七月の二週目は、大きな祭りが
ドカンドカンとあって、
なかなか興奮をした週末でありました。

一つは、美瑛で開催された
新・ご当地グルメグランプリ北海道

一つは
参議院議員選挙の投開票


そして、参院選の開票速報とともに
私が朝までテレビを見ていた原因が
取り上げるのは三つめですが、
最大の祭りである

ワールドカップの決勝です。


ワールドカップは、
序盤からの日本代表の大健闘により、引き込まれてしまって、
結果最後の最後まで、
テレビの前に釘付けになってしまったのです。

多くのすぐれたプレーに感心をするとともに
その背後に見え隠れする
スポーツに力をいれて、人材を育てるということは
大切なことだと再認識をしたわけです。


そのように、人を育てるためには、
当然チーム関係者の努力は大切ですが、
それだけではなく、
マスコミ、ファンといった多くの人が
関心を持ち、かかわり合っていくことが
大切になってくるのです。



こちらは、毎週楽しみにしていて
このたび通巻3000号に到達した
「週刊ベースボール」に連載されている

石田雄太さんのコラム「閃球眼」の引用です。

「プロの仕事とは

 のびのびと…。
 たとえば、少年野球の原点はそこにあるというふうに信じていた。子供に細かいことを教えてもしょうがない、好きなようにやらせるほうが才能を伸ばせるはずだと、ずっとそう思っていた。しかし最近は、そうばかりとも言えないと思うようになってきた。なぜなら、のびのび、という言葉は、ときに教える言葉を持たない指導者の逃げ道になるということを知ったからだ。
 試合に勝つことだけを目的とした細かい野球は、子供にはまだ必要ないのかもしれない。しかし、野球がうまくなるための個々の技術については、子供といえども細かく指導したほうがいい。そのための言葉を持たない指導者ほど、のびのび、という言葉を使っている。子供のミスを技術論で説明できず、「なにやってんだぁ」と、ただ罵倒するだけの指導者というのは、得てして、のびのび、という言葉を好んで使い、楽をしているような気がするのだ。
 都合のいい言葉というのは、伝える仕事のなかにも存在する。最近でいえば、成長する、というフレーズだろうか。南アフリカで決勝トーナメントに進出したサッカーの日本代表は、ワールドカップを戦うなかで一試合ごとに成長したのだ。という報道を散見した。実際、パラグアイに敗れた直後、インタビュアーが岡田武史監督に「日本代表は凄まじい成長を見せましたね」と問いかけると、岡田監督は憮然とした表情で、「僕らは一貫して何も変わりませんでした」と答え、成長、という言葉を受け入れることを拒んだ。
 日本代表が予想以上の結果を残した事実を、成長、という言葉で表現したのは、このインタビュアーだけではない。大会前の報道では岡田監督への評価は極端に低く、日本代表は決勝トーナメント進出どころか、予選リーグで1勝することさえあり得ないという風向きだった。ところが、日本代表がそういう風評を覆す結果を残した途端、伝えた側は、成長、という言葉に逃げ込もうとする。世界的に見れば発展途上なのかもしれないが、それでも技術的には成熟し、日本のトップ選手たちで構築する代表チームが、短期間で成長するというのは、伝える側にとってはあまりにも都合のいい解釈だ。当然、チームは急に成長したわけではなく、さまざまな試行錯誤も含めて、積み重ねてきたことが本番で実ったということであって、そこを事前にきちんと把握して伝えることができなかったは、キミたちのほうじゃないかと、岡田監督はメディアに対して、きっとそう言いたかったのだ。
 正直ドキッとした。
 予想外の快進撃を見せたチームを、一戦ごとに成長したと表現したくなる気持ちは、同じ伝え手としてよく分かるからだ。もちろん、言葉そのものを否定しているわけではない。指導によって身につけた高いレベルの技術に裏打ちされた上での“のびのび”ならば大舞台で役に立つのだろうし、技術や戦術の裏付けを現場が自覚している“成長”なら、いつでも起こり得るだろう。下馬評の高くなかった高校が勝ち上がれば、甲子園という舞台が選手たちを育ててくれたという表現は、決して的外れではあるまい。しかし、事前の思惑と出た結果の辻褄を合せるだに聞こえのいい言葉を探すというのは、伝え手として潔い態度ではない。
  (中略)
 結果に左右されず、伝えるべきことはブレずに伝えなければならない。しかし、それが辻褄合わせであってはならないのだ。そこを意識して伝えることがプロのしごとなのだと、あらためて肝に銘じたいと思う。」



なるほど。

これは、マスコミの視点として当然大切なことですし、

現在僕が毎週の楽しみにしている
サッカーマンガの『GIANT KILLING』(ジャイアントキリング)にも
描かれていたことです。


と、いうか、まさに人が成長することの大切さについて、
今まさに雑誌の連載中でアツく語られていて、

何度も何度も読み返したのです。

そうですよね。


マスコミは当然としても、
ファンもそれぞれゲームなどを見る目を
養うことが大切ということです。

そうすれば、マスコミのミスリードを
監視するリテラシー力も
あがってくるでしょうし、

一石二鳥だと思います。

どうでしょうか。



かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。

現在は道央某所に住んでおります。
機会があれば、またボランティアで
ラジオ番組作りに関わりたいと考えています。

当ブログの左側にあるFHFをクリックすると、
過去の番組内容などを見ることが出来るので、
おおよその番組コンセプトがわかるかと思います。
興味がある関係者のかたがいらっしゃいましたら
当ブログのコメント欄まで連絡をいただけたら有り難いです。


追1

本文では終わった祭りのお話ですが、
これから来る祭りもあります。
3週間後の夏祭りですが、今年も出かけます。
 
私は、三日目東X43b「東行本舗」です。

ちなみに畏友p氏は、
一日目東J42b「V.O.L.」
かつて私が担当していたラジオ番組である
FURANO Hiatory Factoryで
オンエアした「曲の感想」を当ブログで書きましたが、
その中で厳選をした傑作編をまとめた本を
置いてもらうことになりました。

畏友GMクンは、
三日目東R8b「北蝦夷協和会」
こちらでは、このブログに書いてきた、
カレーを食べた感想をまとめた本を
置いてもらうことになりました。


というわけで、よろしければ、
こちらにも遊びに来て下さい。


追 2

訃報です

作家村崎百郎さん刺され死亡=男逮捕、「実践本にだまされた」―警視庁
7月23日22時50分配信 時事通信

 23日午後5時50分ごろ、東京都練馬区羽沢の作家黒田一郎さん(48)=筆名・村崎百郎=方で、男から「人を刺した。捕まえてください」と110番があった。警視庁練馬署によると、黒田さんが室内で血を流して倒れており、ほぼ即死。同署は殺人容疑で、室内にいた横浜市に住む無職の男(32)を現行犯逮捕した。
 調べに対し、男は「黒田さんの書いた実践本にだまされ、恨みを持っていた」と供述。「殺すつもりで包丁を神奈川県内で購入した。自宅住所は、ネットの掲示板で調べた」と話しているという。
 逮捕容疑は午後5時50分ごろ、黒田さん宅1階の居間で、黒田さんの腹部など二十数カ所を刃渡り約17センチの包丁で刺し、殺害した疑い。
 同署は男が黒田さんの著作に影響を受け、逆恨みしたとみて調べている。
 黒田さんは『鬼畜のススメ』や『社会派くんがゆく! 』シリーズ(共著)などの著作がある。女性と同居していたが、当時は自宅にはいなかった。 



そういえば、彼の著作に
こんな一節がありましたね。

「簡単に人を信じるなよ。易々と他人に影響されるな。
文字なんて活字に組まれて本にそれなりにご立派なことかいてるように見えるけど
言葉なんてたいしたことないんだからな。
書かれた文字を疑え、語られた言葉を疑え、
いちばん悪いのは何か自分以外のものに過度に期待して
判断を全面的に他者依存することだ。
むやみやたらと他人を尊敬するんじゃねえぞ。
全ての文字にはうそがあると思って間違いない。
俺がお前らをだまそうと悪意をもって文をかいていることを忘れるな」


彼の偽悪趣味には賛否両論ありますが
その著作は僕自身、大変印象深く読みましたし、

上の文章は僕自身の戒めにもなっております。

ご冥福をお祈りします。
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