☆「レストラン七條」(東京都千代田区一ツ橋2-3-1 小学館ビル B1F)

冬のお祭りなどで上京したときには、
神保町方面に買い物に行くのはいつものことですが、
この行った日は、世間的には御用納めの平日でした。

最近神保町に行くのは盆・暮れ・正月なので
普段の平日に営業しているお店に行きたかったという選択で
久しぶりに訪れたのが、こちらのお店でした。

こちらは、夜の時間帯は、主にコース料理などが出てくる
神保町でも高めのレストランですが、
昼は充実して安めのランチメニューを楽しむことができるので、
近隣のサラリーマンの方にも愛されているお店です。

開店時間は11時30分でしたので、この時間を狙って
行ったのですが、到着したのが11時35分で、この時点で
最早店内はほぼ満員状態です。さすがの人気店です。

臙脂がかった赤色のテーブルクロスがかけらた
テーブルの前に腰を下ろしてメニューを吟味します。

外の黒板などに書かれていたメニューには、
ランチメニューは基本的に洋食屋さんぽいメニューで、

豚ロースかつ \1000円
メンチカツ エビフライ盛合せ 1000円
海老フライ 1200円
岩手山カキフライ 1300円
ミックスフライ 1300円(エビ、カキ、カニコロッケ)
サーロインステーキ 1450円
和牛テールのハヤシライス 1800円(ハーフ1000円)
ビーフカレー 1000円

と書かれていましたので、このブログに書いたくらいですから、
当然のビーフカレーをオーダーしました。

夜はカレーは〔たぶん〕たべられないので、昼にずっと食べたいと思っていました。

BGMのクラッシックに耳を傾けながら
周囲の品のある雰囲気がいい感じの内装を
きょろきょろしないていどに堪能しながら
待つことしばしで、まずはスープとサラダが登場しました。

野菜の味がしっかりとしてドレッシングとの組み合わせが
いい感じのサラダをワシワシと食い、
これまたしっかりとした味の濃いコンソメスープを
チビチビと飲んでいますと、登場しました。

白い丸いお皿に盛られたライスの横に添えられた
銀色のグレービーボートに入ったたっぷりの、
少しだけ赤みがかっている濃茶色のカレーが
まずはいい感じなのです。

しかも、この運ばれてくる段階で漂ってくる
香り高いカレールーが中に入っていますから、
ますますテンションがあがってくるのです。

と、いうことで、まるい大きいスプーンでカレーをすくい
ライスにのせますが、グレービーボートにスプーンをさすと
ふたたび、香りがわっとわいてきます。

ということで、まずはルーから一口。

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これは、ウマい。

すごく濃厚です。

最初はたまねぎや野菜由来なのでしょう
自然でさわやかなアマ味を感じるのです。

が、次第に、ガツンとした肉などのエキスやうまみが
凝縮された感じで、口内やのどを刺激するのです。

これは、スゴい。

ルー自体がすごくしっかりとしている感じですが
洋食のカレーならではというか、この強いとろみが
小麦粉とかではなく、野菜や肉のエキスなどから
出てきているということで、カレーのスゴ味を感じますし、

野菜分だけでなく、上質のデミグラスソースが使われた
ビーフシチューやハッシュドビーフなどにも通じる
フォンドボーのような濃い肉由来の味が、ゴンゴンと口の中でくるのです。
スパイスの刺激が口の中で暴れるのはよくありますが、
ウマミが口の中であばれるように幸せをもちらしてくれるのは
そんなにないのでは。

さわやかな甘みと時間差で口の中に来る
しっかりとした、どしんとくる、うまみやこくのバランスが
とてつもなくいい感じですし、しかも、それが
イカニモ格調が高いという、いばった感じがせずに、
あくまでも穏やかでさりげない感じです。

このさりげなく、かつ上質な感じは、
ヒトスジナワではいかないこだわりを感じますし、
このしっかりとした味にささえられたさりげないスパイス遣いです。

この人気は大納得なのです。

さらに具のメインになっているのが、ビーフですが、
こちらも、丁寧に調理されているのがよくわかる
口に入れると、ルーにも解け出ているようなうまみの塊が
がつんとやってきますし、とてもやわらかく煮られているので
軽く歯を立てるだけで、ほろほろと口の中でほぐれる

そして、ほぐれると、この牛自体のウマ味と、
極旨のルーの混ざり合って相乗効果での味わいが
さらに口の中に広がって暴れるのです。

そして、お肉についている脂身がぷるぷるですし、
この脂身までがおいしいのがいいです。
さらにウマいだけでなく、大げさでなく、口の中で
ほわっとなくなるのです。

お米もしっかりとおいしいですし、お米の味わいがしっかりと
カレーを支えてくれるのです。
添えている福神漬けもさりげないのです。

総じて大満足のカレーですし、これは1000円では出せる味じゃないよ。
ホテルのレストランとかに行ったら、普通に倍以上する味ですよ。

という感じです、コストパフォーマンス的にも大満足です。

一気呵成に食べてしまって、気がついたら完食をしていました。

と、そのときに気がついた。

僕は汗かきなので、辛いものだけでなく、
ラーメンやうどんなどなどの熱いものを食べると汗だくになります。

ただ、こちらのカレーですが、そこまで辛さは感じませんし、
そんなにルー自体が熱いカレーというわけではなく、
食べ心地も比較的穏やかな感じだったのですが、

食べ終わることには汗だくになっていました。


このさりげなく刺激的なスパイス遣いもクセになりそうです。


と、お会計をすませて、外にでて涼しい風の心地よさを
感じたというわけです。

あと、出るときに、店の外には20人くらいの人が
並んでいました。さすがの人気店です。


あと、僕がカレーを食べているときに、
横で、他のお客さんが、口々に「かきふらい」「かきふらい」
などとオーダーをしていたので、こちらも楽しみたかったなぁ
〔冬のお祭りは、かきふらいの本で勝負をかけようと思っていただけにw…〕

次はこちらでフライメニューを楽しみたいです。

できれば、カレーとフライが両方楽しめるメニューがあれば
いうことなしなのに…




☆「レストラン七條」(東京都千代田区一ツ橋2-3-1 小学館ビル B1F)
◇営業時間◇営業時間 [月~金] 11:30~14:00(L.O) 18:00~20:00(L.O)
[土]11:30~14:00(L.O)
◇定休日◇ 日曜・祝日 ◇駐車場◇ 無し
◇電話◇ 03-3230-4875






☆「牛八」( 東京都品川区大井1-2-20)

「お前たち、食っぴくぞ!」 「美味いじゃないの、お前さん」
「やるじゃないのお前さん」

といった独特の台詞回しがクセになる異色のグルメ漫画が
「めしばな刑事タチバナ」原作:坂戸佐兵衛・作画:旅井とり(徳間書店)です。

これは、犯人の取調べや、仕事の合間の雑談が
エスカレートしていって、主人公の刑事タチバナをはじめとして
瑣末な職に対するこだわりを開示していくという異色のグルメ?マンガです。

ちなみに上ののようなせりふをいう時のタチバナは
食べ物に対して「お前さん」と呼びかけているのです。

なんというか、いいですね。

そのなかで、取調べの一幕にこんなやり取りが出てきます。

立花 『総合的に考えれば、やっぱり吉野家の貢献と存在感は認めざるを得ないだろ』
容疑者『他の店に文句はないよ! 俺はすき屋の味付けが好みなんだって!』
立花 『じゃあ みそ汁についてはどう思うんだ? すき屋は70円するが、吉野家は50円。松屋ならタダでついてくるぞ』
容疑者『その分、うめぇんだよ!』

 と、こんな調子で立花と容疑者との間で牛丼談義が続き、それを見守るだけの若い相棒の刑事。
 そして・・・。

容疑者『あらいざらい、ぶちまけてやるよ』
相棒 『やった!』
容疑者『上京したての俺にとって、牛丼ってのは、かけがえのない食べ物でな。あの頃を思い出したよ』
容疑者『もうだいぶ昔のことになるけど・・・。初めて牛丼食って感動したもんな』
相棒 『じゃあ、この供述調書に・・・』
容疑者『最初に行ったのが“牛友チェーン”って店でな。出所(で)たらまた食いてぇな』
立花 『牛友チェーン!?』
容疑者『! あ、ああ。たしか中野駅の近くにあった・・・』
立花 『話を続けるぞ。自供はあとにしろ!!』
相棒 『えーー!?』

そして、この牛友チェーンがなくなって落胆をする犯人に対して、
タチバナが牛友チェーンの味を次ぐ店として紹介しているのが
牛八さんなのです。

ちなみに、この中で、「吉野家」「松屋」「すき家」などの大手チェーン店以外の
牛丼屋さんに対しての中小店舗のことを「インディーズ牛丼」などと
称しています。

「養老牛丼」は実家の近くにもありましたし、
学生時代に「学徒援護会」〔現 内外学生センター〕で日雇いバイトを探した後
高田馬場で食べた「牛丼太郎」とか、
かつて新宿駅の南口にあった「まんがの森」による前後に
よくいった「たつ屋」などの名前をこのマンガで見ると、
上のような事柄とともに強烈に思い出されてくるのです。

ただ、牛友チェーンについては未食だったので、
楽しみにいきましたし、

それ以前に、夏・冬のお祭りのときには
宿泊をしたり、乗り換えのついでに食事を取ったりと
大井町お世話になるのが常ですから

京浜東北線のホームから見える看板には
ずっとひかれていたのです。

ということで、お祭りの日程を消化して、むかいました。
中に入ると、一つだけの席は先客の方が腰を下ろしているので
ここは立ち食いになります。

メニューはカレーライス・小380円 中500円 大700円
牛丼・小390円 中550円 大750円
スタミナカレー・小550円 中620円 大800円
キムチ牛丼・小450円 中600円 大800円
牛丼カレー・小550円 中750円 大900円
スペシャルカレー 小750円 中950円 大1100円
あと、スタミナライス・冷やし牛しゃぶ定食などがありまして、
それぞれ野菜が+50円、カレーの辛口も+50円です。

といったような感じで、看板の牛丼とともに、
カレーを味わうことができますが、
ここは、両方のいいとこどりをいたしましょう。

と、いうことで、牛丼カレーの中に、野菜と生卵をつけて
ビールとともにオーダーいたしました。

ということで、いただいたのが牛丼カレーです。

出てきた生野菜をアテに、出てきたびんビールをくぴっと飲みながら待つことしばしで
お祭りの余韻にひたりつつ、手際のいい手つきでライスがさらに盛られて
カレー・牛丼の具がかけられて、登場しました。

この「中」をオーダーしたのにも関わらず、カレーも・牛丼の具も
皿からあふれそうなまでに盛られた、威風堂々として大艦巨砲主義的な盛が、
おなかがぺこちゃんの身にはウレしいです。

まずは、黄色がかった淡い茶色のカレールーから
ぱくっといただきますと、
こくとウマ味がしっかりとありながらも
やさしげで、素朴な味わいです。

この素朴でなつかしい昭和の香りのするカレーが
いいですね。

さりげなく利いているのが、トマトのほんのりとした酸味で
これは、ピューレというよりケチャップかなぁ、
そして、香辛料もミックスされた香辛料の
パウダー感が少し残るところとかもいいですし、

それぞれがしっかりとなじんでいるのです。

昭和の食卓のしかも、2日目のカレーです。

某テレビ番組の人気コーナーで、出演者のの方が
「帝京高校の学食のカレーの味」といっていますが

いかにも大鍋でたっぷりと作られた感がただよっている
このたとえにも大納得です。

このクセになりそう感じは、「牛友」時代から、牛丼とともに
カレーが看板メニューであった、こちらの伝統の味でしょうか。

だから「元祖カレギュウ」ともいうべき味わいなのです。

しかも、牛丼部分もつゆだくっという言葉がぴったりに
ジューシーなつゆをたっぷりとまとっている
やわらかい牛肉と、テロテロに煮込まれている
たまねぎもいいですよ。

全体的なアマく穏やかな味わいのところもいいですね。

ビールも進みますし、味噌汁もいい感じなのです。

立ち食いなのでもちろん立ったまま上から料理をおろして
ひたすらライスを書き込みます。

なんかハードボイルドですね。

しかも、最後のほうまで、牛丼は牛丼として
カレーはカレーとして味わうことができます。

そして、最後の最後で、カレーと牛を混ぜていきながら、
残しておいた生卵の黄身をつぶして、よくまぜながら

わしわしっとかっこんで、味噌汁をのんだあとに
ビールをグビグビっと飲みまして、

オイしかったぁ…。

これが大井町のソウルフードです。

食べ終わった後にようやく全貌をあらわした
白いお皿の上部に「牛友」と書いてあるのも確認しました。


「やるでないの、お前さん」という気分で大満足のまま、
大井町をあとにして京浜東北線にのりホテルへと戻ったのでした。


ちなみに、この次の日、お祭りの中夜祭的な夕食にむかったのが、
同じく大井町の「ブルドック」さんでして、おいしいメンチカツで
ビールをいただいたのですが
期せずして2日連続でなんとかなトランなでているお店に
お世話になったことになりました。

いいですね、大井町。





☆「牛八」( 東京都品川区大井1-2-20)
◇営業時間◇営業時間 11:00~翌1:00
◇定休日◇ 不定休 ◇駐車場◇ 無し
◇電話◇ 03-3776-5994







あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。




ラジオにあったコーナー「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」をクリックしてくれれば、
見ることができます。

かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
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