☆「カレー&バール GARAM (ガラム)」
(札幌市中央区南4西4 ススキノラフィラ8F)

僕が今ほど「カレー、カレー」言っていない時代の話ですが、
それでも美味しいカレー屋さんは気になってました。
そこで、知人のおすすめもあって、札幌にいった時に何度もお世話になったのが、
「洋食堂 ガラムマサラ」さんでした。

パルコや大丸藤井セントラルのウラにある、こジャレた仲通に面した
パレードビルの3Fにありまして、
少し高いカレーを食べさせてくれるお店でした。

が、5年ほど前だったでしょうか、気がついたら閉店をしていて
残念な思いをしていたのです。

が、一年半ほど前でしょうか、札幌の某タウン誌を読んでいたら、
旧ロビンソン、現ラフィラに、お店の名前とかが変わったものの、
テナントとして入ったとの情報を手に入れまして、
いつか行きたいと思っていたのですが、なかなか行く機会がもてませんでした。

が、車が復活したおり札幌に泊りがけの用事があったので行ってまいりました。

定宿にしているホテルから歩いてラフィラにむかい、エレベーターで8Fへ
フロアについて、お店のほうにむかうと、カレーの香りが軽く漂ってきます。

店内に入ると、少々照明がおとしめで、そんなところも雰囲気があります。
すわり心地のよいソファに腰を下ろしてメニューを吟味

カレーメニュー以外にも、フレンチやイタリアンなど
バラエティーにとんだメニューは目移りしそうです。
お酒を飲みながらいろいろな料理をいただくという選択肢もありです。

移転する以前から洋風メニューが充実したレストランでしたが、
この日は久々なので、選択はカレー一択

カレーの コースメニューもありますが、今回は久々ということで
単独メニューからの選択をしました。

カレーの単独メニューは 

若鶏のカレー ¥997
若鶏のグリーンカレー ¥997
子羊の煮込みカレー ¥997
季節の野菜カレー ¥997
ブタの角煮カレー ¥1155
ビーフと季節の野菜カレー ¥1312
シーフードカレー ¥1312
牛タンカレー ¥1522

といったとろこに、今月のスペシャルカレーが加わります。

辛さは、 ノーマル おすすめ 辛い 激辛

ここは、ガラムマサラ時代からのお店の名物メニューである
牛タンのカレーに再び邂逅したいので、牛タンカレーの辛い
それから、徒歩の夜カレーなので、生ビールをオーダーしました。

オーダーをすませてしばしでビールが登場。
ビールにのどを潤し、BGMのジャズを耳に入れながら、
おしゃれな雰囲気の店内を見回します。
入ってすぐのこのワインなどの酒瓶の陳列は、さすがバール
落とし目の照明にあった雰囲気のカウンターと、その上の
びっしりとメニューが書かれた黒い板が、どこか南欧風です。

ガラムマサラ時代、高級感がある白を基調とした店内は、
カフェとレストランの中間のような感じなのと、
外の明かりを十分とりこむ大きい窓とバルコニーが印象的で
どこか地中海の建物を思わせるところがありました。

こちらはこちらで、同じ地中海風といっても、スペインの裏町の夜のお店です。
ちょっと薄暗い照明とあいまって、やはりバール。お酒を飲みにくるお店です。
中は、レストラン的なスペースとバール的なスペースに分かれてまして、
デパートのテナントの中ですが、大人の隠れ家という感じがします。

ということを思いながら、待つことしばしで、登場しました。


真っ白の丸いお皿に入ったたっぷりのカレーは、
オレンジ色がかった、濃茶色のカレーで真ん中には、コントラスト鮮やかに
赤と黄色が映えるパプリカと、緑のピーマンが真ん中を飾っています。
かるく落とされた生クリームも昔のまま。

おとなりの丸い皿のライスと、小ぶりのお皿にちょこんと乗っかった
無臭ニンニクのカツオブシが散らされた漬物がなつかしいです。

そうそう、これこれ。これが食べられたのがガラムマサラです。

ということで、いただきます。

スプーンにのっかる重さとカンショクがトロみのついたルーカレーの醍醐味です。

そしてまずはルーをぱくっと。

ナツカシー、この味です。

極めて上品なルーカレーですし、
欧風料理を数多くものしてきたシェフによるお料理ですから、
様々な野菜とかをはじめとしたエキスが溶け込んでいて
コクとウマ味のハーモニーを作りだしています。

しかもこのコクの原因は丹念に煮込んでいることだということが
容易に想像できるのです。

それてコクがあるのにクドクなく、サワヤカなカラサとともにすっと引く感じで
そしてまた食べたくなるという。
一口食べて、手間をかけられていることがわかってしまう
カレーをオイシクしてくれる一手間一手間の過程がいちいちウレしいです。

具材こそは、そんなに目に見えませんが、ルーにたっぷりと溶け込んでいることが
一口、入れるだけでしっかりとわかるのです。

しかも、このしっかりとした濃厚なお味にパンチを加えているのがガーリックです。

ガツンとしたガーリックのパンチにしっかりとヤられるのに加えて
ほのかに橙色なのはトマト由来。トマトの味わいとかうまみも
スープの濃さをよいオイしいものにしてくれるのです。

これがライスにあいますね。カレーの濃さとライスのうまさが
相乗効果でいいですよ。

そして、ここで牛タンに手をつけます。
この牛タンがホロッホロに煮込まれていて軽く崩すことが出来ますし

しかも口の中にいれたらほとんど歯を立てていないのに口の中で崩れていくという
これだけで極上の、何時間も煮込まれたようなタンシチューの中のタンの有様。

そうそう、これですよ、これ。

しかも、タン独特の淡白な味わいのなかに、野趣にとんだ血っぽい味わいを残すところが
心憎いところです。こんな野趣にとんだ食材とカレーのようなスパイス料理は
ほんとうによく合いますし、そんなカレーと、そんなタンのマリアージュですから
うまくないハズがない!

シャリッとしたパプリカも、軽く素揚げされていて
色合いも鮮やかになっていますし、脂をたっぷりと吸ったことで
緑の味もはっきりとしてきますよ。

これはいいです。

そして、久々の付け合せの無臭ニンニクの漬けものをコリツといただきます。

こちらもナツカシー。
このカツオブシをまとっているところもいいですし、
しょうゆの味がたっぷりしみている、うまみの塊のニンニクです。
これだけで力がつきそうですし、やはり、この味わいがナツカシイです。


ということで、ウマイウマイいいながら、あっという間に完食

ビールをぐびっと流し込んで、大満足な気分のまま
こちらをあとにしました。


昔のままの味わいを再び思い出すという、グルメマンガのような体験を
させていただきました。有難いです。

この味に再会できたということで、この価格はおしくないです。

しかも、店主の方は以前、お店のホームページで、
「当店のカレーは、いつでも気軽に食べられるカレーというのとは少しちがい、「今日は給料日だから、ガラム・マサラのカレーでも食べに行こうか」といった感じの、特別な日のカレー”を提供しています。それは、”「働くために食べる」のではなくて、「食べるために働く」”というのが当店のキーコンセプトだからです。
 普段とはちょっと違うひと時を、過ごしてみませんか。 」

と言っていたそうですから、こういうカレーもありですね。

あと、カレー以外のお料理も試してみたいので、絶対に再訪します。




☆「カレー&バール GARAM (ガラム)」
(札幌市中央区南4西4 ススキノラフィラ8F)
◇営業時間◇11:00~23:00 ◇定休日◇無休 
◇駐車場◇有り(ラフィラの駐車場) ◇電話◇ 011-522-0123








☆「ムスイカリー (無水伽哩工房)」
(札幌市豊平区豊平4条3丁目1-1)

札幌のまちなかから36号線を走ってすぐのところに
少し前から気になった看板がありました。

しかも、畏友GMクンが行って、「美味しかったっスよ」と
教えてくれたので、なお更強く興味を持った
それが、こちら「ムスイカリー」さんです。

ということで、昨日訪れました。
車をスタッフの方の指示どおり、お店の少し横にある駐車スペースにとめて
中にはいると、

照明をおとしめにしている店内にはカウンター席が6席
そして、店内の奥に、4人がけのテーブル席が4、
2人がけのテーブル席が2ありまして、
2人がけのテーブル席に通されます。

濃い蝦茶色をしたうちっぱなしの木がはられた足元には
荷物や上着を入れる白っぽいかごが置かれています。
こんなタタズマイがオシャレです。

さてと、テーブルに置かれた
裏表の表紙がフェルトで覆われたシャレたメニューをめくって、選択をします。

メニューは、

ムスイカリー ¥780
鶏肉と玉ねぎをじっくり煮込みました。
キーマカレー ¥880
牛豚の合い挽き肉。「無水」で仕上げました。
ムスイカリー“極み” ¥880
ムスイカリーほさらに極限まで煮込みスパイスもプラス
お子様カリー ¥200
食べやすい普通の器で提供いたします。小学生以下限定。

カレースタイルが
ライスオン シンプルイズベスト。カレー本来の旨み、風味を楽しめます。
石焼スタイル 熱々でカレーが冷めません

から選択。


辛さが
0番 お子様でもOK!美味しくいただけます
1番 ピリ辛
2番 ちょい辛。市販のカレーの中辛程度
3番 辛いのがスキな方はこのあたりがベスト
4番 ここまで無料
5番 +50円
8番 +50円
7番 +100円
8番 +100円
9番 +150円
10番 +150円

トッピングが
かつおぶし    ¥50
ガーリックチップ ¥80
温玉   ¥80
炙りチーズ ¥120


ライス(LLまで無料)
SS(120g) S(200g) M(280g) L(320g) LL(400g) 
3L(600g)¥100  4L(800g)¥200

おかわりライス SS/S/M ¥100

の選択になります。

そこで、ムスイカリーの極み、
辛さは5番、トッピングは温玉とチーズ
ライスはMでオーダーをしました。


BGMのジャズに耳を傾けながら、周囲を見回すと
入り口のカウンター付近は白を基調とした内装で
奥のテーブル席近辺は木目調の内装で、
それぞれ清潔感があります。

すわり心地の良いいすでメニューをじっくりと見たりしながら
待つことしばしで登場しました。


ライスが乗るのは、真っ赤な丸いさら
「熱いですから気をつけてください」とスタッフのかたに声をかけられた
黒い石鍋の中には、赤に近いオレンジ色をしたルーというかスープをまとった
極限までほろほろに煮込まれたお肉の組あわせのカレーが
くつくつと音を立てています。
白い温玉と、アイボリー色のチーズもいいアクセントです。

このビジュアルと音はたまらないです。

孤独のグルメ ドラマ版 風に言うと 「カレーが鳴き出した」
食の軍師 風にいうと「カレーが歌っている」
って感じですか。

さらには、四角い小皿に乗った爪楊枝がたてられている、
色とりどりのピクルスです。

これはうまそうです。

しかも、食べるスプーンが木というのも、面白いです。

メニューを見ると、お店には三つのこだわりとあるそうで、
こだわり1が
カレーが冷めないように石焼の器でご提供しております
こだわり2が
鉄の味で風味が損なわれないよう木のスプーンでお召し上がりください。
こだわり3が
「野菜ソムリエ」の店主がこだわりの素材を厳選しております。

ということです。

どんなものかということで、まずは一口、直接石鍋からルーを
木のスプーンですくっていただきます。

口に入れると、まずは、ごっついウマ味が来ます。
長時間煮込まれたことが容易に推測されて
長時間煮込まれたからこそなじむ深くもインパクト強い味わいが来ます。
全体が真っ赤な理由であるのは、ウマ味とコクの塊である
万能野菜トマトの味ですし、トマトの味がしっかりしているのは
南アジアのカレーです。

さらに、コク、旨みに支えられて、
パンチの効いたガーリックやスパイスのキレ味と
こちらもキレの良い塩味がすごいです。

水を一切使わずに、トマトなど、野菜の水分だけ
長い時間じっくり煮込んでいるとのことで、
玉ねぎ、ショウガ、ニンニクなどの味もしっかりと
出てきています。

「水を一滴も使わず玉ねぎを気の遠くなる程煮込み、
鶏肉との融合
コク、深み、甘みを極限まで追求
無添加の安全、安心の新しいカレーです」

と店内のメニューとかに大書されてますが、
この言葉を裏切らないしっかりとした味わいです。

しかも、このお肉がまたスゴい。

ほろほろになるまで煮込まれた鶏肉です。

だから見た目はホロホロな鶏肉を赤いスパイシーなソースであえた
イメージでもあるのです

僕も家でチキンカレーを作るときには
最終的にはこれくらいほろほろになるまで
鶏肉が変化するのですが

これは相当時間をかけなければこうはなりません。

しかも、こうするメリットは当然あって

鶏のウマ味がルーに溶け出すのと同時に
鶏肉の繊維にもウマ味が凝縮されて
相乗効果でエラいことになることなのです。

繊維とか書いていますが、ぱさぱさではなく、
旨みが凝縮されているだけでなく
しっかりとジューシーなところもあなどりがたい。

だから、極限までオイしい鶏肉を楽しめるのです。

しかも、当然カレーですからスパイシーです。
僕は5番をオーダーしたので、尚更です。

攻撃的ではないやさしいスパイス使いでありながら
油断をするとホールのスパイスがピリっとくる
巧みなスパイス使いもツボですね。

と、いうと、総じて気難しいカレーのイメージになるかもしれませんが、
全体的に、やさしくもホッとできる味です。
スパイス遣いもエスニックに偏ったりエバった感じがしなくて
一見さんにもなじむと思われる味わいが、
トータルして感じるやさしさなのかもしれません。


ライスを食べるとライスを食べるで、
カレーに浸すと、赤いウマ味の塊である汁がライスにしみこんできて
これまたウレしいところ。
コクと旨みとスパイスの絶妙なバランスが最高です。

スパイシーさとオイリーなところはご飯もすすみますよね。

さらに、トッピングのチーズですが、
濃いカレーの中でも存在感を発揮しています。
濃厚な牛乳をぎゅっとつめたようなコクがしっかりとした白いチーズと、
いかにも、チーズ食べてると満足させてくれる
香りにインパクトのあるチーズがミックスされています。
この技使いもいいですよ。

つけあわせのピクルスは、
ニンジンやブロッコリーや長ネギなどのシンプルながら、
サワヤカな酸味がカレーとベストマッチ。

長ネギのピクルスって初めて食べました。

うまいうまいいいながらライスも残り少なくなってきたので、
お楽しみの残りのライスを石鍋に入れて
残ったカレーと攪拌をしながらいただきます。

石鍋を使っているのは、ルーに水分を使わない分冷めやすくなるための
配慮だそうですので、最後まであったかいカレーをいただけるのです。

そして、最後のお楽しみですが、とっておいた温玉をわって
カレーをまぜたご飯のうえにとろっとさせていただこうと思ったのです。

が、

冷めにくいのは伊達ではない、温玉の黄身は
すっかり固めの半熟になっておりました。

が、そんなたまごも当然オイしくいただきました。

あーウマかった。


食べ終わったら、汗ダクになっていましたが、
テーブルの下にボックスティッシュがあるので大丈夫。

水をくいっと飲んで、こちらをあとにしたのでした。



といった感想をこちらのお店を教えてくれた畏友GMクンに言ったところ
「ここのカレーってイトーさんの作るカレーに近いッスよね」
といってくれました。

言われてみれば…

だからこそ、より好みに感じたのもあるのでしょう。



 


☆「ムスイカリー (無水伽哩工房)」
(札幌市豊平区豊平4条3丁目1-1)
◇営業時間◇月〜金11:00〜16:00 18:00〜22:00
土・日・祝 11:00〜22:00(通し営業)  ◇定休日◇水曜日 
◇駐車場◇有り ◇電話◇ 011-598-7787








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かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
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