こんなニュースを目にしました。

引用します。


北見の老舗、福村書店破産申請へ 負債5.6億円(07/07 08:25)

【北見】北見の書籍販売の老舗、福村書店(下斗米ミチ社長)は6日、事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。近く釧路地裁北見支部に自己破産を申請する。信用調査会社の東亜リサーチ(北見)によると、負債総額は約5億6千万円の見込み。

 東亜リサーチなどによると同社は1947年創業、60年に法人化。一時は北見のほか札幌などにも支店を出したほか、北見市内42小中学校のうち20校分の教科書も取り扱っていた。92年7月期の売上高は15億9500万円だったが、店舗拡大による経費増や大手古書店の進出、雑誌を扱うコンビニエンスストアの増加などで業績が悪化。2010年7月期には4億9300万円まで落ち込んでいた。<北海道新聞7月7日朝刊掲載>


先日、旭川の富貴堂MEGAが、マルカツから撤退した話を紹介したばかりですが、
富貴堂に続き、福村さんもです。

それぞれ、アジのある品揃えが好みで、

特に福村さんは、地場の出版物を大切にするなどの
特徴的な棚の作り方が好きで、
かつて網走管内に住んでいたときなどは、大分重宝をしたのです。

そういえば、昔は、北見の駅前から山下町へ行く途中とか、
東急デパートの中にそれぞれ店舗がありました。

寂しいですが、時流ですか。



それにしても、富貴堂にしても、福村にしても、

リラ×アブ×が出店攻勢をかけるところのお店ってのが
またなんとも、時代だなと思ってしまいます。

恐るべし コー×ャン×ォー



さて、温泉の話です。

この時、私は、絶賛土日返上お仕事期間でありました。
だから、遠出もままならない状態なのです。

が、そんな日曜の仕事を終えて、ドライブイン池田さんで
カツカレーを食べた後は、「あ!安部礼司」を聞きながらドライブがてら
気分転換のためにむかった温泉が、

蘭越の昆布と、ニセコの間にある黄金温泉です。

こちらは、夏に入りたい温泉です。

しかも仕事で二日ずっと外にいたということで、
日焼けのケアをしたのにも関わらず
顔とか二の腕とかが、いい感じに日焼けをしてます。

そんなときには、やはり黄金温泉です。
なんたって、こちらの露天は比較的湯温が低いので、

いつまでも入って、まったりできる温泉です。

ということで、湯銭400円なりを
前回きた時にお蕎麦をいただいた場所で払います。


そのときに、前回食べた
蕎麦の香りとしっかりとソバガラの色のついた
グレーのつやつやピカピカした、打ち立てのお蕎麦を思い出します。

素朴な味わいと、アマめのカエシの味の汁と
しっかりとしこしことした食感とちゅるんとしたのどごしの
しっかりと一本芯のとおった感じのお蕎麦の組み合わせが最高でした。

いやー、あれはウマかった。


そんなことを考えながら、中へ。

スタイロフォームなどが見え隠れするのが手作り感あふれて、
内装のコルクパネルにびっしりと張られた
お客さんの感想が書かれた付箋紙とともにいい味になっている
脱衣場で服を脱いだら、

まずは内風呂へ。

ゴツゴツとした岩がいい感じで配置されていていいです。

で、湯槽に身を沈めますと、褐色のお湯と
鉄のような香りがいいのに加えて
気泡のつきがいいのもかわらないですが、
前回きた時にも気がついたのですが湯温があがっています。

ただ、日焼け肌には、少々この温度はイタいので

軽く使ったあと、今度は露天へゴー

そんなに広い湯槽ではないのですが開ける景色が、
正面に見えるニセコアンヌプリということで、
相変わらず開放的ないい露天風呂です。


まずは、大きくゴツゴツした湯槽に身を沈めますと、

内風呂よりは湯温が低いものの湯温あがっています。

気持ちはいいのはかわりませんが。

そして、日焼け肌をちくちくとするのも同様

そこで、五右衛門風呂風の丸い湯槽のお湯の横にある
二人が並んで入れるサイズの四角い湯槽へいきますと


ここの心地よい湯温は、日焼け肌にもやさしいです。

透明度が高く、軽く硫黄の香りがしますし、
さらにぼーっとしていると、
腕など全身にびっしりと気泡がつきますし、

しばらくすると体につききらなかった気泡が
しゃわしゃわと体を心地よくくすぐります。

これが、黄金温泉の醍醐味です。


と、いうことで、

なんだかんだで一時間ばかし気持ちよい空間に身をおいたのちに、
車に乗ろうと外へ出ると、

水田を渡る風の、水まわりや水草などが混ざったような独特で、
かつて子供のころに、じいちゃん家に行ったときに
かいだナツカシイにおいがふわんとまとわってきました。

こちらは周囲に田んぼも多いので、
こんなところもいいです。

蘭越といえば「らんこし米」で知られる
穀倉地帯ですものね。




さて、そんな土日のお仕事が無事終了。

一人お疲れ様会ということで向かったのが
ニセコの広州屋台さんでした。

こちらは国道五号線 羊蹄国道と、
ニセコ駅前から真狩へと行く道が交差しているところ、

道の駅とか、五陣屋さんのある交差点に面していて、
看板のロゴが「水曜どうでしょう」に出てくるような字体なので、
僕とか畏友GMクンとか、P氏などと勝手に
(太鼓の音 デデン)「どうでしょうの中華」と呼んでいます。


こちらでこの日にいただいたのが、排骨飯です。

これを食べるたびに、学生時代に読んでいた
ファンロードのゲゲボツアーの記事を思い出すのです。

なんたって、初期ゲゲボツアーで台湾行ったときに
全員がハマったのが、排骨飯でしたから。


さて、注文をしたのちに新聞などを読んだり
BGMのジャズに耳を傾けたりしながら待つことしばしで、
25cmを超えようかというデカく白い皿にのって登場したのが、
もったりと頼もしい中華風の醤油味の頼もしいあんが、たっぷりとかかり、
ぱちぱちとはぜる音をたてている
大ぶりでアヂアヂの排骨(パイコー)豚ロース肉のから揚げと
その下に頼もしく控えている白米の組み合わせが、なんともいえない排骨飯です。

あんの中で存在感を発揮するチンゲン菜やきくらげもいいです。

まずは、いただきますと、アツアツです。
毎回食べに行っては、口の中をヤケドしてしまうので
注意はしているのですが、注意をしてもなおかつアツいのです。

このアツさがたまりまセブン。

さらに、アヂアヂな排骨は、カリッとした衣と
ジュワっとした中お肉のジューシーさのバランスが
面白く、おいしくでいいです。

たまにカリッとしたアクセントを加える軟骨もいいですし

衣じたいがスパイシーな味わいで、
これは、カレー粉由来のものでしょう。


最近、ご飯を食べに行ったら、もっぱら久住信者的な
行動をとってしまうのですが、カレー粉の隠しアジというと、

「花のズボラ飯」〔久住昌之 原作・水沢悦子 画  秋田書店〕の
主人公、駒沢花ちゃんが、「サポイチの塩」こと
サッポロ一番、塩らーめんの、野菜炒めドカのせを作っているなかで、

スープの香りを、「すんすん」と嗅ぎながら

「絶対隠し味に / カレー粉が入ってる

それが花を / トリコにして / 離さないのです。」

といったせりふですが、


この広州屋台の排骨の衣の隠しアジであるカレー粉も

「絶対隠し味に / カレー粉が入ってる
それが私を/トリコにして/離さないのです。」って感じです。



そうそう、大降りにカットされている排骨の端の部分は、
最初に「寝かす!!」と一人ごちて、「あん」の海に沈めました。

これは、「グルメマンガの孔明の罠」こと、
「食の軍師」(泉昌之 作 日本文芸社 ニチブンコミックス)の中で
トレンチコートの男、本郷が、トンカツ定食を食べる時の作法のひとつで

一番最初に最後に食べるカツにたっぷりとソースをかけて
衣とソースをなじませるため「寝か」せて、
ヅケのようにして(本郷談)いただくのに倣っていて

カツカレーを食べるときは、この「寝かす!!」喰いをしていますが、

から揚げと中華あんの組み合わせでも、ここは、「寝かす!!」喰いです。

本来はカツとソースの組み合わせですしね。

って、どんだけ久住信者ですか、私は。



そんなセルフ突込みをしながら、
口の中が濃くなったところをさわやかにしてくれる
生姜がきいた玉子スープで口の中を整えたりしながら、

なんとも食べ応えがあるやつを
完食いたしました。

うむ、しみじみと美味しかったです。
満腹であります


そんな満腹を抱えて向かったのが、
ニセコヒラフの中でのお気に入り温泉である
温泉ゆころ さんです。

こちらは、ニセコヒラフ地区のペンションエリアにあります。
しかも山田温泉なきあと、ヒラフ地区内では、今では唯一の
きちんとした温泉で、飲泉も可能です。


ヒラフ地区の真ん中にある、ふじ鮨のところの信号交差点を右折し
坂道を下りますと、駐車場に到着。

入り口の横から、勢いよく60度超の熱湯がじゃばじゃばと
音を立てているのがいいですよ。

階段を上り、入り口横の券売機で、600円也を払い入浴券を購入。

券を手渡しし、脱衣場にいくと、どうやら先客がいないようです。


脱衣場の英語などの外国語の注意の表記などもヒラフの温泉です。

この地区をはじめとして倶知安町には
オーストラリア人などが多く住んでいますし、

スキーシーズンにはオーストラリア本土などからも
多くのスキーヤーが来て、ビックリします。

まあ、今はスキーシーズンではないですが、
3.11以降、スキーシーズンが終了していないにもかかわらず
外国人の方々が帰国されて、ガラガラになってしまった
ということもありました。

僕が前回訪れたときは、結構混雑している中で、
僕以外が全員、日本語以外を話しているという
逆「テルマエ・ロマエ」みたいな体験もしましたが、

こんなにすいているゆころさんはは初めてですね。



ということで中へ。

まずは、半地下にあるので、わずかに薄暗いところが、
同じようなアプローチで温泉へ向かう
ぬかびらの山湖荘とか、旧の北村温泉を思わせたりして


浴室へすすむと、碧茶色した湯をたっぷりとたたえている
湯槽がででんとあります。

湯槽や浴室自体はそう大きくないですが、
ぬかびらとか北村とかとは、全然違うのに
シンパシーを感じてしまうのは、
その溢れてきたお湯が作りだした模様のスゴさで

これがゆころさんの最大の特徴です。

湯船の周りも、タイルの目地も
すべてがデコボコになっています。

湯槽の中もぼこぼこがあります。

この、長い年月をかけて、湯の花が堆積され
模様をつくり、なおかつそれが
彫刻のような造形を造りつつある。

そんなザラザラを足の裏でも感じてウレしくなれます。


お湯で顔をぷるぷるっとぬぐうと
軽くしょっぱくも鉄錆っぽいお湯の味もいいです。

お湯の色は、どこか白金とかを思わせるのに
味とか入り心地が違うのも温泉マジックです。


でもって、つづいて露天へGO

こちらの露天はペンション街の中なので
高い塀に囲まれていますが、10人程度は入れる広さなので
開放的な印象です。

しかも階段のところも、湯が流れてくるというところに、
湯の花が凝固したことで、ガウディーの建築か
前衛彫刻のような模様を作り出しています。

こんなのも、どこか、幌加温泉とか、豊平峡を
思わせてくれますし、ここでも足の裏に
ゴツゴツとした感触があたり

気持ちよいですね。

夕方の時間帯ということですが、
貸切で肩までつかって
再びふぃーっ、とお湯を味わいながら、大満足で
忙しかった日々を振り返ったのでした。




ちなみに今まで入った温泉については
左側の欄にある温泉三昧をクリックしてもらえれば
見ることが出来ます。

よろしければ。



かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。
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