☆「望羊蹄」(虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉36-12)

マトルマでホッキハンバーグ定食を食べて
アヨロ温泉、御宿かわせみで
極上のお湯につかってと、
2011年、初胆振遠征は大充実でありましたが、
遠征のしめに訪れたのが望羊蹄さんです。

こちらは、全道にその名がとどろいている
ポークチャップやビーフシチュー、
ハンバーグなどの肉料理と、
上質なコーヒーがいただけるので、
有名なお店です。


以前も周辺の温泉でお湯を楽しんだ後
ポークチャップをオイしくいただきまして、
そのときも料理はオイシイし、雰囲気がいいし、
いいお店だなあという印象が残っています。

それで、肉料理全般がオイしいレストランといっても、
シャッチョコバッタ雰囲気のレストランではなく、
海鮮丼などの和食メニューもあったりする
家庭的な感じのお店なのです。

手の込んだ洋食メニューの
肉料理が豊富でおいしいお店というのは、
カレーもおいしいのが鉄則です。

前回いただいたポークチャップは、
お肉のジューシーさと、たっぷりとかかった
ブラウンソースのバランスを堪能したので、
今回は、今までいただいたことのなかった
カレーをいただきます。

それで、メニューを見ますと

ビーフカレーライス 1200円
ホタテときのこのカレー 1300円
カツカレー 1500円

からの選択になります。

ここは、カレーの味わいにくわえて
洋食のキモである揚げ物の実力も
知ることができる
カツカレーでしょう。

オーダーをすませて、ピアノソロが穏やかな
BGMに耳を傾けつつ
軽く沈むソファーのすわり心地もいいですね。

暗い店内と、テーブルに灯るランプ風邪の電気も
雰囲気をだしています。

神保町のさぼうるなど、
歴史と格式のある感じの
昭和の喫茶店をも思わせてくれます。

しかも、お水を持ってきてくれるときに
「新聞お持ちしましょうか」と聞いてくれる
サービスもいいですよ。

すっかり、この雰囲気にくつろいでいると
待つことしばしで、カレーが登場しました。

おおおおお


周辺が軽く波打った、丸く白いお皿に乗っかって
登場ですが

タップリのいい色したルーのせいで
ライスとカツが
そりのフォルムでしか見えません。

この豪勢な盛りが
いいですね。

しかも、横に乗っかっているのが、
ナツカシいポテトサラダと、たっぷりの福神漬けと
うさくんリンゴです。

横には味噌汁がちょんと控えています。
いいぞいいぞ。


と、いうことで、まずは
ルーをぱくっと


ををををを


じぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん


甘い食べ口の穏やかな
ルーです。

最初は野菜由来の甘みが訪れてくるのですね。

さらに、動物性蛋白由来でしょう
上質なコクとかうまみも訪れてきて、
これは、以前いただいた
ブラウンソースにも通じる
丁寧に調理された感じですかね。

さらに、しっかりとした乳製品由来の
コクも味わうことができるのです。

この濃さと、コクと、うま味は、
正統派洋食屋さんのカレーにして
この乳製品の溶け込み具合は
北海道のカレーという
感じがします。

いいですねいいですね。

しかも、そんなゴッツいコクに支えられて
穏やかにもスパイスが主張してきます。

トンがった主張だけでないという
上品なスパイス遣いを味わうことができるのです。

いいぞいいぞ。

さらに、食べ進めていくと、
とんかつに到着しますので、
こちらもサクっといただくと、

!!!!!!!!!!!!


をををををををを

このサックリとあがったカツの
衣の軽い感触と
なかからじわじわっと溢れ出てくる
肉滴の味わいが

極上のカツを食べている
楽しみを味あわせてくれまして、

これは、単品で食べてもオイしいぞ。


そんなのが、ごくウマカレーをまとっているのですからね
これは、たまりまセブン。

付け合せのたまねぎのしゃりしゃりとした食感と、
ほろ辛くもアマさも残っていて
穏やかな味よいわいの中でアクセントとなっている
昔風のポテトサラダも
絶妙な端休め〔スプーン休め?〕ですし

味噌汁とカレーの組み合わせは
このブログで何回書いたでしょうか、

ワタシの実家で、カレーの晩の
翌朝のカレーで出てくる
郷愁をそそる組み合わせ。

いやーいいですね。


しかも、カレーの食べ口は
甘く穏やかなのですが、
食べ進めていくうちに
汗が額から滴ってくるのです。


これは、いいね。


と、いうことで、
デザートのうさくんリンゴをしょりしょりといただいて
完食!!


ごちそうさまでした。


あー、オイしかった。


先日、今柊二さんの最新作
「定食と文学」を呼んだのですが、

これを読んでいると、無性に定食屋とか
昔ながらの洋食屋にいきたくなって
ウズウズしてしまうのです。

定食は比較的簡単に食べにいくことができますが、
昔ながらの洋食屋さんというのは、
なかなかハードルが高いです。

近場でいうと、店の雰囲気、アジなどすべて含めると
真っ先に浮かんでくるのが、
今柊二さんも絶賛していた
苫小牧の「第一洋食店」があげられますが、
こちらも負けていないですよ。

そんな味わい深い洋食屋さんが
胆振にたくさんあるのは、
明治のハイカラの空気を吸った人が、
内地からたくさん入ってきたという
歴史があるからですかね。




☆「望羊蹄」(虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉36-12)
◇営業時間◇ 10:00~21:00
◇定休日◇ 不定休 ◇駐車場◇ 特約駐車場有り
◇電話◇ 0142-75-2311






☆「スープカリー喰堂 吉田商店」(函館市新川町24-1)

冬の函館に行ってきました。

落ち着いたたたずまいに降り積もる
雪とのコントラストが
風情があって、
冬は冬のよさを見せてくれる
そんな函館であります。

車で元町界隈の坂を上り下りするのは
少々難儀しますが。、

さて、宿に入って一服ついて
夜のほろ酔いカレーのために向かったのが
「吉田商店」さんです。

前回はヨシダストアさんに向かいましたし、
ヨシダストアさんは、事情で閉店してしまった
ということなので
選択は一つです。

ホテルに荷物を置いたあとに
日が落ちてすっかり暗くなった街を
「KOTOKOノコト」を聴きながら
ゴトゴトと市電に揺られて移動。

千歳町電停で降りると
すぐのところに、薄暗いなかにぼおっとともった
店舗の明かりが見えます。

中に入ると、打ちっぱなしのコンクリの床と
赤と黒とが基調になっている内装は、
スタイリッシュにしてレトロ

小上がりとカウンター以外の席は
学校の机に椅子、というところも
レトロな店内にマッチしています。


土曜の夜ということもあって、
店内は七分の入りです。

相変わらず地元の人に
愛されている模様です。



ということで、メニューのチェックを。


メインメニューとしては

やわらかチキンレッグカレー … 800円
トロっとしたポーク角煮カレー … 980円
大地の恵みキノコベジタブルカレー … 880円
海の恵みシーフードカレー … 980円
豚挽肉と納豆とななめこのネヴァーカレー … 880円
揚げギョウザカレー … 880円
豚挽肉とオクラとガゴメ昆布のネヴァーカレー … 880円
(4月~10月 迄)
プリッとした牡蠣カレー … 980円
(11月~3月 迄)
お子さまカレー … 580円
カレーじゃないよ!汁クィッティオ

辛さは
0 零辛
1 微辛が0円
30円増しの2 控辛、50円増しの3 真辛、
90円増しの4 地辛、120円増しの 5 雷辛、
150円増しの 6 炎辛 180円増しの 7 親辛、
210円増しの8 KENSHIと
240円増しの9 KATSUMIと
270円増しの 10 スーパーKATSUMI

トッピングが
50円の ふ、てんかす、とろろ昆布
80円の味付けたまご、温度たまご
100円の焼きチーズ、岩のり、ひきわり納豆、きくらげ
ウィンナー、高野豆腐、なす、おくら(キザミ?スアゲ?)
細切りネギ、もち、もちきんちゃく、チャッチャ背脂
130円のチーちく磯辺揚げ、アスパラ
180円のつぶ貝、牡蠣(冬季のみ)
200円のカマンベールチーズ、揚げギョウザ
300円のチキンレッグ

という感じ。

メニューを見ると
トッピングのところは
菜・卵・乳・肉・揚・海・代といった
カテゴリー別に分けられていました。


どこを選んでも目移り必定。

しかも滅多にこのお店には来ることが出来ないということで
熟考しまして

前回のヨシダストアでは、トロッとしたポーク角煮カレーを
前々回のヨシダ商店では大地の恵みきのこベジタブルカレーを
いただいていましたので、

ここは揚げ餃子カレー
地辛で

トッピングは背脂チャッチャと、温度たまごと、麩

それから、ほろ酔いカレーですから
サッポロクラッシック樽生

以上をオーダー


フリーペーパーになった今でも、
連載や編集者のページつくりやポリシーが
アジのあるjam函館を読みながら、
待つことしばしでやってきた

サッポロクラッシックをグビッと

ぷっはー!!


冬とはいえ、室内が暖かいので
一口目のビールはシミますわ。

でもってビールをくぴくぴやりながら
まっていると

いい香りとともに
登場しましたよ。


ヲヲっ



まず視界一面に広がる
白い丼の中で独特の世界を作る
具材とのコントラストがいいです。

淡いレモンイエローの
ターメリックライスの上に乗ったフライドオニオンと
脇に添えられた二枚の海苔もいいです。

しかも、具材の合間から見え隠れする
半透明系のオレンジのスープには
背脂チャッチャですから
白濁して丸い形で浮かんだ
見るからに脂脂した脂が
食欲をそそります。

いいねいいね。


まずは、感動のご対面を終わらせたあとに
スープを一口パクっと



!!

ヲヲヲっ



うおォン!!




うおォオオオオオオオオオオオオオオんっっっっっっっっっっっっっっつ!!!


これは、

うーーーまーーーいーーーぞーーーっ!


まずは、野菜由来でしょうか
最初に軽い甘みが訪れてきます。

きもちのよいアマ味です。

そして、コクとウマ味がストレートに
口の中を刺激するのです。

丹念にとられているスープは
裏切らない感じです。

そして残響のようにコクとさらにほんのりとした甘みが
スープが口の中になくなったときでも
ふんわりと滞在している感じです。

そんなただでさえウマく濃いのに、
今回のトッピングである
チャッチャ背脂はだてではありません。

僕自身もういいトシなので、
普段の食べ物とかの味覚は
あっさり系に移行しつつあります。

が、その反動で
むしょうにこってりとしたラーメンとかが
食べたくなることもあります。

カラダにいいとか悪いとかは
関係なく、
理屈ではなくこってりとしたい晩も
あるものです。

そんなときにどれほど癒されたかという
記憶の扉も開く
極上の脂の味に、めぐり合うことができました。

軽く甘みの来るスープ。
しっかりと、脂分も効いているトッピング


脂と糖は麻薬です。

西村しのぶセンセイ、いいこと言った。です。

理屈ではなく、トリツカレタらヤメラレナイ。
スープカレーでチャッチャ背脂は

でかしたっていう組み合わせです。


そんな脂でおおわれているのですが、
さらにしっかりと、辛いのです。


そんな土台があってこその、
スパイスの刺激ですよね。

脂のコさに負けずに
スパイスの辛さが訪れます。

そんな辛さかせスープカレーのウマさの一要素として
昇華をしているのです。


すいすいのんで、
夢中でぱくぱくいって

そして、気がついたら
汗だくになっている自分に気がついて、
われに戻る。

そんな辛さによって現実世界に引き戻されます。


いいねいいね。




しかも、スープを飲んだあとに
ライスを食べて、

そしてまたスープを口にすると

再びほのかな甘みが訪れるのです。


このスープの複雑さが吉田の真骨頂です。


しかもスープにまけずおとらず具材もいいです。


メインのギョウザは、揚げギョウザのポイントである
パリパリサクサクとした皮のヤツが
ゴロンゴロンと5つも入っています。

スープカレーで揚げ物を食べる悦楽のきわみ。
最初はさくさく、あとはテロテロを
余すことなく楽しめるではないですか。

まずは、下がスープにつかっているので、
軽くテロっとなっているものの
3/4以上がパリパリの状態のギョウザを

サクッ


うぅぅぅぅんっ


ジュー スィイイ~ッ!!

ひき肉、にら、ニンニクのうまみが
ぎゅうぎゅうとあふれてきます。

蚊も占めるごとに
ひき肉の滴と脂、ニラのアオさとニンニクのパンチ

そして、サクッとした食感の皮とごくウマスープが
渾然一体となって味蕾を刺激します。

最初の噛み心地のよさから
中のスープ自体にビシッと効いている
さまざまな味わいにギョウザから溶け出す
ギョウザに入ったニンニクが加勢をして
パンチを聞かせてくるという
ウマ味の波状攻撃に

私、ノックアウトであります。



こちらのカレーでレギュラーをはっている
ジャガイモやニンジンやキャベツやカボチャの、
スパイシーさをいい感じでささえるアマさ

かみ締めるとうまさがキュッと染み出てくる
ミズミズしさのナスに、

キヌサヤやオクラやブロッコリーやピーマンの
カレーにアクセントをつけるアオいおいしさは
いうに及ばず、

前回もヨシダストアで邂逅をした、きのこたち
しめじに、えのきに、フクロタケも

オイしくいただけるのです。


さらに、
トッピングの麩も、最初はサクッとした感触が残りつつも
しだいに幸せスープを存分にすって
トロトロになるという

後乗せサクサク
乗ったらテロテロを
同時に味わうことができます。

しかも麩ですから、テロテロになったのは
この極旨スープをしっかりと吸い込んだ故なのです。

だから、辛さがあとからあとから
ボディーブローのようにキいてきて


スープ飲んでは、汗が出て

具を食べては、汗が出て

ビール飲んでは汗が出て


もっサイコーっす

ということで

最後のオタノシミであります。

残ったライスを、上に散らされた
フライドオニオンごと投入し
残しておいたのり1枚も投入して

そして、今まで手をつけていなかった
具の中にディフォルトで入っている
味付け卵〔黄身は半熟でトロトロ〕の
黄身をまずはぱくっといただいて、

スープカレーとの相性を確認した後に

これまた手をつけていなかった
温度たまごごと攪拌をして


一気呵成にかっこみます。


んぐんぐんぐんぐ


ぷはあっっ、うっめぇぇぇぇえ!!


そして、大満足祭りを締めくくるために
ビールと共に流し込む。


ぷっはぁぁぁっ


クーっ!!



たまらんっス!!


ゴッツァンしたっ!



ということで
汗だくで吉田商店をあとにして

軽く雪が舞う風に吹かれながら
市電を待ったのでした。


やっぱりハコダテサイコーっ



☆「スープカリー喰堂 吉田商店」(函館市新川町24-1)
◇営業時間◇11:30~15:00(LO14:30) 17:30~22:00(LO21:30)
土日祝は通し営業(11:30~22:00 L.O.21:30)
◇定休日◇不定休 ◇駐車場◇有り
◇電話◇ 0138-27-1270






あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


かつてラジオ内にあったコーナー
「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」を
クリックしてくれれば、見ることができます。



かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。

現在は道央某所に住んでおります。
機会があれば、またボランティアで
ラジオ番組作りに関わりたいと考えています。

当ブログの左側にあるFHFをクリックすると、
過去の番組内容などを見ることが出来るので、
おおよその番組コンセプトがわかるかと思いますので
興味がある関係者のかたがいらっしゃいましたら
当ブログのコメント欄まで連絡をいただけたら有り難いです。
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