11月16日オンエアー 第240回放送分
「FURANO History Factory(=FHF・フラノヒストリーファクトリー)」の
番組内でオンエアーをした曲です


♪「君となら」    松たか子
TV『獣の奏者 エリン』Ed

穏やかな曲調のピアノサウンドに重なる
ハモンドの浸みるような音色の組み合わせに、
松さんのさわやかな歌声がのっかる
ミディアムテンポの楽曲です。
イントロや伴奏での楽器で奏でられる
明るさやさわやかさと、
松さんの肩の力の抜けた自然体に響く
伸びやかな歌声との調和の具合が
まずはいい感じのに加えて
彼女の歌声が一聴すると素朴な感じで
シンプルに響くのですが、
その歌詞に使われている二人称が「キミ」一人称が「ボク」
という、いわゆるキミボク歌であのせいもあるのでしょうが、
歌でメッセージの深さを伝えようとする
表現力の幅をも感じます。
今までも、松さんの歌声といえば、
この伸びやかさと、自然体が魅力でしたが、
この曲はその傾向が一層強くなっています。
週刊文春連載の近田春夫さんの
「考えるヒット」では
「(前略)1番感じたのは勢いである。以前の彼女はもう少し用心深く歌を歌っていた気がする。それがひとつふっきれたというが、歌唱というものをもっとザックリととらえている趣なのだ。料理にたとえるならば煮込みと炒めものの違いだろうか。丁寧であることより直感を重視した歌い方になっているのである。それは自身というものがうらづけとしてあらばこその変化に違いない。勢いが感じられるというのは、要するに、迷いが感じられないということなのだから。(後略)」
などと書かれていて、納得をしたのですが。
そんな歌声を生かす、サビ部分とかの
コーラスワークも秀逸ですし、
間奏部分のサックスのソロと
サビのコーラスが伏線のようになって、
後半部分でのサビなどの後で、
サックスの対旋律とハモンドオルガンの
さりげなく細かく盛り上げている
歌うようなサックスとかもツボですよ。
歌声、楽曲、楽器の演奏、歌詞のメッセージ、
すべてこみで、陽だまりのような響きの1曲です。





♪「以心電信(You've Got To Help Yourself)」   HMO

西洋のパレードような
ファンファーレを思わせる派手な旋律と、
大陸的なサウンドがところどころに散りばめられている
雄大さを持つ曲です。
坂本さんと高橋さんの作曲ですが、
坂本さんによると、
楽曲的にはビートルズのにぎやかな曲に影響され、
華やかさがある式典をイメージしているとのことです。
また華やかな楽曲に前向きな歌詞か乗っかるのが、
この曲のよいところですが、
作詞は細野さんと、ピーター・バラカンさんで、
強烈に響く「♪生まれたままに/生きる自分を/
愛してみよう。♪」というメッセージとか
サブタイトルでもあるYOU'VE GOT TO HELP YOURSELFなどをはじめ、
細野さんは、アメリカの自助運動の影響を受けて、
「自分を助けられない人間に他人なんか助けられない」
と言う想いとともに、
チャリティーソングへの半ば皮肉もこめて作詞したそうなのです。
ただこの曲自体は、国際連合による「世界コミュニケーション年(WCY)」の
テーマ曲として、NHKで頻繁に流されましたが、
そのことに対する皮肉でもあったようです。
深いですね。
高橋さんの色気のあるボーカルもまた
この魅力的なメッセージを伝えるのに
ふさわしいのですが、
ミクの声だと、その無機質な色気が
これまた癒しのように響いて、
強いメッセージが伝わってくるように
感じるのですが。
ちなみに、番組本編でお話をしているテーマは、
中国の三国志でしたが、
そんなのにも実はよくあっているなと、
曲を聴きながら思っていました。





♪「夢幻」  水樹奈々
「FURANO History Factory」11月のマンスリーパワープレイ
TV『WHITE ALBUM』Op 『アニメロミックス』CMソング

迫るようなピアノの繊細な音色と
ボーカルに導かれたドラマチックな音の重ね方に
ギターの骨太さが加わってきて
聴いてすぐに引き付けられるのです。
水樹さんの楽曲では、
ハウス系のシンセミッチリサウンドで
突っ走るような感じの曲が結構ありますが、
そんなサウンドもこの曲の中では
あたりまえだで使われておりますし
一頃から、よく使われるようになって、
これも快楽装置として機能をしている、
ギター・ストリングスの組み合わせも、
この楽曲のなかでもオいしい役割を果たしています。
サビ部分とか、間奏とかで多用されていて、
気分を高揚させてくれるキックの16分音符の
鋭い刻みがアクセントになっていまして、
ここは今までそんなに彼女の楽曲で聴くことが
出来なかったのにって感じです。
そんな今までの音楽の集大成というか、
そんなサウンドの重なり合いが、
彼女の歴史を垣間見るようでもあり、
快楽のツボをつかれまくりな、
エクスタシーを刺激されまくる楽曲なのです。
そんなダイナミックスとバリエーションにとんだ
変幻自在な楽曲によくにあう感じのボーカルが
これまた。、たまらない感じで響くのですよ。
おだやかなパートのさやくような声
そして、ハリのある声とかもすべて含めて、
艶っぽくてよいですね。
こんな声と曲との相乗効果で響くところも
彼女の歴史を垣間見るようです。





♪「通過地点のMUSICA」     長門有希(CV 茅原実里)
「under “Mebius”」カップリング
TV『涼宮ハルヒの憂鬱』CS

甲高くポロンとならされる音や
SEのような音が不思議に響き、
曲がはじまりますが、
冒頭の部分から、3つの音を行ったり来たり
する曲を四分音符の曲にのせていまして、
そんな曲の作り方とリズムのいじり方で
不安定な感じに展開をさせているのが、
まずはひかれます。
冒頭から、リズムはリズムボックスで、
バックはピコ音が中心に響いている、
いわゆるテクノの範疇な音楽ですが、
ベースラインの動きが結構凝り性なところは
好みであります。
カップリグ曲はダイナミックなアレンジの
奔放な展開の楽曲でして、
それに比べてオダヤカでありますが、
これはこれで。なんです。
因みに、カップリングの曲は、甲高い機械っぽい声と
低い地に近い声を使い分けていて、
茅原さんの新境地ともいうべき曲ですが、
その甲高い機械っぽい声がミクっぽいと、
知人から指摘されて、はたと膝を打ったのです。
ミクっぽい機械的合成音を思わせる歌声と、
このベースラインの組み合わせといった凝り方は
リーダー細野さんがベーシストである
YMOにも通じる感じですが。
また、この曲は無機質な感じに響く、
高い機械っぽい声がほとんどで曲は進んでいきますが、
サビの最後のパートでぽろっと心情を吐露するように
地の歌声を披露するところ。
この組み合わせの計算はスゴいですし、
アクセントになっていて、頭にひっかかりを残すのです。
が、それは一瞬だけのもの。
ってのも計算ですか、スゴいですよ。
ぴろりって鳴る、16ビットのファミコンのような
素朴なピコ音を効果音のように使うのも
アクセントとして、ひっかかっていいですね。





♪「悲しいほど青く」     清浦夏実
TV『ささめきこと』Op

そおっと入ってきて、
静謐な空間にも馴染みそうなピアノ、
作品世界にハマる感じで
さりげなく入ってくるストリングスの組み合わせの
穏やかなサウンドで始まるイントロ。
ストリングスアンサンブルの
気高く優美さを感じるような
バイオリンの美しくも甲高い音に
ふわんとささやくような、
透明感な歌声がさらりとのっかる
スローな楽曲です。
最初は、歌とピアノとストリングスで
楽曲はすすんでいくのですが、
次第にアコースティックギターやベースがのっかって
曲世界を広げてゆくところが気持ち良いのです。
清浦さんの歌声の、透明感とふんわりとした
柔らかさの原因はいくつかあるのですが
声の中に息の多さと、このことなどに起因する
艶っぽさなのかなーと思ったのですが、
穏やかな楽曲をこのように丁寧に歌い、
元気な楽曲を健康的に歌うという
そんな歌幅の広さと表現力も好きですね。
この楽曲によくあうのが
ドラムを使わずにパーカッションだけで
リズムを刻んでいるところで、
ボンゴとかリンとなる鈴の音などがまた
穏やかな曲世界のなかで映えます。
ピアノ伴奏だけの2番のはじまりから
歌で曲が広がるという構成も好みです。
歌詞もせつなくて、曲が少しだけ明るい分だけ
甘酸っぱい思春期を思わせる気分とあいまって、
それはそれ、という感じがいたしますね。
間奏部分のアンサンブルの美しさ、
バイオリンとビオラのかけあいのようなフレーズとか
コーラスワークなどの巧みさも光ります。
この曲をパーカッションとともにオダヤカに支えている
シブいウッドベースをひいているのは、
バカボン鈴木さんでした。
こんなところにも、にやっとしてしまいます。
ちみに楽曲には全く関係ないのですが、
彼女のひいひいおじいさんが
昭和の元老、清浦奎吾ってのも、
僕的にはスゴくビックリしたのですが。
来春にアルバムの発売されるそうですが
今から楽しみです。







このような曲をかけているFHFですが
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ヘタリアに言論と表現の自由を!
民族浄化[ここでは、ある民族のみを浄化した姿で描けという要求]反対!
自由ヘタリア救国民族解放戦線の「イトー×ani」がお届けする
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
北海道富良野市と上富良野町・中富良野町など限定で聴く事が出来る、
コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」の
月曜午後五時からオンエアー中

番組へリクエスト・メッセージは
〒076-0026 富良野市朝日町5-17 ラジオふらの
E-mail radio@furano.ne.jp FAX 0167-22-2771

追 
当番組でオンエアした「曲の感想」を
ブログで書いてきましたが、その中で、
今年分の中で厳選をした傑作編を作る予定です。
そんな本を冬のお祭りで
置いてもらうことになりました。
一日目 東 ユ 12b「V.O.L.」です。
よろしければ、お待ちしています
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