2009.08.24 衆院選間近!
FHF
テレビでニュースを見ていますと、
一緒に天気予報も目に入ってきて、

東京ではまだ残暑が厳しく、
真夏日が続いているような
感じですが、

すっかり富良野は気温が落ち着いた感じです。

高校野球も無事終了。

例年、決勝戦がおわり、閉会式の後など、
外野グランドを優雅に飛ぶトンボの姿を
カメラがおったりしますが、

もはや富良野はトンボも多いですね。

この間も何気なしに車に乗ろうとしたら
クルマのアンテナにトンボがとまっていましたから。

こんところにも秋の訪れを感じますし
8月もあと一週間あまりで終了。

そんな晩夏の富良野です。


8月24日日オンエア 第228回放送分
「FURANO History Factory(=FHF・フラノヒストリーファクトリー)」
です。

そんなテレビのニュースでは
薬物の問題や、インフルエンザ禍とともに、
選挙戦の模様を取り上げられています。

先週の火曜日、衆議院議員選挙の
公示が行われましたが、

近代日本で選挙が行われたのが、
自由民権運動の成果ともいうべき
国会開設の勅諭がだされた10年後の1889年.

この時に選挙権が与えられたのが、
満25歳以上の男性で
直接国税15円以上を納めている者に限られているという
制限選挙でした。

今の金銭価値で
15円がいくらであるかということは
米価やその他の物価をベースに
考えられたりしていますが、
現在みたいに、給与生活者が多い状況では
ないということで単純には比較出来ないと
思っています。

現在と比較出来ることで言うと
人口の1%が選挙権を持っていた
と、いうことになりまして、

と、いうことで、相当な
セレブでなければ、選挙権を持ち得なかった
というわけです。


その後、山県内閣の時の1900年、
治安警察法の実施などと抱き合わせのように、
納税条件が10円以上に引下げられ、

米騒動後に成立した本格的政党内閣
原敬内閣の1919年、
納税条件が3円以上に引下げられて、

第二次護憲運動を経て成立した
加藤高明内閣の1925年、
納税条件が撤廃され
満25歳以上の男性全員に選挙権が付与されました。

この時の選挙権を持っていた人口は、
総人口の約20%です。

よく、この時の選挙改正について
普通選挙法といいますが、

「男子」のみの普通選挙というのが、ポイント。

太平洋戦争が終わった、1945年
GHQの五大改革指令に基づいて、
満20歳以上の男女に選挙権が付与されて
ここに完全普通選挙が実施されることになります。

そして、その後衆議院議員選挙は、
一回だけ、大選挙区制限連記制が採用されますが、
その後は、都道府県にいくつかの選挙区が出来る
中選挙区制で選挙が行われます。

ただし、これが党内の派閥を助長し
選挙費用が増大したとの批判という批判によって、

1994年に、
衆議院選挙には、
小選挙区比例代表制が導入されて

現行制度に続いております。

また、戦前は貴族院として
選挙の対象ではなかったのですが
戦後参議院として
こちらの議員も選挙で選ばれるようになりました。

最初は都道府県が選挙区である地方区と、
全国が選挙区である全国区がありました。


しかし、全国区は、知名度のある候補が
有利であるのと

8当7落であるとか
9当8落であるといったように、

選挙費用が8~9億かかるということから、

1982年の選挙法改正で、
参議院選挙に拘束名簿式比例代表制の
導入がされるようになります。

ちなみに、参議院議員選挙の全国区で
上位当選した人の一覧と得票数は
以下の通りです。

第1回 1947年 ①星一 487612 ②柳川宗左ェ門 480927 ③早川慎一 435679 ④松本治一郎 415494 ⑤高橋龍太郎 370934

第2回 1950年 ①山川良一 610611 ②高木正夫 610025 ③加藤正人 589120 ④杉山昌作 458246 ⑤岩沢忠恭 419890

第3回 1953年 ①宇垣一成 513863 ②加賀山之雄 494543 ③横川信夫 439469 ④鹿島守之助 432650 ⑤上林忠次 412327

第4回 1956年 ①加藤シヅエ 750232 ②加藤正人 462780 ③高田なほ子 461593 ④中村正雄 452467 ⑤下条康麿 410072

第5回 1959年 ①米田正文 941053 ②鹿島守之助 931726 ③辻政信 683256 ④前田久吉 666067 ⑤石田次男 663602

第6回 1962年 ①藤原あき 1165046 ②加藤シヅエ 1110024 ③長谷川仁 810650 ④迫水久常 780608 ⑤源田実 732896

第7回 1965年 ①鹿島守之助 1014545 ②春日正一 875093 ③玉置和郎 854473 ④田中寿美子 854272 ⑤須藤五郎 777270

第8回 1968年 ①石原慎太郎 3012552 ②青島幸男 1203431 ③上田哲 1046709 ④今東光 1015872 ⑤重宗雄三 882036

第9回 1971年 ①田英夫 1921640 ②安西愛子 1491669 ③望月優子 1116839 ④町村金五 952130 ⑤栗林卓司 821067

第10回 1974年 ①宮田輝 2595236 ②市川房枝 1938169 ③青島幸男 1833618 ④鳩山威一郎 1504561 ⑤山東昭子 1256724

第11回 1977年 ①田英夫 1587262 ②江田五月 1392475 ③福島茂夫 1277731 ④玉置和郎 1119598 ⑤梶木又三 1119430

第12回 1980年 ①市川房枝 2784998 ②青島幸男 2247157 ③鳩山威一郎 2005694 ④宮田輝 1844286 ⑤中山千夏 1619629

三回の宇垣一成、五回の辻政信、六回の源田実
といったあたりの、陸・海軍幹部の当選は、
時代だなーって気がしますし

迫水久常は二.二六事件の時に、
同僚らとともに岡田首相の救出に奔走、成功をしたり、
終戦時の鈴木貫太郎内閣の内閣書記官長として
終戦工作の一翼を担ったり、終戦詔書の起草に尽力した人物であります。

これまた時代ですね。


しかも、後半になると、
作家出身の上位当選者が増えてきまして、

こういうのを見ると、筒井康隆さんが
「乱調文学大辞典」(多分)で、
山本有三や菊池寛のことをひきあいに出して

かつては、文士が選挙に立候補しても
タレント候補などと言われなかった

旨のことを書かれていたのを
思い出すのです。

閑話休題


そんな全国区に変わって導入された
比例代表区ですが、

これは無所属では立候補をすることが出来ず、
いずれかの政党に所属をしなければならない。

そのため、
自民・社会〔社民〕・公明・共産
民主・民社・新自ク・社民連といった
既存の政党以外のいわゆるミニ政党が、
林立することになるのです。

因みに、以下は、参院選に立候補してきた
ミニ政党です。

第13回 1983年 
サラリーマン新党 福祉党 新自由クラブ民主連合 第二院クラブ 無党派市民連合
田中角栄を政界から追放する勝手連 MPD・平和と民主運動 自由超党派クラブ 教育党  日本国民政治連合 雑民党 日本世直し党 世界浄霊会

第14回 1986年
税金党 サラリーマン新党 第二院クラブ 新自由クラブ 福祉党 年金党 老人福祉党
社会を明るく住みよくする全国婦人の会 社会主義労働者党 日本みどりの党
MPD・平和と民主運動 教育党 日本世直し党 日本みどりの連合 雑民党 民声党 環境党
日本教育正常化促進連盟 世界浄霊会 正義と人権を守り明日の日本を考える救国斬奸党
協和党 大日本誠流社

第15回 1989年
第二院クラブ 税金党 スポーツ平和党 サラリーマン新党 進歩党 年金党 新自由クラブ
ちきゅうクラブ 福祉党 老人福祉党 原発いらない人びと みどりといのちのネットワーク
太陽の会 新自由党 社会主義労働者党 国会議員を半分に減らす会 緑の党 UFO党
教育党 人間党 日本世直し党 全婦会救国党ミニ政党悪税消費税反対大連合 新政クラブ
MPD・平和と民主運動 環境党 大行社政治連盟 エイズ根絶性病撲滅国民運動太陽新党 
日本青年社 政事公団太平会 雑民党 道州制推進会議 世界浄霊会 日本国民権利擁護連盟 
大日本誠流社 主権在民党

第16回 1992年
日本新党 スポーツ平和党 第二院クラブ 社会民主連合 老人福祉党 年金党 新自由党
風の会 モーター新党 希望 発明政治 全日本ドライバーズクラブ 教育党 平民党
国民新党(2005年結党の同名政党とは別) 国民党 進歩自由連合 環境党
中小企業生活党 日本世直し党 日本国民政治連合 日本愛酢党 文化フォーラム
「開星論」のUFO党 国際政治連合 表現の自由党 雑民党 平成改新党
フリーワークユニオン 地球維新党 政事公団太平会 世界浄霊会 大日本誠流社

第17回 1995年
新党さきがけ 第二院クラブ スポーツ平和党 平成維新の会 日本福祉党 平和・市民
さわやか新党 新自由党 青年自由党 全日本ドライバーズクラブ 教育党 国民党
みどりといのちの市民・農民連合 新しい時代をつくる党 「開星論」のUFO党
日本世直し党 憲法みどり農の連帯 雑民党 世界浄霊会

第18回 1998年
新社会党 新党さきがけ 女性党 第二院クラブ 自由連合 スポーツ平和党 青年自由党
維新政党・新風

第19回 2001年
保守党 自由連合 第二院クラブ 新党・自由と希望 女性党 新社会党 無所属の会
維新政党・新風

第20回 2004年
女性党 みどりの会議 維新政党・新風

第21回 2007年
新党日本 国民新党 女性党 9条ネット 維新政党・新風 共生新党

といった感じです。

実は僕が高校三年生の時に、比例区の選挙が
はじまったのですが、

そのときの政見放送で、のっけから
「私は地獄から来た神の使いです」
とのたまう候補を見てしまって、

しかもその日に学校に行ったら
「アレ、見たか」「見た見た」なんて会話を
友人としまして、

当時は当たり前ですがYOUTUBEなどはないので、
もう一回見ようと結構テレビの前に張り付いていましたことから、
ヤジ馬的選挙ウォッチングがはじまりまして、

それに呼応するように、
その後も、見ての通り、様々な主張をされる
政党があらわれました。

これらの政党は、政見放送も面白ければ、
選挙公報も興味深いので、
すっかり夢中になったというわけです。


では、ここ数年でこれらの政党が
激減しているのはなぜか、


それは、供託金の影響です。

選挙の供託金は、被選挙人が公職選挙に出馬する時
選挙管理委員会等に対して出すことが定められている
金銭もしくは債券などのことです。

この制度はイギリスが発祥であるといわれていて、
選挙における、売名や選挙妨害を目的とした立候補の乱立を制するとともに、
「政治家になりたいのならばそれなりの覚悟(供託金)示すべき」
といった考えからこの制度が設けられたとされています。


そして、現在日本での供託金ですが、
たとえば衆議院議員選挙ならば、納付する金額は
比例代表選出議員ひとりについて600万円、
小選挙区選出議員はひと300万円と決まっています。

そして、選挙の結果、獲得した票数が有効投票の
10分の1に達しないときは全額没収されしまいます。

ちなみに日本の選挙における供託金の金額です
右から選挙、金額、供託金没収点です。

 衆議院比例代表 600万円 (当選者の2倍を超える人数分)
 衆議院小選挙区 300万円 有効得票総数÷10
 参議院比例代表 600万円 (当選者の2倍を超える人数分)
 参議院選挙区 300万円 有効得票総数÷議員定数÷8
 都道府県知事 300万円 有効得票総数÷10
 都道府県議会議員 60万円 有効得票総数÷議員定数÷10
 指定都市の長 240万円 有効得票総数÷10
 指定都市の議会の議員 50万円 有効得票総数÷議員定数÷10
 指定都市以外の市の長 100万円 有効得票総数÷10
 指定都市以外の市の議会の議員 30万円 有効得票総数÷議員数÷10
 町村長 50万円 有効得票総数÷10
 町村の議会の議員 (供託金無し)

そして、この現在の金額になったことが、
参院選のミニ政党の減少の大きな要因です。

参議院議員選挙で、政党としての成立する要件は、
比例区・地方区それぞれに候補者を10名以上出すこと。

で、供託金の値上がりが、そのまま
ミニ政党の減少につながったのです。


では、その供託金発祥と言われているイギリスは
いくらかというと国政選挙で約9万円だそうです。

海外では、東・東南アジアの国々が
韓国 約150万円 シンガポール 約79万円 マレーシア 約90万円
と、やや高めなのに対して、

カナダ 約7万円  
オーストラリア(上院) 約2万5千円(下院) 約5万円
インド 約2万5千円
ニュージーランド 約1万5千円

と、こちらはだいぶ安い印象を受けます。

またアメリカ、フランス、ドイツ、イタリアには
選挙の供託制度がなく、
フランスでは以前から約2万円の供託金があったのですが、
これが批判の対となり、1995年に廃止しています。


日本の供託金も、もう少しだけ安かったのですが、
参議院議員選挙の比例区に
健康食品のメーカーが出てきて
商品や会社の宣伝をしたり

などということもあって、
現行の供託金制度になったのでした。

ま、ヤジウマ的選挙ウォッチャーとしては
少々サミしくもありますが…。


ただ、そんなオモシロの視点の大切ですが、
先人の努力の積み重ねによって得た選挙権ですから、

この権利はぜひとも行使しなければなりませんし、

今回は、選挙の前から、マスコミの政治に対する報道の
偏向がヒドいと感じるのです。
ま、今までもなかったことはないのですが、
ここまでヒドいのは珍しいのではないでしょうか。

そして、これらのマスコミからしか
情報を得ることが出来ない人がとる行動は
当然マスコミに誘導された行動となってしまいます。

と、いうことで、メディアリテラシー力の大切さも含めて、
このことはなんとかしなければならないと
思っているのです。

ということで、大切な選挙権を行使するとともに、
日本の行く末を見つめ、

自分の出来る範囲で国に関わって行きたいと
思っています。

と、いうことで、来週の放送をしているときは
どのような結果が出ているのでしょうか。

因みに、ミニ政党について知りたい方は、

しょむ系政治勢力研究会
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/6529/houmatu.html

政見マニアック
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/6451/

などが詳しくまとめられています、


参考にしてみたらいかがでしょうか。




チベットに対する提案は以下の通り。
(1987年、アメリカ議会の人権問題小委員会での「チベットに関する5項目の和平案」)

・チベット全土を平和地域とする
・チベット民族の存続を脅かす中国の人口移動政策を放棄する
・チベット民族の基本的人権および民主主義に基づく自由を尊重する
・チベットの自然環境を保護し、回復させる。チベットでの核兵器の製造、核廃棄物の投棄をしない
・チベットの将来の地位について、また、チベット人と中国人との関係について、真剣な交渉を開始する

そして、チベット人による本当の自治権が得られれば独立は求めないと譲歩しました。(1988年、「ストラスブール」提案)




ヘタリアに言論と表現の自由を!
民族浄化[ここでは、ある民族のみを浄化した姿で描けという要求]反対!
自由ヘタリア救国民族解放戦線の「イトー×ani」がお届けする
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファントリー)
北海道富良野市と上富良野町・中富良野町など限定で聴く事が出来る、
コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」の
月曜午後五時からオンエアー中

番組へのリクエスト・メッセージは
〒076-0026富良野市朝日町5-17レストランふらの広場内「ラジオふらの」
E-mail radio@furano.ne.jp FAX 0167-22-2775

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