☆「カレーショップ インデアン まちなか店」の持ち帰りカレー
(帯広市西2条南10丁目)

昨日も書いたとおり、帯広へ行ってまいりました。
しかし、仕事が押してしまったので、帯広到着が午後九時

移動の間も何も食べていないので、お腹もペコちゃん。
これは宿にチェックインしてから出て行くのはそうとうしんどい。

なら宿につく前に、夕ご飯を買って行こう。
そうすれば、何か食べながら宿の部屋で飲める。

こんな欲望をかなえてくれるのは、
「持ち帰り! そういうのもあるのか」でおなじみの

帯広市民のソウルフードとも言うべき「インデアン」のまちなか店です。

他のカレーを食べながらでも、ボワッと輪郭が浮かんでくるほどの個性的な味わいは、
帯広市民を中毒と言われるくらい夢中にさせてしまうのがよくわかります。

僕にとっては、10ヶ月ぶりのインデアンですが、
店舗は、いつきても変わらない明るいカレースタンド風で
店内に入ると、九時過ぎという時間帯ですが、スーツを着たサラリーマンが、
カウンターに腰掛けてカレーを食べながらくつろいでいました。

店内で見る、カレーメニューはこちらです。

インデアン ¥399 (380円+消費税19円)(¥294)(280円+消費税14円)
野   菜 ¥420 (400円+消費税20円)(¥294)(280円+消費税14円)
ハンバーグ ¥577 (550円+消費税27円)(¥483)(460円+消費税23円)
エ   ビ ¥577 (550円+消費税27円)(¥483)(460円+消費税23円)
チ キ ン ¥577 (550円+消費税27円)(¥483)(460円+消費税23円)
カ   ツ ¥630 (600円+消費税30円)(¥546)(520円+消費税26円)
シーフード ¥703 (670円+消費税33円)(¥588)(560円+消費税28円)
( )内は、ルーと具のみの価格です。

トッピングは
カツ 252円
ハンバーグ エビ チキン 189円
チーズ 84円

辛さの設定は、
中辛 辛口 大辛 極辛。


以前こちらのカウンター前席に腰を下ろしてカツカレーに舌鼓をうっている時に、
ヴーンと音がして自動ドアが開き、入ってきた常連風さんの人が、

「持ち帰りで、」と言った声を聞いて

あたかも、「孤独のグルメ」のゴローちゃんが、
台東区山谷にて、道に迷った挙句雨に降られててしまい、
仕方なく飛び込んだ定食屋で常連さんの注文を聞いて思ったがごとく、
「持ち帰り! そういうのもあるのか」と思った、
その持ち帰りです。

メニューにも
「お持ち帰りの場合、容器代 52円 (50円+消費税2円)が かかります。」
と書かれていますし、

インデアンのHPには
「私どもインデアンでは、お持ち帰りカレールーを販売いたしておりますが、
鍋・タッパー類をご持参下さるお客様には、常日頃大変感謝いたしております。
地球にやさしく自然環境を大切にと、お買い求め頂ければ、ありがたいことと存じます。
※容器持参の方、容器代52円はかかりません」

と持ち帰りを推奨しています。

それにしても鍋持って行って6人前と注文をしたり、
運動会や花見の席に寸胴を持って行って注文をするというのが
帯広的夕食&祭りのたしなみという。

うらやましすぎます、帯広市民。

で、私自身、今回帯広をおとずれた時も、最初からこちらの持ち帰りを食べると
考えていたわけではないので、タッパは持って行きませんでしたが、
容器代ぐらい、楽しい夜のことを思えばかまわないです。

で、オーダーですが、行く度に毎回毎回、
カツカレーの大辛をオーダーしましたが

今回も反射的に「カツカレー 大辛で」と言ってしまいました。

オーダーすると、手早く調理に入ります。

お持ち帰りを注文して、出来るまで待つ席は、
中で調理をしている様子を、横からよく見ることが出来ます。

鍋で丁寧に調理をしている様子とか、揚げ物をしている一挙一動が
視界に入ってくるのがいいです。

しかも、大辛なので、普通のカレーよりも
粉末状の香辛料を丹念に鍋に向かってふっていまして、
これもいいんです。

カレーなべで空気を入れながら、丁寧にカレーをあたためるのと並行して
カツをジュワジュワっと揚げて、揚がったカツは
白いまな板の上で手際よく、サクサクサクサクッとすばやい音をたてて、
カツに包丁が入れられる音が響きます。
このリズミカルな小気味よさと手際のよさもたまらないところ。

ライスがぎっしり入った長四角のプラの箱にカツをのせて、
たっぷりとルーをかけてくれます。

と、いうことで待つことしばしで長四角の白いプラの箱に入って登場!!!

とりあえず、お金を払うと、あったか~なプラの箱を持って宿へ。

お店から宿への距離はそんなにありませんので、
アタタカサは変わりません。
プラの箱のやさしい暖かさが頼もしいし、にっこりしてしまいます。。

と、いうことで、宿に到着。
チェックインをすませると、ビールの500缶を二缶買って部屋へ。

部屋に入ってもまだホカホカな四角い箱をご開帳

びょん、という感じでフタがカレーにはじかれる感じがいいです。

そういえば、「孤独のグルメ」の原作者、久住昌之さんのエッセイ
「食い意地クン」(二見書房 刊)に、屋台の焼きそばの容器が
ピョンと開く様子がウレしいと書いていまして
「ワカルワカル」などと思いながら読んでいたのですが、

そんなワクワクする気持ちにも通じるくらい
みっちりとつめられたカレーなのです。

しかも、開けると長方形のいかにも弁当箱のような箱いっぱいに
ご飯などを覆い尽くすように、明るい焦げ茶色のルーが
たっぷりたっぷりとかかっていますし、部屋には、あのインデアンのいい香りが漂うので、
テンションもあがります。

カシュッとビールを空けてぐびっと飲んでから
ルーをプラのスプーンで掬って食べます。

こってりとした野菜や肉などの旨味が溶け出して、さらに凝縮されたような濃さが、
パンチあるとしか表現出来ないのがインパクトになって訪れるぐらい、とにかく濃いのです。

ぎゅっと詰まった旨味の塊とかコクの塊がまずはガツンとくるのです。

スパイス遣いが刺激になるのは、カレーの中ではよくありますが、
濃さが刺激になって伝わって来るというのはあまりありません。

スゴいです。


持ち帰りのメニューを見ますと、インデアンカレーのところに
「仔牛の肉をふんだんに使い、数十種類のスパイスで熟成させたカレーです。」
と書かれているのはダテではありません。

しかも、そんな野菜、肉のエキスの濃さに加えて、チーズかバターのような
乳製品がこってりと溶け込んでいてさらに濃さを感じるのです。

この乳製品系の濃さは、大阪 インデアンにはないです。

しかも、そんなこってりとしたベースにのっかっているからこそ、
あとから追加するようにたっぷりと振ってくれたスパイスが
奔放かつ存分に暴れる感じで迫ってくるのです。

はっきりとハードなパンチをきかせて効いてくるし、
じわじわっとあとを引くスパイスの刺激もあいまってこれはタマらんです。

濃厚こってりかつ、十分スパイシーなルーとの邂逅に
感動をしながらスプーンをすすめますと

ルーの中から、ルーをたっぷりとまとったカツが登場します。

カツには、たてにも横にも包丁が入っていて、
一口大になっているのは、お店で食べるのと同じです。
小さめにカットされたとはいえ、カツの肉部分にも旨味とか肉滴が
ぎゅっと閉じ込められてして、軽くかんだだけで、肉のウマ味と肉滴が
大降りのカツばりにぶわっと出てきますし、
大降りのカツにもマケズ劣らずのウマさ。

サクサクな衣の食感もタップリ味わう事が出来、
まな板の上で、包丁を使って切っている時も、
サクッサクッと小気味いい音をたてていたのを思い出します。

この濃くも刺激的でスゴいルーと、濃厚でサクサクのジューシーカツと
オイしいライスの組み合わせで、スプーンが止りません

しかも、スプーンをすすめていくうちにホロホロになったお肉も発見できます。

この絶品ルーと、絶品カツと、絶品ライスの
ジェットストリームアタックが、ビールに実によくあうのです。

カレーでビールもいいですし、カツでビールもいいですからあわないハズがないです。

味気ない宿の一室がカレーパラダイスになりました。

この選択に間違いなかった。とビールを飲みながら、カレーを食べながら思ったのでした。

そう、インデアンの数少ない欠点は、
ドリンクメニューにアルコールがないことです。

だから、こちらのカレーを食べながらアルコールをいただくためには、
持ち帰りにするのがベターだなぁ。

やっぱり、帯広はいいねと再認識をした夜でした。



☆カレーショップ インデアン まちなか店(帯広市西2条南10丁目)
◇営業時間◇11:00~22:00
◇定休日◇? ◇駐車場◇有り
◇電話◇0155-20-1818








☆地粉麺皮房 小麦の木
(帯広市西16条南6-30-23 わかばビル 1F)

引き続き、帯広シリーズです。
丸美ヶ丘温泉に入った後、どこかにいってカレーを食べようと思い、
前日が正当派ルーカレーだったので、この日は変化球をと思って、行ったのが、
去年の二月以来の「小麦の木」さんです。

こちらは、店名のとおり十勝の小麦を使った
うどん、ラーメン、餃子をはじめとした小麦粉を使った料理をはじめとして
いろいろなオイしいものが食べることができます。

前回はうどんが有名という予備知識でいったところ、
メニューを見ると料理やオードブルなども中華風が多いので、
うどんと中華の両方が食べられる
玉子ぶっかけうどんと地粉餃子のランチをオーダーしました、

いただいたおうどんは麺のエッジがピンとたっていて、
白くツヤツヤと光っているいかにもなオイしいタイプに
玉子の黄身が割れてとろけています。
とろけた黄身が、アツアツな麺がからまっていくうちに
しだいに半熟のように固まってくるのを堪能しました。
だし汁も、基本あっさりしながらもしっかりとコクがあって、
モチモチのオイしい麺と玉子との組み合わせを盛り立てていました。

餃子は帯広では珍しい「羽付きタイプ」です。
大好きな食マンガ「食の軍師」〔泉昌之 著 日本文芸社 刊〕の中の
「餃子の軍師」で、トレンチコート本郷さんに
「羽根突きでもしてろ!」と言われた、「羽付きタイプ」です。
こちらも、地粉をめいうっているだけあって、
しっかりとした皮のモッチリとした食感と羽の部分のサクサクパリパリのアンサンブル。
そして、中のあんも、タレをつけなくても肉滴がじゅわってきていておいしいですし、
タレをつけたら、なおおいしい。

しかも、これに、サラダと杏仁豆腐が付いてきまして

このサービスもいいなぁ。と、大満足でこちらをあとにしたのです。


ただ、そのときに気になったのが、

とかち創作うどん巡り・冬の陣・カレー参加店
十勝牛のぶっかけカレーうどん 840円
の文字でした。

最初に行ったお店ということで、基本メニューを頼んだのですが、
次はこれを食べたい。ただ、これは企画メニューっぽいので、
もしなくても、このぷりぷりしこしこの麺ならカレーにもまけずに存在感を発揮し
お互いに高めあって素敵な世界を見せてくれるに違いない。

そんな期待をこめて、カレーうどんを期待して行ったのでした。

帯広市街地の南部で南隣に森林を背負っている、閑静な住宅街に店舗はありまして、
ビルの中に入ってお店のドアを押すと下げられた竹のツリーチャイムが「カロンカロン」と
乾いて涼しげな音を発てて来客を知らせる仕組みです。

僕はお一人さまだったので、木の窓際の味わいがあるこげ茶色の
自然木のようなカウンター前の席に座ると、
外には紹興酒が入っているような甕がずらっと並んでいます。

席数 32席でそんなに広くない店内ですが、
こ上がりなどもありますし、宴会とかやっても楽しそうです。

さて、メニューを見ると主なメニューが、

自家製 地粉中華麺
 醤油ラーメン 750円
 地粉ワンタン麺 880円
 柚子入り和風ラーメン 780円
 あぶらラーメン(塩) 780円
 味噌ラーメン 880円

自家製地粉うどん
 冷やしうどん
 かけだれ冷やしうどん〔生姜〕 530円
 かけだれ冷やしうどん自家製丸豆腐のせ 680円
 山わさび冷やしうどん 850円
 山わさび冷やしうどん自家製丸豆腐のせ 800円
 温うどん
 ぶっかけうどん 500円
 釜玉うどん 580円
 自家製丸豆腐のせ 650円
 豚う丼 850円
地粉点心
 地粉餃子
 地粉焼き餃子 5コ450円
 地粉ゆで餃子 5コ450円
 海老入り地粉 小籠包子 2ケ420円
 あん入り地粉 焼き饅頭 2ケ420円

といった感じで、ほかにランチメニューもありましたが、
ねらっていたカレーうどんがありませんでした。

が、捨てる神があれば拾う神があり

御飯物 〔十勝産米使用〕のところに、豚丼とともに
・薮田ナチュラルポーク使用カレーライス 700円
 十勝産の薮田ナチュラルポークと十勝産米のカレーライスです。やや辛口
の文字が。

これですよこれ。

ということでオーダーをすませて
中国っぽいエスノシズムがあふれるタイプのBGMに耳を傾けつつ
帯広でお店に入ったときのお楽しみ「勝毎」こと「十勝毎日新聞」を読んだり、
入り口同様に自然木が生かされ太い柱や、わたされた流木のような木が
特徴的なオシャレな内装などをみながらまつことしばし。

調理音とともにしだいに店内に漂いだすカレーの香り。

登場したのは、濃い色の陶器のお空に乗せられた
濃こげ茶色のルーがたっぷりとかかったカレーです。

まずはルーからいくと、前日のインデアンとはベクトルが違いますが、
しっかりとコクがあって、ウマ味がパンチを聞かせるタイプです。

ルーの色合いはたっぷりのたまねぎ由来でしょうか。だから
やさしくさりげない甘い食べ口がまず訪れますが、
しだいにコクやうまみが口の中を満たしてくれます。
これは、十勝の野菜、お肉などから出た、たっぷりのウマ味がルーの中に溶け込んでいて、
カレーのバランスを下支えしているからでしょう。
ルーを支える味わいのしっかりとした感じは
安定しておいしいなと素直に受け入れることができる味です。

インデアンのカレーが、チーズやバターの乳製品で
コクと個性を出しているのに対して
こちらは、ルーの中で、生姜が独特の個性を発揮しています。

僕自身もカレーを自作するときに生姜を結構使うので、
この生姜の使い方は好みです。

さらに食べ進めていくとジワジワとあがってくるスパイスの味わい。
この時間差攻撃がウレしいですし、魅力的です。

お肉も、薮田ナチュラルポークのやわらかく調理されたお肉は、
しっかりとした肉自体のウマ味に豚肉の脂が持つ抗いがたい魅力の組み合わせが
噛むとあふれる肉滴とともに口の中にぶわっと広がります。

その他の野菜も大満足物ですし、
ご飯もおいしくて、カレーの魅力をしっかりと受け止めています。

と、いうことで、一気呵成に食べきってしまいました。
ら、スパイスの刺激を受けたときに感じる頭の汗と、
再び軽くふわんと漂う丸美温泉の木の饐えたような香りが復活しました。

ということで、改めて、刺激的なスパイス使いを確認して
ニヤっとしながら車に乗り込んだのでした。

願わくば、ここで紹興酒を飲みながらオイしそうな点心を堪能したいのですが、
僕が宿泊でお世話になる帯広界隈からは遠くて車でしかいけないので、
かなわぬ夢でしょうかね。






☆地粉麺皮房 小麦の木
(帯広市西16条南6-30-23 わかばビル 1F) 席数 32席
◇営業時間◇11:30~14:30(日・祝14:30まで)
17:30~22:30(LO21:30)
◇定休日◇月曜(祝日の場合は翌日) ◇駐車場◇有り
◇電話◇0155-41-8831









あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


かつてラジオ内にあったコーナー
「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」を
クリックしてくれれば、見ることができます。



かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
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