先日引っかかったニュースです。

子供の性描写規制に反対=都青少年条例改正で-漫画家ちばさんら
3月15日16時17分配信 時事通信

 漫画などでの子供に関する性描写を規制対象とする東京都青少年健全育成条例改正案について、漫画家のちばてつやさんらが15日、都庁で記者会見した。ちばさんは「(漫画の)表現全体の元気がなくなる」などと述べ、条例改正に反対する意見表明を行った。
 改正案は現在開会中の2月都議会で審議中で、漫画やアニメに登場する18歳未満の人物を「非実在青少年」と規定。非実在青少年の性的行為を描写した図書類は、青少年への販売・閲覧を制限する不健全図書の指定対象に追加することなどを盛り込んでいる。 



この手の話が出ては消える
東京都なのですが、

18禁のコミックにマークが付いた当たりでも
一旦された論議で、
このことを戯画化して表現した
「サルでも描けるまんが教室」竹熊健太郎・相原コージ 小学館
でもこのテの規制の無意味さと
ナンセンスさについて
言及されていましたから、

なんだな~って感じです。


ちなみに、「子供に関する性描写」の対象は
十八歳未満だそうです。

なんだかな~



ま、問題点として考えられるのは

「現実」と上手に付き合う方法を
思いつけないから、すぐに制限をかけるという
安直な考え方がまずはあるでしょう。

○○が悪影響を与えている可能性がある
じゃぁ○○を規制しよう!
といって外圧をかけるのは、

自分が注意をしても効果的ではないので、
学校に、校則を厳しくしてもらうように
お願いをしたり、

自分の子供が電車内とかで騒いでても叱らずにいて、
他の人が注意すると
「ほら、おじちゃんが怒っているでしょー」
などと言ったりしたり、
場合によっては逆ギレして、
注意するようなこと自体が悪いように思う親のようです。

自分で出来ない事を「規制」に任せておいて、
何か起これば「規制が足りない」と言う。

そんな風に感じるのです。



また、犯罪を犯す人が
「漫画やアニメに影響された」というのは、
「ムシャクシャしてやった」「××があって欲求不満があった」
と同じく「自分は悪くない」と自己弁護するための言葉だと思うのです。



また、今回の条例案の骨子が
性犯罪の抑止であるならば、

このような見えやすく御しやすそうなところではなく

性犯罪者への厳罰であるとか、前科を持っている人の
データベース化など他にも手はあるはずです。

実際の少女達の援助交際や売春をほとんど見逃し、
架空の少女達を止めようとするのは
矛盾をした話だと思います。

少女売春の低年齢化の原因と
いわゆる有害コミックは全く関係ないですよね。

ここの厳罰化が大切なのと、思いますし、


少女売春の低年齢化についていうと、
どう考えても漫画よりもティーンの読むファッション系雑誌の
中身のほうが影響力は強いでしょう。

「体験談」とか「リアルレポ」とかいう触れ込みで
青少年の性行動を推奨するかのような記事を読ませ、
その記事が現実で、早く大人体験しなきゃと
思いこむ子どもの方が、有害コミックをリアルだと感じる
子どもよりも絶対多いと思うのです。


このようなことでも、なぜマンガだけ?と
思うのです。

御しやすいと思って叩いているのでは
と思ってしまうのです。


さらに百歩譲って
架空の表現が現実に影響を与えるのであれば
テレビドラマでの殺人事件という架空の表現は
現実に影響を与えないのでしょうか、

映画でのバイオレンスなシーンは
現実に影響を与えないのでしょうか。

と、考えると、
殺人よりも、合意の上での性行為のほうが
問題であるというのも変な話だと思います。


これもマンガは規制しやすく、
テレビ局や映画は目をつむるって
感じてしまうのです。



更に話を戻すと、
「不健全」であるマンガとかアニメが
少年の性犯罪を助長するのであれば
客観的な根拠を示すべきだと思うのです。

各国に比べて低い性犯罪の発生率を
問題にしない。

なおかつ、このようなコミックの有害指定の
前と後での変化も調査されていないですし、

諸外国がメディア規制をした前後での
性犯罪の発生件数が増加したことなども
こには触れられていないのです。


そして、マンガ・アニメ・ゲームが規制対象で、
映画・テレビ・文学・歌が規制対象ではないということも、

その因果関係が不明瞭ですからね。
源氏物語から現代小説まで、名著と呼ばれる本に
今回の都条例案にひっかかる表現が含まれているケースは
枚挙にいとまがないのに、
なぜマンガ・アニメ・ゲームといった
いわゆるサブカル系の新しい表現手法に限定されているのかは
合理的な説明は出来ないでしょう。


そう考えると、
「実際の行為を誘発する」ってのは単なるこじつけで、
性表現が不快で、
単に気にくわないから目に入らないように
規制しようと言う感情が
先行しているのでは
と考えてしまうのですよ。


まとめていうと
この東京都の条例改正案の根っこには、

業界のしがらみなどで、
より直接的な出会い系の媒介をする携帯通信とか
風俗関係(含むビデオ業界)、大手マスコミに比べて
圧倒的に統制がしやすい
出版業界の中でも、小説の下位にあたる
低俗な文化であるというとらえかたを
されているのがありありでして

なんかイヤな感じがしたわけなのです。


某掲示板で

「石原の著書、太陽の季節(wikipediaより)
>高校生・津川竜哉はボクシングに熱中しながら仲間と酒・バクチ・女・喧嘩の自堕落な生活をしている。ある夜盛り場で知り合った少女英子と肉体関係を結び

はい規制!」


といった、職人技の書き込みに
思わず快哉を叫んだり、


「この主張って経産婦に多いですが、彼女らの生娘気どりとか気持ち悪いです。」


といった内容に思わず膝をたたいたのですが。


ちなみにこの条例案は
この議会は通過せず継続審議になりましたが


児ポ法の問題とあわせて
予断なりません。






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