☆IGLOO produce by FUKUROW(札幌市北区新琴似7条9丁目6-10)
あるとき、某巨大匿名掲示板を見ていたら、
下のような書き込みを発見しました。

「数年前元町で閉店した福楼
 今週末だっけ? 新琴似で
 IGLOOという店で開店だそうです。
 当分は週末のみ営業らしい

 ソース ファトバンブー店長のブログ 」


なんですと!!

福楼というと、東区、いやJR以北では僕的ナンバーワンにして、
中華系からアプローチしたスープカレー屋さんとしては
道内でもナンバーワンといっても言い過ぎではないお店ですが、
残念ながら、五年前に閉店してしまったという
そんな伝説のお店ではないですか。

早速、検索をかけると、それらしい記述に
いくつかあたりました。

これはいかねば。

ということで、出かけたのが七月下旬の某日でした。
新琴似駅から西五丁目樽川通りを北西方向へ走り
コープさっぽろなどを通り過ぎたところでまわると

白いかべと、赤いフードのコントラストが
どこか南欧風の外見をした店舗前の駐車場があいています。

ラッキー。

車を開けて中に入りますと、コンクリート打ちっぱなしっぽく、
白が基調となったアメリカンテイストの内装のお店です。

ペットボトルに入ってきたお水をそのままラッパ飲みしながら
まずはメニューを吟味。

Chitcken Curry 1100円
 チキンカレー 鶏のスープカレー
Gyouza Curry 1200円
 餃子カレー オリジナルの手作り餃子のスープカレー
Beef Curry 1390円
 ビーフカレー 黒毛和牛のスープカレー
Zanmai Curry
 ざんまいカレー チキン・餃子・トンポーローのスープカレー

Topping
 Gyouza 100円
餃子(3ケ)
 An Eggplant 100円
茄子
 Cheese 100円
チーズ
 ライス大盛り +100円 ライスおかわり +200円


とのこと。ただ、お店の方に
「ざんまいカレーは終わっちゃったんですよ」
といわれました。

残念。

福楼といえば、中華からアプローチしたスープカレーという
カテゴリーなので、中華系の具材は本当にうまかった。
中でも餃子は絶品でしたから。

と、いうことで、餃子カレーをオーダーをしました。

そして、AORのBGMに耳を傾けながら
待つことしばし。
60'sっぽい、木とかオレンジのいすに
天井でゆったりと回る扇風機といった
シャレたインテリアがいい感じです。

福楼も、アーリーアメリカンタイプの、落ち着いたお店でした。
ベクトルは違いますが、どちらもセンスがいいという感じを受けました。

そんなのを見ながら、時折するジャーっとする
盛大な調理音も気分を高めてくれます。

中華は火力ですからね。

そんなことを考えながら、待つことしばしで登場しました。

白いお皿の中のくすんだオレンジ色がかった褐色の
さらさらとしたスープに浮かぶ
見るからにぷりぷりの輝く餃子とともに
オレンジのにんじん、紫の茄子、緑のピーマン、白い卵といった
ラインナップです。

これですこれです。

香りもかつての福楼のときにかいだ香りです。

いいですね。

まずは一口いただきますと、
このしっかりとした、味わいがいいですね。

丹念にとられたスープのウマ味は
丁寧な仕事の象徴でしょうし、
そんなスープのしっかりとしたコクに
具材のそれぞれをしっかりと引き出したウマ味

そして、さっぱりとした食後感なので
すいすいといけるのが、福楼の時代から
こちらのカレーです。

このさっぱりすいすいの原因となっているのが、
さまざまな香辛料のなかで、薬膳のようにも感じる
一連の中華系の香辛料のせいかもしれません。

ほんのすこし漂う八角の香りなぞは
やはり中華の香りです。

これらが洗練されながらも溶け合って
カレーという料理に収斂されていっています。

さっぱり、すいすいといけるのにもかかわらず、
このしっかりとした味わいというバランスに
4年半以上ぶりにめぐり合うことができまして
それだけで感激なのです。

また、辛さについても、福楼と同様、テーブル上の香辛料で
調整するシステムです。

オリジナルブレンドスパイスについてこう説明があります

ご使用されなくても美味しくいただけますが、
お好みでご利用下さい

香りのスパイス 少量加えることにより、より芳醇な香りと風味をプラスさせます。
辛さのスパイス 辛さを調整するために、ご利用ください。

これは、以前の「福」「楼」といわれたスパイスです。

といった、イチイチに「福楼」の姿をタブらせてしまっては
感動しています。

ただし、福楼に比べて、少し中華度がおさえめに
なって、洋風寄りになったのかな?などと
スープだけ味わったときは感じたのですが、

具を食べたら、当然そんな心配はなし。

今回のメイン具材は餃子です。

見るからにぷりぷりっとした輝いている皮が
スープの中で光っています。

まずは、そのまま一口かぷっとかぶりついたら


!!

このぷりぷりの皮の中に潜んでいる
肉滴たっぷりのひき肉がまずはいいですし、

さらに染み出してくるニラやネギ、
そしてにんにくといったオイしい餃子ならではの
個性的な味と香りが口の中にぶわっと広がります。

この肉のうまみと、ネギニラにんにくの
絶妙な組み合わせという味わいは、
まさに本格中華の餃子です。

こちらのお店の方は、横浜中華街で
十年くらい腕を振るって居た料理人さんだそうですから
この味わいは納得ですし

餃子単品でもこれだけウマいのに、
この餃子がスープを吸い込んでいますので、

さらにトンでもないことになっているのです。

これはスゴい。

さらに、スープの中で餃子を割ると
餃子に内包されていたさまざまなウマ味が、
スープに溶け出すことで、スープも
さらに中華よりになってきました。

これですこれです。

このカレーが食べたかったんです。
FUKUROU Produceは伊達ではありません。
行ってよかった~

にんじんもやわらかくナチュラルにアマいですし、
茄子も茄子滴と、たっぷりと吸い込んだ油と
これまた吸い込んだスープで、
スゴいことになってますし

ピーマンのアオさもいいですよ。

というわけで、ウマウマいいながら
最後にとっておいた卵の黄身をスープにといて
残したご飯を投入して、一気にいただきました。


ウマかった~。

帰ってから、こちらのHpを発見しましたので見ると
このようなメッセージが書かれていました。


「2011年7月17日、無事にオープンすることができました。
たくさんのご来店、お祝いをいただきまして、心より感謝しております。
ありがとうございました。

現在、震災の影響で、安全かつ美味しい材料の確保に苦労しております。
そのため、メニューの内容や数量に限りがございますこと、ご理解いただけますと幸いです。
今後とも、体にやさしく、美味しい料理を皆様に召し上がっていただけるよう努力いたしますので、一層のご愛顧と、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。 」

うむ、今度は福楼を最大にリスペクトしていた
畏友GMクンとともに行かなければなりませんね。




☆IGLOO produce by FUKUROW
(札幌市北区新琴似7条9丁目6-10)
◇営業時間◇11:00~
◇定休日◇月火水木金曜日(土日のみ営業)  ◇駐車場◇ 有り
◇電話◇ 080-3291-0296





☆手作りキッチン なり田
(虻田郡倶知安町高砂52-8)

羊蹄山麓からニセコ連峰にかけてのエリアには、
ランチタイムしか営業をしない名店が結構あるのですが
そんな一軒がこちら。

午前中お仕事の日曜日、仕事を終わらせて
ランチをしに訪れました。

倶知安から京極へ行く道道沿いの畑の中に立っている
D型ハウスが、お店です。

D型ハウスが店舗という店構えも、いかにも
農村景色にあっていていいですし、
中に入ると、キッチンまわりに置かれた雑貨とか、
キッチン入口の上にずらっと並べて
ディスプレイされたCDにまずは圧倒されます。

私は、この時はお一人さまだったということで、
窓辺のゴツい木で出来たカウンター席に座りますが、

このカウンター席の向かいにある大きい窓からは、

羊蹄山の威容を堪能することができます。

と、いうことで、ロケーションなどに感動をしながらメニューを吟味。

定食各種  キャベツ、煮物の小鉢、漬物、味噌汁つき

男爵コロッケ(2個)定食 750円
カボチャコロッケ定食 750円
メンチカツ定食 800円
メンチカツ&男爵コロッケ定食 900円
トンカツ定食 900円
トンカツ&男爵コロッケ定食 1000円
お魚フライ定食 200円
お魚フライ&男爵コロッケ定食 900円

手ごねハンバーグ  サラダ、小鉢、漬物、味噌汁つき
てりやきハンバーグセット 850円
BIGてりやきセット 1000円
ピザ風ハンバーグセット 850円
BIGピザ風セット 1000円

丼ぶり その他   サラダ、小鉢、漬物、味噌汁つき
味噌ソース男爵コロッケ丼セット 650円
甘正油たれ男爵コロッケ丼セット 650円
味噌ソースメンチカツ丼セット 800円
甘正油たれメンチカツ丼セット 800円
味噌ソースとんかつ丼セット 900円
甘正油たりとんかつ丼セット 900円
豚たまご丼セット 850円
ポークチャップライスラット 850円

カレー
牛スネとたまねぎとすり下ろし野菜をじっくり煮込んだ
本格ビーフカレー サラダ、漬物、ヨーグルトつき

ビーフカレーセット 650円
男爵コロッケビーフカレーセット 750円
かぼちゃコロッケビーフカレーセット 750円
メンチカツビーフカレーセット 900円
とんかつビーフカレーセット 1000円
お魚フライビーフカレーセット 900円
焼きカレーセット 800円

うどん
温かい
わかめうどん 500円
男爵コロッケうどん 550円
肉うどん 600円
カレーうどん 650円
冷たい
のりたまごうどん 550円
男爵コロッケうどん 550円
いろいろぶっかけうどん 750円


ほかにもじゃがじゃが焼き(じゃがいもで作ったドゥーのようなものに
さまざまなトッピングをして、ピザ風とかお好み焼き風にしていただく)
とか、日替わりメニューもあり、目移りしそうです。

と、いうか、ここに書くくらいですから、カレーをいただいたのです

たちなみに、この日の日替わりメニューは
夏野菜のカレーセットでした。

これですね。


ただ、カレー以外にも、こちらは、コロッケなどの揚げ物が名物ですので
こちらもオーダーしました。


BGMのボサノバに耳を傾けながら、改めて周囲を見渡すと、

CDに圧倒されて気がつかなかったのですが、
楽器がインテリアのように配置されているところも
なかなかおしゃれでいいですね。

なんて感じでまつことしばしで

登場しました。

お盆に乗っかった
イタリアンレストランでお目にかかるような
鮮やかな黄色の使い方がセンスのあるお皿にのった、
明るいオレンジがかった色をしたカレーと、

梅酢で軽くつけられた大根のお漬け物

そして、見るからに濃そうな
ヨーグルトです。


さらに、横のお皿には見るからに揚げたてなコロッケが
登場をしたのです。
いいねいいねいいね

これまたテンションが上がりますよ。

ということでまずはカレーをいたたきます。


優しい味わいがいいですね。

まずは、見た目の鮮やかなオレンジがかった色の通り、
トマトの鮮やかな酸味が軽くくるのです。

そして直後に骨太で超濃厚なコクコク、そしてコクと
旨み旨み、そして旨みがばしぃっとパンチをきかせて
訪れてくるのです。

これは、カレーでもあるんだけれども
どこか、上質なビーフシチューなどを思わせる味わいです。

メニューには
「なり田開店より 作り足し、牛スネと玉ねぎ、すりおろし野菜を
とろとろになるまで煮込んだ、本格ビーフカレー」
と書かれていましたが、ダテではないですね。

牛スジ由来の濃厚な味わいに加えてトマトの酸味そして、
丁寧な仕事が味わいとともにやさしさになって
味覚を刺激してくるのです。

この優しさと温かさは感動ものです。

しかも、入っている牛肉もトロットロに煮込まれていて
口の中でホロリとほぐれます。

さらに、入っている野菜がいちいちピカピカです。
インゲン・ブロッコリー・茄子・ズッキーニ
エンドウ・ジャガイモ・プチトマト・にんじん
といった野菜群ですが、これらがいちいち
野菜の具材ならではの味わいを
最大限の引き立てていて、

もうこの野菜にめぐり合えただけで
大満足です。
そして、別さらで注文をしたのが、コロッケです。

しっかりと油切りされたにも関わらず
見るからにぴんぴんにエッジのたった衣が
うまそうオーラを出しています。

サクっといただきますと、

あふあふあふあふ

まずはあつあつを通り越してあふあふなところに
ヤられてしまいます。

そして
羊蹄の恵みを十分に吸収しきって
おいしくなったジャガイモの魅力を
余すところなく頂くことが出来るといっても
言い過ぎではないくらいの
ホコホコで自然にアマいジャガイモと

衣のバランスが絶妙です。

先日もこちらの近くの某お店でコロッケをいただきましたが
そちらよりもオイしいです。

そちらも十分オイしかったのですがね。

北海道民でよかった。


こんなコロッケやカレーに地味に渋いお漬物も
マッチしていますし、

一気呵成に食ったあとの
口直し的な役割を果たしたヨーグルトの
トルコアイスを思わせるようにみにょーんとのびる濃さも
タマらないところです


と、いうことで、完食をしたのち、
大満足でおかねを払い
外に出ると、羊蹄山の威容が
爽やかな空気とともにお出迎え。


メニューに書かれた
「羊蹄山の麓、農家の倉庫を譲ってもらい自分達で建てたまるいレストラン。内装や台風で倒れたポプラのテーブル、ジャズがながれるスピーカーも手作り。メニューは農家の友人が育てたじゃが芋を越冬させ甘味の増した手作りコロッケやじゃがじゃが焼にやわらかとんかつ、牛スネや玉葱をとろとろになるまで煮込んだ本格ビーフカレーやポークチャップライスにつるつるわかめ卵うどんなど。そして手作りデザート&コーヒーetc。「手作りキッチン・なり田」でゆったりとおいしい時間を・・
スローフード、スローライフ」

なんて言葉をかみしめることが
出来るのです。






☆手作りキッチン なり田
(虻田郡倶知安町高砂52-8)
◇営業時間◇11:00~15:00
◇定休日◇水曜日  ◇駐車場◇ 有り
◇電話◇ 0136-22-5876




あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


かつてラジオ内にあったコーナー
「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」を
クリックしてくれれば、見ることができます。



かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。

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