8月31日オンエアー 第229回放送分
「FURANO History Factory(=FHF・フラノヒストリーファクトリー)」の
番組内でオンエアーをした曲です

♪片翼の鳥    志方あきこ
TV『うみねこのなく頃に』Op

土俗的な打楽器で刻まれる86〔6/8〕のビートに
グレゴリアンチャントを思わせるような
重厚なコーラスがのっかったうえに、
ストリングスなど、使われている楽器の数々が
ダイナミックにオーケストレーションをつけた
演奏をするところなど、クラシカルで、
そんな音群にまずは圧倒をされます。
迫力のある音だけではなく、
ところどころ効果的に響く穏やかなハープや
クラッシックギターの音色なども、
コーラスやオケのようなパートが、
どこか強迫観念的に迫ってくるだけ、
その対比でも美しく響いています。
志方さんの声は、ハープの音色などと親和性があるように
繊細で穏やかに響きながらも、張りがあって、
迫力あるコーラスとのかけあいのようにひびく部分とか
オーケストラとのかけあいのように強く歌われる部分などで
それらの音に負けずに凛とひびいているところと
穏やかに歌われるところとの対比が、聴き所です。
基本旋律は、古ヨーロッパを思わせるような擬古典調でして、
要所要所で曲を盛り上げる
ティンパニーのクレッシェンドや、
土俗的なビートを補うタンバリンや鈴の音をはじめとした打楽器群、
太鼓というのがふさわしい太いビートを刻む音などに加え、
コーラスの歌詞が英語ではなく、
どこか架空の言語のように響くところとかも、
この世界を盛り上げていますが、
ここに志方さんの、イスラームの祝詞にもあたる
クルアーンの朗詠であるアッザーンを思わせるような、
アジアっぽいビブラートのつけかたが加わり、
後半部分ででてくる、鐘のようにも
銅鑼のようにも響く金属製の音も
どこか東南アジアっぽい響きをも想起させられるので、
ますます無国籍な感じが増してきます。
曲構成の秀逸さと衒学的な香りのする叙情溢れる歌詞に
志方さんの美しいボーカルの組み合わせが
直球でツボであることから、
現在ヘビロテ中であります。
何度もこちらで書いていますが、
ZABADAKとかKARAKとか
葛生千夏さんとか、新居昭乃さんを
大好物に、90年代をすごした僕としましては、
こんな曲は直球ど真ん中の大好物なのです。
志方さんの楽曲は、某ショップの店頭で
「うみねこのなく頃に」を耳にして以来、
気になっていたのですが、満を持しての
オンエアーであります。
この曲はオリコンチャートで初登場11位で
一万一千枚以上の売り上げを記録しましたが、
このようなマニアックな曲が1万枚以上のリリースをするということは
日本の音楽マーケットも、なかなか捨てたものでは
ないと思いませんか。





♪「Happy!? Sorry!!」     桜高軽音部
「平沢唯、秋山澪、田井中律、琴吹紬」
(CV豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子)
『Cagayake! GIRLS』カップリング

ハードでタイトなビートに、
ザリッとしたギターサウンドと
エキセントリックなキーボードの組み合わせは
もはや桜高軽音部のお家芸。
相変わらず豊崎さんのかわいらしい声に
気を取られていて、どーせ萌えソングでしょなんて
タカをくくっていると、ヤケドするぜって感じです。
これらの音色で奏でられる曲調は、
ドラムのビートにベタなベースラインをはじめ
コーラスのつけかたとかも含めて
しっかりと60年代、
同じカテゴリーの曲でいうと
こちらも名曲ですが「黄色いバカンス」が
思い出されますが、
ベースのヘビーな音色であるとか、
日本を代表するギタリストH氏を思わせるような
ハードなギターワークに
キーボードアレンジなどに加えて、
間奏部分のリミックス的なパートとか
スキャットなどで今風なテイストが
つけられているところが、渋いです。
声のバックで流れるキーボードサウンドのうねりとか
コーラスの重ねかたとかについても
やはり侮れないですね。
コーラスをつけている琴吹紬役の寿美菜子さん曰く
「小悪魔的な唯(豊崎さん)の声が聴ける曲」だそうです。
なるほど。
にしても、またまたキャラソンが
オリコンウィークリーのトップ10に
3曲同時チャートインしておりましたね。





♪First Pain    石川智晶
「FURANO History Factory」8月のマンスリーパワープレイ
TV『エレメントハンター』Op
TV『アニソンぷらす』Ed

ダイナミックな曲展開については
何度もこちらで書いたのですが、
やはり秀逸なのは、警句のような
歌詞の数々なのです。

誰かを永遠に失ったことなんてまだないけど
これが最後かもしれないと見つめた朝があった

どうして自分の体なのに自由にしてはいけないの?
君の瞳に嘘を重ねてもその答えは出さない

ヒトになろうとして何度も塗り重ねた空があった
途切れ途切れだけど確かな言葉をあげたいんだ

生きて 生きて 生きて

誰かを永遠に失ったことなんてまだないけど
両手に収まらない予感と痛みをかみしめた

これらの歌詞があって、
曲との相乗効果によって
脳裏に刻まれるように、
メッセージが伝わってくるのです。
この曲をこのワクでかけるのも
これで最後であります。





♪スパイス    新谷良子
『Re TIME』カップリング

トライアングルやタンバリンの音もさわやかに
タンタタンタという、明るい感じの
はねるようなビートに、
さわやかな感じで響く伴奏とよくあう
新谷さんのカワイラシイく
天然な感じの歌声がマッチをしていて
正統アイドルポップのように響きます。
ですが、ギターがハードかつルーズに響くところは、
その歌声とのギャップがアジとなっている
バンド志向の強い彼女の楽曲に
共通するテイストであります。
対旋律のシンセの音とか、
ギターのリフを聞かせる間奏のリズムとか
ドラムのフィルインなどが
なかなか秀逸でしと、
シンセの使い方の面白いところから
イカしたギターソロへと流れるところは
ベタですが、ツボです。
カップリング曲は、一聴すると
さわやかなアイドルポップでありながら、
最後ハードな感じのバンドワークが
前面に出るアレンジになって、度肝をぬかれますが、
こちらは最後までこのテイストでいくってことで、
こんなのもいいですよ。
オンエアしたのが、カレーのコーナー
富良野印度化計画の直後ってことで
スパイスという曲のタイトルと
よくあっているなーと
思ったのでした。





♪林檎もぎれビーム   大槻ケンヂと絶望少女達
「風浦可符香、木津千里、木村カエレ、関内・マリア・太郎、日塔奈美」
(CV野中藍、井上麻里奈、小林ゆう、沢城みゆき、新谷良子)
TV『懺 さよなら絶望先生』Op

ハードでぶっといギターのサウンドと
タイトなドラムのビートと
重たいベースのうねりという
直球で脳髄を刺激するサウンドに
オーケン様のシャウトと
絶望少女達のシャウトが重なる
シュールな世界も、すっかりとこのシリーズでは
おなじみになっています。
前半部分が、イキオイを感じるパートなのに対して
サビやCメロのメロディアスな歌パートに、
叙情の香りがする歌詞と、
対旋律の変態的なまでに美しく、芸術的で
クラシカルな三柴さんのピアノってのも
これまたこのユニットではお約束。
そんな曲構成に翻弄されるのも
このユニットの鑑賞のツボであります。
Cメロでは、ピアノにシンセの音を重ねていましたが
これも三柴さんのオシゴトであれば
グッジョブとしか言葉はありません。
さらにストリングスのサウンドが重なりまして
無駄にいいぞ、こらへんのいじりかたは。
オーケン様のシャウトと歌パートとの
ギャップも面白いのに加えて、
絶望少女達のシャウトと歌パートとの
ギャップもなかなか面白いですし、
野中さんとオーケン様のデュエット的なパートも
ほほえましくも美しく響くのです。
オーケン様がノリノリな感じが伝わってきて
一過性のユニットではないのがよくわかります。
8月29日の文化放送 『A&G 超!RADIO SHOW~アニスパ!~』
で、「さよなら絶望先生」が特集されていて
ゲストの絶望少女達が、
ブラ野さん(浅野真澄さん=番組中で「ブ~ラ~く~れ~よ~」と
連呼していたため、鷲崎さんに「ブラ野さん」とよばれてましたw)
と絡んでいたのが、なかなか面白かったのでしたが。
そんな放送の中で、この曲を
オーケン様と絶望少女達とでアニサマで歌ったなんて話を聞きまして、
こんなの生で見たいに決まっているじゃないですか。
まだ番組のオープニング映像はみていませんが、
〔はい、北海道では地上波でオンエアされておりません〕
きっと映像が出ると、この曲を聴くたびに
その映像が頭のなかでぐるぐるしてしまうのでしょう。
ちなみに元ネタは「リンゴ送れ、C」
さすがトンデモ大好きなオーケン様、
ここらへんにもニヤっとしてしまうのです。
「リンゴ送れ、C」とは1960年代前半に
起きる天変地異による大洪水を
UFOに乗って避けるためCBA〔宇宙友好協会=
「ベントラーベントラースペースピープル」の呼びかけを
日本に広めた団体として知られます〕
が決めた合い言葉なのです。
ただ、このタイトルを使い歌詞に「リンゴ送れ、C」と歌って、
存命中のCBAのかたが集まってきて
行動とかされてしまっては困る
という配慮からだったそうです。
ちなみにワタクシ、CBAについては
山本弘さんの本と唐沢俊一さんの本で知りました。
あと、ライブで「リンゴっ、送れっ、C~っ!!!」とシャウトする
バージョンも聞いてみたいぞ。








このような曲をかけているFHFですが
リクエストも受け付けています。

リクエストは、このブログのコメント欄でも
受け付けます。

よろしければ。


ヘタリアに言論と表現の自由を!
民族浄化[ここでは、ある民族のみを浄化した姿で描けという要求]反対!
自由ヘタリア救国民族解放戦線の「イトー×ani」がお届けする
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
北海道富良野市と上富良野町・中富良野町など限定で聴く事が出来る、
コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」の
月曜午後五時からオンエアー中

番組へリクエスト・メッセージは
〒076-0026 富良野市朝日町5-17
レストランふらの広場内ラジオふらの
E-mail radio@furano.ne.jp FAX 0167-22-2771
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://radiofhf.blog65.fc2.com/tb.php/1023-d29a2761