雄さんは
「昭和59年の創業以来、ラーメン・うどん・そば・カレーライスなどを丹精込めて手作りしています。
創業以来の変わらぬ味で、皆様に愛されています。球場でしか食べられないこだわりの味をどうぞ召し上がれ!!」
と書かれていまして、以前から営業していることがうかがえます。

昨年までは、球場内には大宝と麺や秀雄さんの両方がお店を出していましたが
現在は麺や秀雄さんのみ。

そして、こちらは、神宮いちょう祭りにも毎年出店されているそうですが、

2011年11月の神宮いちょう祭りの出店者リストには
㈱タイホウの名前はありますが、麺や秀雄の名前がありません。
■㈱タイホウ (ラーメン、焼そば、ポテト、フランクフルト、カラアゲ串、チャーシュー丼 他)

麺や秀雄(大宝)と書いてあるブログとか、
麺や秀雄の店舗の看板の上に「タイホウ」と書かれている写真もありましたし。

「㈱タイホウ」で検索をすると、「神宮球場での飲食物製造販売」などと書かれているページにもあたります。

まだ、ここのなぞは解けませんし、

そのなぞが解けるまでは「あの店のない神宮か」のセリフは
封印をします。





☆麺や秀雄(東京都新宿区霞ヶ丘町3-1 神宮球場)
◇営業時間◇ プロ野球(大学野球・高校野球)開催時
◇定休日◇ 野球開催時以外 ◇駐車場◇ 有り
◇電話◇ ??







あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


ラジオにあったコーナー「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」をクリックしてくれれば、
見ることができます。

かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
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