2011.01.29 惜別
先日、こんなニュースを目にしました。



出版不況止まらず 昨年販売額1兆8748億円と6年連続減
産経新聞 1月25日(火)12時27分配信

 書籍・雑誌の平成22年の推定販売額が、6年連続の減少で1兆8748億円となることが25日、出版科学研究所(東京都新宿区)の調べでわかった。その前年に、21年ぶりとなる2兆円台割れとなった出版物販売額だが、落ち込みは止まらなかった。 

 販売金額の内訳は、書籍が前年比3・3%減の8213億円、雑誌は同3・0%減の1兆535億円で、全体では同3・1%(608億円)減となった。

 書籍では岩崎夏海著「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(ダイヤモンド社)の142万部を筆頭に5点のミリオンセラーが出たが、販売部数も7億223万冊と前年比で2・2%減。出版科学研究所では「突出して売れる本と、それ以外の二極化が顕著」と分析する。

 一方、雑誌は販売金額で13年連続のマイナス。1年間に創刊や復刊された雑誌は過去40年間で最少の110点にとどまり、休刊・廃刊点数は過去2番目の多さとなる216点に達した。

 同研究所では「将来的には電子書籍の売り上げを統計に加えていくことも考えている」と話している。



これに関連するように、
出版社や新聞社の倒産件数が増えたっていうニュースも
耳にしました。



出版社・新聞社の倒産件数、2001年の1.5倍
Business Media 誠 1月25日(火)10時11分配信

 「出版不況」と言われ続けているが、出版社や新聞社(出版業者)は昨年、どのくらい倒産したのだろうか。帝国データバンクの調査によると、2010年の出版業者の倒産件数は44件となり、過去10年間で最も多かった2009年(57件)と比べ、22.8%(13件)減少していることが分かった。2006年(46件)以来4年ぶりに50件を下回ったが、2001年と比較すると57.1%増加しており、依然として高水準で推移している。

 2010年の負債総額は73億5900万円。2009年の200億4000万円と比べ、126億8100万円(63.3%減)の減少となった。その結果、倒産1件当たりの負債額は1億6730万円となり、2008年(3億7930万円)や2009年(3億5160万円)と比較すると50%以上の減少率となった。「2010年は倒産の小型化が顕著になってきた。ちなみに全業種においての1件当たりの負債額が5億9500万円であったことから、出版業者の倒産は全体の中でも小規模のものが多かった」(帝国データバンク)

●印刷業者の倒産

 書店を経営する業者は昨年、どのくらい倒産したのだろうか。2010年の倒産件数は31件(前年比16.2%減)となり、2年連続で前年を下回ったものの、4年連続で30件を超えた。また印刷業者の倒産件数は153件で、過去10年間で最多の倒産件数を記録した2009年(174件)と比べ12.1%(21件)減少した。印刷業者の倒産について「出版不況による売上減少に加え、原材料価格高騰で資金繰りが破たんした業者が目立った」(帝国データバンク)

【Business Media 誠】



これも、どこか
遠い場所の出来事のように感じていたのです。


が、


こんなニュースで、
一気に身近に感じてしまいました。




富貴堂MEGA 閉店 1月にも
北海道新聞 2010.12.11

 老舗書店の旭川富貴堂(志賀博社長)は、市内中心部のマルカツデパート(2の7)6階の「富貴堂MEGA」を閉店する方針を固めた。閉店時期は早ければ1月末の予定とされる。
 MEGA店は1996年にオープン。売り場面積は約1600平方㍍で、約20万冊の書籍を扱っている。回転当時は、ワンフロアでは道内最大級のブックセンターとして話題に上がった。
 本州の大手書店などが郊外に大型チェーン店を相次いで開業した影響もあり、同社は2008年4月に本店(3の8)を閉店。中心部で書籍を扱う店舗をMEGA店に一本化したが、売り上げが伸び悩み、テナントの更新時期を4月に控えて閉店を決めた。
 旭川富貴堂は1914年(大正3年)に創業した旭川市内の最古参の書店の一つ。小中高生用の教科書販売などを手がけ、市内では現在、書店や文具店を計5店舗を営業。閉店予定のMEGA店以外の文具店や、郊外部の書店は引き続き営業を続ける見通しだ。  (但馬工幸)



こちらは、関連した記事です。



富貴堂MEGA店、来年1月末で閉店
日時: 2010/12/23 08:23:41
情報元: 新文化


 旭川・買物公園通にあるマルカツデパート6階の同店は5年間の賃借契約満了に伴い、閉店を決めた。2年前から社内で再契約や移転など対応に関する検証を重ねたが、出版市場の低迷や競合店による商環境の悪化などで収支が厳しい状況を考慮、グループ的な視点から再契約を断念した。
 同店は総売場面積が500坪、うち書籍・雑誌が460坪、文具15坪、カフェ25坪の複合書店。1996年11月の開店、14年の営業期間だった。



先週、旭川のこちらのお店を訪れまして
そのときにはウカツにも気がつかなかったのですが、

こんな張り紙もされていたそうです。



お客様へ

富貴堂MEGAより大切なお知らせです。

1996年11月15日の開店以来
お客様お一人お一人に支えられ
営業を続けてまいりましたが
この度、2011年1月31日をもちまして
閉店する運びとなりました。
長い間のご愛顧
心より感謝申し上げます

なお、富貴堂南6条店、豊岡店、末広店
ならびに富貴堂文具館は
これまで通りに営業いたしております。
今後は、そちらに足をお運びくださいますよう
お願いいたします。


ご来店ありがとうございました。

ブックセンター富貴堂MEGAA



確かに、旭川にコーチャンフォーが進出したので、
富貴堂はどうなるのか、
とも思いました。

が、コーチャンフォーがことのほか
駅からは離れていたので

客層はカブらないと踏んでいたのですが





なかなか難しいようです。


富貴堂MEGAには、富良野に住みだした前から
お世話になっていて、

何冊の本をこちらで買ったのかってくらいの
ものでした。

しかも、20万冊の蔵書に加えて、
ツボを抑えた選書といい、

あのマルカツ独特の昭和臭い立体駐車場に
車を納めて、あの独特の会談を降りて
向かったワクワクする気持ちといい

もう、僕の北海道の読書生活の一部といっても
言い過ぎではありません。



そんなお世話になった書店の閉店ですから



確かに、富貴堂本店の閉店のときもショックでしたが、
今回はそれ以上です。




ま、本は本屋に行って買えという
時代ではなくなりつつありまして、

しかも、字が紙に印刷されている本の
形態も今後どうなるかわからない時代ですから

なんともいえませんが


でも、本屋で本を探すワクワクとか

紙に書かれた字を拾うワクワクは


ぜひとも残しておきたい文化です。


そのためには、今後も
必要以上に
お気に入りの本屋さんに行かなければ
いけないと、決意を新たにしたのです。


と、ともに、そんな最末期の富貴堂MEGAに
立ち会えたことを幸福と思うことにします。

ま、呼ばれたのかもしれませんけど。








かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。



現在は道央某所に住んでおります。
機会があれば、またボランティアで
ラジオ番組作りに関わりたいと考えています。

当ブログの左側にあるFHFをクリックすると、
過去の番組内容などを見ることが出来るので、
おおよその番組コンセプトがわかるかと思いますので
興味がある関係者のかたがいらっしゃいましたら
当ブログのコメント欄まで連絡をいただけたら
有り難いです。
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