先日さいたま市の市長選挙が行われて、現職市長が再選を果たしました。
世間的には、対抗馬である、自民・公明推薦の候補が、
民主推薦の現職に対してどれほど戦えるかというのが注目されました。
結果は5万票以上の差をつけて現職の勝利ということでした。
また、投票率が30%代ということでも、話題となりましたが、
僕が注目したのは、得票数第3位の候補の吉田一郎氏です。
(ただ、北区限定で言うと、得票率がトップでした。それだけ
地元の人には信頼されているということではないでしょうか)

僕が彼のことを知ったのは、彼が主宰しているサイトの
「世界飛び地領土研究所」の中にある、「消滅した国々」「非公認の国々」と、
それらの国のエッセンスをまとめた「国マニア」(交通新聞社)です。
だから、ヘタリアが流行るちょっと前に「シーランド」の存在を知っていたのは
まさに、このサイトと本のおかげだと行って良いのです。

彼は2001年、さいたま市の合併解消を公約に掲げさいたま市長選に立候補し
落選し、その後、立候補をした市議選も落選しますが、
2007年のさいたま市議選で当選して以来、一度辞任して再当選したりしてますが、
市議を続けていますが、一貫して主張しているのが「大宮独立」です。

さいたま市議会でも、
「大宮市の分離独立は可能か」「可能ならばどういう手続きになるか」を吉田氏が質問し
大真面目に答弁されている様子がYou Tubeに揚げられています。
市議会でこんな質問が出ることが異例でしょうし、
独立の法的な手順について、きちんと回答されていて、
真面目なやりとりなのですが、内容が内容ということで、
どこか英国のコメディーのようなパロディー的面白さがあります。
が、まさに、大宮独立の闘志と言っていいです。
大宮のコンテンツを大切にする趣旨のサイトの名前も「大宮亡命市役所」でしたし。

そんな氏の著作により「ソマリランド」の存在を知って、その「謎」「未知」ぶりに惹かれ
「リアル北斗の拳」ことソマリアも含めて行ったのが、高野秀行氏です。

高野秀行さんは、海外の辺境を舞台に、探検をはじめとした
オモシロ体験をたくさんしていて、それを本にしている方です。

そもそもデビュー作が、彼が、早稲田大学探検部で
アフリカの奥地にUMAモレーレ・ムベンベを探しに行ったという
「幻獣ムベンベを追え」(集英社文庫)で

当ブログにも頻出している畏友p氏は、
僕が、これまた高野氏の傑作青春記である「ワセダ三畳青春記」を読んでいるとき
p「何読んでるんスか」とか聞いてきて
僕「いやー、高野秀行の…」と、言うやいなや
p「ムベンベかっ!」と間髪入れず言ったことを紹介しました。
流石p氏、守備範囲の広さは少し前のファイターズの外野バリです。

「ムベンベ」も面白いUMA探しの本でしたが、そのほかにも
UMA探しの怪作である、トルコ東部のワン湖に棲むといわれる
巨大未知動物「ジャナワール」の真偽を求めてトルコへ行ったところ、
「ジャナワール」に思わぬ政治的な思惑が絡んできていることに気が付きながら
調査を続けた最後の最後で湖に浮かぶ謎の黒い物体という「怪獣記」(講談社 刊)に、
怪魚「ウモッカ」を探しに行こうとしたものの、びっくりするような
事態に阻まれてしまう、「怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道」(集英社文庫)など、
UMA探しの本は軒並み傑作。

さらには、ミャンマー奥地でケシの栽培をしたり、西南シルクロードを踏破したりと、
辺境探検ものも、軒並み読み応えがあるのですが、そんな話の中でも
トップクラスの手応えを感じたのが、本作です。

ソマリアは、かつて「FURANO History Factory」の番組内でも
何度となく取り上げたため、当ブログでも何度も出てきている話題ですが、
91年にバレー政権が崩壊してのちに、中央政府を持たないで、
「崩壊国家」とか「失敗国家」などとアリガタクない異名を賜っている国です。

さらに、その中には、世界で一番平和な非公認の国であるソマリランドがあります。

国際的にはソマリアの一部で、対外的に認めている国がどこもないソマリランド。
そして、世界で一番平和というのは、決して大げさではない。
ユニセフ大使の某Aグネス女史が、ソマリアに行ったとアピールしたものの
実はそこがソマリランドだったのが、ネットでバレて、
しかも、その時にAグネス女史は、ソマリランドは正式な名称ではなく
国際的にはこの地もソマリアだと詭弁を弄して、
ますますネット民の火に油をそそぐといったことで、
話題になったりもしましたが、
そんなとこにも、明確にソマリアとソマリランドの治安の差が見て取れます。
あと、やくみつるさんがソマリランドを訪問したりしてました。

僕も「失敗国家」の論文とか、吉田さんの本とか外務省の海外安全ホームページなどで
学習をしてから、ラジオ番組に挑んだのですが、なんとなく分かったような気になっても
実際のところは、他のアフリカではなく、なぜ、ソマリアなのかということや、
無政府戦闘状態で、リアル北斗の拳が20年以上も続いているのかという疑問は解けずに
わだかまりのように残っていたのです。
そして、一方でなぜソマリランドがそこまで平和なのかについても、
イマイチすとんと落ちなかったのです。が、この本を読んで、氷解とまではいきませんが、
いい感じで疑問が解決する糸口をつかむことが出来ました。

「ソマリランド」の「謎」「未知」ぶりに惹かれて、さらには国内などには
そこについて書かれた本がない。しかも、お隣の「ソマリア」も
「内戦」とか「海賊」というイメージこそあるものの、
こちらの政情についても、氏を納得させるものがなかった。
そんな秘境のにおいを感じたことで、実際に行ってみた高野氏が、
まずは「ソマリランド」 を訪問します。

行ってみたら、独自に憲法を制定し、憲法に基づいて、民主的な政党政治と
公平な選挙が実施され、通貨も経済も他のアフリカ諸国よりも安定し、
全国一斉の高校入試が実施されるほど教育もしっかりほどこされていて、
首都のハルゲイザは、「女性や外国人が夜普通に歩ける」ほど
治安がしっかりしているうえ、ほとんど市内では銃を持った人を見ないのです。

ここまでは吉田氏の著作と同じですが、それならなぜそのような体制になったか
ということを実際に行ってみて調査をしました。
人づてに人脈を広げていって、紹介された旧ソマリア政府の関係者とか、
ソマリアやソマリランドのマスコミの人などと一緒に
国内をみてまわるのですが、この人脈を次々に広げていくのが
冒険活劇的で面白いです。しかも、車の移動中に死ぬ思いをしていますし。

さらに、人脈を広げていくのが、カートという覚醒作用のある葉っぱで
夜な夜なこの葉っぱを地元の人と噛んでいて、カートに対して批判的な人が
ヒくぐらい、カートにハマっていまして、
なおかつ片言ですが、ソマリ語が話せてソマリ語でジョークもいいながら
ソマリ人の懐にとびこんでいくのです。

そこでは、ソマリランドの経済が、海外からの仕送りによってなりたっている
という脱力した事実も知りますが、
ソマリアが内戦が続き、ソマリランドが安定している理由を
氏族制度を維持したイギリスの殖民支配と、
氏族制度を壊したイタリアの殖民支配の差、という仮説をたてます。
〔現ソマリアは、旧イタリア領で、ソマリランドは旧イギリス領です〕
あと、カートでラリっているから平和なのかも、などとも考えています。

さらに、ソマリランドでの仮説を明らかにするために、
「リアル北斗の拳」のソマリアとともに、ソマリアと、ソマリランドの間にある
こちらも自称独立国家で、現在ソマリアの海賊といわれている人たちの
本拠地になっているために「リアルone piece」と氏が命名した
「プントランド」を訪れたのです。

そこで、ソマリランド同様に、人づてで人脈を広げていきながら
カートを噛みながら本音を引き出していき
「民主主義国家」にして「地上のラピュタ」のソマリランド
「海賊国家」にして「リアルone piece」のプントランド
「崩壊国家」にして「リアル北斗の拳」のソマリアの三つの類似点とか
相違点を明らかにしています。

その過程では、プントランドでは実際の海賊にあったりとか
ソマリアの首都モガディシオで、20代の女性でありながら
放送局の所長になってしまう行動的で魅力的な女性の協力があったりなど
ここも次から次へと何が起こるのかわからないという、読みながら
ワクワクするような展開が続いていきます。

そんななかで明らかになる海賊の真相は、決して、漁業をやっていたが
貧しいので海賊になった、という単純なものではないことがわかります。
そもそも遊牧民であるソマリ人が、漁師を低い身分のものとして
見下しているというのも、現地に行かなければわからないことでしょう。

そしてソマリア内戦も、悲惨ではありますが、中央政府が20年以上ないわりには
生活がなりたっているのは、教育とか経済などは氏族が行っている
究極の小さな政府であることなども同様です。

しかも、プントランド・ソマリア、と南へ行けば行くほど
緊迫感をましてくる市街の様子。モガディシオではほとんど自由に出歩けない、
しかも、再訪したときには銃撃戦にも遭遇します。

複雑怪奇な氏族制度は、生活の隅々まで影を落としていますし、
その内戦の敵にも味方にも、氏族が影響をしています。

さらには、国内での漁民差別ではないですが、差別をされている人が
差別をされているゆえに、より過激な勢力の一員として戦っていくので
内戦が進化していくという、人間の本能的な構図も見て取れます。

が、それすらも高野さんのペーソスあふれる文章で
淡々と書き綴られていると、どこか遠い世界のように感じています。

そして、読み進んでいくうちになされる驚きの提案。

日本はソマリランドのハイパー民主主義を見習うべきである。
世界はソマリランドの独立を認めて、ソマリランドに投資をして
平和が金になることをわからせることが、
ソマリア内戦も、プントランドの海賊も解決をする。

ここにいたっては、快哉を叫ばざるを得ない。
冒険活劇にして、謎解きの本だったのですが、読んでいくうちに
社会変革と、国際紛争解決の提言になっていく。

この硬軟と清濁をあわせもつ懐の広さと触れ幅が
高野氏の本を読んでいての最大のカタルシスです。

ソマリア問題については、このあとも、続いていくでしょうし、
高野氏もこのあとソマリアやソマリランドに関して、
さまざまなアクションをしていくでしょうから、そちらも楽しみにしたいと
思うのですが、

今のところは、2013年に入って、今のところもっともハマった
ノンフィクションであるということで、
はげしくオススメいたします。機会があれば呼んでみてください。

あと、この本を読んだ直後に、イカロス出版から出ている
『MC☆あくしず』MOOKシリーズは、『にょたいか!! 世界の独裁者列伝』の
バレーのところを見返してしまいました。







かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。
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☆「プチレストラン葡麗紅」(苫小牧市新中野町3-13-8)

苫小牧に行く機会があったのですが、宿のチェックインまで少し間があるのに加えて、
この日はまだ昼飯を食べていなかった。
ということで、支笏湖から苫小牧の町に向かう国道を、駅方面へ向かうのと逆へ曲がります。

国道沿いはロードサイドショップがありますし、ここから駅までもお店がある地域ですが、
逆に曲がると、ほとんど住宅街です。
こんなところにお店はあるのか?と思いながらすすむとありました。
住宅街になじむような白い外見の瀟洒な作り。

入り口には赤いネオンサインで「葡麗紅」と書かれています。
読み方は「ぶれいく」でこの時点で「愛裸舞勇」とか「夜露死苦」という
四字熟語が頭に出てきたワタシ。
しかも、ネオンサインがまたなんともそっち系なイメージをふくらませてくれます。

事前情報で、このネオンサインの赤い字で「葡麗紅」と書かれた看板を見た時点で、
80年代テイスト漂う、「湘南爆走族」の「じぇんとる麺」的なお店なのかなぁ、
と勝手にイメージをしていましたが、お店にいって良く見ると、
上にcoffeと書かれています。コーヒー・ブレイクですか。なるほど。
と一つ納得させて中へ。

行ったのが2時30分を少々まわった時間帯だったということもあり、
お客さんは奧のテーブル席に3人、地元の若者風の人がいました。

「どこでもお好きな処へどうぞ」と言われたので、
ボクもテーブル席に腰を下ろしてメニューを吟味します。

こちらは、プチレストランと書かれていますが、コーヒーなどの飲み物も豊富で、
地元の人には喫茶店的にも、ランチスポット的にも使われているそうですが、
メニューが豊富です。メモをとれないほどです。

名物の400gある会長ステーキをはじめとした、ステーキ、ハンバーグ、
パスタ、オムライスになどの洋食メニューに日替わりのランチ「カフェめし」など、
目移りしそうですが、ここはカレーです。

カレーのメニューは
カレー 
シーフードカレー 980円 
ホッキカレー 1100円 
スープカレー(辛口のレッド・激辛のグリーンの選択が可能)
チキン 1000円 
シーフード 1100円 の6種類。

ずいぶんシーフードカレー推しです。さすが苫小牧。
ですが、この日のワタシは、レッドのチキンをオーダー。

白を基調としたこぎれいな内装は、やはりレストランというよりは、
くつろげる喫茶店というイメージです。
そんな様を見ながら待つことしばしで登場をしました。

淡いグレーの丸い器のなかにはいっているのは、レッドとはいうものの、
ずいぶん黄色よりのスープカレーです。
上に乗っかる素揚げの春雨も、札幌スープカレーでは定番ながらも
ボクの行くお店ではあんまり出ないので、久しく見ていませんでした。お久しぶりです。
お皿には、ほんのりと淡く黄色になったライスです。
辛さ調節用に小さく切ったレモンの入った銀色の絞り器もあり、
必要に応じてしぼり汁を入れる事も出来ます。

これはうまそうだ。

ということで、まずはスープから一口いただきます。

お、これは、ココナッツミルクの味が爽やかです。
激辛がグリーンと書いてあったので、タイカレー的なものだと思っていましたが、
レッドにもココナッツミルクが入っているとは、これはウレしい誤算です。

このヤサシくも五臓六腑にシミる味こそが、ココナッツミルクベースのカレーならではです。
口に入れた直後に広がる穏やかな味わいに癒されるのです。
ココナッツミルクによってもたらされる複雑なコクやウマ味
そして、忘れてはいけないホノかな甘みも、たまりません。

しかも、ベースはチキンでしょうか、お肉系の旨みもしっかりと出ています。
野菜などからもしっかりと旨みとか甘み、爽やかな味わいが出ていますし、
この肉・野菜の旨みと爽やかさにのっかって、スパイスもいい感じに効いています。

スパイスの刺激がほどよく、ココナッツミルクとマッチをしながらも、
さりげなく主張をしているって感じなのです。
しかも、スープを嚥下したあとも、残響のような旨みがぼおっと残るという
重層的な味わいのカレーです。これはいいですね。

また、このスープを軽く引き締めているのが、適度な塩分で、
この塩分がおかずとしての機能を高めます。

そして具材ですが、春雨や白菜などの下に隠れていますが、
まずはチキンレッグがデカい。
大ぶりなチキンレッグは、表面が炙られているのが、
スープの中でスプーンを刺しただけで分かりますし、
口にしてみると皮はパリッとしながらも、中はふわっとしています。

淡白ながらもしっかりとした味わいも良いし、
じわっとあふれてくる鶏の旨みたっぷりの肉滴もたまりません。

スープの中にも、鶏ベースのような旨みもありまして、
肉を食べることで補強されるようです。
肉の骨離れもいいです。骨周りの肉ってのも、ワイルドな味わいでいいですし、
髄までもいただけます。
こうやって骨にカブりついていると、いかにも野生にもどったみたいですが、これがまたよし。
パリッとしたいた鶏の表面もしだいにスープを吸い込んでしっとりとしてきまして
味わいが異なってきます。この変化もいいなぁ。

その他の具材というと、まずは目立つのが白菜です。
キャベツがたっぷりのスープカレーはしばしばお目にかかりますが、
白菜たっぷりカレーは珍しいです。でも、これがシミジミとしたウマさです。
白菜の味わいもスープをたっぷり吸いながら、しゃっきりとした歯ごたえを残している。
白菜のしっかりとした旨みがありつつも、スープともマッチしています。
白菜と言えば鍋料理ですが、カレー鍋とかってこんな感じなのかな、と思ったりして。

茄子も茄子汁たっぷりで、油のあじ、スープとの味こみで茄子自体がウマくなっています。
人参はスライスされていながらほのかに甘くスープの刺激を緩和してくれますし、
ピーマンのアオい味わいもまたよし。それぞれの味わいが突出した主張はしていないものの、
いいアンサンブルを奏でていて、しっかりと滋味にあふれる味わいがカレーとシミジミあっています。

当然、ほんのりと黄色いターメリックバターライスにもベストマッチをしています。
そして、最初はライスとスープを別々にいただいていましたが、
次第に普段からスープカレーを食べているように、カレーをひたして食べたて、
そして最後にはカレーにライスを投入して、しっかりと隅の隅まで食べつくしました。

ま、これは、いつものスープカレー道なのですが。

ごちそうさまでした。いいお味でした。
と、大満足でお金を支払いますと、カウンターに座っていて食事をされていた、会長さん(と思わしき人が)、「辛くなかったですか」と聞いてくれました。
親切だなぁ、と思いながら
苫小牧の街の人となったのでした。

あと、ご近所が、炎に包まれるようなステーキをいただいてましたので、そちらも気になります。
というか、ステーキやハンバーグの店で、カレーにもコダワリがあるのなら、
ステーキカレーとかハンバーグカレーとか、そういうメニューがあっても良かったかなぁ、
などと思ったりして。

総じて、アタタカイ雰囲気のあるお店でした。また来たいなぁ、そこんとこ夜露死苦!


ちなみに、宿に落ち着いた後に駅前に出ると、珍来駅前店が、建物もろともなくなっていたり、
egaoの地下から、ラルズかスーパーが撤退していたりと、少し寂しい感じになっていました。




☆「プチレストラン 葡麗紅」(苫小牧市新中野町3丁目13-8)
◇営業時間◇平日 10:00~22:00 日祝日 12:00~20:00
◇定休日◇第1・第3日曜日  ◇駐車場◇有り ◇電話◇ 0144-36-2019








☆「南インドスープカレー 天竺 北広島店」(北広島市中央5丁目7-5 )

苫小牧から地元に帰りがてら、札幌で買い物をするために車を走らせます。
が、その途中にお腹がすいたので、ふ、と思い立って、北広島の天竺に行きました。

天竺さんは、札幌のスープカレー屋さんでも結構な古株のお店でありますし、
当時、仲のよかった人が北区に住んでいたということもあり、
昔から通っていたお店ということもあったので、良く通ってましたし、
移転後の清田店にも行ったことがあるのですが、北広島店はまだ言ったことがありませんでした。

ということで、恵庭を走る国道バイパスから、恵み野のあたりで、道道に入って、
千歳線沿いに北へ向かって走りますと、北広島の街中。
そして、この道から北広島駅へ向かうところの角、コインランドリーの隣に店舗があります。

駐車場に車を駐めてから店舗へ向かいます。車から降りるとたん漂うスパイスの香りに出迎えられて、
支店・本店の差こそあれ、天竺に来た感を満たしてくれますし、
天竺の旧店舗・新店舗がそれぞれ味わいのある建物なのですが、
建物の味わいならば、こちらが一枚上手。

「札幌軟石」の一種で、地元で採れる石「島松軟石」を使って作られた
古い石倉を店舗にしているのです。
外見も味わいがあれば、重そうな木の扉を開けて中に行くと、
中もそんなに広くはありませんが、とっても落ち着いた雰囲気で、落ち着いて過ごせそうです。
天井も三角屋根の外見通り、高い三角形で、薄暗いもののやや開放的で今までの天竺とは違いますが
飾られているインド風の小物だったり、本店と共通する販売されている物など見るとやはり天竺ですし、
少し落とし目の照明などは、北区にあった旧本店の雰囲気を彷彿とさせてくれてなつかしいです。
見ると2階もあるようですが、なんかロープが張ってありました。

2つのテーブル席とカウンター席でしたが、私はオヒトリ様だったのでカウンター席に腰を下ろして、
メニューを吟味します。

 北海道産マハラジャカレー(北海道産チキンレッグと野菜のカレー)¥1100
  北海道産チキンレッグ 芋、人参、かぼちゃ、なす、ピーマン、ムング豆
 シシカバブカレー(ラムのスパイシーつくねと野菜のカレー)¥950
  ラムのスパイシーつくね・芋・人参・たまご・しめじ・なす・ピーマン
 北海道産チキンカレー(北海道産チキンレッグのカレー)¥900
  北海道産チキン・ピーマン・ふ
 野菜カレー(野菜のカレー)¥800
  芋・人参・かぼちゃ・キャベツ・しめじ・ブロッコリー・オクラ、
  なす・ピーマン・パプリカ・うずら
 スペアリブカレー(骨付き豚肉と野菜のカレー)¥1000  
  スペアリブ・芋・人参・なす・ピーマン・玉子・岩のり
 ハンバーグカレー(ハンバーグと野菜のカレー)¥1000
  ハンバーグ・芋・人参・キャベツ・しめじ・うずら・ブロッコリー・オクラ
  なす・ピーマン・パプリカ
 ジャンボフランクカレー(ジャンボフランクと野菜のカレー)¥1000  
  ジャンボフランク・芋・人参・キャベツ・しめじ・うずら・ブロッコリー
  オクラ・なす・ピーマン・パプリカ
 お子様スープカレー (10歳以下のお子様に限らせていただきます。)

 五穀米入りターメリックライスがつきます。小盛り100g 普通盛り200g 大盛り300g
 カレーのルウ大盛り¥120増し
 辛さ ノーマル(小辛)→ミディアム(中辛)→ホット(辛口)→ベリーホット(超辛口)→V2(激辛口)
  V3 プラス¥50→V4 プラス¥100→V5 プラス¥150・・それ以上もできます。
 トッピング
  北海道産レッグ¥500 味付たまご¥100 チーズワンタン¥80 プロセスチーズ¥80
  じゃが芋¥80 人参¥80 かぼちゃ¥80 しめじ¥80 なす¥80 ムング豆¥80 岩のり¥80  麩1枚¥15  らっきょう¥50  大根サラダ¥200

といったメニューから、選ぶことが出来ます。

ここは、本店を訪れたのが昨年の12月だから5ヶ月ぶりくらいなので、
僕的天竺の王道ともいえるシシカバブに行きたいと思いながらも、
北広島でしか食べられないメニューということで「スペアリブ」を
ライスは普通盛りを、辛さはホット、トッピングはチーズワンタンをオーダー。

店内を流れるBGMが穏やかなジャズというのが、
これまた本店と違って、なんか落ち着けるな、と思いながら待つことしばし
で良い香りとともに登場。「器、アツくなっているので気をつけてください」と
一言いわれながら出されたスープは漆黒の器の中で、
ふつふつと大きめの泡をたてて沸いている最中です。
中には、漆黒の器と好一対である、非透明系オレンジがかった褐色のスープに
表面に脂のような感じで丸く赤い半透明な赤いスープが細かく浮いたり、
対流にあわせて流れています。
この半透明系オレンジがかった褐色スープに、具材の卵の茶色がかった白とか
鮮やかな緑色のピーマンとか、淡い紫のナスといった色合いも美しいです。

と、いうことで、アツさに警戒をしながらまずは一口。
「いたーだきーます」

見た目どおりのサラサラのスープがまずいいです。
サラサラというと、あっさり、すっきり系列でコクとかウマ味とかは
控えめな印象がありますが、ぜんぜん違います。 

鶏がらと数種類の野菜や果物、昆布からじっくり煮込んでとったスープに 
23種類のスパイスを加えた香り高い南インド地方のスープカレー専門店なんて、
メニューには書かれております。

主体となっているじっくりと仕込まれたスープだということを証明している
はっきりとしたコク、そして野菜や肉そして、スープの香りの段階ですでにほんのりと漂っていて、
口に入れるとはっきりとわかる鰹節由来っぽいウマ味がガツンとダイレクトに来るのです。

スープカレーでのウマ味の大切な要素はウマ味とこくだと思うので、
スープのすっきり具合と反する濃さは大満足。
しかも、旨み、こくだけではなく塩味もはっきりとついていて、
飲み口はあっさりすっきりなのですが、相当「おかず力が高い」スープなのです。

そして、今回ホットですが、物理的アツアツなのに加えて、
コク、ウマ味に支えられてスパイスの魅力がしっかりと後追いをしてきます。
スパイスだけが突出しないで、うまみの一部として機能している
札幌のスープカレーならではの時間差攻撃をも味わうことが出来ます。

スープカレーをウマくしている要素は数々ありますが、
それのどれかが突出しているわけではなく、相当洗練された
高度なバランスの上になりたっているスープなのです。

続いて、入っている具材へと行きますが、野菜などをほじって
まずは食べたのがスペアリブです。

このスペアリブがまずはでかい。スープの入っている器の直径より
やや短い程度(でかかったら器からはみ出てしまいます。)ですが、
具の下に埋まっていることを考えたら、思わぬ大物という感じがいたします。

そして、これが骨からスプーンだけで簡単に肉がぽろっととれるのです。
さらに、この段階で軟らかいのがよくわかりますが、口の中にいれますと、
脂でとろけるようです。
まずは表面が少しだけクリスピーですが、すぐにふわっと軟らかいところが来て、
さらにしっかりと煮込まれたような感じでとろっとするのです。
噛むと脂がじわっとにじんでくるとともに、旨みの固まりである肉滴が口の中を幸せにしてくれます。
しかも、表面は天竺のスープカレーがまとわりついていて、結構染みこんでいるので、
肉の味わいをさらにオイしくしてくれる感じです。
これは、スゴい。というか、ヤバいレベルです。
スペアリブのカレーでここまで完成度の高いというのは、好印象です。
しかも、終盤には骨をしゃぶりつきますが、これもまたいいです。
骨付き肉は自分の中の野生の血というか、ケダモノの部分を満たしてくれて、
解放された感じになります。

さらに上にたっぷりと散らされている岩のりも、
最初の海の香りがするぱりっとした感触の時からいい感じですが、
スープを吸って、とろっと溶けかけているのも悪くないです。

旨みたっぷりでスパイシーな海苔の佃煮のような味わいが
肉にも野菜にもご飯にもよくあいます。
というか、濃いカレーと、岩のりの組み合わせというと
、反射的に「吉田商店」を思い出す私です。

また、チーズワンタンも、チーズが香りが強めのもので、
これがカレーに溶けて、味わいを複雑にしてくれるのです。

野菜も、芋も,「芋」とそっけなく書かれていますが,
ほくほくでじんわりと優しく滋味あるしっかりとした大地の味わい。
にんじんもびっくりするほど甘くやわらかいですし
彩りっぽくカレーを鮮やかにみせるピーマンのアオさが旨みになっていて、
脂とともに旨みが引き立てられています。
このスープにはピーマンのアオい味わいが濃さ・ウマさの中の光り輝く様子。
ピザのなかのピーマンとおんなじ役割をしていて、ウマいです。
しかも、量がたっぷりなところもウレしいところ。
茄子は茄子で、絵画のようにびかびかと光っていて素揚げされているのが
ごろんと入っていまして,素揚げされることによって旨みが凝縮された
なす自体からしみでる滴りと、素揚げした脂と、
スープの入り交じったやつが口の中でじゅわっと広がる感覚は、最高です。
しかも、ピーマン同様、こちらも量がたっぷりなところもウレしいところ。
ブロッコリーは,しっかりと揚げられたタイプです。

こんなカレーに、五穀米入りターメリックライスは良く似合う。
スープの中にたっぷりと入っているムング豆の独自のぷちぷちとした食感と
ライスの中に入っている大麦・大豆・玄米・ゴマ・キヌアの独自の食感が
ぷちぷちの食感とぷちぷちの食感で無限プチプチ状態です。

そしてスープが残り四分の一、ライスが残り四分の一になったところで、
残りのライスを残りのスープに投入し一気に攪拌していただきまーす。

惜しむらくはトッピングした味玉は予想通り黄身が固ゆでだったところでしたが、
それをスープに溶きながらワシワシワシッと一気呵成にいただいて
水をぐびっと飲んで「ごちーそーさまーでした」

でもってもう一杯水を飲むと首筋まであせだくで、
汗がたれるのに改めて気がついたのです。ということで車に乗り込んで、
本屋さんにむかったのですが、ここからだったら美しが丘のコーチャンフォーまで
20分くらいで行けてしまうのですね。
札幌の南部もあなどりがたしです。

ちなみに、北広島市で最初に食べたカレー屋さんになります





☆「南インドスープカレー天竺 北広島店」(北広島市中央5丁目7-5 )
◇営業時間◇11:00~21:00(オーダーストップ)  
◇定休日◇月・火曜日〔祝日の場合は営業〕 ◇駐車場◇有り
◇電話◇011-373-8663






あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


ラジオにあったコーナー「富良野印度化計画」の内容と、かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」をクリックしてくれれば、見ることができます。

かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。
先日小樽に向けて車を走らせている時に桜の開花を見つけました。
気がつくと、羊蹄山麓も遅桜の便りが聞こえています。
日差しが本当に気持ちのよい日もあり、時にはその日差しが暑く感じたりして。
まだ、雪を集めているところには残雪がありますが、
とりあえず、春から初夏へ少しずつですが、歩んでいる地元です。

と、いうことで、ここからは温泉です。
GWの最終日、航空機で千歳に着いたのは10時でした。
これならばどこか温泉に入って旅の疲れをいやしてから家に帰ろう。
と思って車を走らせたのが、北湯沢です。

大艦巨砲主義的N口観光のホテル群を過ぎると、
国道沿いにひっそりとといった風情がふさわしい感じでたたずむ、
もともとは、遊郭であった時代もある味のある建物が、丁寧に保存され、
清潔に清掃されて大切に使われている、老舗の雰囲気が感じられる純和風の佇まい。
こここそが、御宿かわせみ さんです。
風情のある扉を横開きして、建物の中に入り、入浴料1人500円を払います。
お金は風情のある玄関を入ってすぐ右にある
受付の箱の中に各自で入れていくシステムで、釣り銭も置いてあります。

なんか、ほのぼのします。
こんな性善説的な温泉はうらぎっちゃいけませんね。


ま、でもウエの川が見渡される露天風呂は入ることができそうなのでそのまま
丁寧に清掃されている廊下を歩いていって脱衣場に入ります。

脱衣場から階段を下りると内湯があり、この内湯もさほど広くはないですが、
明るい窓からの光に透明なお湯が湯槽からあふれ出す様が美しいのです。
ここから手作りの木で覆われた渡り廊下を歩くと
風情のある露天風呂です。
下がっているちょうちんもいい感じです。

そして名物は川にせり出すようにゴツゴツした岩の湯槽がいい感じの
露天風呂です。この日はGWの最終日。しかも昼下がりということで、
けっこうな混雑でしたが、それだけ愛されている証左でしょう。

この広く、透明でしっとりとするお湯がざんざんとあふれているのですが、
この湯量が豊富なところと、川にせり出した岩風呂ですから
至近距離で川のせせらぎが響きますし、開放感も抜群。
川向の緑もさまざまな色合いの交響が目にまぶしいながらも、どこかやさしい。
風にあおられるときらきらと輝くところもいいですよ。
そんな風が火照ったからだにきもちいい。

春の山間の川沿いという風情を独り占めですから、本当に贅沢です。

ほんのりとナトリュームっぽい味のするお湯も体によさそうです。

昨年は秋の雨での増水で、ものすごい轟音を立てて流れる長流川を見ながら
入ったこともありましたが、ほんとうに季節によってさまざまな顔をみせてくれます。
お湯もよいし、風情もいい。
内風呂ではしっかりと道南スタイルを楽しませていただきました、

と、満足でしっかりと疲れも取れたということで、
こちらをあとにしました。



5月中旬の某日、用事があって室蘭へいきました。
が、市街地で30分ほど時間があいた。場所は東室蘭。

ということで、以前から気になっている温泉へ行きました。
市街地から少し外れた住宅地の中にひっそりとある温泉。
帯広の公衆浴場的です。
お昼近い時間だったので、車が結構止まっています。
そこで、空きスペースに車をおき、中へ。
券売機で券を買って中へ
脱衣場へ入ると、演歌が流れています。
ここも帯広の温泉的というか、白樺温泉か函館の永寿湯みたいです。

そんな演歌にいやされながら浴室へいくと、大きい窓から
光がさんさんと注いできています。
人気施設ゆえか、なかなかにぎわっています。

そして、壁にはでかでかと鯨が潮吹きでサッカーボールを浮かしている
「くじらん」のイラストが描かれています。
ホエールウオッチとサッカーの街室蘭を象徴していて
タウンサインにも書かれているくじらん。
そこらへんのゆるキャラよりも、歴史があります。
誕生して20年以上経過しているそうです。
温泉の壁画にもなるだなんて、愛されてますねくじらん。

内湯につかると、少しアツめですが、クセのないお湯がしみますね。
しかも、窓からは露天が見えます。

ということでいくと、ブラックシリカ風呂とトルマリン風呂とのこと。
トルマリン風呂は湯槽が狭く、ずっと2人の方が入っているので
断念してブロックシリカの岩風呂へいくと、
ブラックシリカ効果か、今まででていた汗がさらに盛大に出るような気が。

ということで30分たらずでしたが、さっぱりリフレッシュをすることができました。

ま、こちら循環・ろ過・塩素消毒の温泉なので
名前は控えますが、汗を流す分にはぜんぜん悪くないでした。

というか、脱衣所や浴室の演歌ってのが、味がありました。あらためて。

室蘭というと、最近は探偵はBarにいるのロケ地ですが
製鉄所以外にも味のある建物がたくさんあります。

そんなのをめぐったときに、ふとお湯につかってみるのも
悪くないです。







ちなみに今まで入った温泉については
左側の欄にある温泉三昧をクリックしてもらえれば
見ることが出来ます。

よろしければ。


かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした
☆「レストラン リバーサイド」(余市郡赤井川村)

先日、午後から小樽で会議のために出張になりました。
小樽へは赤井川経由で行くと、途中の毛無峠は結構なワインディングロードですが、
車も少ないのでストレス無く移動ができるので、愛用しているのです。
丁度昼時間に、キロロスキー場入り口横を通過する感じだったので、
以前から気になっていたお店へと向かいました。
それが、こちら「リバーサイド」さんです。

小樽方面に向かって走る国道393号線からキロロスキー場へ行く枝道に入って、
すこし行くと、特徴のある形の木にぶらさがった木の看板が見えて、
中に入ると、三角屋根のログハウスが見えます。

この看板には、さらに「カレー」「ハンバーグ」という木の札がぶらさがっていて、
味のある看板と背後に緑を背負ったログハウスの組み合わせが雰囲気あります。
そんな味のある看板にカレーと書かれていたのが気になった最大の理由です。

小樽へ車を走らせキロロリゾート入り口を右折して少し行くとありました。
駐車場に車を入れると、車はほとんどとまっていません。
これはラッキーかな、と思って中に行くと、お客さんはぼくだけという状況です。

お冷やとともにメニューが登場しました。オーダーをすますと
メニューはすぐに下げられてしまったので、何があったかはうろ覚えなのですが、
「ハンバーグ」「豚肉ステーキ」「カキフライ」「オムライス」「パスタ」「生姜焼き」
といったメニューがありました。

カレー関係では、 カツカレー ¥1260 ハンバーグカレー ¥1260 
チキンカツカレー ¥1260 カレーライス ¥860

といったところで、初めてのお店で、カレーだけでなく、揚げ物の感じも見たい
というところから、カツカレーをオーダーしました。
BGMも流れていない静から空間は、外見どおりの
ログハウスの中というウッディーなつくりで、窓が大きいせいか
明るい感じです。

窓の外も陽光できらきらと葉が輝く一面の緑で
絵画みたいです。

店舗の中央にどんとすえつけられている
大きめの薪ストーブも、いい感じですし、北国に相応しいログハウス
これが燃えるのを見るだけで冬も訪れたいかもしれません。
内装も手作り風のカントリー調のもので飾られていて
雰囲気だなぁ、と思いながらまつことしばしで登場しました。

しゃれた感じのお皿に上品な感じでのせられたライスと、
きれいな楕円形の狐色のカツの上に、それぞれの色合いを見せる感じで
かかっている、茶褐色のカレーです。
このバランス、久しぶりです。

まずはカレーから一口。
デミグラスソースに通じるようなしっかりと濃い肉のエキスが出てきています。
色合いからもそうですし、タイプ的には欧風カレーでしょう
肉のうまみ以外にも、たまねぎの甘みとか、香味野菜のさわやかな感じとかが
カレーに味わいと深みを与えています。
また、具も散見できますし、特に牛肉は
しっかりとした牛の味で、カレーの濃さにも通じます。
しかもこの濃さとこくに支えられた
さわやかなスパイスの刺激です。

うまみの塊と、スパイスの組み合わせがいいですし
しっかりしたカレーを食べている感じがします。

そして、カツカレーのキモのカツです。
きれいな楕円形をしたカツは、エッジがたっているように
衣が主張しているタイプではなく、落ち着いた衣が
肉を包んでいる感じです。鮮やかな狐色の表面もいいですね。

一口サクッといただきますと、軽やかな衣の歯ごたえと
中のしっかりとした肉の味わいがいいです。
サクっと衣を噛んだあとに肉にあたって、少し強く肉を噛むと
肉のほんのりと甘い味わいとともに、じわじわっと肉滴などの
うまみのエキスが染み出てくるのですが、まさにそんな感じです。

そして、そんなカツとカレーにいっしょに食べますと、
うん、おいしい。イイです。この味わい。

ご飯もこれらのうまさをしっかりと受け止める自然においしい
懐の広さがあります。

添えられている野菜サラダも新鮮そのもの。地場産野菜とか使われているのでしょうか。
シャキシャキなみずみずしさが、カレーで濃くなった口の中を
リセットしてくれます。

これは、いいですね。

外の穏やかな光景と、中のカントリーなインテリアと、このカレーの味わい。
三つそろってワンセット。いい時間です。

と、いうことで、最後まで食べ終わって、「ごちそうさまでした。」

お金を払って外に出ると 緑の風と、余市川のせせらぎの音がいい感じです。
ふー、これから会議がんばろう。

ちなみにこちらのお店は、「余市川」が流れているためこの店名にしたようです
あと、どなたかのブログで見たのですが、こちらの建物は
「売り」(2600万)に出しているようです。

図面等が張られていて購入可能なのそうですが、図面までは確認しませんでした。

でも、売れたらこのレストランも閉めてしまうそうなので、
また機会があったら行って見て確認します。

あと、こちらのカレーが赤井川で食べた最初のカレーになります。





☆「レストラン リバーサイド」(余市郡赤井川村常磐447-1)
◇営業時間◇11:00~20:00
◇定休日◇不定休  ◇駐車場◇有り
◇電話◇ 0135-35-3333








☆「中華の店 起龍」(虻田郡倶知安町北2条西1丁目)

倶知安町は、主要産業は、特産のじゃがいもや、豪雪うどん
町のゆるキャラ「じゃが太くん」に象徴されるように農業の町ですが、
役場・警察・消防署・郵便局・学校といった
どこのまちにでもある施設に加えて、後志の総合振興局があったり、
自衛隊があったりなどで、公務員の多い町でもあります。

だから(なんか単身赴任の人も多いってイメージ?)
というわけではないですが、
一人でふらっと入れるお店が多いのが、独り身にはありがたいです。

こちらもそんな一軒で、良く訪れます。


また、近年では、某超有名ホテルチェーンが経営を手放した大ホテルがあって、
そこでかつて働いていた料理人の方が独立されて、
倶知安・ニセコ界隈でお店を営業されているそうで、
そのせいか、人口比のわりに、中華料理屋さんが多いそうなのです。

そんな新しい中華料理屋さんも少なくない中、
流れとは関係なく営業している昔ながらの街の中華料理屋さんもあって、
倶知安の飲食街「都通り」の「起龍」さんもそんな一軒です。

倶知安が生んだロックバンド、スパークスゴーゴーのメンバーも
昔からのお気に入りという情報もスパゴーファンの間では有名だそうです。

白地に赤で店名の書かれたのれんを押して
いかにも町の中華屋さんといった感じの味のある入り口をあけて中へ。

そると、この日は、客はわたし一人ですが、スタッフの人は
座ってテレビを見ていました。いいですね。このアジ。

で、メニューをみたら、カウンター下にずらっと並んでいるメニューも圧巻。
ラーメンなどのメニューもいろいろな中華屋さんでもあるのですが、
中華以外のメニューも結構充実をしていて、定食屋さんの趣でもあるのです。

正油ラーメン650
塩ラーメン650
みそラーメン 700
麻婆ラーメン 800
みそ五目ラーメン 800
五目ラーメン 800
広東麺 800
天津麺 800
野菜麺 750
五目炒麺800
五目ソース炒麺800
五目麺 850
起龍チャンポンメン 800
みそチャーシューめん 850
みそ野菜ラーメン 800
とんかつラーメン 800
冷やしラーメン〔季節〕 750
中華飯 800
天津飯 800
宝飯 800 
炒飯 700
五目炒飯 800
カツカレー 850
カツカレー〔大盛〕 950
カレー〔大盛〕 800
カレー〔並〕 750
カツ丼 850
ライス〔大〕 200
ライス〔小〕 150
麻婆豆腐 750
野菜炒め 700
麻婆定食 850
野菜炒めライス 800
八宝菜ライス 1150
酢豚定食 1150
玉子スープ 550

中華系のメニューの評判も当然いいのですが、
もろもろの定食系やご飯ものの評判も良く、
中華系とともに、人気のあるメニューがカツカレーなのです。

味ももちろんのこと、その豪快な盛りには、
青春時代を倶知安でスゴした人は
たいていここのカツカレーの洗礼を受けているという。
久々に、食べるしかないですね。
もう年も年なんでオトナシクw 普通のカツカレーをオーダー。

BGMがわりについているテレビを見ていると
中で「ぢぢぢぢ」と揚げ物をしている音が聞こえてきて
期待で胸がどきどきですよ。

そんな感じで待つことしばしで登場。

大きめの白く丸いお皿には、
ライスがどかんとお皿いっぱいに盛られて
その上に、カツが乗っかっているのではないかと
そのシルエットから推測されます。

もってまわったような遠回しの書き方をするのは
それは、そのライス(推測)とカツ(推測)が見えないくらい、
全面をおおうように、そして、さらには皿からはみ出さんばかりに
黄色がかった焦げ茶のルーがかかっているのです。

カツカレーといえば、カツも2/3くらいは見えるように
ライスも1/4くらいは見えるようにといった
ごきげんような感じの盛り方がパターンですが、

それを全て覆す。
視界には、カレーと皿しか入らない。
そんなたっぷりとかかったカレーごしに見える
カツとライスのフォルム。

まずはカレーをくわなきゃライスにもカツにも到達できないという
難攻不落、不沈空母のような大艦巨砲主義のカツカレーです

うむ。あっぱれ。

この時点で、こちらのカツカレーにはヤられてしまいます。
と、いうことで期待でムネドキ状態のままにまずはルーを
「いたーだきーます」

まずは、こいですね~
こくとウマ味と、タマネギなどの野菜由来の
ほのかなアマ味がベースになっていて、
まずはガツンとパンチを浴びせるのですが、
それが、ヤサしいパンチです。
攻撃的ではないこの包容力のあるカレーは
ニッポンのカレーですね~
しかも、スパイスがしっかりと香る感じで
食欲をそそられる部分もありながらも

このもったりとした食感の原因になっているのはこがし小麦です
このスパイシーでありながらもほっとできる食堂系のカレーの
王道を進んでいるカレーです。ヤミツキになることウケアイです。
で、ルーをぱくぱく食べただけでは
まだライスにもカツにも到達できません。
すごいね。このカレーの層。

ということで、フォークで半ば強引にカツの形にカレールーが
隆起しているところをぐさっとさして
カツをサルベージいたします。

そして、口へサクッ衣のサクサクさと衣から滲む油のハーモニーに
カツの肉から滲む肉滴の味わいが
オイしいカツ食べている幸せさを感じさせてくれますが、

そんなカツが半面全部で
このカレーを受け止めているわけですから、

カレーのこく、ウマ味、辛さと、カツの油、肉のバランスが
全部あいまってエラいことになっています。

この組み合わせを考えた人は改めて天才ですね。
ほんとありがとう、千葉茂か河金の人って思います。

ほかほかご飯との組み合わせも文句なし。

カツとライスのカレーの組み合わせも十分楽しめますし、
これはいいですな。

しかも、小麦入りはだてではない。
ウマイウマイいいながらまんなかばっかり食べていると
横のほうがうっすらと、膜をはったりしてきて

こんなところもオフクロカレーの神髄です。
最後まで王道をいっています。

そして、しだいにカレーもカツもライスも残り少なくなってきます。
で、当ブログをお読みの方はご存知でしょうか
「グルメマンガの孔明の罠」でおなじみ〔ワタクシ命名〕
「食の軍師」〔日本文芸社 ニチブンコミックス 泉昌之著〕の影響で
カツが数切れ出てくると、必ず「寝かす!!」食いをしてしまいます。

「寝かす!!」食いは、「食の軍師」で
主人公本郷が、トンカツを食べに行ったときに
一番端の小さいカツに早くからソースをかけて
マグロのヅケのようにして味わう食べ方で、
このジャンキーな味わいがたまらずに、僕もハマっているのです。

リバーサイドはルーが少なめだったので、寝かす食いができませんでしたから。

そして、こちらは最初からたっぷりとカレールーがかかっているので、
すべてのカツが「寝かす!!」状態です。
が、ご飯にふれている反面は当然ですがルーがかかっていないので、
ひっくり返して、ルーの海に沈めまして、
しっとりとたところをいただきました

なんて感じで、真っ赤な福神漬けまでオイしくいただいて、
さいごに水を一気に飲み干して、

ごちそうさまでした。



大満足で、こちらをあとにすると、口の中は名誉の負傷。
カツカレーをほおばったせいでヤケドをしておりましたとさ。

あと、こちらは、店の看板にはファミリー中華飯店と
メニューなどには北京料理などと書かれています。

そんなところも和みます。




☆「中華の店 起龍」(虻田郡倶知安町北2条西1丁目)
◇営業時間◇ 11:00~15:00、17:00〜 19:30
◇定休日◇ 火曜日 ◇駐車場◇なし
◇電話◇ 0136-22-1593




あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


ラジオにあったコーナー「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」をクリックしてくれれば、
見ることができます。

かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
あれから一週間過ぎましたが、未だ興奮冷めやらぬワタクシであります。

月曜からはネクタイをしめて仕事に復帰をしたのですが
デスクワークをしていても、ふーっと一息つくとライブの光景が浮かび、
筆舌に尽くしがたい麗しい歌姫がたの声と、すばらしい演奏を前にして、
あのターコイズブルーのTシャツをきてハシャいだり感動したりした時間が
思い出されてくるのです。

まさか、宿でであった台湾のお方をはじめとして、ライブ会場で出会った人たちは、
ワタシが北海道の片隅で、スーツにネクタイ締めながらお仕事しているだなんて、
想像できないのではないでしょうか。

それにしても、7月のkalafinaが待ちきれない。
(その前に6月にはカープが札幌にやってきますが)

ちなみに、これらの日々がマスコミ各紙に紹介されていました。

最初はサンケイスポーツの記事です。
引用させていただきます。

2013.5.12 05:00
梶浦由記、スペシャルライブで5000人魅了梶浦由記がスペシャルライブを開催

 今年デビュー20周年を迎えた音楽家、梶浦由記(47)が11日、東京・東京国際フォーラムでスペシャルライブを開催。ライブも節目の10回目で、これまで自身が行ってきた音楽プロジェクトの参加アーティスト21人が集結し、「これだけ豪華なゲストと一緒にできてうれしい。音楽を愛するエネルギーがある限り活動を続けていきたい」と宣言した。ユニット「See-Saw」時代の楽曲を初めてセルフカバーするなど、52曲で5000人を魅了。

続いて、マイナビニュースの記事です。
引用させていただきます。


梶浦由記がデビュー20周年記念ライブ「音楽を続けてきた私へのご褒美」
マイナビニュース 5月12日(日)12時10分配信

作詞・作曲家で音楽プロデューサーの梶浦由記が11日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで、ライブイベント「20th Anniversary Yuki Kajiura LIVE vol.#10 "Kaji Fes.2013"」を行った。
 2008年から開催しており、今回で10回目となったライブ『20th Anniversary Yuki Kajiura LIVE vol.#10 "Kaji Fes.2013”』は、映画やアニメ、ゲームなどの音楽プロデュースを手掛ける梶浦のデビュー20周年記念イベント。同ライブには、FictionJunction(フィクションジャンクション)やKalafina(カラフィナ)、米・ニューヨークから歌手のエミリー・ビンディガーも駆け付けるなど、梶浦プロデュースのボーカリストやミュージシャンが集結し、約5,000人の観客を盛り上げた。
 ライブ直前、報道陣の取材に応じた梶浦は「ライブが10回目というのはうれしい。豪華なゲストを呼んでライブが出来るのは、音楽を続けてきた私へのご褒美かな」と笑顔で話し、「もともと不穏な曲が多いので、明るい曲をピックアップしたつもり。ユニット『See-Saw』の時の曲をセルフカバーでやるんですが、『懐かしいな~』と思いながら練習してました」と楽しみな様子。また、デビュー20周年を迎えたことについて「本人が1番信じられない。淡々とやってたら20年経ってしまいました」としみじみ話した梶浦は、「辞めないで続けてこられたという喜びが大きい。これからも5年10年とひたすら音楽を続けていきたい」と新たな決意を語った。
[マイナビニュース]


続いて、スポーツ報知の記事です。
引用させていただきます。

梶浦由記「本人が一番信じられない」20周年ライブで全52曲
スポーツ報知 5月11日(土)21時32分配信

 アニメや映画のサウンドトラックを手掛ける音楽プロデューサー・梶浦由記が11日、都内でデビュー20周年記念ライブ「Kaji Fes.2013」を開催した。
 自らの音楽活動を原点から見つめ直すという意味で、83年に結成したユニット「See―Saw」を初めてセルフカバー。ほかにも、自身がプロデュースしたアーティスト21人を迎え、2部制で全52曲、5時間を走り切った。
 これまでを振り返り「本人が一番信じられない。淡々と活動していたら、20年がたっていたという感じですね」と冷静に答えた梶浦。それでも、海外からもファンが駆けつけていることを聞かされると「ネット上のファイルですぐに聴いてもらえるものを、十何時間もかけて足を運んでくれるのは、本当にありがたいこと」と笑みを見せた。
 今後については「今日のライブを、今までやってきたことへのご褒美だと思って、音楽を愛するパワーが残っているうちは、続けていきたいと思います」。さらに楽曲を生み出していこうと気持ちを新たにしていた。


それぞれ、新聞記事を見返すと、あの日の記憶が甦ってきて、
思い出し笑いでニヨニヨしてしまいます。

あと、スポーツ報知の記事、シーソーの結成は83年じゃないですよね。
83年ならなら梶浦さん18才の時じゃん。



と、いった感じで、ライブも大変楽しかったのですが、その前後に訪れたお店もそれぞれ良くて、
こちらもいい思い出が出来たのです。

ライブ当日は、9時千歳発のair-do機で羽田に入り、
畏友p氏との待ち合わせは11時30分に、有楽町駅前のどさんこプラザ。

10時51分発の印旛日本大学行きに乗り込み、途中品川で乗り換えて、
待ち合わせ約10分前に到着しました。
すると、p氏もほぼ同じ時間に来て無事合流完了。
ヲ、コンタクトにしたんですね。これだけで氏のライブへの気合いの入り方がわかろうというもの。

やあどうもどうもと旧交をあたためたあとに昼食のために向かったのが、
「中国大陸料理 過門香 銀座店」さんです。

こちらは、「変態版 孤独のグルメ」の異名をとる、
「芸能グルメストーカー」(コア・マガジン社)の中で、
米倉涼子さんおすすめの「スープ入り焼き餃子」があるということで、
本郷播が訪れたお店です。

この日は小雨が降ったり止んだりしていたので、銀座一丁目まで地下鉄で行って、
地下道を通りながらそのまま店へ。これはありがたいです。
店舗は地下一階にあるのですが、入り口からしてなかなか威圧的な店構えです。
マンガで予習をしていたものの、本物の店構えを見ると入り口の段階で気分的に少々萎縮します。

大理石的な床に、間接照明と、中国宮廷の廊下のような装飾と、
ぐるナイなどでしか見たことないような、見るからに高級そうな調度とか、
レリーフ的な背の高いパティーションとか、漆黒や臙脂などを多様した独特の濃い色合いが、
中に入っても威圧的で緊張感を誘う感じは変わりません。

落としめの照明のなか、スタッフの方の案内に従いゴージャスな店内通路を通り、
半個室のように区切られたスペースに通されます。
周囲に人はいないのでヲタ話は出来そうですが、緊張感が強いられているのはあまり変わらず。
しかも、廊下のようなところには何かがあったらすぐかけつけられるように
スタッフの人が椅子にすわっていまして、なんだか監視されているようです。

ただ、奧から複数の子どもの声がするので、少しだけ気分が楽になったりして、

チャイナドレス風の服を着たスタッフの方にメニューを出されまして
見ながら選びますが、中に、プリフィックスランチセットというのがあって、
◆選べるメイン2品◆※お好きなメイン料理を以下のメニューから2種類お選び下さい
A:料理長おすすめ週替りランチ(内容はスタッフにお尋ね下さい)
B:大海老の特製マヨネーズソース炒め
C:蒸し点心三種
D:重慶式麻婆豆腐 
これに、和え物・スープ お粥 または 御飯・デザート 1,500円。

これはいい。で、メニューをみてインパクトあったのが、重慶式麻婆豆腐。
重慶とか錦州とか見聞きすると、「爆撃すっか」と口走るのはp氏のワルい癖。

でも、このインパクトにつられて両名とも重慶式をお願いして、
p氏は週替わりのメニュー鶏の黒酢炒めを、ボクはエビマヨをお願いして、
忘れちゃ行けないスープ入り焼き餃子です。

オーダーした後に出てきた大きめの白いポットに入った香りと味がよい烏龍茶を飲みながら、
成田の利用はことのほか良かったなんていうp氏の話を聞いたり
ライブワクワクドキドキですなぁ、なんて話をしながら、待つことしばし。

にしても、ヒゲづらのおっさんとかが、こんな透かし彫りの入った
背の高いレリーフのついたパーティーションで区切られて薄暗いところで、
ヒヒヒヒとかいいながら話していると、なんだかアヘン窟みたいですなぁ。
などと軽口をたたいていると、登場しました。

上品な盛り方ですが、ご飯はお変わりできるそうですし、
料理自体も大変うまそうです。

まずはお目当てのスープ入り焼き餃子から。

本郷は、米倉涼子が「軽く噛んで中のスープをすすってから食べる」
と語っているのを読みながらも、思い切り噛んだあげく肉滴を飛び出させて、
机の上とかコートとかをべしょべしょにしていて、
お店の人に持ってきてもらった大量のおしぼりで、机の上を拭きながら
「とほほ、これじゃ風俗だっつーの」っていうシーンがありましたが、
私はこの話で予習は万全。

綺麗な焼き色付きで、一見すると普通の餃子ですけど、
箸で皮にキズをつけないようにしずしずと持ち上げると、
それだけで中でスープがたぷんたぷんいっているようです。

軽くかぷっと噛んだあとにちゅるちゅるっと、スープをすすりますと、ウマい。
肉滴の濃い味。肉のエキスに、野菜の旨みがたっぷりと含まれています。

そして、そろそろいいかな、とカプリつきますと、
まだ少しのこっているスープでジューシーになっている具材が口の中を刺激します。

挽肉からは、スープのうまさの一因でもあるのですが、それよりも濃厚な肉滴が溢れてきますし、
細かく刻まれた葱とかニラとかも効いています。

極上で丁寧に仕上げられた餡をつつむ皮はたっぷりのスープを逃さない
少し厚手でしっかりした代物ですが、この皮がまたぷりっとしていて、
もちもちつるつる。スープが入っているからというわけかはわかりませんが
どこか小籠包をも思わせる感じで、すごく官能的な歯触り舌触りで、
口の中をきもちよく刺激してくれます。

こんな餃子はじめてです。

最初は何もつけなかったのですが、全然それでもオッケー。
でも小皿があるので、つけだれも作りましょう。
ただ、こちらは醤油とか餃子のタレ的なものはなく、
黒酢、唐辛子などがたっぷりの辣油、洋辛子、を組み合わせるよう。
そこで、黒酢に辣油をたっぷり入れて、二個目はそれをちびっとつけて、
また、軽くかんでちゅるちゅるしてからそのままかぶりつきます。
これまた、ウマい。
黒酢と餃子というとやはり高級中華だなぁ、と思うのですが、
この黒酢のまろやながらも刺激的な味わいが
もっちりぷりっつるんとした皮にはよくあいます。
しかも、焼き目の処はしっかりとぱりぱりサクサクです。

唐辛子などがたっぷりめの辣油の刺激も良いですわ。

小籠包のようにたっぷりスープでありながら、
餃子のような皮の香ばしさも味わえる。
餃子と小籠包のいいどこどりのような味わい。
さすが、米倉涼子。経費庁にして、35才の高校生は伊達ではない。

「これ、ウマいよ。軽くかんでスープすってから食べるといいよ」とp氏にアドバイスをすると、
「ああああっ」p氏はスープをお皿にこぼしたようです。
まだテーブルとか服とかじゃなくて良かったね。
でも「あ、これうめぇ」と気に入った様子です。

それで、「こっちもくわねぇっスか」と、自分の鶏の黒酢炒めをくれましたので、
ボクもエビマヨを進呈します。
うん。この鶏も肉がしっかりと弾力があって、肉滴もオイしくいい肉の味がしますし、
さっきの餃子でも実感しましたが、この黒酢の調味料も効いていますね。
鶏肉にココチヨイ酸味をあたえてくれて、こちらも中華食べている感を満たしてくれます。

エビマヨもぷりぷりの海老が中の旨みをほとんど逃さずに調理されていて、
噛むと海の旨みが口の中に出てきます。
この味とマヨネーズの濃厚な酸味の組み合わせがいいですよ。

そして、二人共通して注文したのが重慶式麻婆豆腐。
何が重慶式か?と思いながら一口いただくと、
おおおっ、この刺激、この深み、この旨み、これが麻婆豆腐です。
しかも刺激が強めです。
さすが現在は特別市として分離しているものの重慶は四川です。

お皿が来た時点で、いかにもな四川の香り、複雑なスパイス使いがうかがえましたが
たべるとしっかりと辛い。しかも、ウマイ、辛いのがウマさにつながっています。
しかも辛いだけでなく、さりげなくしびれる感じです。
p氏と昨年の1月に中野サンプラザであったkalafinaのライブに行ったときに、
アフターライブで訪れた池袋の「中国家庭料理 楊 2号店」さんほどではないですが、
しびれる「麻」も、ヒリつく「辣」も主張しているからさなのです。
というか、「楊」さん以外で食べたいかなる中華よりも
「楊」さんの香りや刺激に近いかもしれません。
それほどの山椒の香りとほんのりの花椒の香りにそれぞれの味わい。
口の中の辛味が、鼻にツーンと抜けて行くのが気持ちいいですね。

粗挽きされた豚挽きも多めでジューシーな味わいがいいですし、
ネギやニラのシャッキリとした歯触りもいいアクセント。
そして、珠玉の淡白ながらもしっかりとした豆の味がするお豆腐の
滑らかな舌触りと、口の中でほろっと崩れるところもいいです。

これは、ビールがほしくなる味だなぁ。
でも、せっかくのライブ前ということで遠慮をしたのです。
あと、麻とか辣とか言い出すと、最近いきつけのご飯屋さんで呼んでいる
コンビニコミックの「ラーメン発見伝」の、ラーメンオタクデブこと、
大仏顔の有栖涼を思い出してしまう私です。

ということで、気がつくと汗もしたたってきますし、
しっかりとウマさで爆撃され、攻略されてしまいました。

デザートの杏仁豆腐もp氏が「こんなにウマい杏仁豆腐は食べたことがない」というほど。
わかります。アーモンドの香りもしっかりとしていれば、
ぷりっとしたしっかりとした歯ごたえが頼もしい。
これは口の中の刺激をしっかりと流してくれて、いいですよ。

あー満腹だ。と、食べ尽くして「ごちそうさまでした」
後半は、ほとんど料理に集中しているというのもあるのですが、
豪華な調度も気になりませんでしたし、子ども達の楽しそうな声がしたので緊張感はほぐれました。
「にしても、子供のころからこんなところで中華たべてていいなぁ」
「きっと織葉颯斗みたいな大人になるんだぜ」
と大日本サムライガール ネタの話も忘れません。

ま、銀座で、この店内の荘厳な雰囲気で、この価格だったら、
すごいお得なんじゃないでしょうか。

ちなみに「過門香」と言う名前のいわれは、門の前を通り過ぎる人が、
漂い香る匂いに惹きつけられ門をくぐってしまう様子を表しているとか。

と、梶さんを迎え撃つには十分すぎる上品なランチタイムをスゴし、大満足で店をあとにして、
その後コーヒーをシバきながら時間をつぶして、ライブ会場へと向かったというわけでありました。




ライブが終わり大興奮のうちに総武線にのりこむ我ら。
次なる目的地は両国です。
というか、東京駅の近くでライブがあると分かって以来、
一番最初に巡礼をしようと決めていたのが、「両国」です。

ボクは、「孤独のグルメ」の番組オンエアの直前に仕事で両国に行って、
その時にも同僚とちゃんこを食べたのですが、
その時のお店は、ゴローちゃんはちら見はしたものの寄りませんでした。
ま、自分が行ったお店の前をゴローちゃんが通るというだけでも大興奮なのですが。

で、それ以来、こちらでちゃんこを食べようと誓ったのでしたが、いよいよ念願かなうか。

両国駅を降りても、小雨がそぼふっていますが、そんななか歩く二人、
10分ほどで目的地に到着します。のれんをくぐって「こんばんわ~」
すると、「すいません、今日、材料もうきらしちゃったんですよ、本当にすいません、」
「なっなんですとー。」
「が~んだな」

が~んだな、どころの騒ぎじゃないよ。次来れるのいつだよ。と、思いながらも、
あ、そうですか、また来ます~と作り笑顔で対応するわれら。

どうするどうすると鳩首会議を開いた結果、時間はすでに9時近いです。
ということで、巡礼はあきらめて宿の周辺で何か食べるかということで、
浅草橋に戻って、入ったのが「ホルモン 寺」さん。

こちらで、ライブで渇いたのどを潤すべくビール・ハイボールなどをしこたま飲みながら、
マルチョウとかタンとかギアラとかミノとかレバとかシビレとかトントロとかを
とりあえず頼みながら、大反省会という名前のトーク三昧。

終わった直後は、本当にいいものを見た後って言葉が出ないんだ、というぐらい、
ぼーっとしていましたが、ここらへんで、すげーすげーの押収でした。
ま、時間がたっても、すげーすげーの押収というのは、われらのボキャブラリーの問題もあるでしょうが
やはり、そのパフォーマンスに圧倒されたからです。

店内はホルモン焼きの店でありながら、白木のカウンターなどがあって、
オシャレな感じですし、出てくる七輪もしっかりと使い込まれています。
掘りごたつのような座敷席にすわった我々以外にも若い人が何組かいて
盛り上がっていましたので、僕等も遠慮無くそんな話しができます。

ま、食べているモノが焼き肉ですし、しかも、それぞれいちいちとてもオイしかったので、
さらに気分もあがってきて、
「うおォン」
「焼き肉といったら白い飯だろうが」
「このサン…サンチュってのを」
「はい、サニーレタスですね」
「おれはまるで人間火力発電所だ」
「うんうまい肉だ いかにも肉って肉だ もぐもぐ」
と、こどグル名セリフも次から次へと口をついてきます。さすがの巡礼ハイ。
というか、両国ちゃんこの敵をここでとろうとするのか、まったく、業が深いというかなんというか。
でも、予期せずにいいお店にあたってラッキー。
いい形でこの夜を締めくくることが出来ました。



翌日ホテルを10時にチェックアウトして、p氏が水天宮で安産守を買いたいということで、おつきあい。
前回1月にあったFJのFCイベントで上京した時に、「黒天丼」目当てに人形町に行った時に
ついでに見に行って、初詣をして以来。
ところが、水天宮は現在改装中とのことで、仮宮へむかうと、途中で神輿に出会います。
なんか大きいお祭をやっている様子です。
そういえば、この日は神田祭の日でもありました。

仮宮は、当たり前ですが、ピカピカの建物で、真木和泉の紫灘神社も、
石橋正二郎の狛犬もありませんでした。
当然、
「石橋正二郎といえば、久留米商業ですが、般若は祀られてないんですかねぇ〔意味深〕」
「般若が祀るわけないだろ、いいかげんにしろw」の会話も再現したりして、
それにしても、前回は大河の嶋田久作の真木和泉は絶対にカッコいいと予言していましたが、
本当にその通りで大満足。ありがとうございました。とお礼もしました。

ということで、無事お参りを澄ませたあとに人形町に戻り、日比谷線に乗り込んで中目黒へ。
そして東横線で向かったのが新丸子です。
ドラマ 「孤独のグルメ season2 第1話 新丸子のネギ肉いため」
にでてきた「三ちゃん食堂」さんです。
復活した「孤独のグルメ」seoson2の第一話ということでwktkしながら夜まで頑張っておきて、
興奮しながら見たのを思い出します。

思えば、第2話で出てきた「大やま」さんのある人形町から、
第1話で出てきた新丸子に行くというのも、因縁めいていますか。
三ちゃん食堂さんは、1月に行った時にはふられてもいますし、リベンジなるか。です。

ということで2人とも2度目の新丸子。駅についたのは開店時間の30分ほど前で、
ぶらぶらしながら時間をつぶします。
当然、ゴローちゃんが「器の中は宝石箱 これぞ甘みの王道」の「クリームあんみつ」を食べた
「昭和堂」さんもしっかりとロケハンをします。
ま、ゴロー氏ほど健啖家ではない我ら、アイスクリームタイプで、豆豆していて、
うさぎさんりんごで、試金石のクリームあんみつをはじめ何かを食べたりはしませんでした。

にしても、本郷も玉子はおでんの試金石との名言を残していますが、共通してますね。

で、本屋で立ち読みしたり、「むつみ会」の外観に不思議さを感じたり、
色々な店にフロンターレの選手のポスターが貼られていたりする様を見て
(孤独のグルメのドラマでモザイクがかかってました)、
あー川崎なんだなぁ。と改めて思いました。

開店5分前に行くと、店の前で並びこそしてませんが、
向かいの店舗前のあいたところで、4人の人が談笑しています。
この人達ってお客じゃないのかな、と思いながらさらにぶらぶら。

そして、開店時間後に行くと、ドラマに出てきた、白い清潔そうなのれんに
赤字で中華料理と書かれたのれんがでています。これは、楽しみです。

中に入ると、さきほどの4人組のかたはもうすでに飲んでおります。
いいですね。

あとは開店直後ということで、ぽつぽつとお客さんが。
ゴローちゃんが入った時みたいに圧倒的なアゥエー感はまだありません。

ということで、ワタシたちは入り口よりの席を確保いたしました。

でもって、ライブ遠征の無事終了を祝して、生ビールで乾杯。
また、千歳に着くには相当時間がありますから安心していただけます。
そして、まずはということで「ネギ肉いため」「みょうがの天ぷら」「チーズ入りウィンナー」
といったこどグルセットと、気になった「アジフライ」をオーダー。
バレバレでもいーんです。というか、開店直後から次から次へとお客さんが入ってきて、
お店の人は忙しそうにしているので、そんなのを気にしていない感じですか。

店内を観察すると3列に並んだ長机の両サイドにこれまた椅子がズラッと並んでいて、
めいめいそこに座るシステムのようです。
厨房の上にはそなえつけのラーメンとか炒飯とか中華を中心としたメニューが
業者に注文したようなしっかりとした作りで掲げられていますが、
その下に張られる黄色い短冊状の紙に書かれたメニュー。
これが僕等のテンションを上げる。なんて手書きのメニューっていいんだろう。

まるます家、豊島屋あたりでテンションがあがったのと同じです。
そう、ゴローちゃんは、原作では、まるます家で、
酒のつまみがおかずとして立ち上がってくる。と言っていましたが、
ドラマでは、こちらでそんな台詞を言っていました。
「ライスと味噌汁とおかずで組み立てるのもありだな。となれば話は違う。
ここに並んだ大量のおつまみが、すべておかずとしてたちあがってくる。」という感じです。

店内の壁面には、松重さん、久住さんのサイン色紙とともに吉田類さんの色紙も発見したりして、
ま、こどグルよりも2年前に「酒場放浪記」でも紹介されてますが。

そんなのを見てもテンションがあがりますが、そんな間にも次々とお客さんが入ってきます。
スゴいですね、

しかも、まるます家だったら、いささか人生にツカれた感じのお年を召したかたが
しっとりとお酒を飲む感じでしたが、こちらは客層が広いです。
年配のかたかもいい感じでできあがっているのですが、中年男女の5人組とか、家族連れとか、
若者の一人客とか、多摩川帰りかジャージの若者グルーブとか、
本当に色色な人が楽しそうにしているのです。いやー、いいなぁ。
ゴロちゃんは、昭和堂は近所にあったら通うといってましたが、
ボクはこちらのほうが通う頻度があがります。

さて、注文してから、思いの外早くに登場したのが、「ウインナー」と「みょうがの天ぷら」。
それぞれ、ゴロー的食べ物なので、まずはウインナーから。一口いきます

「チーズ入りウインナー」は、「串で繋がるウインナー四兄弟 ちょいと嬉しいチーズイン」
と紹介されていました。
しっかりと肉の味がして、挽かれていながらも肉の粒が大きく感じて
そこから肉滴が溢れるタイプで、かつ燻煙香がしっかりしながらも、
素朴な味わいのウインナーがまずはいいですが、そんなワイルドな味わいと
とろっと中から出てくる穏やかなチーズの組み合わせがいいです。

最初はチーズ入ってんのか、という感じでしたが、次第に効いてくる濃いチーズの味わい。
これは、いい仕事をしていますし、p氏もうまいっスよ、これ、とご満悦。
「てらいのない良い赤のウィンナー。上手にいれたもんだなチーズ。
ありだよ、あり。ありをりはべり、いまそかり。」とゴロージョークも出てきます。
何言ってんだゴローちゃん、「いまそかり」って。

続いてはもミョウガの天ぷら。
「みょうがのおいしさそのままに 衣でふんわりコーティング 塩が合う」と紹介されたとおり、
ふんわりとした外観がいい感じですが、食べると、ふんわりとした衣と、
シャッキリとした中身の差が味わいになっていて、いいです。これはたまらん。
しかもチョイと塩をつけると、中の独特の軽く苦み走った爽やかさを、より一層引き立てます。
これなら塩厨の気持ちもわかりますよ。

ほふほふの食感としゃきしゃきの味わいとそれぞれが楽しいみょうがの天ぷら
「ほふほふ」が「ほむほむ」だったらなおいいのですが(バカ)

ゴロー氏の「デカイなあ このみょうがの天ぷら。 ほふほふ。あったかい。
薬味のみょうがも大好きだが こうやってピンで主役をはった みょうがもやっぱり美味い。 
この塩がみょうがを引きたててる。 渋いチョイ役だ。」

薬味で脇役をやているやつが、ピンで主役をはっていい味出すだなんて、
まるで、孤独のグルメのドラマ版の主演、松重豊さんのようではないですか。
なんてことを考えながらほふほふしていると、続いてねぎ肉炒めが登場です。

威風堂々のタタズマいに、思わず姿勢を正してしまいます。真打ち登場のネギ肉炒めは、
大きめの皿にたっぷりはいった長ネギと豚肉の威容。
これだけで圧倒されますし、盛大に立ち上る湯気も気分をあげてくれます。
「ネギ肉イタメ」パンチの効いた塩こしょう味 ネギのおいしさ再確認と、紹介されていますし、
この威容を見て、ゴローちゃんは「これ、ネギ一本分ぐらいあるんじゃないか?」といってますが、
一本できくかな?もっと入ってないですか、という盛りです。
まずは一口行きますと、シンプルな味わいなのですが、葱の旨みと豚の旨みが滲め出たものが、
ソースの役割を果たして、塩胡椒だけでも十分オイしいのです。

このネギのアマさとともに熱を通してトロッとしたところ。
さらには、豚の赤身のあじわいの確かさと脂の濃い味わい。
具材の旨みをしっかりと生かしているのです。
こんなそれぞれの味わいがしっかりしているのなら、シンプルな味わいが生えますし、
しかも、掘っていくと玉ねぎも発見。
これまた炒め物の味わいを深くオイしくしてくれます。まさに「こうきたか」です。
p氏も「いいゾ~コレ~」なんていいながら大喜びで食べています。

「生姜焼きとかオイスターソース系を 想像していたんだが、こうきたか。 
うん、うん。飯にあうぞ。 やっぱり、これくらいパンチがなくちゃ。 パシリ根性が出ないってもんだ。」
という感じで、2人してウマイウマイいいながら食べていると、アジフライも登場。

アジフライにp氏はソースをかけますが、ボクもアジフライはソース派なので、問題なし。
ホカ弁のホキフライは醤油派ですが…それは、となりの竹輪天と下の海苔ご飯コミで、醤油があってるのです)
衣はサクッと、白身はふわっと、このサクッ、フワッのアンサンブルを味わうことが出来て、
かつ、アジがしっかりと美味しい。これはいいアジフライです。
アジフライというと、高校時代、学校帰りに電車を待ちがてら、駅前の総菜の美味しいお肉やさんで、
毎週水曜のサービスデーで、4コ100円(でも揚げ立て)のコロッケとかにかぶりついて、
それにアきたら、アジフライにもかぶりついたなぁ、なんてことを思い出す。

さらに、「あじふらい先生の描いた軽自動車擬人化マンガ「けいよん!」」なんて話で盛り上がったりして。

皿で満たされたテーブルを見て、改めて「なんだかすごいことになっちゃったぞ。」と
p氏は改めてゴローちゃんの台詞を言います。

ただ少し手元が寂しくなってきたところで、北海道コロッケと鶏唐揚げを追加。
北海道コロッケもじゃがいもホクホクで滋味あふれるしっかりとした味わいで、
包む衣はサックサク。いいコロッケです。ただ、道産子ヲの字のサガとしては
「何が北海道なのやらよーわからんが」と行ったら、p氏は「違うんじゃないかな」とかえしてきます。
まさに阿吽の呼吸。記憶力の無駄遣い。バカですね~

唐揚げもジューシーで、プリップリで、ほんのりスパイシーで、アツアツでタマラナイです。
確かにどいつもこいつも生き生きと輝いている。って感じです。

コロッケとかアジフライとか唐揚げとか、つぼ八でも行って食ってろよってメニューですが、
そんなのでもいちいちしっかりと美味しいのです。
流石「中華なのに、ノリはラテン系だ!」のお店です。
これはいいや。

ただ、こんなのばっかり食べているうちに、ご飯も食べていないのに腹がくちくなってきました。
最初は、僕等以外数人しかいなかったお客さんですが、いつのまにか周囲はほぼ満員状態です。

ということで、炭水化物とかは食べてない我々でしたが、ここらへんでおいとましましょう。
会計を済ませると、ほろ酔いで、新丸子の町へ。ほんわかと暖かい春の1日、
いい心持ちで最高ですね。

ただ、お金を払いに行った時に見た、炒飯もウマそうでしたし、ラーメンも素朴な感じ、
2人とも飲み屋の試金石と広原している煮込みも食べなかったし、
ゴローちゃんがいい音をさせていた春巻きもたべず、
本編こと、ぶらっとQUZUMIで食べていたカレーのライス抜きも注文しませんでした。
カレーも捨てがたし。あと、神奈川ならではというかサンマー麺もシブいじゃないか。
これはまた、次回来るしかないなぁ。と再起を期したのであります。

にしても、川崎の郊外の街をぶらぶらしていると、改めて
サンレッドの世界だなぁ、と思ったりして。
ヴァンプ将軍とかが飲んでいても違和感ないよ、あの店は。

と、いうことで帰りの機内では例によって爆睡したわれらでした。







かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
2013.05.12 Kaji Fes 2013
祭りのあとは、いつもセツナイ

現在、畏友p氏とともに、都内某所に潜伏中のイトー×aniです。
というのは、昨日東京国際フォーラムで行われたKaji Fes2013に
行ってきたからなのであります。

いえ~い。

もう、なんというか、何もかも圧倒されて、そのまま宿の人となりました。
本当にスゴかったです。

ライブとしては、1月になんばHatch、ZEPP TOKYOで行われた
FicitonJunction CLUB LIVE "Yuki Kajiura Special SET LIST"に
参戦して以来です。

いや~、やっぱりライブはいいです。生きる力をいただきました。
毎回毎回ライブに誘ってくれる畏友p氏、本当にありがとうです。

ライブ当日の朝、9時発千歳のair-doで羽田に飛んで、
有楽町の「どさんこプラザ」で11時30分に前日入りした畏友p氏と合流。
その後、銀座で中華を食べたり、コーヒーをしばいたりしながら時間をつぶして会場へ。

僕は東京国際フォーラムは初めての会場なので、もの珍しくてきょろきょろしつつ
その後、事前にp氏に購入してもらったTシャツに着替えて、臨戦態勢。
たくさんのお客さんに興奮をしながら中へ入りますと、
私のチケットは前から5列目のステージの左端側という、大変よい席で
PAのまんまえではありますすが、本当にメンバーが大きく見えます。

席のよさを確認してニヨニヨしながら物販に行きますが、
長蛇の列に負けて、公演前に買うことはできず
結局休憩時間に無事購入しますが、この時点で5000人のパワーを感じます。

ライブ自体の感想については、「続きを読む」に書きますが、
5時間という長丁場にもかかわらずスゴく濃い内容だったということで、
興奮しながら音楽を浴びることができました。
この何かが開きっぱなしの感覚って、やはりライブならではです。

次は札幌でのkalafinaライブですが、こちらも大変楽しみです。

ともかくいろいろな元気をもらって、その後は両国で孤独のグルメのちゃんこを
食べようと思ったらフラれてしまって、この日の宿がある浅草橋で
ホルモンを食べたりして、宿にはいったというわけでした。

ちなみにワタクシのFiction Junctionやkalafinaなどの
梶浦さん関連の曲の感想は、当ブログのFHFをクリックするか
「Fiction Junction 富良野」「Kalafina 富良野」などで検索すれば見ることできます。

よろしければ。


かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。

さて、この下がライブの感想であります。
... 続きを読む
☆「珈琲道場 侍」(東京都江東区亀戸6-57-22 渡辺ビル2F)

GWカープ観戦遠征初日、延長戦ということで、水道橋駅についたのが10時過ぎです。
しかも、サヨナラ負けゲームということで、足取りも超重いです。
さらには、市ヶ谷駅構内で、人がホームから降りて、電車と接触したとかしないとかで、
安全を確認をするために、という名目で遅延しています。

このタイミングで、総武線がおくれるって、最悪のタイミングですよ。
人が溢れて殺伐としてきた総武線ホームには入場規制がかかる始末です。
これは大変だ。

ただ、15分くらいで復旧して事なきをえました。

この日の宿は浅草橋でしたが、そのまま乗り過ごして亀戸へむかいます。
それは、ドラマ「孤独のグルメ」season2 
第9話 江東区砂町銀座を経て事務所飯 に出てきた喫茶店で
カレーを食べるためなのです。

厳密には、これはゴローちゃんが食べたメニューではなく、
くつろいでいたゴローちゃんを妨害するイキオイで、ぬっくんが食べていたメニューです。
あのダチョウ倶楽部のあつあつおでんさながらのリアクションたっぷりの
食いっぷりを見たら、食べたくなります。

ということで、10時40分くらいに亀戸駅に到着し、東口をおりたらすぐ、
ほぼ正面に黄色いたてものと、独特のロゴでかかれた「珈琲道場侍」の看板を発見。
ここですね。

階段を上って「たのもー」と心の中で独りごちながらドアをあけますと、
「いらっしゃいませ」上品そうな店員さんがお出迎えをしてくれました。
正面に堂々とした甲冑が目に入ります。これは、さすがの侍さんでござる。

中は8分くらいの混みです。お一人様ということで、ロッキングチェアーの席ではなく、
2人がけ席の小さめのテーブル席に座ります。

そして、メニューを拝見。

珈琲は、ゴローちゃんも頼んだフレーバーコーヒーなど充実していますが、
ここはフードメニューです。

トースト (当店のトーストはポテトサラダ付です)
ミックスピザトースト ¥450
ハムトースト ¥450
チーズトースト ¥400
シナモントースト ¥400
バタートースト ¥350
バタートースト(ジャム添え) ¥400
ちょっぴりお食事はいかが
カレードリア ¥700
ポテトチーズ焼き ¥500
ポテトピザ ¥600
ピザパイ ¥600
ビーフシチュー(フランスパン・ドリンク付) ¥1000
ドリア風[全品 ポテト・サラダ付き]
殿様カレー ¥700(ドリンク付 ¥900)
将軍ハンバーグ ¥700(ドリンク付 ¥900)
侍ビーフシチュー ¥800(ドリンク付 ¥1,000)

といったところ。

ここは、当然ですがぬっくんも食べていた、殿様カレーのセットでござる。
そして、更にゴローちゃんも注文したコーヒーゼリーを注文するでござる。
食後に持ってきてほしいでござる。と、無事オーダーも住ませたので
あらためて周囲を観察いたします

店内は縦に細長い感じで、ボクの座った席から少し遠い奥のところに
カウンター席がありまして、そこが、ロッキングチェアーの席です。
よく見ると埋まっていますね。そして、僕等が座った窓に近い席ですが、
OLさん風の三人組とか、少々歳いった男女のカップルとか、
男性の三人組などが座っています。
ちなみに、ボクのすぐ横にいた女性のかたは、
YOUさんを彷彿とさせるファッションと口調でしたが、
タバコをスパスパしながら
「だから、あたし~、言ってやったのよ~」などと、止まることなくしゃべっています。

そんなのを聞きながら、待つことしばしで、登場しました。
「水出し珈琲です」
「あ、どうも」
銅色のマグが登場。一口いただきますと、非常に口当たりが良いです
ミルクやシロップを全く投入しなくても自然な甘みが感じられる、
すっきりとした飲み口の素晴らしいアイスコーヒーです。
口の中がさわやかになります。

続いて殿様カレーのおな~り~。
へへーm(_ _)m

という感じではありませんでしたが、
深めの耐熱性っぼい器に入ったも深くも鮮やかな色合いのカレーの中央には
とろとろに溶けたチーズがありまして、センターには目にも鮮やかなブロッコリーです。

となりに添えられているサラダも、レタス・スライスキュウリ・トマト・ポテトサラダと
上にちょこんと盛られたマヨネーズもいい感じです。

深い色のカレーごしに、大降りに四角くカットされた牛肉などの具も見えます。
これは美味しそうです。
ふつふつとチーズが溶けて表面があつそうな部分を少しはずして
カレー中心の部分にまずはスプーンを入れて、
「いただきます」
と、てんぱり芸を見せるぬっくんのリアクションにビビっていたところもありましたが、
それほどアツくないです。

というか、普通に美味しい。

ドミグラソースのような濃い色のカレーならではの深い味わいで、
具にもたくさん入っていますが、ルーにも牛のエキスがたっぷりと溶けている味です。
しかも、たっぷりの玉ねぎやトマトのアマさとウマさとやさしさ、
上質のビーフシチューにも通じるこくやうま味、
その他香味野菜とかの旨みとか爽やかな味わいなどのハーモニーが、
食べているうちに気分が盛り上がってきます。

そんな濃いベースに支えられて、スパイスもじわっと効いてきます。

具のビーフもしっかりとした味わいと、ホロッとした歯ごたえのうえに
肉滴もじわっと出てきて、汁とか肉の味わいが、ルーの旨みを凝縮しています。

総じて、王道のヨーロピアンタイプのカレーで単品で食べてもおいしいでしょうが、
ここにチーズがのっかっているのです。
LOVEチーズ。このチーズの糸引きがオレを魅了します。

チーズとカレーのミクスチャー部分にスプーンを入れて、
みょーんと糸ひく感じを楽しんだ後に、軽くふーふーして口の中にいれますと、

これはいいです。

チーズとカレーの組み合わせもどうしてこんなにあうのでしょうか。
カレーのスパイシーさを、チーズが緩和してくれる役割も果たしてタマらんです。

カレーをかけたり、口に入れたり、チーズの糸がにょ~んとなったのを
たぐったりしていると、笑顔がこぼれてしまいます。

ブロッコリーもほどよく蒸されていて、
アオい食味とあわせて、いいアクセントです。

サラダも基本に忠実なサラダで、こちらの上品な店内にはよくあっています。
しかも、このテのカレーを食べるとお楽しみが後半に訪れます。
それは、アツアツに熱されて食器にこびりついて、
カリカリになっている部分をコソいで食べるのですが、

当たり前で、それもウマいですもん。本当に大満足です。
はー、最後まで楽しむことが出来た、いいカレーでした。

と、コーヒーの軽いコクと酸味を感じながらもさわやかで
すっきりとした味わいでカレーを嚥下していると、

コーヒーゼリーの登場です。

こちらもある意味真打ちです。

上品な茶器を思わせる食器のふたをとると、
「ええ?! まっしろ。」
真っ白な色が目に飛び込んできます。
「蓋を開ければ そこは雪国 アイスと食べる侍流」と紹介された白さです。

まずは一口。
予想した以上に粘度があるので、すくうときに盛大に空気が入って
ぱすっと音がしますが、それを白いクリームと絡めていただきますと、
コーヒーゼリーはあくまでも、軽く酸味のある清冽な味わいで、
食後感もすっきりしています。

当たり前ですが、こちらの珈琲と通じる味わいです。

そして、これがアイスとかクリームの味とそれぞれひきたてあって、
シンプルかつ、飾らない味わいながらも、鉄板で極上のスイーツです。

こちらも感服つかまつった。
ゴローちゃんが「うーん、美味にて候。」というのもよくわかります。
コーヒー、カレー、コーヒーゼリーとの黒と茶色の三連星が、
「武士流のもてなしか。かたじけない。」です。

本当にかたじけない、ごちそうさまでござる。

と、大満足で、こちらの店をあとにしました。

もう少しゆっくりしても良かったですし、途中でロッキンチェアの席が空いた時、
うつりますか?などと言われたのですが、この時は席をうつるのが面倒なのと、
もう夜も遅くて、長居をせずにホテルに早く帰りたいので辞退しました。

結局この時にホテルに帰ったのが11時40分過ぎでした。
次に行った時には、ロッキンチェアーでくつろぎながらさらにまったりしたいものです。

あと、侍という名前でも、某巨大匿名掲示板近辺をにぎわしている
Sムライとは当然別のお店ですので、為念
でも、大日本サムライガールとは、少し関係してほしいような気が…

というか、ここにひまりんか着たら、胸アツです。





☆「珈琲道場 侍」 (東京都江東区亀戸6-57-22 渡辺ビル2F)
◇営業時間◇8:00~翌1:00(L.O.0:30)
◇定休日◇日曜日  ◇駐車場◇無
◇電話◇ 03-3638-4003










☆「豊島屋 御休憩処」 (練馬区石神井台1-27-19)

カープの連敗で終わった、GWのカープ戦観戦ですが、
気を取り直して1日巡礼に励もうと足を向けたのが石神井公園です。
それは「孤独のグルメ」原作第11話「東京都練馬区石神井公園のカレー丼とおでん」
に出てきた「豊島屋」さんに行こうと思っていたからなのです。

10時にホテルをチェックアウトして、総武線、山手線、西武池袋線と乗り継ぎます。
西武池袋線に乗るのは1年ぶり。その時もカープの負け試合をみたあとで、
東長崎のせきざわ食堂にむかったのですが。
うーむ、それかイベントかコンサート以外で、東京にくることって、本当になくなったなぁ。

池袋駅で急行をつかまえることが出来たので、そのまま乗り込みますが、
ライオンズの帽子を被っていたり、ティーシャツを着てる人が多いです。
そう、この日は西武ドームで、デイゲームのライオンズ・ファイターズ戦、
ファイターズは武田勝・ライオンズは菊池雄星の投げ合いです。

このまま西武ドームまでいっちまうか…、とチラっとたげ思いましたが、
この日はカレー丼です。

と、考えていると石神井公園駅に到着。急行だと池袋の次が石神井公園駅です。

こちらに来たのは、約30年ぶりでして、その時はまだ高架駅ではなかったのですが、
隔世の感です。駅を降りて駅前の細い商店街を歩くと、
なんとなくなつかしい気持ちがわき上がってきます。

なんで約30年前に石神井公園にきたのかと言うと、
当時、ドはまりをしていた「新井素子」さんの小説、
「いつか猫になる日まで」[集英社 コバルト文庫]に出てくる
UFOが軟着陸した場所が石神井公園ということで、その場所を見に行ったのです。
まだ「聖地巡礼」と言う言葉がなかった時代ですが、
もう、やっていることが高校生時代から今までかわらないのは、
高校生時代のボクがススんでいたのか、今のボクが進歩がないのか…。

因みに、新井さん関連では、「…絶句」に出てくる、
彼女の実家を見に、江古田までいったり、
「ひとめあなたに」で、地球滅亡を前に主人公が江古田から鎌倉まで行くのですが、
そのコースをトモダチ二人を巻き込んで自転車で走破したりと、
エネルギーの赴くままに迷惑かけてましたね…
うーむ、黒歴史というには未だに整理できない、
愛おしくもあるナマナマしい過去でありますが、それも含めてワタシの一部です。

といった感情が歩きながらワッとわいてきました。

ふー。

狭い道をバスが通り過ぎていくさまとかを見ながら歩いて行きますと、
5分ほどで石神井公園へ到着。ここですここ。ここで大興奮したのです、
高×生時代のワタシは。

ただ、前回訪れた時はほとんどお客さんがいなかったのに対して、
流石のこどもの日、家族連れやカップル、お年を召したご夫妻などで賑わっています。
石神井池のスワンボートも大活躍です。

とはいえ、流石の石神井公園。
「こりゃあ井の頭公園や代々木公園とはまるで違う雰囲気だ」
とのゴローちゃんの言葉通りのなごやかな空気感です。

ワタクシ、予備校が井の頭公園の近くだったのと、
吹奏族で、しばしば代々木公園にも行っていたので、
そんな気持ちもわかるわかる。

ゆったりとした気分で、池の畔をてくてくと歩きます。
途中、「当時とは違ってるけど、ここに遊具があって、UFOが不時着したんだよな」
というスペースを発見して、また興奮ししまいます。
そんなのをくりかえしていくうちに、三宝寺池に到着。
ここにあるんです、豊島屋は。

ということで早速見に行ったところ、ありました。
マンガで見たとおりの佇まいです。何年前からもこの風態だったのでしょう、
ウッディーというか、木そのものといった作りは年季を感じますし、
心なしか建物自体が傾いて見えなくもない。
そんな老舗の茶屋といった風情がまったりとした石神井公園とはマッチしているのです。

が、まだ開店時間ではなかった。
そこで今度は三宝寺池をぐるっと一周します。
その間、ウッディーなボードウォークを歩いたり、
石神井城趾にいって、この城を大田道灌に攻められたのち小机城におちのび、
そこも道灌におとされたのちに行方不明になった豊島泰経の行く末に思いをはせたりしながら、
すごく健康的な時間をスゴします。
にしても、角度によっては、公園に来ているお客さんも視界に入らなければ、
人工物も視界にない。目の前は100%緑色というのを見て、
「あー、自然が一杯だなぁ」などとツブやきますが、
北海道の羊蹄・ニセコ山麓から東京23区内に来て、「自然が一杯」もないものです
が、でも、実は人がたくさんいたほうが、自然も洗練されるというか、
人工あっての自然なのかなという哲学的な思索をもしたりして、

あー、穏やかな日々です。

野球とか、巡礼とかバカらしくならぁ、という気分です。
いえ、巡礼のために来ているのですが。
前述の台詞は「芸能グルメストーカー」で本郷が
「アイドルとかおいかけているの、バカらしくならぁ」と言っているののパクリですが…。

ということで、ゆっくりと三宝寺池も一周すると、待っていました。
お店があいていて、もうすでに、何組かのお客さんがくつろいでいます。
ここはいくしかない。というわけで、入る時に件の自動販売機を見ますが、
あれ?チェリオメロンソーダがない!! 

しばし探しましたが、自販機にはない。ですが、店舗に併設されている
売店にある飲み物ケースに入っていたので、
すいませーん「ちぇりおー」と言ってチェリオを手渡しされてお店の中へ。

ちなみに、こちらには、お菓子に飲み物、アイスまであります。
そんなのを横目に座敷にこしをおろします。
あー、これは気持ちがいい。
そしてチェリオを一口。なつかしい味です。

チェリオは他のメジャーどころの清涼飲料水に比べて割安だったのと、
高校時代に放課後とかに買い食いをした「はやぶん」こと「林文房具店」で
各種チェリオを扱っていたというので、本当にお世話になりました。
一口飲むと高校時代が甦ります。
が、やはりここはあの名言です

「このわざとらしいメロン味」

そんなチェリオを飲みながら改めて周囲を見回すと、
外は緑が溢れている田舎の風情。
店内はしっかりとしながらも年季を感じるつくりで、
手書きのメニューがぺろぺとはってあります。

これがメニューじゃなくて、お習字かなんかだったら、
まんま、いなかのおばぁちゃんちに来ているみたいです。

思わず縁台からすいかのたねをぷぷぷぷと飛ばしたくなります。

吹き込む風も気持ちいい。この日は東京の最高気温23度で
日差しも少々強めだったのですが、そんな日の日陰と、
吹き込むそよ風が、本当に心地よいです。
ちちちち、ぴよぴよと囀る鳥の声にも和みます。
あーきもちいい。

「いい風が通る、緑もいっぱいだ。ああ…こんな日曜のこんな場所に 
俺がいるなんてなにか不思議な感じだ。」
とゴローちゃんの台詞を言いながら、待つことしばしですが、
お店の人は忙しく動き回っています。
しかも、次々に入ってくる新規のお客さんを見たら、
売店横のおでんを煮てるカウンターのところに行って注文するシステムのようです。
そうですか。それが此の国の作法ならば従いましょう。
もう原作からは20年の日々が過ぎていますから、システムも変わります。
と、「カレーライスか丼か」、というチョイスをお店の人とやりとり出来ないのを
残念に思いながらメニューを吟味。

メニューは
ラーメン650円 
ラーメン(大)750円 
チャーシューメン900円 
チャーシューメン(大)1000円 
あつもりうどん650円 
ざるうどん650円 
たぬきうどん650円 
きしめん700円 
月見うどん700円 
玉子とじうどん700円 
山菜うどん700円 
鳥南うどん750円 
肉うどん750円 
カレーうどん800円 
玉子丼700円 
親子丼750円 
開化丼750円 
カレー丼750円 
カレーライス700円 
カレーライス(大)850円 
おでんライス720円 
ライス220円 
おでん500円 
みそおでん400円 
そばがき450円 
三味ソーセージ450円 
山菜おろし400円 
もつ煮込み450円 
お新香450円 
そばがきしるこ450円 
ざるそば650円 
ざるそば(大)750円 

と言うメニューで、もうこれだけでパラダイス。

しかも手書きのど迫力メニューで食べて食べてとよびかけてきます。
メニューの赤い文字が、朝から鰻で飲めるまるます屋さんを思わせます。
もう、特に目当てがなければ、もつ煮と、三味ソーセージと、
おでんと、そばがきと、とりあえずジョッキで、
などと言ってしまいそうですし、それが出来ればハッピーだろうなと思いながらも、
この日の目的である、カレー丼とおでんをオーダーします。

すると、売店のカウンターの横で煮込まれているおでん鍋から直接もってくれます。
白いお皿に盛られたのは、あつあげ・がんもどき・ちくわぶ・はんぺん・こんにゃく。の5品。
ボクの次に継いだ人には、ちくわとかも大根とかを入れる人もいたりして、
お店の人の気まぐれなのでしょうかね。
そして、淡く澄んだおでんのつゆと、たっぷりの練りからしもいい感じです。

おでんを持って、席に戻ってまずは、厚揚げから。
表面の香ばしさと、中のやわらかさがいい感じです。
淡白ながらもしっかりと旨みが出ている汁がたっぷりとしみこんでいます。
ちくわぶも、この汁をすってぶわぶわになっていますが、
そのぶわぶわな具合が家庭的な感じでいいです。
鋭角的なフォルムのちくわぶも好きですが、
こんなかんじで、ぶわぶわになっているのもいいですよ。
がんもどきも繊細な味わいとともに、
噛むとこのウマい汁が噴き出してきますし、
白いこんにゃくも淡白ながら歯ごたえの面白さとともにいい味ですし、
はんぺんもちくわぶ同様にぶわぶわにふくれています。
総じていうと、
うんうん、しみてるしみてる。というやつです。
ちなみに、これは病院食のおでんの感想でしたか。

そしてそんな色々な味わいを少しずつ噛みながら待っていると、カレー丼登場です。

原作には黄色みが多いと書かれていましたが、
黄色くない、決して黄色くない。むしろ茶色いカレーです。
しかも、このとろっとした感じが、さすがの蕎麦や系のカレーです。
表面に散らされたグリンピースの色合いも、カレーの海の中で輝いています、

これは楽しみだ。ではいただきます。

「う、うまい」

これは予想していた以上にはるかに美味しいです。
和風カレーの神髄というか、しっかりとした出汁のあじとか、
かえしや醤油の味とかがベースになっていて、
この茶色さはしょうゆとか、かえしとかの味故か、という感じもします。
が、けっしてそれが邪魔をしていない。
むしろ、カレーのスパイシーさとの相乗効果で、スゴいことになっています。

しかも、この とろみがスゴいですね。小麦とかでとろみをつけているのでしょうが
むしろ、あんかけのあんに近いとろみですが、
それなのにもったりとしていないのも、スゴイです。

そしてもカレーの海にたっぶりと入っているのが、鶏肉に玉ねぎです、
鶏肉の調理の塩梅もいい感じで、ぷりっとした歯ごたえと、
鶏そのものの滋味あふれる味わいと、噛むとあふれる肉滴がいいです。
見た目ではもう少し肉滴少ないかなと思ったのですが、そこらへんが調理の技でしょう。
玉ねぎやネギの火の通しかたもいい感じで、シャッキリとした歯ごたえと
じんわりとした味わいががこれまたやさしいです。

付け合せは沢庵、とキュウリの漬けもので、これもカレーでは見ませんが
和風カレーにはよくあいます、

ゴローちゃんが、「うん! これこれ!」
って、なにが「これ」なんだろう…

といってますが、全体的にほっとさせてくれる味です。
おいしいんだけど、それ以上になつかしい味です。

そうも懐かしさが味わいになっています。
そのなつかしさが「これ」なんじゃないかなと思ったりして。

だから、

「でもなんだろう…このとろんとした雰囲気 ずっとここにいたような居心地の良さ」
とか、
「子どもの頃、夏休みに田舎のおばあちゃんちで食べたお昼かな」
というゴローちゃんの感想も、大納得なのです。

気がつくと、店内の座敷にも家族連れがいて
「ほらこぼした」などというやりとりをしていそうで、
思わず横になりたくなる気持ちもわかるわかる。
張り紙にたしなめられるのも無理ないところ、

20年たったくらいでは風情は変わらないんだなぁ、と
なんだかうれしくなったのです。
このまま時間が止まったような空間が保存されますように
ということを考えながら完食いたしました。

「ごちそーさまでしたー」

おなかは満腹になりましたが、それ以上に心が満たされるのは
この空間のなせるわざでしょう。
また、いろいろと疲れたときとかにも
他のメニューも試しながら和んでみたいですね。

帰りは三宝池のバス停から、バスで阿佐ヶ谷駅へ向かいますが、
そこでうつらうつらするのもお約束ですが、
途中で「井草高校前~」なんて聞くと、ハッと目が覚めてしまいます。
井草高校って、新井素子さんの母校なんです。
〔あと爆問田中さんもこちらの卒ぎようせいです〕
さらに、途中にキッチン南海の支店があったりするのを見て
さらに目が覚めてしまいましたし、春木屋の前に行列ができているのをバスから眺めるのも
久住巡礼的だなと思いながら、この二連敗からも立ち直り
すっかり浄化された気分で、バスから中央線~山手線~京急と乗り継いで
今日の宿へとむかったのでした。

が、宿でつけたテレビでの、カープ打線のふがいなさで
すっかりまた俗世間にもどってしまったというわけです。







☆「豊島屋 御休憩処」 (練馬区石神井台1-27-19)
◇営業時間◇11:00~日暮れまで
◇定休日◇木曜  ◇駐車場◇公園用のが有り?
◇電話◇ 03-5393-6793







あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


ラジオにあったコーナー「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」をクリックしてくれれば、
見ることができます。

かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
2013.05.10 巡礼記 続き
カープジャイアンの連戦、隣にちょこんと座っているチビっ子の
「あっべっ」という安部選手に対する応援コールがカワいくて和んだり、
村田ファンでしょうか、オーロラビジョンに映った時に
うれしさの余り来ているシャツの前をはだけて、
「男」と大書されたティシャツを誇らしそうに見せた女の子を見ては
「藤波竜之介か!」とツッこんだりと、楽しいこともあったのですが、
ゲーム自体は残念な結果でした。

そんな巡礼も2日目に突入し、先日のサヨナラ負けの余韻がまだ残るなか、
気を取り直して翌日。朝10時にホテルを出たあとに向かったのが秋葉原。

この時に泊まっている宿が浅草橋でした。
今まで浅草橋はノーマークでしたが、空港から京急・浅草線一本で行けますし、
秋葉原や御茶ノ水やドームに行くのも近くていいです。
その後市中見廻りという名の買い物を軽くすませて
食事のためにむかったのが、神保町の餃子の名店「スヰートポーヅ」さんです。

神保町は、日清戦争後から華人がたくさん渡ってきていて、
チャイナタウン的な様相を呈していたそうですが、
その名残で美味しい中華料理屋さんが多い町です。
そんななかでも、こじんまりとした街の中華屋さんの趣があるお店が、
こちら「スヰートポーヅ」さんです。
1936年開店という歴史のあるお店で、以前から神保町をぶらぶらしていた時に、
立ち寄ったことはあるのですが、今回久々に足を向けたのは、
「食の軍師」の一巻に所収されていて、腹減った客を惑わせる「罠餃子」という概念を
ボクに教えてくれた「餃子の軍師」の中に、
主人公本郷が餃子行脚をするなかで、実在が確認出来るお店で、
一コマだけですが出てくるのです。
「少し冷ましてだすのか。」といった本郷の台詞も、
かつて食べた時の記憶を呼び起こしてくれます。

ということて、すずらん通りをぶらぶらと歩きますと、
開店5分前でありながら既に6人ほど並んでいます。ここは一緒に並びます。

「包子餃子」と書かれた黄色い看板とか、店の外に飾られている、
味があって伝統を感じることが出来るショウケースの中の見本を見たりとか、
はす向かいにある「キッチン南海」の「本日休業」的な外観を見ながら
まつことしばし。
感じのいいお店の方の「お待たせしました~」の声に誘われて
中へ入ります。
間口も狭ければ、奥行きもそこまでない狭いお店ですが、
四人がけの机が左右に並んでいるシンプルでレトロな店内。
鉄の足がなつかしいパイプイスにテーブルという、昔の大衆食堂です。
ただ店舗は古いのですが、丁寧に清掃されているようで、
こんなところもいい感じです。

餃子定食(8コ)をオーダーして、改めて周囲を見回すと、
年配のお一人様とか、ご夫婦風の方とかがそれぞれくつろいでいる様子です。
ボクはオヒトリ様だったので、すぐ向かいの席には、
「相席よろしいでしょうか」とお歳をめしたオヒトリ様が。
この日は若干年齢層は高めでしたか。5/4日に神保町に来る人となると
そうなるのかな?と思ったり、ついているNHKテレビの天気予報を見たりしながら
まつことしばし。
お客さんが最初から多かったので、前回訪れた時よりも
少し時間がかかったような気がしました。
この日はなんとなくオーダーしなかったのですが、
ビールを頼んでいたら、出てくる時間的に一本開けてしまって、
12時前なのに2本目に突入してしまうところでした。あぶないあぶない。

四角いお盆にのって登場のは、白いお皿に丁寧に並べられた棒状の餃子が8本。
脂でテラテラしていて、きつね色の焼き色もウマそうです。
そして、外側が漆黒で中が朱色の汁椀に入った、赤だしの味噌汁。
さらにつやつやのご飯に、白い小皿に乗っかった漬け物がついています。

この取り合わせ、シンプルながら完成形です。
ここでも「餃子の軍師」で罠餃子にハマった本郷を思い出したりして。
と久々のご対面に、自然と顔が綻ばせながらまず、餃子からいただきます。

ついてきたタレに酢をたらして、一味を多めにふってから、
最初は軽くつけて豪快にかぶりつきます。

うむ うまい。

餃子は棒餃子ですから、びっちりと淵を合わせて皺を作りながら
包まれているのではなく、あくまで生地をふわっと包み込んだだけ
という状態です。が、そんな皮は適度にモッチリしていて、
焦げ目はほどよくサックリとしていて、
このモッチリとサックリのバランスがいいです。

最近ではパリパリを強調したり、モチモチを強調したりと、
皮にもいろいろな主張がある餃子が多くて、それはそれで嫌いではないのですが、
さりげなく、かつオイしい味わいってのが、まずはいいです。
皮自体もしっかりと小麦の味がしますし、熟練の技を感じます。

そして中の餡ですが、肉が多めで、他にはネギと生姜と
あとは白菜かキャベツが入ってるかな?という味ですが、
まずは荒く挽かれたお肉の、肉らではの味わいがこちらも、
ほどよい肉滴が噛むと口の中に溢れてきます。
こちら、棒状の餃子の両端が閉じられていないので、
肉滴がだくだく出てくるタイプではないですが、
この肉滴の量と他の具の味わいと、皮との味わいのバランスが、
これまた絶妙です。

しかも、生姜やネギが効いているせいか、さっぱりとした味わいが
後を引く感じで、これがいくらでもぱくぱく食べられる正体です。
そして餃子でいくらでもぱくぱく食べられるので本能のまま行くと、
比喩でなく大やけどをしてしまいます。
が、こちらは大丈夫。かるく冷ましているところもサービスのうちなのです。
本能をみたしてくれる餃子です。餡と皮のバランスもよければ、
それぞれがどこか突出した特徴があるというわけではないですが、
ほどほどとは凡庸とイコールではなく、哲学的見地の中庸というか、
その計算されたバランスがウマさの正体なのだなぁ。
と、神保町の街の雰囲気にヤられてしまって、高踏的な思索を巡らします。

が、やはり大上段に構えたのではなく、
実直な味わいがこころからほっと出来ます。
これはいい餃子だ。
さらについてきた。ご飯にも良く合います。
ここまでご飯との親和性があるということは、ビールとも合うことは鉄板です。
次はビールでいただきたいなぁ。
さらにすっぱめの刻まれた白菜も箸休めをこえた箸休めで、
そんなに脂を感じない餃子ながらも、
脂分を取り除きサッパリと口の中をリセットさせてくれます。

そして赤味噌の味噌汁も、味付けは少々アッサリ目ですが、
出汁がきちんととられている上に、しっかりと赤だしならではの濃さも味わえます。
「ウマい。ナゴヤを思い出すな」という感じで、
3週間前のナゴヤ遠征のことを思い出したりして
そして、後味がすっきりしているのもいいです。
最初は餃子と赤出汁、と思うのですが、本当にあっています。

ということで、シンプルイズベストという言葉を
改めて認識しながら食べ終わりました。
店の外には行列も出来ているので、ここは早めに退散いたしましょう。
お店のおばちゃんは慣れた感じで終始てきぱきと客をさばいていまして、
しかもそれがイカニモイソガシイオーラを出しているわけではなく
自然にさりげない姿勢なのもいいですね。
ということでそんなお店の方にお勘定をすませて、
お店をあとにして、ドームへと向かいました。
この日は定食でしたが、やはりビールでいただきたい感じもしたので、
次はビールで水餃子と、野望をふくらませたというわけです。



が、この日のカープは、中崎投手が打たれてしまって完敗。
前日とこの日で完敗してしまいました。

そこで、気を取り直して巡礼の再開です。
まー、カープ打線が芸がなかったせいで、試合も早くに終わり
(これだけはよかったのか…)、水道橋の駅についたら5時前でした。
そこで、三田線に乗り、神保町で半蔵門線に乗り換えて
そのまま田園都市線の駒澤大学前へ。

目的地は「孤独のグルメ」の最新作にして、単行本未収録作品の
「駒沢公園の煮込み定食」に出てきた「かっぱ」
(マンガでは「らっぱ」)さんです。

ゴローちゃんがいしかわじゅんさん似のクライアントさんと、
パリの犬のフンの話などで盛り上がったあとに、
「この辺に ひとりでチャッチャッと 何か食べれる 店なんて あります かね?」
と聞いたところ、「ありますよ」と言われて足を向けて、
「ええい ままよ!」と入ったところ、「見た目どおに原寸大にウマイ」
といったあの店です。
「原寸大のウマ」さはどのようなものか。気になりりました。

そうそう、ワタクシの知人に駒大のOBがおりますが、
「孤独のグルメ」に登場した旨を話すと、
「あれは、たしかにウマいですよ。知らない駒大生はモグリじゃないですか、
駒大生の必履修科目です」とまでいってました。
これは期待大です。

30分弱で駒澤大学に到着。駒沢に来るのは大学時代に友人の車で来て以来。
この駅に降り立つのに至っては、高校3年生の時に不合格発表を見に来て以来です。
だから、街は変わっているかどうかはよくわからないのですが、
地下駅から地上らむかって外に出ると、ニイヨンロクこと国道246号線玉川通りの上を
ふさぐような感じで、首都高渋谷線の高架がのっかっているのを見ると、
あぁ、こんな感じだったのかな、と思い出したりして

で、そろそろここらへん曲がると駒大かな、ってところを曲がると、
全然そんなことはない住宅街で、実は高校3年生の時も同じ失敗をして、
しかも、その時はなんだか駒大のウラの方についてしまって、
合格者の受検番号の掲示板を最初ウラから見る、
という体験をしましたが、そんなのも思い出しました。
30年たっても進歩なしですか…。

でもって駒大の正門から駒沢公園にむかってさらに足をすすめていきますと、
雰囲気のよさそうな個人商店などもあって、いい感じです。
駒沢公園は、それこそ大学時代に友人の車で来て以来。
ここが、駒沢野球場のあとかぁ、などとその当時は思ったものですが、
まさかその時はボクが北海道にうつりすんで、
さらにフライヤーズの後進球団ファイターズも北海道に来て、
ゲームをここまで見るようになるとは思ってもみませんでした。

と、公園をやりすごして、モスバーガーがあるところで横を見ますと、
ありました。

住宅街の中にぽつんとたつ白地に「かっぱ」とだけ書かれた
シンプルな看板。

あれだあれだ、マンガと同じだ(マンガでは「らっぱ」ですが)
と歩をすすめて、店舗に近づくと、煮込みの匂いが漂ってきます。

周囲は完全な住宅街ですが、このミスマッチがまずはいいです。
シンプルな玉のれんを「ええい、ままよ!」とくぐって、
「こんにちわ」と言うと、ストイックそうなお店の方が
「奥から詰めてください」
はい、わかりました。さて、中をみると8~9人がけのカウンターのみの
広くない店内には、作業服を着た風の二人連れと、ネクタイを締めた人が一人で、
もくもくと煮込みと対峙してます。

いい雰囲気です。
さて、と白木のきれいなカウンターの前の席にコシを下ろしてメニューを見ると、
出てきました。「熊本名物 いきなり団子」ならぬ「いきなり煮込み」です。
この店は、注文をするまもなく平たいお皿になみなみと盛られた
煮込みが出てくる描写がマンガでもありますが、まさにその通り。

そこで、「えーと、ご飯並と、あと、お新香」とオーダーをします。
メニューは煮込み(並・小)、ライス(大盛・並・小)、お茶漬け、
漬け物とシンプルなのも予習をした通りです。
その間、もくもくと煮込みを食べるお隣さんと、
ひそひそ話をするかのように静かにしゃべる二人連れ、
低くながれる音楽とともに、静謐な空間が流れています。

既に目の前には煮込みがありますので、いただきましょう。
見ると、皿に大きめの豆腐を載せたうえから、
鍋から取り出した煮込みをかけている様子です。

マンガでは「肉は牛・絹ごし豆腐・角切りのこんにゃく・
刻みネギ(煮込まれている)・細切りの生姜(少し)」と書かれていますが、
そんなものが原寸大に目の前に登場です。
では一口、「いたーだきーます」。

「はふっ」と一口運びますと「う…ウマイ!」これはオイしいです。
まずは赤身が多いのか、歯ごたえがしっかりしている部分もありながら、
ホロホロに煮込まれた牛がいい感じです。
軽く噛むだけで口の中でほどける感じです。
そうすると、肉のウマ味も口の中に広がって、
これは肉自体がウマくなければ成立しない味です。

さらに、この肉の味を引き立てているのが、肉の調理をする
タイミングもあるでしょう、お店の方はオーダーと料理の提供が終わったあとは、
ずっと鍋の前にはりついていました。
そんなコダワリもあじのうちです。

そして、汁の味わい。生姜のきいた濃いめで、煮詰まった感じでかるい甘みと
塩分を強めに感じるおかず力の強い味わいがたまらないのです。
この汁と肉の組み合わせがたまりません。
しかも、こんにゃくもしっかりと汁がしみているのに
ぷりっぷりのしっかりとした歯ごたえがいいです。
きちんと丁寧にかみ切る蒟蒻というのがいいですし、
食感で肉と好一対です。

しかも、豆腐の繊細な舌触りに、肉のエキスが溶け込んだ
濃いめの汁を表面は吸い込みつつも、内面の豆腐ならではの淡白な味わい。
本当に上品な 古くからのやんわりとした日本の肉料理 です。
ゴローちゃんも一瞬絶句するくらいのウマさ。
これが原寸大のウマさです。

ボリュームはあるが胃に優しい煮込みだ。です。
しかも、このあと出てきたライスは普通の定食屋だったら
大盛りに相当するくらいのサービスある盛り方。
ピカピカと作中で書かれているライスもほっこりとしていて、
少しだけ固めに炊かれていますが、これが煮込みにあいます。
さらには「浅漬けのキュウリが涼風」のキュウリも、浅漬けのうえに
あわく醤油で味付けられているという芸の細かさと、
口の中の肉エキスのあじわいをリセットしてくれるキュウリに、
涼風コンビ(小箱とたん 「スケッチブック」 CV浅野真澄・桑谷夏子)も
沈黙する味わいです。

そして、溢れそうな汁に気を配りながら中身を少しずつ減らしていく過程で
ようやく箸でかきませわしても大丈夫な余裕が出来たので、
ここで七味を投入です。
煮込みには七味です。この少し刺激を強くした味わいがさらに、
白いご飯にあいます。

そして、ご飯、煮込み、それぞれ1/3くらいになったところで、
本日のメインイベントです。それは、ご飯の残る茶碗めがけて煮込みを
ドドッと入れることです。

これは作中に出てきた常連さんが
「こうやって最後はかけて食べるんだ」
「へえ」
「残さず全部食べれるだろ?」という食べ方を見て
「なるへそ この国の作法ならば したがいましょう」と言って
まねして食べるやりかたです。

なるへそ。ボクもこの国の作法ならば従います。
というか、作法以前に、汁と飯の組み合わせが大好きなんですよ、オレは。
躊躇なくかけて、ズズッといただきますと、ウマくないワケがない!
美味しい煮汁に美味しいお肉や豆腐や蒟蒻に、ご飯がからむですよ。
この取り合わせ、至福・至高の取り合わせです。
お豆腐もそうですが、淡白なものが芯に食材本来の味わいを生かしながら
周囲を煮汁に侵食されていって、一体感がかもしだされるところがたまりません。
しかも固めに炊かれたご飯がこの汁でさらにいい感じになります。
この味わい、最高ですわ。ドゥルドゥルッと夢中に啜り込んでしまいます。

合間に食べるキュウリもウマいね、ポリポリいっちゃうね。
と、ひとりでチャチャッと食べれ終わると、ごちーそーさまでした。
煮込みの牛肉のホロホロさ、こんにゃくのプリプリさ、
豆腐の淡白かつ濃厚なお味、ご飯のたき加減も絶妙で、
米じたいの味もよければ、きゅうりの清冽な味わいもじんわりと効いてきます。
それぞれが、芸が細かいのだけれども、それが威張った感じで主張しなくて
調和している。家とかで食べたわけではないのですが、
どこか懐かしくも家庭的な味わいと、素朴さに、舌と胃袋だけでなく、心まで癒されます。
懐かしさの正体は、日本人のDNAに刻まれた味ということでしょうかね。

また、店内は静かでしたが、そんなに緊張を強いる感じでもなく、
その駒大卒の友人も「××クン、いつもの調子でウカれてハシャいじゃダメだよ」
などと釘をさされたといった話をしていました。
でも、そんな威張った感じではないですがね。

それにしても畏友p氏は「煮込みで店の実力を測る」などと
軍師っぽいことを言いながらも、煮込み大好きで、
ボクも同様。というか年月を経るに従って、好き度があがっていきます。
歳を経て食べられなくなるものが少ない一方で、
好きな食べ物が増えると言うことは、
歳をとるということも悪くないのかもしれません。

そうそう、ボクが店舗で食べていた時に先客でいたかたは、
帰り際に持ち帰りの大きい包みを手渡されていました。
あれが「持ち帰り…、そういうのもやっているのか」でおなじみの持ち帰りです。
ここら辺に泊まるとすれば、持ち帰りで
ビールなどのお酒をいただくって、魅力的です。

ということで、最初はそんなにお腹がくちくならなかったらどうしよう、
お茶漬けも行くべきか、と思いましたが、そんなこともなく
満腹でこちらをあとにしました。

と、大きい通りに出ようとした角で、同じように曲がるカップルとすれ違います。
もしや…、と思ってみたら、かっぱに吸い込まれるように入っていきました。
本当にカップルで煮込みを食べるお店なんです。

そして、そのあと駒沢大学の駅へと向かいましたが、
途中にお店自体は年季が入っているものの、
たかそうなフレームがずらっと飾られていた自転車屋さんと、
上品な街の花屋さんといった風情の花屋さんが並んでるのを見て
「よつばと!」か! とツッコンでしまったりしました。
ヲタでごめん。

そんなことわ考えながら「久喜行」と書かれた電車に乗り込んだのでした。
が、気分的には連敗の気持ちが少し癒えました。





翌日、この日は野球観戦はなし。一日中巡礼についやせる日ということで、
午前中は石神井公園へ行って巡礼をすませて、
翌日の飛行機を考えて空港近辺のホテルに止宿します。
そこではカープとジャイアンツ戦をテレビで見ましたが、
最後の最後で決めきれないふがいないカープ打線と、
報われないバリントン投手の気持ちなどを勘案しながら
やるせない気持ちになりながらも、夜の巡礼へ向かいます。

京急空港線を各駅に止まる列車は、ほとんどが横浜方面行きということで、
そのまま横浜へ行き、東急線に乗り換えて、むかったのは白楽です。
白楽駅にははじめて降りますが、神奈川大学があるということで、
学生もたくさんいますし、駅からすぐに下町のような商店街が続いています。
「ふれあい通り」と書かれた看板のところを右に。
入り口には「六角橋仲見世通り入口」と書かれているアーチがあって、
なんだかイワクありげな路地裏ですが、そこの奧にありました。

キッチン友さんです。
「第5話 神奈川県横浜市白楽の豚肉と玉ねぎのニンニク焼き」
に出てきましたお店です。
はらぺこのゴローちゃんが「ストンときた」お店です。
外の味のあるショーケースも番組通り。いいですねいいですね。
岡持こそ、見のがしてしまいましたが、あの雰囲気です。
木とガラスの組み合わさられた年月を経た雰囲気の扉を
カランカランとあけて、こんにちわ。
中を見ると、ご主人と奥さん風の人しかいません。
時間が早すぎたのかな「どちらでも好きなところへどうぞ」と言われたので、
ゴローちゃんの2F席ではなく、カウンターの奧の席へ腰を下ろして
メニューを吟味。ペテカツあるぞー、とか思いながら
メニューの森を彷徨う振りして、メニューは既に決めてあります。
「今日の俺は、スペシャルだ」のスペシャル友風焼きと、
あえて豚をかぶせるの計の豚汁に、生ビールです。

注文したのちに店舗を見ると、学生街ならではというか、
年季の入った喫茶店のような色々な小物が雑多に置かれている古い作りのお店。
そして、カウンター席ということなので、
手際よく料理をしている様子が良く見えます。
スポーツ新聞を見るふりをして、チラ見をしていたのですが。
そんな店内には、NHKラジオ第1が流れていて、
この時間はこどもの日の特番「大人のための 子どもソングRadio」で、
DJ:浅香唯さん、大西結花さんが、しょう子お姉さんとトークを繰り広げています。
ボクみたいな、にわかの「おかいつ」ファンには、たまりません。
しかもこの時、しょうこお姉さんの画力についても言及していて、
すげえなNHKと思いながら、待つことしばし。

ジュウジュウと調理される音もクライマックスになったところで、
同じようにジュウジュウパチパチと音を立てる黒い鉄板に乗って
登場であります。

「飴色玉ねぎに隠された胃袋うならすお宝たち まさにスペシャル」
と紹介されたスペシャル友風焼きの登場です。
「おいでなすった。こいつがスペシャルか。」
「おいおい、玉ねぎの山で豚が見えないぞ。でも、食欲がビンビンにそそられる。」
とゴロー台詞で歓迎します。

それにしても、目の当たりにするとスゴいですね、この飴色玉ねぎの小山。
威風堂々としていて素晴らしいですよ。
しかも、この下に肉だの、野菜だの、スパゲティーだのが埋まっているのです。
鉄板に豚肉が乗って出てくると、おうおうにして、
その下に飴色玉ねぎが敷かれていますが、その逆です。
しかも、サービス満点のど迫力盛り。まさにこれは、
飴色玉ねぎのお宝の山や~です。
玉ねぎから行かないと中には到底たどり着けないので、
玉ねぎからいただきますと、アマジョッパウマい。
玉ねぎ本来の優しく穏やかな甘さと、醤油やお塩で炒められた味わいがあいまって、
玉ねぎの旨さを十分に引き出しています。しかも隠し味のワインってのがニクいです。
メニューには
「☆友風焼き(ライス付き)800円…豚肉と玉ねぎをお醤油とワインで炒めました。
☆スペシャル友風焼き(ライス付き)900円…お肉と玉ねぎが
たっぷりのスペシャルアレンジ」と書かれていますが、
この味わいが本当にたまりません。

家でカレーを作るときとか、本当にアホほど炒めますし、
鶏肉と玉ねぎとモッツァレラチーズをオリーブオイルとガーリックや
ワインとともに炒めることもあって、
それぞれのウマさはシロウト料理でも十分ウマいのは承知しているので、
しかもこれがプロの手によるものですから、ウマくて当然です。

「うんうん。これだよこれ。 濃い味、たまねぎ。 
やっぱり玉ねぎはこれくらいの色が ご飯には美味いんだ。 
ほーら、バチーンと合うぞ。」とゴロー氏の感想を独りごちながら、
さらに食べ進めていきますと、豚ロース肉の登場です。

しばらく玉ねぎの海で遊んだ後のご対面は「発掘」気分です。
「出てきた出てきた。なんだか、発掘みたいだな。」とまたまた独りごちながら、
いただきますと、これが「肉っ」て味です。
肉自体の旨みがしっかりあって、肉滴もじゅうじゅうしてきて、
しかもこの旨さが、醤油やワインとともに玉ねぎのエキスなどで
オイしくなったソースを受け止めるのです。
肉とソースの相乗効果で、これまたたまらない味わいです。
こちらもご飯とバチーンとあいます。

しかも、この玉ねぎとロース肉を同時に口に入れると、
これまたたまりませんよ。
しかも両方同時にほおばるとより強く感じられるのがニンニクの香りです。
もう、これ以上オイしくしてどうするんっスか。
しかも、これほどの味わいなのにそこまでクドくないのです。
この味付けもすごいですね。

更に食べ進めていくと、今度は、スパゲティーを発掘しました。
こちらもほおばると「アヂヂヂヂ」思わず口中をヤケドしかけました。
すごいですね、鉄板パワーと、玉ねぎドームの保温効果は。

慌ててビールで冷却しますが、のど元過ぎればなんとやら、
スパゲティーもウマい醤油・ワイン・肉エキス・玉ねぎエキス・ニンニクなどの
複雑なソースをすべてかぶっていて、めちゃくちゃウマくなっているので、
またまた食べたくなって口の中へ。
さらにスパゲティーを掘っていると、となりから、カボチャの天ぷらが登場しました。
こちらもフリッターのような衣がしんなりとしていましたが、
中のカボチャの、玉ねぎとは違うベクトルのアマさは、
これまた口の中に新しい味をもたらしてくれます。
素揚げのジャガイモもグラッセされたニンジンも、それぞれいい味です。
「うん。熟している。うまいうまい。王道学生味だ。」と独りごちたのちに
ビールをまた一口。
うーん、ライスだけでなく、ビールにもこの味わいはよくあいます。
続いて豚汁を一口。
「ひと口飲めば ぽっかぽか こいつだけでも十分おかず」の豚汁は、
見た目よりもあっさり風味です。中の具は里芋、ニンジン、大根、ゴボウといった
野菜がしっかりと煮込まれていて、柔らかく、更に大ぶりの
ぷりっとしたこんにゃくです。
今まで聞いていたのが「しょうこお姉さん」の「おかいつ」話だったので、
反射的に「こんや こんにゃく」の歌詞「こんにゃく、こんや食う~♪」という
たくみんの歌声が頭の中でグルグルしだします。
罪作りだな、おかいつ。
それにしても、ロックな格好して、「ボヨヨ~ん」と、連呼する
たくみんやだいすけを見て、「オーケンかよ!!」とツッこんだ人は、
実況民中心に少なくないでしょうね。

閑話休題。

そんな煮込みのような具材があっさりめのお味噌とよくあいますし、
豚もそんなに主張するタイプではなかったので、
豚かぶり感はややウスです。
ここも「あ~なるへそ。 洋食屋の豚汁。いいじゃないか。 
具もたっぷり。これ一つでも、十分飯が食える。 
うーん。素晴らしい。」とゴロー台詞で関心します。

というか、2日連続で、煮込み的なもの食べて
「なるへそ」って言ってます、ヲレ。

ということで、鉄板の上も少し余裕が出てきたところで
「よし、俺も学生食いといくか。 うーん。気分は学祭蒸気機関車だ。 
くべる、燃やす、くべる、燃やす、 くべる、燃やす。」という気持ちで
残りをわしわしとかっこんでいきまして、
「今日の俺はまさにスペシャルだ。スペシャリティ五郎だ。」とばかりに、
「スペシャリティ イトー」になってがしがしといただき、
ライス、豚汁、と交互にいただいたのちに、すべてをビールで飲み干して、
ぷっはー。ごちそうさまでした。はー、満腹満腹。

大満足でこちらをあとにして、また怪しい商店街の雑踏の人となります。

それにしても、大人のお子様ランチにも挽かれますし、
ジャンボも気になりますので、一度だけでは満足出来ないお店、
それが、こちらのキッチン友さんですね。

学生街には一軒必ずほしい店にして、キッチン南海 洋包丁、ブルドック系の
正しいニッポンの洋食店です。心からいいですね。
神大の学生さんがうらやましいです。
ちなみにこちらは開店して40年ほど、その間あまたの神大生の胃袋を
満足させたのでしょう。先日訪れたかっぱと駒大生のように
神大OBにはもここが思い出という人が少なくないでしょう。

ということで、この小さな夢の商店街よ。永遠なれ。という気持ちで東横線の人となりました。

こういうお店が長く続いているのは、心よりありがたいことです。

ということで、今回の巡礼を無事終了させたというわけです、





かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
2013.05.06 巡礼記
カープ遠征、初日の宿は門前仲町でした。
ここは、京急から地下鉄浅草線に入って大門で大江戸線に乗り換えるので、
そんなに行くのに苦労はしませんが、

こちらに宿を決めた理由はひとつ。それは、「孤独のグルメ」の
ドラマ版記念すべき第一話「江東区 門前仲町のやきとりと焼きめし」に出てきた
「庄助」さんがあるからです。
今宵はこちらで、オイしくお酒と料理をいただいて、
カープ戦いに勢いをつけようというわけです。


門前仲町の駅から地上に出ると、富岡八幡宮の門前町だからか
永代通りから一本入ると、通りと平行する狭い小路を中心に
味のあるお店が林立していまして、ドラマの場面が思い出されます。

しばし歩くと、ドラマに出てきた印象的な赤提灯を発見。
ここだここだ。見ると。外には「孤独のグルメセット つくね ピーマン」
などと書かれています。同じようなことを考えている人が多いのでしょう。
そんなのを横目に、臙脂色ののれんをくぐって、こんにちわー。
すると、カウンターの入り口横の席がひとつだけ空いています。
ラッキーです。

ゴールデンウィーク後半に入る前日ということで、街にもたくさん
人があふれてましたが、ここも例外ではありませんでした。
だから、一席あいていたというのは、本当にラッキーで
そこに腰を下ろして、まずはビールを注文します。

ほどなくして、ビールとつきだしのわらびのしょうゆ漬けが出てきます。
まずは、一人で乾ぱ~い。Welcome 東京。
で、最初に焼き鳥の七本盛りを注文。そしてわらびをぽりぽりして
ビールを飲みながら正面に張られた「孤独のグルメ」の新聞記事を見たのち
軽く周囲を見渡すと、カウンター席は僕のお隣から
常連さん風の会社員二人連れ、OLさん風の二人連れ、地元のかた風のカップル
そして、テーブル席は、地元さん風のネクタイしているグループと
自由業風のグループが座っていて、例の番組目当てはどうやら
僕だけのようです。

そして、当然みなさん楽しそうで、いい感じです。
壁には、豊富なメニューが張られていますし、黒板のメニューにも
そそられます。そして、カウンターのところに飾られている
松重さんと久住さんの色紙です。すげーなー。
と感心してると、「生のピーマンおつけしますか。」とお店の人に聞かれました。

お隣さんがつくねだけを注文していたので僕も七本盛りを食べた後
追加でオーダーして、その時にピーマンも…、と思っていたところの
涙が出るようなアシストです。ここはお願いいたしましょう。

このメニューは、ドラマ版「孤独のグルメ」の方向性を決め、
このシーンがあったからこそ、ここまで番組に魅せられたといっても良い
常連さんの姿を見たゴローちゃんが注文したしろものです。
この追加注文が、井之頭五郎の本領発揮と言われるまでになります。
そして、このシーンが印象的なのでしょうか、テンタイ→カンソクさんの
人気同人誌シリーズ「混沌のグルメ」シリーズのなかで、
木村紺さんの「巨娘」の「鳥吉」を訪れたゴローちゃんがオーダーして
「ジョーさん」になかなかツウな食べ方をご存知で。
などといわれています。
なんてことを思い出していると、ほどなくして、まずつくねらから登場。
つくねは、きわめて実直そうなフォルムです。そして生ピーマンも登場しました。

これは、まずは一個、ピーマンではさんで串からぬいて、
セルフの肉詰めを作って、ピーマンとともにカリッと音を立てていただきますと、
まずはピーマンのアオい味が口に広がって、
そのあとで、つくねのふわっとした歯ごたえとともに
鳥の味わいが口を支配します。

つくねは表面が少し固めに焼かれていて中がふわっとしています。
そして軽くかむだけでもウマ味の塊である肉滴が
いい感じで口の中にあふれてくるのです。
この単品で食べてもオイしいつくねの味わいが、
ピーマンの野趣に富んでいるアオくクセのあるみずみずしい味わいが
いい感じでマッチしています。
この肉と一緒に生野菜を食べている感じが、健康にもよさそう。

いいぞいいぞ。
苦い、にがいぞ。でもうまい。苦うまい。

あのせりふを反芻するのも忘れません。
続いて軟骨、手羽、レバー、皮、砂肝、ネギ間と
相次いで登場します。
軟骨のこりっとした食感がいつまでも続いて、噛んでも噛んでも
口の中に気持ちのよいコリコリが続いていいですよ。
しかも淡白ながらもしっかりとした鳥のうまみがあふれてきます。
この軟骨はいいなぁ。
手羽も、皮がさっくりと焼かれていて、このパリサクな食感を噛み破ると
中からはジュワっと肉滴があふれてきます。
しかも、骨からはぽろっと離れて、いい感じ。
うまさを追い求めて、小骨をちゅーちゅーしてしまいます。
レバーも、独特な味わいが旨みに昇華していて、
ふわっとした食感もたまりませんし、
皮のプルプルとした歯ごたえ、唇に触れる感じとともにさりげない脂も、
ビールと実によくあいます。
砂肝のコリコリも面白いですし、レバーもそうですが、
独特の内臓っぽい味わいをウマ味として残しながら、おいしくしてます。
これは、さりげなくすごいですよ。
そして、ネギ間ですが、ネギと肉とのバランスが目にも美しいですし、
食べてもオイしいです。つくね詰めピーマンと同様に、野菜、肉のバランスが良く
とり・ネギ・とり・ネギと、リズミカルに串を食べることができます。

うむ。大満足の串です。が、この日は仕事の関係で昼食が遅かった。
ということで、ビールと串の七本盛りですっかりいい感じ。
こうしている間に何人かの常連さん風が「満員か」という感じで
のれんくぐって、店内を見てはがっかりしながら帰っていきます。
ここは、よそ者は早めに退散いたしましょう。
ということで、今回は信玄袋とホッケスティックは断念。
ほかにもオムレツをはじめとして気になるメニューもたくさんありましたが、
ビールとともに焼きめしを注文します。

待つことしばしでフライパンが振られる様子を見て
「俺の焼きめしが、うたいだした」とゴローちゃん風にのたまいます。

と、新聞記事に目をやったお隣の常連さん風のお二人連れが、
「ピーマンのやつ、最初にやったの、シゲハラさんだよなぁ」
「でも、シゲハラさん、ここ一年くらい来てないのよ」
などという会話をお店の人としだします。
そうなんですか、シゲハラさん。そんな会話を盗み聞きできるのも
お店ならではですか。すげーな、常連さん。
そして、いい香りとともに登場したのは焼きめしです。
きましたきましたよ。

上に散らされている緑色の刻み紫蘇が目にもいいですしほのかな香りもいいです。
では、こちらもいただきます。すると、口の中に
チャーハンならではの濃い味わいとともに、梅のさりげなくさわやかな味が広がります。
この塩分脂分もさりげなければ、それらと調和していて引き立てている
梅の味わいりバランスがいいですし、
中に入ったシラスもいい感じです。このゴマも利いています。
居住まいを正して食べるパラパラチャーハンとはまた別のベクトルながら
ほっとできる「焼きめし」の名に恥じない味わいは、
焼きめしの宝箱や~って感じですし、ドラマ版「孤独のグルメ」では
本編とまで言われている「ぶらっとQUSUMI」の中で、久住昌之さんが
「これ食べたらまた飲んじゃいそうだなー」と嬉しそうに言っていたのを思い出します。

と、同じく焼きめしを注文して食べていた、お隣さんが、お連れさんに
「これ、家で作ってみたんだけどさぁ、おばあちゃんのしょっぱい梅干じゃないとダメさ」
などといっています。さすが常連さん。



と、いうことで一通り食べて、いい心持になったということで、
お会計をお願いして、こちらを後にしようとします。
と、件の常連さんが「またご一緒しましょう。私はいつも一人ですから。」
などと声をかけてくれました。本当にあったかいお店です。
と、こころからほっとした気分で門前仲町の宿に向かって歩きます。

と、途中に「渋沢栄一寓居跡」という看板を発見。
先日読了したばかりの「愛の山田うどん」〔北尾トロ、えのきどいちろう 河出書房新社〕
の中で、埼玉県が渋沢栄一の功績にちなみ、健全な企業活動と社会貢献を行っている
全国の企業経営者に「渋沢栄一賞」を授与していて、
山田の会長さんが受賞をしたことが書かれていたのを思い出したりして。
なんか、縁があるなと思ってまた少し歩くとまた看板が。
見ると、こちらは、佐久間象山が開いた砲術塾跡です。

すごい。こちらは「風雲児たち」から「八重の桜」にいたるまで
縦横無尽に大活躍をしている佐久間象山のしかも砲術塾です。
なんでも、象山が所属していた松代藩の下屋敷が
門前仲町西側の一角にあって、ここで砲術塾を開いたとのことです。

ここで、勝海舟が佐久間象山に教わっていたのですか。
スゴいです。
ま、勝も両国生まれで、この界隈の人
地下鉄で3駅ぶんだから、近いといえば近いのですかね。

と、思わぬ出会いに興奮しながら、このまま止宿しました。






翌日は、ナイトゲームまで相当時間があるので、

昼飯を食べに遠征をしました。


宿を出ると、いきなり背後にスカイツリーの威容が見えて、
さすが江東区などと思いながらほど近いバス停から丸の内北口行きのバスに乗り
兜町や日本橋などの街中を車窓からながめながら、東京駅丸の内口へ。
中に入って、天井を見上げますと、「坊ちゃんの時代」の一巻を思い出して、
ここだけ谷口ジロー巡礼的です。

電車にのって浅草橋のコインロッカーに荷物を預けてから浅草へ。
ゴールデンウイークの後半戦初日ということで、浅草は大混雑です。
雑踏を抜けて、向かったのは東武鉄道の浅草駅。
「りょうもう号」に乗って、一気にグンマーに攻め込もうとしますが、
10時20分のりょうもう号は満席とのことで、曳舟に行き、そこから
南栗橋行きの急行に乗り、東武動物公園へ行きます。

その間も、堀切のあたりで荒川と併走するところでの金八的光景に
なつかしさを感じたり、埼玉に入ると新興住宅独特の
瓦のない屋根の家と、瓦のある家が入り混じる景色に本州を感じたり、
車窓から見える県立高校の姿に、似たような形だったということで、
自分が通っていた高校の姿が重なったり、
そうそう、もはやここらへんでは田植えが始まっていました。

うーん、埼玉に帰ってきました。

その後、東武動物公園駅で、久喜行きにでも乗ろうと思ったのですが
聞くと、立ち席でよければりょうもう号に乗れるとのこと。
東武動物公園から館林まで2駅ですからここは乗っかりましょう。

県北に行くと、今までの田植えしている水田から、車窓は
畑に変わっていきます。
埼玉を縦断している気分が高まります。
鷲宮、加須、行田と過ぎて、利根川をわたるころには
すっかり山も近くに迫ってきまして、館林に11時20分に到着。
小泉線はこの時間は1時間に一本。次の電車は12時01分とのことで、
館林の駅構内をうろうろします。
にしても館林駅、通過することはあったのですか、こうやって降りるのは
初めてです。

切り欠け式ホームの4番線に西小泉行きの電車が入っていたので、
乗り込みます。この切り欠け式ホームも、旅情を感じます。

しばらくして電車は西小泉へとむかって走ります。1時間に一本だからでしょうか、
車内はぼちぼちの込み具合です。

初めての小泉線なので、先頭車両の前が見える座席に座ると、
単線を囲むようにたつ二本の架線の柱と、架線のせいか、狭軌のように見えます。
のどかな田園風景と新興住宅と、北関東ならではの屋敷森を持つ家がまざった光景を
二両編成でごとごととすすんでいって、20分ほどで西小泉に到着。

はじめて降りる西小泉の駅は、路線をふさぐような形で
私鉄の地方の駅としては広めの駅構内を持つ駅舎がありますが、
線路と平行にあるグリーンベルトがこの先にものびていきそう。

それもそのはず、小泉にあるスバルが中島飛行機だったときに、
ここから妻沼までのばして、妻沼線とつなげて、熊谷経由で軍需品を
送る鉄道が敷設される予定でした。が、戦局の悪化で計画が頓挫し
そのままになっています。

ここらへんの記述は宮脇さんの本で読んだ気がして、まだ埼玉に住んでいたころ
妻沼線にのっていって、怨念を感じるといった感じの記述を
追体験しましたが、逆側に来るのに20年かかりました。


さて、駅を降りて典型的な田舎のロータリーと一体化している
ハイヤー会社を見ると、群馬だなぁ、と思うのです。
これがいい感じの寂しさというやつですが、ハイヤー会社の隣には
いきなりラテンノリの水着などが売っているお店が。

これが、大泉スタイルかと思いながら、歩いていくと、また
ポルトガル語の看板の出ているお店を発見。

しかも三人連れのポルトガル語を話す人が向かいから歩いてきます。

さらに、大きい道に出ると、スバルのディーラーがあります。
ここもグンマースタイルです。

と、大きい道を歩いていくと、建物の影から、緑の屋根と黄色い壁が
見えてまいります。あれです。
ドラマ版「孤独のグルメ」season2第四話
「群馬県邑楽郡大泉町のブラジル料理」に出てきた
ブラジルさんです。

外から店内が見えますが、中には空席がある模様です。
中に入ると7割方の入りで混雑しています。
一人ですが~といったら、どちらでもどうぞ。とのことなので
2人がけテーブル席に腰をを下ろしてメニューを吟味。

といっても、オーダーするのは、孤独のグルメに出てきた
フェイジョアーダ・コップレッタ セットです。

そして、迷ったのがシェラスコに行くか、行かないかです。
300gだったらいけるんじゃないか、という思いもありましたが、
この日は虫の予感が働いたのでしょう、オーダーはやめました。

さらにのどが渇いていたのと、ブラジルっぽいものをいきたかったのと、
サイバラさんの著作で見たピンガでぐらんぐらんになると、
この後の日程に支障をきたしそうということで、無難にグアバジュースを頼みます。

で、最初にサラダバーのお皿が出てきたので、ゴローちゃんよろしく
サラダを吟味して、【イトーのサラダ】を完成。
ブラジル気分の群馬の野菜をいただきます。

ま、群馬の野菜だがな。
ライオンも鹿をしとめたら、最初に食べるのは
草の詰まった胃袋だと聞いたことがある。と一人ごちながらサラダを食べて、
周囲を見渡すと、2/3は日本人の家族連れだったり学生風だったりですが、
やはり外国人客はやってきてますね、というかこの人たちも地元民でしょうか。

おめでとう、オリンピック2016のポスターとか
ブラジル人歌手のPVが流れる大型ビジョンもブラジルです。

と、セットが登場です。
フェイジョアダ コンプレッタは
黒豆と牛肉、豚肉、ソーセージ等を煮込んだブラジルの代表的な料理フェイジョアーダに、
ライス、ポテトフライ、ファロファ、みかん、ちりめんキャベツがついてきます。

茶色い深い容器に入ったフェイジョアーダをまず一口。

この黒ずんだ茶色い汁は、黒豆の色ですが、煮込みというよりは、
ぜんざいとかお汁粉に近い見た目です。しかし、この豆が
あ足り前ですが、甘くなく、深みのある味を出しています。

そして思い切って底のほうをすくって食べると
あちち、底のほうはだいぶまだ熱さが残っています。
これがブラジル流というやつでしょうか。

しかも、肉が本当にいろいろあります。
「いろいろな部分が入っているみたいですね。」と「美味しんぼ」の初期エピソード
「料理人のプライド」で、岸田屋のもつ煮込みを食べたルピック氏のような
感想を持ちながら、牛も、豚もとりあえず口の中へ入れますと

「うまい!」
「すばらしい仕事です。」

こちらは、ルピック氏が岸田屋のもつ煮込みを食べたときの感想ですが、

すばりらしい仕事です。
内臓肉独特の味わいが丁寧に処理したおかげでウマさに昇華されている
そんな味わいなのです。
中には、肉をたべる喜びを味あわせてくれる、野趣にとんだ味と
さまざまな部位が入っていることで口の中に官能をもたらしてくれる
歯ごたえだったり舌触りだったり、口の中のいろいろな部分を
いろいろな感触で刺激してくれます。
骨が入っているところもワイルドです。
そんな味わいがうまいのです。
しかも、ソーセージも、血が入っているようなこちらもワイルドなもので
固めの歯ごたえといいほかの内臓肉同様に個性を発揮しています。
そしてトータルでは、肩肘張った感じはしない、ホッとできるおふくろ系の味わい。
牛肉・豚肉・ソーセージ みんな仲良し 茶色豆の煮込み です。

え?なんだこれ。ビーフシチューとも、日本の煮込みとも違う。
おいおい、めちゃくちゃうまいじゃないか。

かつて、ブラジルに渡った多くの日本人も、きっとこんな煮込みに元気づけられたんじゃないだろうか。

わかるわかる。
キャッサバのパウダーであるファロファロをかけて、
粉の効果が日本人にはわかりにくいのを再認識したり、
添えられてきたピクルスであるピナグレッチモーリョがいい感じだったり
ポテトもいい感じで箸休めを超えた箸休め〔箸ではないですが〕

そして、ちりめんきゃべつです。
こいつはいい。メニューにはちりめんキャベツって書いてあったが、
なんだか大根の葉炒めみたいだ。肉料理の中にこういうやつがいると、
実にありがたい。ほっとする。
地味な君がいて、良かった。

とゴローゃんは言ってますが、キャベツの味わいを深くしている
刻んだにんにくの効果というのはてきめんです。
地味な君なんていっちゃだめ。これは家でためしてみたくなる味です。

そして、ゴローちゃくはフェイジョアーダかけごはんをためしていますが、
汁状のものが目の前にあって、かつ、ライスが目の前にあって、
いかにもかけてくださいという風情でいると、かけたくなくなるのが、私。

そう、私の中の、スープ原カレー山が言うのです。

「ライス、スプーンですくって、このなかにつっこんだほうがウマくね」

実食。

「うむ、こちらのほうが うまい」

だが、私がK原U山氏と違うのは、みなさにらおすすめしたりしないところ。
あくまでも自分流なので、こっそりと楽しみます。
801ちゃんにも、こんなエピソードあったね。

うまい。深い。どれが牛でどれが豚とか、だんだんどうでもよくなってきた


という気分も盛り上がってまいりますが、とにかく量が多かった。

このコンプレッタだけで、一人サンバカーニバルで群馬サンバカーニバルで、
うぉぉんです。
よかったピカニャー注文しなくて。

というわけで全部いただきました。

地球の裏側の味、アットぐんま。
食った食った。
ちょいと、コパカバーナの椰子の下で昼寝したい気分だ。一瞬、ここがどこだか忘れるよ。

...日本へ、帰らなきゃ。

と氏の感想でしめて、
…ドームへ、いかなきゃ。と、一人ごちながら、西小泉へと向かったのでした。

その間もポルトガル語が飛び交う公園とか、ポルトガル語で口論している
ブラジル人のカップルなんてのを見ながら、
日本へ、帰らなきゃ。
と思ったのでした。



そういえば、三人の学生さん風の人は、
店内に飾られている松重豊さんの色紙で盛り上がっていましたが、

その横には、この回でゴローの先輩役で競演した相島一之さんのサイン色紙も
飾られていました。ここにもきたんですね、新見さん。


あと、本当はブラジリアンプラザにも行きたかったのです。
こちらは、孤独のグルメに出てきたお店でもありますが、
孤独のグルメ 原作が連載されているのとほぼ同時期に
B級グルメを取り上げていた、森田信吾さんの「駅前の歩き方」に
出てくるお店なのですよね。こちら
そんな巡礼もしたかったのですが、なにせ1時間に一本ですし、
丁度、宿のチェックインの時間とか、野球の時間とかに間に合うのが、
すぐに来るので、こちらは断念しました。

次にくるときにブラジルさんで、ピカニャーを食して、
そしてブラジリアンプラザさんで、常食のフェイジョアッダを食べて
ついでにチュロスを食べたいです。


にしても、群馬に亡き祖父母宅がありますが、墓参りも行かずに
巡礼でしか行っていないといのが、なんというか
前回行ったの高崎のはオリタさんですし。




かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした
2013.05.05 反省会
GW後半戦、カープ三連敗であります。

とほほほほ


私、5月2日はお仕事を早く終えて、千歳に車を走らせます。
この日は席が8列シートの左右から4列目のど真ん中だったので、
羽田に着く直前に少しだけ窓にうつる東京の夜景を見て
心の中で「トゥラトゥラトゥラ」と叫んで、無事上陸。

本州に来るのは、四月のカープ戦名古屋遠征以来ですが、
羽田に降り立つのは、冬のお祭り以来です。
〔1月のFJイベントで降り立ったのは関空でしたし〕

その後、巡礼をかねて食事をすませて無事に今夜の宿に到着。
この日はブログをまとめたりしながらそのままお休みします。

翌日5/3は野球はナイトゲーム 午後6時からなので、
その前のあいた時間で、巡礼のために群馬に遠征しました。
巡礼の模様は後日書きます。

前日とまった宿と別の宿にチェックインをすませたのちに
総武線に乗って水道橋駅についたのが午後4時少々前、
駅からドームへ歩くにつれて増えてくる、赤やオレンジの人を見て
次第にテンションがあがってまいります。
気がつくと遠征ごとに買っているティーシャツを今日も買い
テンションあげて中へ入ります。

席はB指定席、レフトのすぐ横のあたりで、周りには
オレンジ色の人もいますが、前後左右は赤い人たちですし
レフトスタンドの応援席もよく見えます。なかなかよい席です。
思えば、昨年のGWでは立見席で観戦したので、
席にすわるのは一昨年畏友A嬢とカープ・ジャイアンツ戦を観戦して以来です。

この日はちょっと昼飯を食べ過ぎたのでアイスだけ買ってかじりながら
カープの練習を見たりしながら時間をすごしていると、
あっという間にゲーム開始です。


一回の表、ルイス四球、菊池がおくって、丸ショートゴロの後に
広瀬が歩いて、一回から、「ひーろっしまぁ!!」と盛り上がるわれらと応援団をよそに
松山がセカンドゴロで、立ち上がりの制球に苦しむホールトン選手を
助けちゃったかなぁという展開。

この日の先発は久本投手。なんとかしのいでほしいと思ったところ
初回は三人できります。今日も期待できるのかな。

2回表カープは三者凡退、とはいえまだホールトンはそこまでよくはないなと
思ったところで、2回の裏、四球の阿部を久本の暴投で進めて、
中井にタイムリーを打たれてしまいます。
いよいよ、いやな予感が増してきましたが、この日は少しだけ違いました。
5回、堂林の内野安打を石原がおくれなかったものの
〔このとき、カープ応援席からは「しっかりおっくれー、いーしっはらー」の
コールが飛びます〕久本の代打天谷がフォアボールを選び
ルイスが三振で倒れたものの、菊池、広瀬のタイムリーで4点とって逆転です。
しびれますよ、広瀬選手のレフトフェンス直撃二塁打。
これが広島伝説だー。

裏の回から、ピッチャーは今井。
今まではそれなりのピッチングをしていますし、
早く先発メンバーに名前を連ねてほしいので期待しますが
いきなり松本、脇谷に連打され、続く長野のピッチャーライナーを
きっちり裁いて併殺をとって、なんとか乗り切ったかと思ったら
松山にタイムリーエラーが出てしまいました。

しかも、次の回のカープの攻撃は1アウトで三塁に安部・一塁に石原を置いて
天谷が三振。続くバッターはピッチャーの今井ですが
そのまま打たせて、無得点。
その裏、今井は先頭阿部にホームランをうたれてしますます。
ここらへんも勝負の機微を感じすし、
さらに、村田・亀井に連続四球と、松本のヒットで満塁のところ
ここでまた、松山にタイムリーエラーです。
わらぁ、なにしよんならぁぁぁ。

これで4-4で同点です。

カープはこのあと、78910と丸の一安打のみとすっかりしゅんとしてしまい
8回なんて、迎、小窪と代打攻勢をかけますが、
山口の前に7球で終わるしまつ。
それでも、河内・中田はしのぎますが、リリーフ2イニング目に
ミコライオが脇谷に打たれてゲームセットです。
〔このイニングまたぎのリリーフ起用にキれて、西武に行ったりしないでくれ〕

タイムリーを決めたあとに、指を怪我しながらも、
見事なバックホームで得点を阻止した広瀬選手の活躍などがあったものの
残念なゲームでした。

にしても、松山選手、三失策って…

ま、ジャイアンツに十二安打されて〔しかも4失策があって〕
5点におさえたといえなくもないですが…


ちなみにこの日のゲームの記事です。
デイリースポーツの記事を引用させていただきます。


脇谷のサヨナラ打でG3連勝 広島は東京Dで11連敗
デイリースポーツ 5月3日(金)22時3分配信

延長10回巨人、サヨナラタイムリーを放つ脇谷亮太。投手・ミコライオ=東京ドーム 「巨人5‐4広島」(3日、東京ド)

 巨人が延長十回裏、脇谷の中前適時打でサヨナラ勝ちし、3連勝。両リーグ通じて20勝一番乗りとなった。
 広瀬の左越え3点適時二塁打で勝ち越しされたが、2点を追う六回に阿部が右越えに3試合連続の9号ソロで1点差。脇谷の一ゴロを松山が本塁に悪送球し、1点を奪い同点とした。
 その後は両軍投手陣が踏ん張り延長戦に突入。最後は2死三塁から途中出場の脇谷がミコライオからサヨナラ打を放った。十回を無失点に抑えた西村が今季初勝利。
 広島は一度は逆転したものの、4失策と守備が乱れ、追い付かれた後は決定打にも欠いた。これで東京ドームでの連敗が「11」になった。


というわけで、Gファンがオレンジのぬのをくるくるしているのを横目に
ドームをあとにして、水道橋駅にむかうと
「市ヶ谷駅で線路に人が落ちまして、確認のために電車ただいまとまっています」
って、どーゆーことっスか。

ホームにあふれる人を見ながら、イライラした気持ちもつのりますが
15分ほどで復旧。そのまま亀戸にいって巡礼をすませて
宿についたら11時30分をまわっていました。



そして、翌日。
この日はデーゲーム。12時くらいでにドームにいけばよいので、
10時に宿を出て、秋葉原~神保町を市中見回りをしたのちに
本屋などシバいて、巡礼をしたのちにそのまま歩いてドームへ向かいます。

到着したのは12時45分ころ。この日も昨日と同じような
三塁側B指定席席に腰を下ろします。
その後、本屋をシバいて買った本を読んだり、カープ選手の練習を見たりしながら
プレイボールの時間をむかえます。

一回の表裏は、それぞれ三者凡退。
この日のカープの先発は中崎投手なので、この三凡はいいぞ。
2回の表カープは、広瀬・松山とたおれたあと、梵がレフトスタンドに飛び込む
大ファール。昨日、堂林がレフトスタンドに飛びこむ大ファールのあとに
三振したんだよな、と思ったら、梵も三振で、昨日のリプレイ見ているようで
いやな予感がしたところ、予感的中。

阿部、ロペス、亀井と連打でノーアウト満塁。
これはナゴドで見た戸田の公開処刑ショーの再来か
と思ったところ、村田、脇谷と連続三振。
しかも次のバッターはピッチャーの菅野。

ここは油断するなよ、と思った矢先に、菅野のプロ入り初安打を献上してしまいました。
さらに、続く、いまいち調子の上がらない長野には、グランドスラムを献上してしまいました。

ファイターズファンに蛇蝎のごとくきらわれて、
北海道民としては許せないコンビにゲームを決められてしまいました。

カープ打線は6安打放つもタイムリーなし。
応援団の「きっあいをいっれろ、どーばぁーやしぃ、それ
きっあいをいっれろ、どーばぁやしぃー」に応えたのか、
プリンスの一安打があったものの、連打は一度、
得点したのが、四球と敵失策だけです。

しかも、このチャンスのときは、指定席でありながら
スクワットをしてしまいました。
そしたら、両方のお隣さんもスクワットに付き合ってくれました。
いいひとたちでした。
が、あとが続かず。

はぁ。


この日も、オレンジの布をふりまわす人たちを横目に
球場をあとにして、地下鉄の人となったわけです。



ちなみに、こちらがその日の新聞記事です
日刊スポーツの記事を引用させていただきます。

【広島】野村監督、菅野崩せず「さすが」
日刊スポーツ 5月4日(土)20時1分配信

<巨人6-2広島>◇4日◇東京ドーム

 広島の東京ドームでの連敗は「12」となった。2回に先発中崎翔太投手(20)が、長野に満塁本塁打を浴びるなど6点を失った。
「ミスしては巨人に勝てない」
 打線が菅野をつかまえたのは、疲れが見えてきた7回。捕逸と押し出しで2点を奪ったが、反撃もここまでだった。野村謙二郎監督(46)は、3度目の対戦となった菅野に対し「後半まで競っていればね。チャンスがないわけではないけど。でも、6点もらって、責任投球回まで行くのはさすがだね」と話した。チームは連敗で4位に転落した。


さすがじゃないですよ、監督さん。
相手チームの監督さんは、前の日に当たっていた亀井、脇谷をスタメンで使って、
松本の打順を上げたのです。
監督さんはそんな打順の工夫とかなしじゃないっスか。


はぁ

まったくもう。
しかも、今日は今日とでテレビ観戦をしてましたが、
九回の攻撃には、本当にがっかりです。

ミコライオだけでなく、バリントンにも出て行かれそうな
そんなゲームでした。

なかなか、今シーズンのゲーム観戦もストレスたまりそうであります。
が、次の生観戦は、札幌ドームのファイターズ戦い。

それまで、少しでもたち直してくれるように
テレビ桟敷などで応援をします。

なんとかしてよ、カープ。


かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした
現在も、都内某所に潜伏中のイトー×aniです。

カープ・ジャイアンツ戦の観戦の予定は終了しました。

5/5のチケットは、立見席すら完売していて手に入りませんでした。
ま、例のイベントが決まる前にチケットを手に入れようとしたのですが、
その時点で既にチケットは完売していました。

しかも、飛行機のチケットは5/6のをとっていたということで、
明日は一日巡礼とお買い物についやします。


それにしても、連戦とも落としてしまいました。
やはり野球は難しいですね。
この間の野球の観戦記と、旅で食べたものとかの顛末は
また明日以降に書きたいと思います。


ここからは、先週のカレーです。




☆「アジアンスープカリー べす」
(札幌市白石区北$郷5条9丁目 1-1厚別通り沿い)

札幌でファイターズ・バファローズ戦を観戦した日は、札幌で飲みまして、
そのまま宿の人になりましたが、そんな翌日、江別で温泉に入ったのちに
よったのがこちら、べすさんです。

こちらは人気店なので、いつも通り開店の15分前に到着しましたが、
今回もすでに並んでいる人がいる状態です。
相変わらずの、安定の人気ぶりです。

と、並びながら、五ヶ月ぶり 十一月以来のべすを楽しみに待つ私
前回と前々回とその前は、今回同様一人べすでした
その前、四月に、畏友P氏、畏友GMクンと一緒。
その前は、一人で行きましたが、前々回も、その前も
畏友GMクンとつるんでいってましたし、
P氏ともいろいろなスープカレー屋さんに行っている
ワタクシですが、今回も一人べすです。
最近、一人べすさんの割合が高くなっています。

開店時間になって、店員さんにいざなわれて店内に入ると、
明るい時間帯に行ったとしても店内の照明が落としめなので、
心地よい薄暗さが印象的で
不思議な魅力にあふれるスープカレーを食する舞台装置として効果的です。
と、何度となく書いていますが、こちらに遅い時間に行ったことってないですね。

いつかいってみたいのですが、こちらのそばに
とまれるところがないので、残念ですよ。

今回も、一人がけのカウンター禁煙席に腰をおろし
いつもどおりメニューを吟味。

こちらのメニューはレギュラーメニューが

チキンカリー 930円(基本野菜+チキン)
チキン野菜カリー 1030円
(基本野菜(ピーマン)+カボチャ、レンコン、おくら、ブロッコリー、チキン)
チキン&かき揚げカリー 1030円(基本野菜+チキン+かきあげ)
ハンバーグカリー 930円(基本野菜+ハンバーグ)
ネバネバカリー 900円(基本野菜+刻みおくら、納豆、ひき肉、モロヘイヤ、ナメコ)
フィッシュフライ&野菜チーズカリー 900円
(基本野菜+フィッシュフライ、焼きチーズ)
きのこカリー 930円(基本野菜+しめじ)
ベジタブルカリー 950円(基本野菜+ブロッコリー多め、かぼちゃ、レンコン、おくら)
モロヘイヤ&アサリカリー 900円(基本野菜+モロヘイヤ、あさり)
貝カリー 1000円(基本野菜+ホタテ、アサリ)
牡蠣フライカリー 1030円(基本野菜+カキフライ5個)
シーフードカレー 1100円(基本野菜+バーナ貝、エビ、ホタテ、アサリ)
お子様カリー(小学生以下) 420円
(にんじん、うずら卵、ピーマン、ミニハッシュドポテト)

土日限定
ブタ煮カリー 1050円(基本野菜+豚煮)
ラム煮カリー 980円(基本野菜+ラム煮)

※基本野菜とは…
・にんじん ・キャベツ ・ピーマン ・なすび ・揚げジャガイモ 
・バジル ・うずら卵  ※季節によって変わる場合がございます。

スープは通常のスープと、ココナッツでコクをプラスした
ナリアルスープが選択出来ます。

トッピングが
温泉たまご 100円
納豆 100円
モロヘイヤ 100円
ごぼう揚げ 110円
チーズ 110円
レンコンのはさみ揚げ 110円
ウズラ卵(5ケ) 110円
オクラ 120円
かきあげ 120円
いももち 120円
ロールキャベツ 130円
ハッシュドポテト 130円
温トマ焼きチーズ 150円
焼きもチーズ 150円
豆腐のふわふわ揚げ  150円
あらびきウインナー 150円
揚げチーズちくわ 180円
チキン 300円
ハンバーグ 300円
きのこ 300円

ライスは大盛り(300㌘)ぷらす50円
特盛り(400㌘)プラス100円
特々盛り(500㌘)プラス150円

辛さが
0番 0.5番 辛み無し
1番 1.5番 やや辛口
2番 2.5番 中辛
3番 3.5番 辛口
4番 4.5番 大辛
5番マイルド 5番 5.5番 マニアむけ +50円
6番 6.5番 +100円
7番 7.5番 +150円

ただし、5番の手前に
悪魔みたいのがいて
「こっちへおいで ケ ケ ケ 」
なんて言ってますし
あなたの体調にあわせて、辛さをお選び下さい。

とか、

ここからはマニアの領域です。辛くても怒ってはいけません…。
という警告文もいいです。


で、こちらで僕が前回注文したのは、「ラム煮カリー」の辛さ4番
温泉たまごとレンコンのはさみ揚げをトッピング
前々回は「ローストチキンのオリーブオイル焼きカレー」
辛さ4.5番、温泉たまごとごぼう揚げトッピング
その前が「チキン&かき揚げカリー」
辛さ4.5番 温泉たまごトッピング。
その前は「豚煮カリー」
温トマ焼きチーズと、温泉たまごをトッピング辛さ4番
その前の回は「とんかつと野菜のカリー」
温トマ焼きチーズと温泉たまごトッピング 4.5番
その前の回は「かき揚げ&チキン」 
レンコンの肉挟み おんたまトッピング 4番
その前回はGMクンのオススメ「ラム煮カレー」の3.5番
その前は「チキン&かき揚げ」に
その前は「ラム煮カレー」
その前は「フィッシュフライ・焼きチーズ」
さらに前は「チキン&野菜」というローテーション

今回も、開店前に待っているときに目に入ってきた
壁にかかっていたメニューの土日限定ラム煮にしました。
辛さは三番、トッピングは温玉とハッシュドポテトをオーダー。

BGMは最初はスピーカーのバランス調整の音楽とナレーションでしたが
それが終わると、ゆったりとしたレゲエになりました。
そんなのを耳にしながら待つことしばし。

味のある食器にのせられたターメリックライスと
これまた味のある深みの色合いが特徴的な食器のには、
茶色に近く、どこか緑色がかっても見える濃いオレンジ色スープに
これでもかってくらい入っている、たっぷりのバジルと
これまたこれでもかってくらい入っている、たっぷりのゴマが
スープや具材に散らされているのが見える感じで乗っているのがラム煮。
その上に散らされている水菜もいい感じですね。

ってことで、まずはスープをぱくり

軽く漂うナンプラーの香りが好みですし
まずはさりげなく甘い飲み口が口内に訪れて、
ほんのわずかな時差で、こくや旨みの塊がどどんと訪れてきて
口一杯に広がります。

ナンプラー香ただようのはだてではなく、香りに導かれたコクも旨みも
ガツンとした感じのパンチが効いている感じです。
スパイスがガツンとくるのは結構ありますが、こく・旨みがガツンと来るのは、
いいスープカレー屋さんの証です。

トマトの酸味や甘みをはじめとした、野菜や肉などから出てきた
しっかりとしてこい旨みに支えられていて
奔放に暴れる感じのスパイスの刺激とかもいいのですが、

アマ味と旨味とコクがありながら飲み口がさっぱりとしているのがいいんです。

しかも、そのこく旨みに負けていない塩の使い方。

しょっぱいと感じる直前まで塩を振り続ける
「よしながふみ」さんのマンガで得た知識を思い出したり、
今柊二さん的なボキャブラリーで言うと「おかず力が高い」スープです。

そんな塩分が、攻撃的に感じないのも
アマ味とともにしっかりとしたコクやウマ味に
支えられたゆえんです。

そして、飲み干した後はすっとひいて、
残響のように、再びナンプラー香に導かれ、
すべての魅力が漂ってくるという、
口の中に入れてから胃の腑に納まるまでの変化が、
いつ食べても感動の味なのです。

バランスと旨みを堪能したあと残像のように残るウマ味と
ジンと残る辛さのそあと引くバランスまでが
計算ずくであるかのようで、たまらないカレーです。

ふんだんに散らされているゴマに加えて、
たっぷりバジルの香りもいいです。

メインの具材のラムに行きますと、
これまた、つついただけで、肉がばらっとなる
そこまでしっかりと煮込まれているのに
肉のウマ味と、ラム独特の野趣にとんだ味わいは
しっかりと濃縮されて残っています。
かぶりつくたびに、獣食っている感じがあふれてきて
ワイルドになれるようです。

タマリマセン。

ついでトッピングのハッシュドポテトにかぶりつきます。
サックサクの表面の中にかむと、細かく゛切られた
角切りポテトのコロンとした感じがいいです。
こちらの普通のジャガイモもしっかりと油通しがされた
大ぶりな代物で、皮がカリカリに揚げられていて噛むとサクッと音をたてて
なかからは、ジャガイモそのもののほっこりとした味わいの
うまみがでてくるのがウレしいですが
こちらのハッシュドポテトの味も、そんなポテトの味に通じて
ジャガイモそのもののウマ味が出るところもいいです。

ニンジン本来の甘味とやさしい滋養という感じを
味合わせてくれるとこもいいですね。

なす自体から染み出てくるなす汁と
油によってさらにオイしくなっていて、
さらに、そんなウマさにスープがあったコントラストのすばらしさ。

スープの塩気とスパイスの刺激を緩和する
たっぷり入ったキャベツのあまみと、ピーマンやオクラのアオみ

それからブロッコリーは、スープカレーのなかで
なんでここまでおいしさを発するのかという
独特の素揚げさけたブロッコリーのうま味と

れんこんはしゃくしゃくの歯ごたえにレンコン自体の淡泊な味

それぞれがしっかりとした味が引き出されております。

メインの具材以外にもしっかりと仕事をしているのがべすのカレーの魅力です。

そして、いつもどおり、ライスが1/3くらいになると
器に残った具材とスープにライスを投入しまして
温玉の黄身を半分「てゅるん」といただく
キラサギストであるワタクシならではの儀式をすすめようとします。

こちらの温玉は、すごく黄身が流出しやすい
トウフメンタル的な温玉で、今まで何度となく
食べている途中に、温玉の黄身をひっかけてしまって
スープに流れ出させてしまう事故を起こしています。

そんなのが頭に働いたので、ずっと、さまざまな具材で
卵をブロックしていました。

今までは、食べている過程で、卵の下のほうの黄身が敗れて
少しスープに流れ出していましたが、今回は大丈夫です。

まずはべすの基本野菜のウズラ卵も黄身を
注意深く割りますと、この日の黄身はいつもの半熟。
うずらって野菜じゃないよねというツッコミとともに
卵の黄身の濃い味わいを軽く楽しんだ後に
温玉の黄身を、「てゅるん」して、そして、スープに浸されたライスを
一気呵成にかきこんで、ごちそうさまでした。

やはり、このカレー、ヤミツキになるカレーです。





☆「アジアンスープカリー べす」
(札幌市白石区北郷5条9丁目1-1 厚別通り沿い)
◇営業時間◇11:30~15:00、17:30~22:00
◇定休日◇木曜、第3水曜  ◇駐車場◇有り
◇電話◇ 011-879-8151










あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


ラジオにあったコーナー「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」をクリックしてくれれば、
見ることができます。

かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
2013.05.03 サツドにて
現在も都内某所に潜伏中の私。
本日は、一巡礼かましたのちに、18時より行われる
カープ・ジャイアンツ戦の応援をしに東京ドームに乗り込みます。
久本投手、頼みますよ。と、機内で先週の週刊ベースボールの
久本投手の記事を読みながら応援をする私。
本日はナイスピッチングお願いします。

思えば先週は、畏友GMクンと2人で札幌ドームに行って、
バファローズ・ファイターズ戦を見てきたのです。
一週間って早いですね。


札幌ドームの駐車場チケットはゲームチケット以上のプレミアチケット。
また、近隣の駐車場も高いので、車を置くために前日に札幌入りをして、
宿に車をおきっぱなしにします。

その夜向かって一人飯をしたのが、今柊二さんの「丼大好き」や、
ぶらんとマガジン誌の「Ho」にも取り上げられている、「味処 あずま」さんです。
国際ビルの地下は、大好きなカレー屋さんの「ころんぼ」さんがありまして、
今までは国際ビルの地下行くと100%そちらに行っていました。
が、新たなお店にいくということで、改めて注意して周囲を見渡すと、
昭和で時間がとまった感じの味があるお店がいっぱいです。
日の出ビルといい、こちらといい、札幌の地下街には
このような隠れ家的なところがたくさんあっていいです。都会のオアシスです。

そんなのを見ながらあずまさんへ行ってオーダーしたのは瓶ビールと、
「豚丼チャーハン」です。
炒飯の上に豚丼風に味付けされた厚切りの肉をふんだんに乗せたしろもので、
見るからに濃い取り合わせです。細長いお皿の上2/3くらいにたっぷり乗った炒飯と、
炒飯がほぼ隠れるくらい乗っかった厚切りの豚肉。
そして、皿から溢れんばかりの、たっぷりの生野菜サラダです。
横に添えられているすまし汁や別小皿のたくあんもいい感じです。

ということで、まずは肉からいただきます。
濃いたれの味わいにくわえて、しっかりとした肉自体の味がいいですし、
濃いのですが、くどくないのです。
これは肉の旨みに加えてタレマジックでしょう。
そして、下に敷かれているチャーハンも、
ほっと出来る味わいのおふくろの焼きめし系です。
この炒飯も油を吸ってご飯が美味しくなっていますし、
さらにオイしいお肉とともに頂くと、これまた美味しいケミストリーです。
肉と炒飯を同時に口に入れると、なんか贅沢をしている気分で満たされますし、
お肉と接しているところには濃いたれが溢れてきていて、
このたれと炒飯が合った味もいうことなしです。

お肉、たれ、炒飯で口の中が脂分に支配されかけているとろこには、
援軍三銃士。たっぷりのサラダ、超アッサリのすまし汁、
ほっとできるたくあんが控えていますので、
いつまでもフレッシュな気分でお皿の中身を口の中へ運ぶことが出来ます。
これはいいです。今柊二さんありがとう、
道民のワタシがまたまた今さんに教わりました。

次回はこちらでうどんを挑戦したいなという気分で、こちらを後にしました。
また、満腹とほろ酔いで歩くと、国際ビル地下でくつろいでいる人たちのいるお店が
素敵に見えます。
また、この界隈で食事なりお茶なりをしたいものだと思って、
この日はホテルに戻ってお休み。

翌日、畏友GMクンと12時30分に地下鉄福住駅で合流。
広島戦があったナゴヤ土産の「剣砥挑来」タオルを渡したりして
旧交をあたたるすぐにドームへ。

ライト側のバファーローズビジター席のすぐ真横の席を確保した後に、
この日は「スプリングフェスタ」『全国の駅弁・空弁』ということで、
早速いきごんで行くと、8割方売り切れていて、
数少ない長蛇の列の先には、富山のますのすしか、
道内駅弁しかなかったので、二人で残念に思いながら、
ドーム内で普通に弁当を購入し、バファローズ選手の練習を見ながらいただきます。

その間埋まってくるバファローズビジター席。
バファローズの現行ユニのレプリカなどは当たり前なのですが、
ブルーウエーブ時代のレプリカユニとか、
近鉄バファローズのレプリカユニとかを着ている人がいて、
なかなか愛されている感が伝わって来ます。

しかも、最前列には背中に「糸井嘉男」と大書されたユニフォームを着ている
女の子のグループがフェンスから身を乗り出して練習を見ていますし、
練習の合間には、ファイターズの糸井のレプリカユニを着ているファンと
仕切り越しに交流をしていまして、改めて彼が愛されているというのを再認識。
いい選手ですもんね、糸井選手。
それにしても、彼女はバファローズファンなのかな、糸井ファンなのかな
と当初疑問に思っていたのですが、しっかりとバファローズの応援をしてました。

また、ブルーウェーブの(しかも背中にはICHIRO 51と書かれていました)
というのを見て、谷・田口・イチローの時の、サードは誰だっけ
などということをなかなか思い出せない二人。
(馬場さんごめんなさい)
といった感じで楽しく時間を過ごしていると、プレーボールです。

1回の表、坂口・駿太の内野ゴロの後に、三番の糸井がバッターボックスに入ると、
バファローズのみならず、ファイターズファンからも拍手が巻き起こります。
さらにこの時、糸井は二塁打をうちますが、そこにも拍手が送られていて、
愛されていますね、糸井選手。
とはいえ、ツーアウトながらランナー二塁で、バファローズ一の強打者
李をむかえますが、ここは三振でことなきをえます。

その後1回の裏、バッターは陽のところで、いつもの登場曲ではなく、
SMAPの「SHAKE」がかかります。
これって、去年まで糸井選手の登場曲じゃないですか。
こんなところもいいですよ。
(ならば、どこかでFs応援団も、WBCでも何度も流れた
糸井の応援テーマを演奏しても良かったのでは…などと思ったりして)

その後2回裏に四球の中田を一塁に置いて、
アブレイユのツーランが飛び出て、
バファローズは3回表に伊藤のタイムリーは出たのですが、
ゲームの方は2-1でファイターズの勝利。
試合前から、ウルフと金子なら投手戦になるだろう、
と思えたのですが、その通り。ファイターズはウルフが5回でつかまりかかると、
早めの継投で、宮西・石井・増井・武田久とつなぎ、
1点でしのぎました。

一方バファローズは、伊藤の3安打を始め下位があたっていたものの、
上位から中軸の駿太・李・T岡田がノーヒットということで、
9安打を打ちながらここ一本が出ないで1点しか得点できず、
ファイターズ打線から11三振を奪い、4安打4四死球2失点におさえている
力投金子千尋を救うことが出来ずに終わってしまいました。
この残塁9と、肝心要のところでつながらない打線って、
どこかのセの西ほうのアカいチームみたいだな、と自嘲的に言う
鯉キチのボクとGMクンでありました。

ちなみに、後日同じ試合を見に行っていた職場の同僚が、
自分はファイターズファンだけど、あれは金子がかわいそうだと思った。
と言ってました。納得です。

また、今回バファローズはスタメン10人以外に出たのが、
代打の川端、代走の深江のみ。もう少し色々な選手が見たかったよね。
とは二人の共通した感想であります。

そして、座ったビジター応援席のすぐ横はやはり面白い。
野球文化の違いを感じることが出来るのでいいです。

オリックスの応援スタイルがスタイリッシュでかっこいいことを
間近で聴いて改めて実感したり、
良くラジオなどで聞く応援歌だけでなく、
若手の選手の汎用応援歌の時に独特のふりつけがあるのにウケたり、
「KAIDA」と書かれたレプリカティーシャツを着ているファンを発見して、
いいなぁ、オリックスもグッズ展開が豊富で、
ってか、ファイターズはいつ、大引・多田野のレプリカTを出すんだよ、と思ったり、
伊藤選手のコールが「ヒッカルー」だったので、
「カイダ投手」と「ヒカル捕手」のバッテリーが成立するって、
どんなFJファミリーだよ。早速p氏に教えてあげよう。
と思ったり(内野には梶さんもいますし)。
T岡田選手の応援の時にTの字が書かれたボードを振り回す
ファンが面白いなぁと思ったり、
バルディリスの応援歌の最後のフレーズが、阪神鳥谷選手の応援歌の
最後の旋律とよく似てるので、これは阪神つながりなのかと言ったり、
トランペットにあわせて「と~りたにた~か~し~♪」と歌ってGM君にウケたり、
チャンテの時にタオルを斜めにかざすのを生で見て感動したり、
代打川端のところで「川端崇義」と名前がでて、「崇義」って
どこのテンノウっすか、とGMクンがボけたり、
7回表の攻撃の前に、アストロビジョンにオリックスビジター応援席が
大写しになりますが、その時にそれぞれが手にしている応援ボードが面白い。
中でも「糸井ファン! バファローズファンに いつなるの? 今でしょ!!」
などと書かれているのに、センスの良さを感じます。

やっぱりこの席はいいなぁ。
以前も、この席で、すぐ横で応援をしているマリーンズの応援を見ましたが、
まとまりがあって、アツくカッコいいことで、圧倒されました。
この時同行した畏友p氏も「ロッテの応援、カッコいいっスね」と
感心しきりで、いまや、普段から「らーらーらーらー かーくーなーかー」
などと自然に口ずさむ体になってしまいましたし。

しかもその時に、マリーンズのホーム用ユニを着て応援をする
金髪ロングの女性を発見。どこの「らき☆すた」の「ななこセンセイ」っスか。
ってのを見たりして以来、
広島戦以外は、この席が札幌ドームでの野球観戦の定番になりそうです。
(広島戦は当然真っ赤の中で応援をします。今年も無事ビジター応援席の
チケットがとれたので、今から6月が楽しみです。)

今年もファイターズマリーンズ戦を見て、
生で、伊志嶺選手の応援歌を聞きたかったのですが、
行けそうな七月の土日に無慈悲な休日出勤が入ってしまったので、
これは来年の課題ですか。


あと、途中から浅沼選手がライトを守りましたが、
彼を見たのも久しぶり。確か、今から6年前の夏、
彼が高校3年生の時、スタルヒンで力投するのを見て以来です。

高校時代をテレビでなく生で見た選手がプロの舞台で活躍している
というのも胸熱です。

また、オリックスの選手の中にストッキングを出すオールドスタイルの選手が
広島ばりに多いのを見て、多いよねって話をしたらGMクンは
「さすがイチローのいたチームっスよね」といいました。
なるほど、そういうことですか。

まぁ、ファイターズも、バファローズもどっちかを熱狂的に応援している
ということはないので〔心情的にファイターズに声援おくる感じ〕、
大きい声を出したり、カンフーバットをふることもなく
チームのふがいなさにストレス感じたりすることなく
純粋に野球のゲームを楽しむことができたのです。

その後はGMクンの友人2人と合流して「かんろ」さんで
オイしいお酒をいただいたあとに、カラオケに興じたというわけでした。
楽しい晩でした。


因みに、この日の新聞記事です。日刊スポーツの記事です。
引用させていただきます。


【オリックス】糸井に歓声 北海道で安打
日刊スポーツ 4月27日(土)14時55分配信

<日本ハム2-1オリックス>◇27日◇札幌ドーム
 オリックス糸井嘉男外野手(31)が札幌ドーム“凱旋(がいせん)”安打を放った。 大歓声で迎えられた第1打席、内角低め149キロの直球を右中間にはじき返した。快足を飛ばして二塁に到達した。
 試合前には打席での雰囲気を想像し「(ブーイングが嫌だから)耳栓して打席入ろうかな」と冗談で話していたが、二塁に到達した糸井に惜しみない歓声が送られた。


こちらはスポニチの記事です。引用させていただきます。

糸井 古巣ファンから大歓声 移籍後初の札幌は温かく…
スポニチアネックス 4月28日(日)7時1分配信

<日・オ>初回、スタンドの歓声を受けて、打席に立つオリックス・糸井
 ◇パ・リーグ オリックス1―2日本ハム(2013年4月27日 札幌D)

 複雑な思いだった。試合に負けたオリックス・糸井だが「うれしかったです」と本音を漏らした。昨年まで在籍した日本ハムの本拠地・札幌ドームに移籍後、初めて乗り込み、第1打席では日本ハムファンから大歓声と拍手で迎えられた。いきなりの右中間二塁打で、オリックスファンからも歓声が飛ぶなど、敵味方関係なく「歓迎ムード」が漂った。

 人気者ぶりは変わらない。この日の朝、札幌市内の宿舎でテレビをつけると、画面には「糸井の凱旋CM」が流れていたという。「朝から変なCMを見ましたよ。『あいつが帰ってくる!』みたいに言われて。ビックリした」と、野球番組の予告CMに登場する自らの姿に目が覚めた。さらに弟分だった陽岱鋼が、第1打席だけ登場曲を、糸井のテーマ曲であるSMAPの「SHAKE」に変更。「だいたい予想はつきましたけどね」と“エール”に糸井も苦笑い。だからこそ、勇姿を見せたかっただけに、悔しさが倍増した。

 2点を追う3回に1点を返し、なおも2死三塁の同点機での打席はウルフのスライダーに空振り三振。8回に増井から四球を選んだが、安打は初回の1本のみに終わった。試合も敗れて、チームは今季初の4連敗で最下位に転落。森脇監督は「流れは良くない。こういう時こそ試される」とナインに奮起を促した。「負けが込んでいるので、明日から1つ1つ借金を返していきたい」。糸井が敵方に「歯ぎしり」させるのを待つ。


かえすがえすいいゲームでした。
今日もいいゲームを見ることができたらいいな。





かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした
2013.05.02 惨敗の湯
現在、都内某所に潜伏中のイトー×aniです。

なんといっても、明日からは勝負のジャイアンツ三連戦。
ここは、初の東京遠征をカまして、カープにカツを入れなければ。

昨日BSで放送されていたタイガース戦は、マエケンがアッパレな復活劇。
テレビ桟敷でカンフーバットを握りながら
声援をとばしたかいがあったというものです。
それにしても、広瀬選手はスゴいですね。エルたそを骨折で欠いた後の
四番に堂々と座っています。

ここで勢いがついたということで、明日からのゲームもとってほしいもの。
と、いうことで、明日からの野球に備えつつ、
久住巡礼もするという、昨年からのGWの定番のすごし方となりました。

そんなのの詳細はまた後日書くことにいたしまして、

ここからは、先週の温泉です。


江別市の駅前に温泉旅館があって、
日帰りが出来ると聞いて車を走らせました。
駐車場には車がありませんでしたが、カウンターで「すいませ~ん」
と声をかけましたら、奥から出てきた女性のかたが
「うちは日帰り入浴はやっていないんですよ…」とのこと。
なんですと…、ネットで見た情報だったのに、
やはり現地に足を運んで見なければわからないことはあります。
と、落胆していると、
「どちらからいらっしゃったんですか?」とお宿の人。
「いえ、あの札幌のほうから…」と消火器売り的なことを言うと、
「遠くからすいませんね。ここらへんだったら、南幌温泉さんもありますし、
湯の花さんも、北のたまゆらさんもありますので」
などと恐縮しながら言ってくれました。
親切ですね、ありがとうございます。

ただ、温泉入りたい欲はおさまらず、向かったのが、
近場の某マンション関係会社が経営母体である、
札幌近郊に4店舗を展開している某温泉です。

こちらは、循環濾過の温泉なので、名前は書きませんが、
モール泉のような濃黒褐色のお湯がはだにぬるっとなじんで、
非常に気持ちがいいです。

さらにこの日は冷たい雨がふっていましたが、
露天で少しぬるめのこのお湯につかっていると、
いつまでも入っていれそうということで、
ゆったりと心地よくつかることが出来ました。

ただ、人気の施設ということと、GWの最中ということもあって、
お客はたくさん。特に、子どもがたくさん来て、
露天とかでたのしそうにハシャいでおりました。
ま、しょうがないですかね。

翌日、買い物などを済ませて、札幌から自宅へ帰る途中、
遠回りをして、気になった盃温泉にいってみました。

で、目的にしていたところに行くと、前には車が一台もとまっていません。
入り口が二重ドアになっていて、外側は開くのだけど、
内側は鍵がかかっています。
中をのぞき込むと、スリッパが並んでいるので、
なんかやっているような気もするのですが、
微妙だということで、転戦して、
泊の中心に向かって少しだけ走った、高台にある某温泉へ。

入り口は風情のある感じですが、
温泉のある棟へ向かうとなんか新しく立て直した模様です。

脱衣場に入ると、循環掛け流し、衛生管理のために塩素系薬剤を使用(朝の清掃のみ)
と大書されています。
ま、そんなもんですか。
中へ入ると軽くプール臭がしますし、そんな匂いのせいか、
タイル張りの四角い湯槽もプールみたいにみえます。
軽くお湯につかったのち、露天へ。
こちらは、盃漁港の海沿いに面した高台にあって、
眺望はそれなりにいいですが、こちらもプールみたいなタイルばりの長四角の湯槽で、
体の悪い人用の銀色の手すりがますますプールっぽいです。

露天も内風呂も循環賭け流しなので、湯槽の中には、肌が引っ張られるほどの
吸引力でお湯を吸い込むところがある一方で、
それぞれ床へはながれていますが、
ほとんど湯の花の模様がついていないというのが、なんだかすべてです。

同じ日本海に面している高台にあって、海を一望できるのに、
島牧のモッタ温泉と、ここまで違うのか…と思いながら、30分ほど滞在して
こちらをあとにしました。
ま、いいんですが…

そして、その足で、この日の昼飯場所と決めていた
泊村役場向かいの「海鳴り」さんへ。
ところが、入り口のところに大きな張り紙と看板が2つあって、
それぞれ「4月25日で閉店しました」といった旨のことが書いてありました。
ええええっ。4日前じゃないっスが。
これはショックだ。

そこで、そのまま地元に帰って、最近ヒラフの入り口のところに出来た
「ごころ」さんへ。
こちらは、ヒラフで昭和40年代からペンションをいとなんでいた銀嶺荘さんが、
ヒラフの宿をたたんで、新たに最近移転オープンした
ペンション「銀嶺」さんの建物の中です。
そこでうどんも食べることが出来る。ということを同僚に聞き、
昼のみの営業だということで地元ながらなかなか行く機会がなかったので、
この機会に訪れました。

入り口には、こちらの入口と銀嶺さんの入り口があります。
ペンションも適性な価格です。
そして中に入ると、高い天井と大きい窓という、
明るく開放的な店内に、机がゆったり目におかれています。
ボクはお一人様だったので、カウンター席に案内されます。
この日はあいにくの曇り空でしたが、いい天気だったら、
大きい窓ガラス全面に、真っ正面に堂々とそびえる羊蹄山が目に入ってくるでしょう。

メニューを見たら、カレーうどんのところに「終了しました」
と書かれていたので断念をして、
「羊蹄山ぶっかけ」をオーダーしました。
1日限定10食なので、ちゃんと頼めるかと思いましたが
無事にオーダーは通りました。
家族連れなど観光客風の人で8割方の入りで
にぎやかななか、天井には大きめのファンが回っていまして
和やかな空気をゆったりとかきまぜています。

待つことしばしで登場しました、うどんの上には、
細かく切られたサツマイモ、ごぼう、ゆり根、ジャガイモ、
人参、かぼちゃ、いんげんのかき揚げが、
それこそ羊蹄山のように積み重ねられていて、
さらに上に雪のような感じで白髪ねぎがチラされています。
かき揚げの盛りがスゴくて、なかなか麺までたどり着けなさそう。
なんとかかき揚げの山をかいくぐって、麺をサルベージ。
すくうとピカピカの麺がいい感じです。
口に入れると、所謂讃岐系に比べると、若干柔らかいのですが、
当然しっかりとコシがあるのです。
そして最近のうどんのトレンドでしょうか、
しっかりと表面は少し堅く、中はもちっとやわらかく。
最後の最後でまた少し噛み応えがあるという
単にもっちりとか、コシがあるとかで語れない、
重層構造の麺です。
しかも、小麦の味がしっかりとしているところもいいです。

うどんのツユも少し甘めな西日本タイプで、
魚の味に香りもほのかにかんじます。

そして、威風堂々のかき揚げです。アツアツで中の野菜がホコホコしていますが、
とにかく野菜の旨みがしっかりとでてきて、
サツマイモやカボチャやど甘い野菜は本当にいい甘さが出ていますし、
ゴボウの野趣に富んだ味わいとシャッキリとした歯ごたえ、
ジャガイモのほっこりとした味わいと滋味に富む自然な甘さ、
そして、こちらもほっこりとたかれたように柔らかいユリ根です。

羊蹄山麓はそれぞれの野菜の産地でもありますから、
羊蹄の自然をまるかじりです。
こんなたっぷりの天ぷらには上のねぎも爽やかな味わいで有り難い。

さらに、この天ぷらがうどんや甘めの汁ともいい塩梅なのです。
ボクは足りましたが、お汁が足りなくなったひとには、
追加のサービスもあるそうで、そんなところも気が利いています。

と、いうことで、泊でカレーは食べられなかったものの、
結果オーライの昼食となりました。

その後、札幌ドームのカープ・ファイターズ戦のビジター応援自由席のチケットを
無事入手して自宅え戻ったというわけです。

今回は、全然温泉の話ではありませんでしたね。


ちなみに今まで入った温泉については
左側の欄にある温泉三昧をクリックしてもらえれば
見ることが出来ます。

よろしければ。

かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていたイトー×aniでした。