☆「カフェ エッシャー CAFE ESCHER」
(札幌市中央区北2条西3丁目1-26 札幌第一ビルB1F)

自動車がかえってきたということで、早速札幌へ
カレーを食べにいってまいりました。

むかったのが、札幌で古くからおいしく個性的なカレーを出していると評判の
こちらのお店です。札幌駅前から地下歩行空間を歩いてしばし
いったん地上にでたのちに、第一ビルの入り口から奥へむかい
階段を地下にむかって降りていきます。
ビルの地下に一店だけあるという立地が、
どこか秘密の場所のような穴場的な感じがして、ワクワクします。

この階段を降りている時点で、カレーの濃いいい香りがしてきます。

センスのいいドアをあけると、カレーの香りだけでなく、
コーヒーのいい香りもしてまいります。

いいですね。



お昼前ということもあって,少々混雑しているものの、
センスのいい感じのカウンター席に腰を下ろして、メニューを吟味


メニューは 

なすとひき肉のカリー¥780
野菜カレー¥730
手作りコロッケと茸のカリー¥780
サーモンフライとインゲンのカレー¥780
ハーブソーセージとオニオンリングカリー¥780
自家製コロッケと茸のカリー¥780
ホタテとブロッコリーのカリー¥780(数量限定)
大エビフライとエリンギのカりー¥850
豚の角煮カリー¥880
カツカレー¥880
カキフライカリー¥850(期間限定)


といったとろこに、日替わりのカレーが加わります。


ここは、こちらのお店でも評判のよい
ひき肉となすのカレーのセットにしましょう。

オーダーをすませて、
低い声で渋く歌われる女性シンガーのジャズが
低く流れるのを耳に入れながら、
周囲をみまわしますと、センスのよさの中にどこか、
昭和の喫茶店を思わせる懐かしさがあるので、
すごく落ち着けることができて、大人の隠れ家という感じがしたり、
平日昼間は、多くのお客さんでこむのですが、
それも、この店ならではの落ち着ける雰囲気が
大きく影響を与えているのかななどと考えたり、
カウンター越しに、お店の方がが次々と、
手早くカレーを作る様子を見たりしながら待つことしばしで

最初にミニサラダが登場。
濃い野菜の味をショリショリと堪能をしながらさらにまつと
小皿に入った福神漬け・刻んだ青菜漬けとともに
登場しました。

この濃焦げ茶色のルーがいい感じですし、
ひき肉の存在感もいいですね。
そして、ごろんと入っているジャガイモににんじん
さらには、ど真ん中で存在感をしめすなすです。

これはおいしそう。

一口いただきますと、とろっとした見た目どおりの濃いカレーです。
炒め玉葱のマイルドな甘味が軽く訪れた後に、
しっかりととられたさまざまな具材から出てきた
うまみとエキスがしっかりと出てきていますし、
洋風カレーのフォンのような濃いソースの味わいがガツンと登場します。

だから、一見すると、欧風カレーなのですが、この濃いベースに支えられて
しっかりと、トマトの味わいやさわやかな乳製品の香り
そして、エキゾチックで奔放ながら突出していないスパイスの使い方は
どこか印度風でもあります。この濃さと、スパーシーさ、
さらに、軽く漂う香ばしさの組み合わせは、
洋風カレーでありながらも、どこかこだわったマスターが苦心をした
喫茶店、カフェのカレーでもありまして、これはコーヒーなどにもあいそうです。

さらにひき肉の存在感がいいです。
すくってもひき肉、すくってもひき肉ですし
かみ締めると一つ一つから、肉滴があふれてきて、
ルーに溶け込んでいるひき肉の旨味が濃縮された形で
口の中にうれしさをもたらしてくれますし
こんなところまで丁寧にお仕事がされています。

ナスも、素揚げされていて脂をたっぷりすって
とろとろになっているのですが、
あふれるナス汁の旨みに、油のこい味わいがまじり
さらに、カレーのルーともあいまって、
すさまじいことになっています。

さらにごろんと入っているジャガイモはほくほくで
大地の旨みをあじあわせてくれる滋味あふれるほんのりとした甘み

にんじんもほこほこにやわらかくなっていて、
グラッセされたみたいにアマアマなのです。

これはいいです。

付け合せの福神漬けと青菜漬けもいいですね。

ということで、ウマイウマイいいながら、あっという間に完食



食後に出てきたサービスセットの,薫り高いブレンドに
食後の癒しをもらいながら、いい時間をすごせたことを感謝し

こちらをあとにしました。

ちなみに、落ち着いた店内のインテリアには
さりげなく、店名の由来になった「エッシャー」の作品が
何点か飾られていました。

なるほど。





☆「カフェ エッシャー CAFE ESCHER」
(札幌市中央区北2条西3丁目1-26 札幌第一ビルB1F)
◇営業時間◇[月~金] 11:00~20:00 [土] 11:00~16:00
◇定休日◇日曜・祝日 ◇駐車場◇有り ◇電話◇ 011-231-4430









あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


かつてラジオ内にあったコーナー
「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」を
クリックしてくれれば、見ることができます。



かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
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ようやく自動車がかえってまいりました。

その他はまだまだヤヤコシイ状況が続いていますが
少しは楽になりました。

車復活記念ということで、少しウマいものを食べに行こうと
国道五号線ぞいにある中華レストラン「シェイシェイ」さんへ

こちらは、店内に陳健一さんの写真や色紙がかざられていて
氏の兄弟弟子にあたり、実際に氏のイベントのお手伝いもされた方が、
調理を担当されているということで、なかなかの本格派の味。

ただし、そんな敷居が高い感じはしませんので、気軽に入れますし、
国道五号線沿いという立地からか、地元の方から、工事の方から
観光客やスキー客の方まで、幅広いお客さんが
オイしい中華に舌鼓をうっております。


私がこの日注文したのは、担々麺〔汁あり〕と、鉄鍋餃子

たまたま入り口の書架には、「美×し×ぼ」の担々麺の話ののった巻があったので
ぺらぺらと中身をみながら、
麻辣味の麻について、山椒はふれられているけど、花椒のことについては
のってないなぁ、などと思いながら待つことしばしで、
美味しそうなゴマの香りとともに登場しました。

肉味噌、玉ねぎのみじん切り、もやし、空芯菜といった具は
それぞれピリッと辛いかんじに調理されていて、
濃くも複雑な組み合わせのスープとよくあいますし、
スープと具の相乗効果で、味わいも深くなりますし、体も温まります。

池袋の、楊 さんの汁なし担々麺とはこたなりまして
しびれる感じはほとんどないですが、
美味しい日式担々麺を堪能いたしました。


餃子も皮の外側のパリパリ感と、内側のもっちり感の組み合わせに
ジューシーな具材から大量にあふれ出す肉滴に、
すっかりヤられてしまって、大満足。

その後、自宅に戻って、畏友GMクンに用があって電話したときに
そんな話をしたところ、

「それって、どんな「孤独のグルメ」っスか」
などといわれました。

ナンデスト??

私や畏友P氏は、このブログで何度も書いてあるとおり
「残念ながら、手遅れです、あきらめてください」的な
重度で再起不能レベルの「孤独グラー」にして、久住厨で
最近なら、上京する度に必ず久住氏関連のお店に行かなければ
気がすまない体になってしまって幾星霜。

一方二人の共有する友人であるGMクンは、幾度がすすめたものの
「気がむいたら読むっス」という反応だったので、
彼の電話でのリアクションは意外だったのですが
話してみると、

「今期のテレビドラマで一番面白いのは「孤独のグルメ」っス」
とのたまうほど、ハマっている様子です。

なるほど。

たしか、彼は「酒場放浪記」とかダイスキな人でありました。

ということで、改めて原作をおススメしたりしたのです。



そんなドラマ版の「孤独のグルメ」ですが、話がすすんでいくにしたがって
原作との親和性があがってきている気がします。

とくに先日の川崎の焼肉回は、スゴかったですね。

行った場所もシチュエーションもまったく違うのに
工場見物にはじまって、「製鉄所」「溶鉱炉」「火力発電所」
「うおォン」「白い飯」と
原作好きがひっかかる台詞をほとんど網羅。

とくに、生「うおォン」はもう、なんというか
ああいう声でいいんだ、というか、
こういうのでいいんだ、ここいうので。という感じ。
深夜にええものみせてもらいましたわ。

しかも、「ようやく俺の食べる肉が鳴き出した」だなんて、
どこの「食の軍師」の力石ですかw
〔彼の台詞は「ホルモンが歌いだした」ですがw〕

さらには、野菜を焼くのが下手な原作描写に対して、
野菜を焦がしてしまった後
「兵隊を犬死させた気分だ」「失敗の味はほろ苦い」
といった新しい名セリフもイタダキました。


で、素人考えなのですが、最初はコミックの実写化に加えて、
原作付きといいながら、オリジナルのストーリーですすんでいくことに対して、
あくまでも原作と別の話にしていくことを意識していたような気がしたのですが、
たぶんスタッフの原作に対するリスペクトが画面を通じても伝わってくる番組のつくりで
好意的に視聴者に取り入れられてきたということで、
さらにスタッフの調子があがってきたような気がします。

だから、原作のセリフが増えてきたのかなとも思ったりして。

小説・コミック・アニメーション・実写
それぞれ違う表現のメディアに変換をするときには
大なり小なり違和感がつきまといますし、

伊集院光さんが、ご自身の著作「球漫」のなかで
マンガを読むときに、読者は登場人物に一番いい「声」を
頭の中で作りながら黙読をしているのに
アニメ化された時に、マンガを読みながらイメージしていた声と
違う声が響いてきて、次第に聞いているうちに慣れてしまった挙句、
上書きされるように、もとの声のイメージが思い出せなくなることの
違和感を子供のころから得ていたという話をされていて、納得をしたのです。

ま、アニメ化たけではなく、大なり小なり
違う媒体で作品をつくると、そのような違和感がついてまわります。

ドラマ版の孤独のグルメも例外ではありません。

あまり仕事以外の人付き合いを好まず、社交的とは思えないゴローちゃんが
縁台将棋に首をつっこんだりといった描写なども、? でした。

しかも、最後の原作者が出てくるコーナー〔某巨大匿名掲示板実況スレでは本編〕
が出てくるということで、某グルメサイトとの関係性についても
いろいろといわれております。

が、そんなのがありながらも、やはり、原作を大切にしようと
スタッフががんばる姿勢なんてのが伝わってくるような気がするので

毎週夜中までおきてしまいますし、水曜日が終わったら
次の水曜が楽しみで楽しみな体になってしまいましたとさ。

原作の、面白いアニメ化・コミック化・映画化・ノベライズ・実写化
すべてそうなのですが、
制作スタッフが原作に敬意を払いながら、
プロの視点で面白くする関係というのがすごく大切なのですね。



さて、久住昌之さん関連で言うと、こんな話がありました。


コミックナタリーの記事です。

引用いたします。



ダ・ヴィンチの次にくるマンガ特集に編集者26人が回答
コミックナタリー 2月6日(月)14時52分配信

本日2月6日に発売されたダ・ヴィンチ3月号(メディアファクトリー)では、「次にくるマンガランキング」と題した特集が組まれている。ランキングは全国の書店員、ダ・ヴィンチ選考委員によるアンケートにより構成。すでに単行本化されているもので未完結の作品、2011年12月時点で最大巻数が10巻までの作品が対象となる。

栄えある1位に輝いたのは、江口夏実「鬼灯の冷徹」。続く2位には荒川弘「銀の匙 Silver Spoon」が、3位には森繁拓真「となりの関くん」が選ばれた。作品紹介、選考委員のコメントに加え、それぞれの作者3名のインタビューも掲載されている。

またマンガ雑誌編集部やマンガ装丁家が、「次にくるマンガ」を紹介。男性誌、女性誌合わせて26誌のマンガ編集部が、それぞれ自社作品1作、他社作品2作ずつをピックアップしている。マンガ界のプロがどのような作品に注目しているのか、次に読む作品の参考にしてみては。

そのほか特集では、「花のズボラ飯」の作画担当・水沢悦子による描き下ろしマンガも。原作付きマンガはどのように作られるのかが、カラー2ページで描かれた。欄外には「次にくるギャグマンガ」として、カレー沢薫「クレムリン」、長崎ライチ「ふうらい姉妹」、ひなきみわ「miifa」の出張4コママンガを掲載。そして「めしばな刑事タチバナ」の原作者・坂戸佐兵衛、「ひらひら 国芳一門浮世譚」の岡田屋鉄蔵のインタビューが特集を締めくくった。





これを呼んで、久々に「ダ・ヴィンチ」買いました。

なんたって、「花のズボラ飯」のヒットをしかけた編集さんのインタビューに
新人女性マンガ家「水沢悦子」先生による描き下ろしマンガですから。

これは、久住氏ファンとしても見逃せませんよ。

さらにこちらも水沢先生同様、正体が明かされていない
「めしばな刑事タチバナ」の原作坂戸左兵衛さんのインタビューも
のってますから、誰得というか、オレ得の企画です。



しかも、久住氏と、「めしばな刑事タチバナ」でいうとこんなのもありました。

こちらも、コミックナタリーの記事です。


引用します。




松本大洋×五十嵐大介BRUTUSで対談「海獣」描き下ろしも
コミックナタリー 2月15日(水)13時56分配信

本日2月15日に発売されたBRUTUS 726号(マガジンハウス)は、「マンガが好きで好きでたまらない。」と題したマンガ特集を掲載。表紙は松本大洋が描き下ろした「Sunny」のイラストになっている。

特集の目玉は、表紙を描き下ろした大洋と「海獣の子供」五十嵐大介の対談。対談の冒頭にて大洋は、圧倒的なオリジナリティ持つ五十嵐の出自について疑問をぶつける。五十嵐は「絵の個性をなくしたい」とポリシーを語った上で、影響を受けたマンガ家を明かす。2人は互いの作品で注目している点を挙げ、マンガ家として目指す道を語り合った。

また対談の後には、五十嵐がBRUTUSのために描き下ろした「海獣の子供」のサイドストーリーが掲載されている。このサイドストーリー「ある旅人のはなし」の主役は、海洋生物学者ジム・キューザック。12ページ作品をフルカラーで描いており、扉絵の資料となった写真も掲載。実写の風景とイラストを見比べ、対談の中で大洋も絶賛している五十嵐の表現力を確認しよう。

対談、描き下ろしマンガに続く「好きで好きでたまらない、18のマンガ。」では、マンガ好き著名人が思い入れのある作品を紹介。吉木りさが語る「どげせん」、久住昌之が語る「めしばな刑事タチバナ」ほか、諫山創と寺田克也が語る「進撃の巨人」、渡辺ペコと入江悠が語る「にこたま」、 しりあがり寿と宮澤章夫が語る「あの日からのマンガ」など、作家と著名人の対談も掲載されている。

特集のラストは「30巻超え、名作アンチョコ。」を掲載。名作だが、1巻から読むには時間がかかる15作品のポイントを押さえている。気になる話題作の入り口としてはもちろん、読んだマンガのおさらいにも最適だ。





久住昌之氏が語る「めしばな刑事タチバナ」ですから、
こちらも購入して、うんわかるわかるという感じで一気に読んでしまいました。

久住氏は、氏のエッセイでもそうなのですが、
どこか、本能に対するテレがあって、食事に対する恥ずかしさと
だからこそこだわってしまう自分自身の姿勢だったり
世間の風潮などに対するツッこみがアジになっています。

そこが、食の軍師にしても、花のズボラ飯にしても、
孤独のグルメにしてもそうなのですが、独特のテイストになり、
ニヤッとするユーモアにつながっています。


だから、「ふらっとQUSUMI」で、満面の笑みを浮かべながら
「これ、ウマいね~」などといいながらも、
「そんな間抜けなコメント言っちゃうオレ」などと
どこか客観視しながら韜晦しているかもしれなくって、

そんなところも魅力なのですし、

食に対する滑稽さを大切にする視点で描かれている「めしばな刑事」ですから
たまらないですね。


ほかに、この特集の中では柴崎友香さんが、
谷口ジローさんの「ふらり」を語っていまして、
こちらも、ニヨニヨしながら呼んでしまいました。


両方ともしっかりといろいろ考えさせてくれる文章ですので、
こちらの特集も、ぜひご一読を



かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた「イトー×ani」でした
先日、HTB深夜の「おにぎりあたためますか」を見ていると、
平取から名寄に移動中の、オクラホマ藤尾くんが、
富良野「R`s」さんで、ドライバーさんにお勧めをされたオムカレーを
おいしそうに食べていました。

テレビにうつるお店の佇まい、壁にたくさんの写真が張ってあるところといい
たっぷりのひき肉が見え隠れするルーと半熟オムの組み合わせが
なんともなつかしい、カレーの映像といい、
スパイシーなカレーですよ、という藤尾くんの感想といい、
すごく懐かしいなぁと思って、ずーっと見ていたのです。

さて、「おにぎりあたためますか」というと、大泉さんと、戸次さんと、佐藤さんの
三人組が珍道中を繰り広げる感じで、お話がすすんでいきます。

ま、おもにぼんくらなのは、戸次さんですが。

テイスト的には、ドッキリの少ない「どうでしょう」のような印象も強いです。

でも、この話の面白さの1つは、「どうでしょう」にも通じるハプニングです。

行く先行く先で、予期せぬ出会いがあるところが、面白さのキモで
かように、旅には「どうでしょう」的なドッキリがなくても、
結局ドッキリの連続になるところに、予定調和ではない面白さがあるのです。

だから、旅に惹かれますし、旅行記にも惹かれます。


さて、昨年、僕自身にいろいろと面倒なことがあって、
夜、なかなか眠れずに、ぼへーっとあてもなくテレビをザッピンクしていたら
急に目に入ってきた番組がありました。

それは、世界旅行をしている感じの、サルのぬいぐるみを片手にした女性が、
時には目をハートにしながら、興奮気味にいった町の感想を語り
時には、一緒に旅行をしているスタッフに毒づきながら珍道中を繰り広げるという、

女性一人に男性二人という組み合わせは、「おにぎり」ですし
世界を又にかけた珍道中というところは、まさに「どうでしょう」

しかも見続けていると、タイトルが
「スイス/アルプスGO!GO!GO!」 「イタリア/水上からの挑戦」
「スペイン/ガウディ建築を追え」 「マチュピチュ/天空都市」
「チチカカ湖/標高4000mの対決」 といったところが
「ウルトラセブン」のパロだなんて、なんていう俺得のプログラムですか。

という感じで見始めたのが、「STV」の深夜に放送をしていた
「行くぞ30日間世界一周 2周目」だったのです。

これは、旅チャンネルで放送された紀行番組で、
イラストレーターの水谷さるころさんと、
同行した野田真外ディレクターと、山本朋寛制作プロデューサーが
ワンワールドの世界一周航空券を使って30日で世界一周旅行をするという旅番組で、
旅チャンネルでは、2008年6月から9月まで放送されました。

この番組の中では頻繁に「旅番組らしくしよう」という発言が飛び出すなど、
旅番組のフォーマットからは外れたドキュメントバラエティ的な番組構成がウケて
第2シーズンとなる『行くぞ!30日間世界一周 2周目!』が、
2009年7月から10月まで放送されました。

番組内ではさるころさんだけでなく、野田さんと、山本さんも込みで
“ぼんくら三人組”と呼ばれています。

しかも、僕は北海道民なので、二周目しかしらないので、一周目の様子は
イーストプレスより書籍化された本で知りました。

さらに、現在は、二周目バージョンである「35日間世界一周!!」も好評リリース中。

この単行本も、番組内容を髣髴とさせてくれるような
まさにぼんくら三人組の良質なドキュメンタリーですし、

「35日」になってもそのテンションはかわることなくまさにあがっておりますので、
今、数多い楽しみのうちの一つになっています。

旅行の本質に迫り、醍醐味を味わうことができるこの番組は
どこか大泉さんにも通じる水谷さんのツッこみとか、野田・山本両氏が
どこかぼんくらなところに加えて、

やはり旅そのものを味あわせてくれる感覚が
映像から、マンガから伝わってくるのです。

と、いうことで、本当にこの番組に知り合うことができてよかったですし、
2周目からでも地上波で見せてくれた、STVに感謝です。


ちなみに、二周目からSTVで放送されたことについて、水谷さんが
ご自身のブログでこのようにかかれております。


引用します。



「北海道の地上波の深夜番組です! おおおおすごい~。
なんで2周目からなのかは謎です…。
我々は番組販売がどうなっているのかとかまったくわかりませんです…。
決まってから旅チャンネルさんからお知らせを頂けるので。
でも2周目はマンガの宣伝とかDVDの宣伝とか入ってるので
嬉しいです!

先週最終回を迎えたエグザイルさんの番組の後釜でした(笑)。
道民のみなさんはエグザイルが出てた枠にやってくるこの謎の番組をどう捉えるのでしょうか?! 
我々の番組の前は天気予報ですが、その前は「1×8いこうよ!」って
大泉さんの番組の特選再放送じゃないですか。
北海道のみなさんは大泉さん、天気予報、世界一周、さぶちゃんって
流れでテレビを見るのか…と思うと……世の中何があるかわからないな~~と思います。

北海道にお知り合いがいる方は是非お知らせして下さい~。
そして北海道のみなさん仲良くして下さい~(笑)!」


確かになんで2周目からなのは謎ですが
でも出会えて本当によかったですよ。

仲良くしてくださーい、なんていわれなくても、仲良くいたします。

というか、早くpart2が出ないかな。

すごく楽しみです。






かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた「イトー×ani」でした
☆「スープカリー喰堂 吉田商店」(函館市新川町24-1)

まだまだ不調が続いております。車も戻ってきません。
そんなうつうつとした気分を吹き飛ばすべく、今度はJRで道南へと向かいます。

ただ、JRの時間が若干遅れた関係で、函館に入ったのが
中途半端な時間になってしまいました。

そこで、最初はほしいCDを買うために市電に乗って
五稜郭の玉光堂にむかいましたが見つからずに、
そのまま函館どつく行きの市電で折り返して、千歳町の電停で降り
向かったのが、半年振りの吉田商店さんです。

独特の隷書体で店名が大書されタイなどの国旗が描かれた看板の
下の入り口から中に入ると、打ちっぱなしのコンクリの床と、
赤と黒とが基調になっている内装に、無造作におかけている学校の机という
センスあふれる組み合わせは、なんともスタイリッシュにしてレトロです。

土曜の昼下がりですが、店内は数組の家族連れやカップルが
カレーを楽しんでいます。
前回、昨年の九月に訪れたときも感じたのですが、
地元に定着し、愛されている模様です。



ということで、メニューのチェックを。

メインメニューとしては

やわらかチキンレッグカレー … 800円
トロっとしたポーク角煮カレー … 980円
大地の恵みキノコベジタブルカレー … 880円
海の恵みシーフードカレー … 980円
豚挽肉と納豆とななめこのネヴァーカレー … 880円
揚げギョウザカレー … 880円
豚挽肉とオクラとガゴメ昆布のネヴァーカレー … 880円
(4月~10月 迄)
プリッとした牡蠣カレー … 980円
(11月~3月 迄)
お子さまカレー … 580円
カレーじゃないよ!汁クィッティオ(土・日・祝限定) … 400 円

辛さは
0 零辛(お子様にもどうぞ)
1 微辛(辛いの苦手な方)が0円
30円増しの2 控辛(辛さおさえめ)、50円増しの3 真辛(パンチ効いてる)、
90円増しの4 地辛(さらにコクと旨みがアップ)、
120円増しの 5 雷辛(店主は最近5番食べてる)、
150円増しの 6 炎辛(火出そう)、 180円増しの 7 親辛(げんこはられる)、
210円増しの8 KENSHI(わや)と
240円増しの9 KATSUMI(超わや)と
270円増しの 10 スーパーKATSUMI(超わや。真っ赤っか)

トッピングが
50円の ふ、てんかす、とろろ昆布
100円の焼きチーズ、岩のり、ひきわり納豆、きくらげ
ウィンナー、高野豆腐、なす、おくら(キザミ?スアゲ?)
細切りネギ、もち、もちきんちゃく、チャッチャ背脂、味付けたまご
130円のチーちく磯辺揚げ、アスパラ
180円のつぶ貝
200円のカマンベールチーズ、牡蠣
300円のチキンレッグ、揚げギョウザ

という感じ。

メニューを見るとトッピングのところは
菜・卵・乳・肉・揚・海・代といった
カテゴリー別に分けられていました。


相変わらず目移りをしてしまうバラエティーです。

しかも半年振りの吉田商店です。


前回は、吉田商店でも豚挽肉と納豆なめこのネヴァーカレー
トッピングにてんかすと、ちゃっちゃ背脂

前々回は、吉田商店で、揚げ餃子カレー地辛で
トッピングは背脂チャッチャと、温度たまごと、麩

前々回は、今は無きヨシダストアで、トロッとしたポーク角煮カレーを
その前は、吉田商店では大地の恵みきのこベジタブルカレーを
いただいていましたので、

今回は基本に戻って、やわらかチキンレッグカレーの
辛さは地辛、トッピングは岩海苔と、チャッチャ背脂と味付け玉子

それから、電車でカレーですからサッポロクラッシック樽生

以上をオーダー

そのときに、

「ちゃっちゃ背脂だと辛さが少々セーブされますが、大丈夫ですか」
と聞かれました。
はい、大丈夫です。ありがとう。

気が利いています。

フリーペーパーになった今でも、
連載や編集者のページつくりやポリシーがアジのある
jam函館を読みながら、待つことしばしでやってきた
サッポロクラッシックをくぴくぴやりながら
BGMの洋楽に耳を傾けながらまっていると

いい香りとともに登場しましたよ。


このスパイシーななかにほどよくナンプラーがただよう香りは、
こちらならではです。

カレーの入った器は、古くからあるラーメン屋さんでみられるような
赤とか金色とかが鮮やかな色合いの丼になってますが、
その中で独特の世界を作る具材とのコントラストもあいかわらずさえています。

淡いレモンイエローの
ターメリックライスの上に乗ったフライドオニオンと
脇に添えられた二枚の海苔もいいです。

しかも、具材の合間から見え隠れする半透明系のオレンジのスープには
背脂チャッチャですから白濁して丸い形で浮かんだ
見るからに脂脂した脂が食欲をそそります。

さらにはたっぷりとスープに散らされている
濃くきわめて黒に近い緑色をした岩のりが
スープのなかで解けてほぐれているのもいいですよ。

いいねいいね。

淡いレモンイエローのターメリックライスの上に乗った
フライドオニオンと脇に添えられた二枚の海苔も
久しぶりに吉田商店を訪れた感を満たしてくれます。


まずは、感動のご対面を終わらせたあとに
スープを一口パクっと

スープ自体の味は、野菜由来でしょうか
最初に軽くさわやかな感じの気持ちよい甘みが訪れてきます。

そして、コクとウマ味がストレートに口の中を刺激するのです。

丹念にとられているスープは裏切らない感じです。

そして鼻に抜ける感じのナンプラー香とともに
残響のようにコクとさらにほんのりとした甘みと
だしのような香りが、スープが口の中になくなったときでも
ふんわりと滞在している感じです。

そんなただでさえウマさとさわやかさが両立しているのに、
そんな濃いウマさの有力な助っ人が今回のトッピングである
チャッチャ背脂です。

僕自身もういいトシなので、普段の食べ物とかの味覚は
あっさり系に移行しつつありますが、その反動で、
むしょうにこってりとしたラーメンとかが食べたくなることもあります。

カラダにいいとか悪いとかは関係なく、
理屈ではなくこってりとしたい晩もあるものです。

そんなときにどれほど癒されたかという記憶の扉も開く
極上の脂の味に、めぐり合うことができました。

軽く甘みの来るスープ。しっかりと、脂分も効いているトッピング

脂と糖は麻薬です。

西村しのぶセンセイ、いいこと言った。です。

理屈ではなく、トリツカレタらヤメラレナイ。
スープカレーでチャッチャ背脂はでかした組み合わせです。

とはいえ、いうほどクドくなく、
スープを嚥下したのちには、残響のように
甘みやらだしの香りやらが口中に漂うのは
ここも調理の技術のすぐれたところでしょう。

そんな脂でおおわれているのですが、しっかりと、辛い。

そんな土台があってこその、スパイスの刺激です。

脂のコさに負けずにスパイスの辛さが訪れます。

そんな辛さがスープカレーのウマさの一要素として昇華をしています。

すいすいのんで、夢中でぱくぱくいって
そして、気がついたら汗だくになっている自分に気がついて、
われに戻る。

そんな辛さにより、現実世界に引き戻されます。


しかも、スープを飲んだあとにライスを食べて、
そしてまたスープを口にすると再びほのかな甘みが訪れるのです。
このスープの複雑さが吉田の真骨頂です。

具材のチキンも表面はパリパリで、スープカレーで揚げ物を食べる
悦楽を味あわせてくれますし、口の中に入るとホロホロと崩れながらも、
しっかりとジューシーに肉滴もあふれてくるタイプです。

この鶏肉のうまさやエキスが、これまたスープをオイしくしています。

さらには、こちらのカレーでレギュラーをはっている
ニンジンやキャベツやカボチャの、スパイシーさをいい感じでささえる
自然なアマさは、癒しを口の中にあたえてくれます。

かみ締めるとなす自体の持つうまさが、脂やナス汁とともに
キュッと染み出てくる、ミズミズしさのナスに、

キヌサヤやオクラやブロッコリーやピーマンの
カレーにアクセントをつけるアオいおいしさ。

前回も邂逅をした、きのこたち、なめこやフクロタケも、
キノコ自体が持つ旨みや独特の食感がこれまたカレーとあいまって
おいしくいただけるのです。

さらに、トッピングの岩のりですが、本当にふんだんに入っています。

すくっても、岩のり
すくっても、岩のり

という感じですから、複雑な吉田のスープの魚醤分を補うような
磯の香りがすごくいいですし、こんだけ大量なのに、スープの邪魔をしない。

もうちょっと多かったら「岩のり、余計だったな」と
ゴロちゃんみたいな感想をもらすところでしたが、
このバランスは絶妙。さすが人気のトッピングメニュー。

ま、それ以前に、ライスの上の海苔と、スープの中の海苔とで
海苔をかぶらせているワタクシでありますが。


ということで約2/3ほど食べ終わった後
最後のオタノシミであります。

残ったライスを、上に散らされた
フライドオニオンごと投入し
残しておいたのりとともに投入して

そして、今まで手をつけていなかった
味付けたまごの黄身をスープにといて

一気呵成にかっこみます。

「レッツゴーフィーバータイム!」(CV 田村ゆかりと能登麻美子)
です。


そして、大満足祭りを締めくくるべくビールと共に流し込む。

うー、ごちそうさまでした。


ということで汗だくで吉田商店をあとにして

カレーとビールで熱を帯びた体に、
軽く雪舞う風に当てながら市電を待ったのでした。


やっぱりハコダテサイコーっ



☆「スープカリー喰堂 吉田商店」(函館市新川町24-1)
◇営業時間◇11:30~15:00(LO14:30) 17:30~22:00(LO21:30)
土日祝は通し営業(11:30~22:00 L.O.21:30)
◇定休日◇不定休 ◇駐車場◇有り
◇電話◇ 0138-27-1270







☆「ニセコ寿楽庵」
(虻田郡ニセコ町字中央通33 ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯)

実は函館に行った時点で靴に穴が開いていたせいで、雪がどんどんしみてきて
そんなに観光ができずやや不完全燃焼気味で、再起を誓ったのです。
そんな感じで乗り込もうとした、帰りのスーパー北斗ですが、
自由席の入り口にスゴい数の人が並んでいます。

なんじゃこりゃ。

完全に出遅れてしまったワタクシは当然座れませんでした。

デッキまで立ってる人であふれていましたから…

さらに車内に飛び交う中国語。

ひょっとして、この人たちは、函館観光を楽しんだ後、
さっぽろ雪祭りの最終日を見に行くのだろうか、

などと思いながら、ぼおっと外を見ていると大沼公園に到着

すると

!?

中国人観光客のかたが、一斉に降りだしました。

そして、観光客であふれる大沼公園駅のホーム

何かあるのでしようか、大沼公園に

少し調べてもわからなかったのですが。

ま、その後、無事座ることができ、長万部へ

そこで倶知安行きに乗り換えて、お昼を食べたのはニセコの駅前でした。

ニセコ駅前でカレーというと、黒カレーと長芋の組み合わせがいい感じの
茶房ぬぷりさんとか、新しくオープンしたばかりのニセコ倶楽部さんなどがありますが、

今回行ったのは、この二軒とも違います。

駅前にある公共温泉綺羅の湯の中に、昨年新しい店舗が入ったと聞いて、
前々から行ってみたいとおもったので、むかいましたが、
そこが、こちら、ニセコ寿楽庵 さんです。

なんでも以前札幌でお店をやっていた人がニセコに移住して
はじめたとのことで気になっていたのです。

ということで、ニセコでJRを降りて綺羅の湯へ
こちらは入り口からはいると右側が綺羅の湯の受付
そして左側にあり、大きい窓が陽光をさんさんと取り込んでいる
広いスペースがこちらのフードコーナーです。

まずは、スタイリッシュないすに腰をおろして
メニューを見ます、


定食が
 厚切り牛タン定食 1,100円
 ぬかさんま定食 680円
 鮭ハラス定食 680円
 宗八カレイ定食 750円
 焼きサバ定食 880円
 ホッケ定食 880円

丼ものが
 こだわりのたまごかけごはん
 オリジナルブレンド醤油使用。 450円
 炭火焼きとり丼 580円
 とりまかない丼
 隠し味にごま油を使ったオリジナル鶏丼です。豚は150円増しです。 600円
 オニマヨ丼
 刻んだ玉ネギ特製マヨソースのオリジナル鶏丼です。 600円
 マヨ唐揚丼 700円
 牛サイコロ丼
 オリジナルポン酢と大根おろしにてさっぱり味付けいたしました。 680円
 牛サガリ丼
 オリジナルポン酢と大根おろしにてさっぱり味付けいたしました。 780円
 黒豚バラ丼 880円

麺類が
 オリジナル醤油ラーメン
 野菜の甘味がやさしい…油の少ないラーメンです。 650円
 ザ・塩ラーメン
 生姜が隠し味のさっぱりラーメン。 650円
 味噌ラーメン 780円
 小ライス 100円

そして、カレーメニューが
 別カレー 680円
 プレーンカレー
  シンプルな玉ねぎだけのカレーです。
  ニセコ産ジャガイモと季節の揚げ野菜つき。 600円
 ~カレーのトッピング ~
  炭火焼きチキン 200円
  炭火焼き牛ハラミ 300円
  炭火焼き黒豚 380円


といった目移り必至なメニューです

が、ここに書いてあるくらいですがら、この日はカレーです。

初めての店は、シンプルなカレーをいただくことが多いのですが、
ここでは、「おすすめ」と書かれていて気になった
別カレーを注文します。

周囲ではスキーウエアーをきたままの人だったり
湯上りの人だったりが談笑しながら、ラーメンとか定食を食べています。

ここもニセコらしいです。

ということでまつことしばし、よばれたので
カウンターまで料理をとりにいって、
ここもどこかスキー場テイストであります、

でトレイの上に乗せられたカレーは、ここもニセコらしい
黒に近いこげ茶色のカレーが存分にライスとまぜあっていて
その中央に生卵がおとされているものです。

一緒に添えられてきたウスターソースもいいですね。
ウスターソースって時点で懐かしいですよ。

メニューには
 「ご飯に混ぜ込んだカレーに生卵をトッピング
 ウスターソースをかけて召し上がれ。」

と書かれていました。

予想を裏切りませんよ。


さらにそんなたっぷりのカレーの端には
しっかりと、ニセコのジャガイモの素揚げや
目にも鮮やかなにんじんが添えられています。

これはいいですね。



まずは、お行儀がよくは無いのですが、卵の黄身への
熱の通りを良くするために、黄身のまわりの白身をすすりましてから、

もう、この時点でいい香りにやられてしまいます。

まずはルーをたっぶりまとったライスを一口。

これは、最初はほんのりとした甘みがくるのですが、
すぐにスパイシーさがおいかけてきて、トータルで複雑でおいしいです。

まずは、甘みとうまみの原因は、きっとたっぷりとけこんでいるであろう
ニセコの野菜の数々でしょう。

この野菜ベースにしたうまみのうえに、
たんぱく質って感じのコクがのっかりまして、
このコクのパンチの強さは洋食のものですから
動物由来ならではのしっかりしたお味なのです。

このベースにささえられてのスパイス遣いですから、これはいいですよ。

そんなカレーをたっぶりと吸い込んだご飯。

カレーをたっぷりとまとっていても、ライスのウマさが良くわかりますし、
オイしいご飯だからこそ、このような食べ方であっても、
ご飯もカレーにまけずにしっかりと味わうことができるのでしょう。

そして、スプーンですくうと、さらに強く思うのですが、
この黒さって、ニセコでのヌプリさんとか、アワグラスさんとかの
黒いカレーとも少し違う。

なんというか、どこか、ブラウンソースに通じる色なのです。

ついてきたウスターソースにも通じますし、
見た目もそうならば香りにも、かぐわしくも香ばしい
ブラウンソースをも思わせる香りもほのかに漂います

あたたかいものにかかるソースの香りは、
ノスタルジックな郷愁をさそいますし、

久住昌之さんは、
「孤独のグルメ」のなかでは、井之頭五郎が万カツサンドを食べる話で
「食の軍師」の中では、本郷がとん三郎のロースカツ定食を食べる話で、
ソースは男を子供に戻すといった話を展開していました。
「ソースの味って男のコだよな 」って名言もあります。


にしても、久住さんが原作をつとめているマンガに出てくる「子供の味」って、
孤独のグルメ、食の軍師だけでなく
「花のズボラ飯」できなこ餅を立ち食いする時でも、ほめ言葉でしたね

唯一の例外が、「芸能グルメストーカー」の中で
矢田亜希子さんがいった、青山『ヌーベルシノワ葵』の
大正海老のゴママヨネーズを「子供味だぁ!!」と喝破したくらいでしょうか。

なんてことを最近はソースの香りがしたり、ソースがかかっていたりする料理を
食べるたびに思ってしまっています。


そして香り同様、ブラウンソースの独特のうまみも
支えているのは、タマネギ由来の甘みと旨みとか
トマト由来の軽い酸味とウマミなどをはじめとして
さまざまな野菜・肉からあふれ出てきたエキスの塊ですし、
そこに、香ばしさが加わるのですから、

もう、たまりませんね。


付け合せのじゃがいもやニンジンもニセコならではのホコホコのもので
ここもいいですよ。

そして、本日のクライマックスです。

卵の黄身を割っていただきます。


大阪なんばの自由軒で「名物カレー」を食べたのは、
花園にラグビーを見に行ったときか、
センイシティーであった、マリみてオンリーイベントに
行ったとき以来ですから、もはや7~8年以上も前の話です。

お店でこの手のカレーを食べるのは、本当にそれ以来。

で、本当はキサラギ食いをしたいのですが、ここは卵の黄身を
崩してカレーと絡めていただきたいので、

慎重にカレーまみれのご飯で土手を作って卵の黄身を崩します。

そして、周囲のご飯と少しずつまぜながらいただきますと

スパイシーなカレーが卵の穏やかでやさしげなコクによって
マイルドになって、これが、生卵とカレーの幸せな関係です。


うまいですねー。

と、いう感じで、うまいうまいいいながら完食をいたしました。


ああ、おいしかった。


次は、普通のカレーにいろいろトッピングをしながら
オイしくいただこう。と再来を決意して、
こののちバスの人となり、自宅へと戻ったのでした。



そういえば、なんば自由軒では、
このようなライスとカレーをよくまぜて卵ののったカレーは
「名物カレー」というので、あえてライスとカレーをまぜていない普通のカレーを
あえて「別カレー」と言っているような気がしたのですが、

なんで、こちらでは、このメニューが別カレーなのかな?

などとちょっと気になったりして、

ほかのお店で、このようなカレーを別カレーとして
出しているお店があるのかな






☆「ニセコ寿楽庵」
(虻田郡ニセコ町字中央通33 ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯)
◇営業時間◇11:00~15:00  16:30~22:00〔L.O. 21:30〕
◇定休日◇水曜 ◇駐車場◇有り ◇電話◇ 0136-44-1100





あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


かつてラジオ内にあったコーナー
「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」を
クリックしてくれれば、見ることができます。



かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
2012.02.18 ここで一発
プロ野球もキャンプインをして、三週間弱
オープン戦が始まりまして、わがカープは白星スタートであります。

これは、本日の時事通信の記事です。

引用します。


オープン戦始まる=プロ野球 時事通信 2月18日(土)16時29分配信

 プロ野球のオープン戦が18日始まり、サンマリンスタジアム宮崎で巨人―広島が行われた。快晴の下、1万7339人の観衆を集め、広島が8―3で勝った。巨人は移籍加入した村田が早速ソロ本塁打を放った。
 19日は巨人と和田新監督率いる阪神が那覇で対戦する。
 オープン戦は3月25日まで計108試合が組まれ、公式戦は同30日にセ、パ両リーグが同時開幕する。 




東野と中崎の投げあいと、この日の朝のスポーツ新聞で見て、
カープももう少し、いいPをとも思ったのですが、
なかなか中崎投手、いいピッチングでないですか。

しかも、打っては、松山選手とか岩本選手とか、今シーズンに活躍してほしいところが
成果を出しています。なかなかよいスタートです。




さて、オープン戦が始まると、いよいよ球春近し、という気がします。

キャンプインした時も、同じような感想を持ったのですが。

今年のキャンプインといえば、わがカープも、ファイターズも
それなりの注目を浴びたのですが、全部この人に持っていかれましたか。



横浜の中畑新監督です。


とくに、スポーツニュースで見たこのシーン。今年のキャンプの様子をとらえた
スポーツニュースのすべてのシーンのうちで、もっとも印象に残っています。


今年、ムードメーカーとして注目されている “サブちゃん”こと
2年目の福山選手がランニングの声出しでこんな一節を叫びました。

サブ「♪ もえる~ きよし お~とこなら~
   ここ~で い~っぱつ」
全員「き~よ~し~」
サブ「か~っとばせよ」
全員「お~」
サブ「か~っとばせよ」
全員「お~」
サブ「ら~いとすたんどへ~」
全員「かっとばせ~ き~よ~し~
 もえろ~!!」

なんでも、三浦投手をはじめとしたベテラン陣などが仕掛けたことだそうなのですが
中畑監督は大喜びで、アンコールを要求したようです。

なんだか微笑ましいなと思ったのと、やはり野球は大河ドラマで、
かつての記憶が現在に語り継がれていくメディアなのだなと再認識して、
久しぶりに野球の記事を見てほっこりとしたのです。

それにしても、ここまでベイスターズの記事が
新聞やテレビなどのメディアをにぎわせるなんて、
彼が監督に就任する前後には誰も予想をしなかったのではないと思います。
当然僕もそうでした。

この12球団でも屈指のマスコミでの取り上げられ方だけで、
この人事は成功だったのでは、などと今は思っています。

ま、このような監督と選手の距離感というかフレンドリーさが
けじめのなさにつながって、チームが不調のときに、
監督を「キー公」よばわりする選手が出てこないことも大切ですし、

当然肝心要なのは監督としての戦略眼ですから、ここには危惧が残るので
現時点で、とお断りをさせていただきます。


僕は、最初、中畑氏がベイスの監督になる、と聞いたときに、
彼自身が、ベイスとは縁もゆかりもないのと、
直前の工藤氏の監督就任のやり取りなどもあって、
どこがゴリ押しのにおいがしたので、批判的な見方をしておりました。

が、このような感じでキャンプがすすんでいくと、
その報道されるキャンプでの雰囲気といい、話題の多くといい、
マスコミにとらわれることが是か非かということに加えて
マスコミで報道されたことがすべて真実か否かということも
論議が必要なところですが、ある程度の効果はあったのかなと思います、

僕自身も、当初は、工藤氏ですらなく、白井一幸氏あたりが
無難な監督人事なのではないかと思っていたのです。

が、前監督の尾花氏の「アナライジングベースボール」という言葉に
期待をし、この人なら何かやってくれるかもしれないと思いながらも、
実は投手陣の整理すままならなかったということを考えると
実務的、理論的な人よりは、こんなイキオイがある人のほうが
チームの雰囲気を刷新するという点では有効なのかなと思いました。

中畑監督がインフルエンザで休んだときに高木豊氏が陣頭指揮をとった時の
言葉にできない違和感があったので、そんなタイプの監督も
アリなのかなと思ったのです。

中日みたいに監督にもファンサービスを強要して、
〔前監督は、ファンサービスというよりも、中京圏での財界に対する
リップサービスが少なかったということで、監督に相手にされないうえに、
野球監督ごときにバカにされたと感じた中京圏財界人に嫌われたせいで
おろされたらしいですが〕選手が対応に困るというのも
どうかなと思うのです。

〔〕の中の話について知らなかった時には、営業面は営業ががんばれよ
などとおもったものですが、
プライドの高い人って、面倒くさいですね。

でも、そんなことも唯々諾々と引きうる人もいますし、
そんな人格面と、野球力がよい形でバランスがとれているということで、
名監督といわれている人もいますので、
やはり監督という仕事は大変だなと改めて思いますし

それだから、やりがいのある仕事なのかなと思うのです。

なにせ、日本で12人にしかなることができない仕事なのですから。


ちなみに、中日の新監督高木守道氏のキャンプ中で残した言葉で
印象に残っているのが、紅白戦だか、練習試合だかで
多少おさえるピッチャーなど光る選手がいながらも
「ぜんぜんダメ、収穫なし!」と言ったセリフでして、

ダメはダメなりに、そこになにかの光明を見出そうとしている
中畑監督とは好一対だなと思ったのです。

どうでしょうね。


ちなみにベイスターズは、森本、江尻といった元Fs選手が活躍しているチームですが、
今年は、そこに、菊池、林、藤井選手が加わりました。

そんなところでも、ベイスには注目をしますよ。





かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした
先週、このブログで
「泉先生、「食の軍師」の新作が読みたいです。」
と書いたっけ、先日発売の週刊漫画ゴラクにのっていました。

やりました。

しかも、見事な負け戦です。

詳細はネタバレになるので書きませんが、
やはり、本郷には、負け戦が良く似合う。

大いに笑わせていただきました。

次の回も楽しみですよ。



さて、ここからが先週のカレーです。

☆「アジア金星堂」(旭川市東5条11丁目2-1)

というわけで、旭川の駅を降りて、旭川電気軌道の新富・神居線
新富2条2丁目行きのバスに乗りこみます。

このバス路線に乗るのも初めてでして、
イトーヨーカドーのすぐ横を通過するのですが、
思ったよりたくさんの人が乗り降りしたので、
生活路線として定着をしているのだなぁと思いながら、
終点にもほど近い、東6条8丁目のバス停で下車し、
そこから、10分も歩かずに到着したのが、

お気に入りのアジア金星堂でした。

先々月、出張で訪れたとき以来、二ヶ月ぶりのアジア金星堂です。

席は、いつもの「キュウキュウニョリツリョウの席」こと
窓際の2人がけの正方形のテーブルが二つ並んでいる席ではなく、
店舗の真ん中付近にある、席に腰を下ろします。
それは、透明のテーブルクロスの下にあるメニューには載っていない
店主の方のこだわりのカレエである金星堂カレエアワーを見るためなのですが。


ちなみにレギュラーメニューは以下の通りですが


微妙にリニューアルされておりました。

Zipang type
コクとうまみのジパングカレエ
(きざみ海苔、または天かすのトッピング 辛さの調節ができます0~×)
1 チキン ¥700
2 ハロハロ (チキン&ポーク) ¥750
3 GESO100 (イカゲソから揚げ) ¥750
4 ポーク ¥750


Sapporo type
一般的な「スープカレー」スタイル
(サラサラなスウプ、骨付きチキン、おおぶり野菜、ゆで卵)
5 サッポロスウプカレエ オコイ ③ ¥1000
(バジル風味のスタンダードタイプ)
6 サッポロGT ③ ¥1100
(上記サッポルスウプにイカゲソ唐揚がトッピングされます)
7 サッポロビーフハンバーグ ③ ¥1100

タイのカレー
ココナッツミルクを使用した「こくあま」タイプのスエプカレエ
(濃厚で甘みのあるスウプ、骨付きチキン、おおぶり野菜、ゆで卵、シーフードなど)
8 イエローカレエ ③ ¥1050
(甘くて辛いタイ風スウプカレエ 鮮やかな色彩も必見)
9 イエローGT ③ ¥1150
(上記イエローカレエにイカゲソの唐揚がトッピングされます)
10 グリーンカレエ ③ ¥1150
 (牛肉いりタイ風スウプカレエ ハーブ感が強い 半熟卵入り)
11 グリーンGT ③ ¥1200
(上記グリーンカレエにイカゲソの唐揚がトッピングされます)

インドネシアのカレー
12 スラバヤチキン ③ ¥1100
(仮想ジャワ風ココナツスウプカレエ エビ 揚げ卵入り)
13 スラバヤGT  ③ ¥1150
(上記スラバヤチキンのトッピングが一部イカゲソ唐揚になります)
14 スラバヤキーマ ③ ¥1000
(激辛の「こくあま」東南アジア風カレエ 目玉焼きつき ココナツミルクトマトベース)

インド・パキスタンのカレー
15 ムルギー  ¥1000
16 キーマオリジナル ③ ¥950
 (とりひき肉と豆のインド風カレエ 半熟卵つき ヨーグルトトマトベース)
17 チキンビンダルー ④ ¥1000
(あー辛い! あー旨い!「辛党」にぜひ!)
18 ビンダルーGT ④ ¥1000
 (上記チキンビンダルーにイカゲソの唐揚がトッピングされます)
19 ジャンムカラヒ ¥1000
20 黒キーマ  ③ ¥950
 (パキスタン風の汁気が少ないスパイシーカレエ 半熟卵つき)


トッピング
半熟卵、目玉焼き 各\50  天かすプラス \50 
チェダーチーズイン \50  つくね棒 \100
コロッケ 2ケ 150円〔1ケの場合は 100円〕

辛さ設定は、

0 当店でいちばん辛くないレベル
 ジパングカレエのみできます。こんでんすみるくトッピングです
1  家庭用カレーの「中辛」程度
2  家庭用カレーの「辛口」程度
3  家庭用カレーの「辛口」以上
4  劇的に辛くなる 調節する場合は¥100アップ
5  ④の二倍のスパイス 調節する場合は¥150アップ
X 当店で一番辛いレベル 調節する場合は¥250アップ


といった感じで、微妙にリニューアルされています。

一見さんにもやさしい感じにカテゴライズされていた
メニューに加えて、
「はじめてご来店の方用 ザ・ベスト」もリニューアルされていますが、
ここまでは、メモできませんでした。

また後日行った時に、紹介します。


さらに特筆すべきことは、
このようなことがかかれたおしらせが
メニューのところにおいてありました。

おしらせ

ココナッツミルク、ターメリック、ガーリック
および一部のシーフード等の価格高騰、品薄
(おもに現地の栽培調整による価格操作、
投機的買占めによる)状態の継続にともない、
東南アジア系のカレーは今次メニューより
価格を改定させていたたせいております。



なるほど。

先日はうなぎ不足からの価格高騰により、「まるます家」での値上げに遭遇しましたが、
どちらもたいへんです。



それと、テーブルの上の金星堂カレエアワーには
「西インドカレー スープ仕立て
ポークビンダルースゥプ Level3 ¥1100 インド系

インド系カレーでは珍しいポークを使ったメニューです。
レギュラーの「チキンビンダルゥ」に似て酸味のうる味です
手羽肉入り」


なるほど


さて、
これまで私がこちらで食べたローテーションは


「ムルギー」←「トムヤムSR」←「ビンダルーGT」←「ムルギ-」←「キーマ・オリジナル」
←「コロンボフィッシュカレー」←「インド2カレエ」←「ムルギーナワンバルー」
←「ハラペーニョSK!」←「キーマオリジナル」←「ビンダルウベーコン」
←「サッポスウプ」←「ムルギー」←「揚げギョーザカレエV50」
←「タンドリィレッドスゥプ」←「サッポロベーコン」←「黒キーマ」
←「揚げギョーザカレエV50」←「ビンダルーベーコン」←「キーマ・オリジナル」
←「ビンダルウカタナ」←「サッポロスウプ」←「グリーンカレエグライダー」
←「ぎゅうスジイエロー」←「サッポロスウプ」←「ヤキブタイエロー」
←「チキンサブジ」←「ローツェ・チキン」←「キーマオリジナル」←「ムルギー」
←「サッポロスウプ」←「給食のカレー&タコライス」←「サッポロスウプ」
←「ジパングカレーのハロハロ」


でした。

ということで、初めてのメニューであるポークビンダルゥをオーダー。


この日は、店内BGMではオペラが流れておりました。
そんなBGMと、店内にある、僕の部屋なあっても不自然ではないような書架から、
唐沢商会の「ZOROZORO」を取り出して、久しぶりに読みながら待つことしばし。


毎回毎回このブログで書いていますが、
いつもどおりの、アジア金星堂でしか嗅ぐことが出来ない
蠱惑的な僕を魅了してやまない香りが流れて登場しました。

まずは、この香りが最高の準備段階というか、自分の気持ちを
盛り上げてくれる装置になります。

登場したカレーは、アジア金星堂で僕がオーダーするカレーとしては
オーソドックスな、お皿に円錐台形に盛られたライスと
ボウル状の器に入った、鮮やかな褐色のルーっぽいカレーです。

料理に手をかざして仰いでにおいをかいだり、皿を鼻のそばに持ってきて
香りを確認しなくても、存分にただよう良い香りです。

ってことで、まずはルーを一口

スプーンをいれるとサッポロスウプなどよりトロミが強い感じです。

サッポロスウプも、表面が赤味がかったオレンジ色半透明の
層が浮き上がってきて、なおかつとろとろなので
軽く和風の「あん」のような趣ですが、

こちらは、それに比べたらルーカレーよりです。

スープにスプーンを入れると、中から中から、赤味がかった
半透明のオレンジ色した油やうまみの塊のようなつゆが、
上澄みみたいににじみ出てきますが、こちらも少々控えめな印象。

ということで、そんな懐かしい感じを味わいながら一口。

スプーンを持ち上げるだけでさらにただようスパイスの香りに
口に運ぶ時、同時に鼻にもだんだん近くなっていって漂う至福。

そして、口に入れますが、

まずは、

うん、うまい。

これがアジア金星堂のカレーだ。
ということを感じます。

しっかりとした野菜や肉から出たコクにうま味、
ガーリックなどのパンチ、そして、トマトやヨーグルト由来でしょう
さわやかな酸味です。

最初からウマ味とコクがガツンとパンチをきかせ、
口の中に広がってくるのですが、わずかな時間差で
スパイスの刺激が、これまたガツンとしたパンチで
訪れるこの味の変化と、旨みや刺激の重層構造

複雑なスパイス遣いのカレーが幾重にもハーモニーを奏でます。

うまみとコクが、複雑で独特なスパイス遣いを支えているのです。

あいかわらず僕のツボです、アジア金星堂

また、トロトロな感じは一瞬優しく感じますが、

後から、当然スパイスがしっかり攻撃的に強烈に主張をしてきます。

でも、そんな蟲惑的な香りから、スパイスの刺激から
じわじわっと上がってくる辛さから

それらがトンガっていながらも
どこかホッと出来るところに収斂をしているという。

トータルすると、アジア金星堂のカレーだなあ

こんなバリエーションがありながらも

結局全部がオンリーワンなカレーはやはりこちらならでは。
唯一無比のカレーなのです。

スパイスを決して突出させないのが深いコクと、旨みですし
トマト由来でしょうか、カレーをピリッとしまったものにする、
酸味も見逃せない要素です。

そもそもビンダルーって、かつてポルトガルの植民地であり
黄金のゴアとの異名をとる南インドのゴアなどで食べられたカレー(風煮込みも含む)で、
生姜・酢など由来の酸味が特徴ですからね。

でも、あんまり酢の感じはしないんですよね、
やはり、トマトか生姜かの酢よりもサワヤカなな酸味です。

そんな感じでウマイウマイ言って食べ進めていくと、
最初はじわっと汗がにじんできて、しだいに首の後ろまで大汗をかきます。

具の豚肉は、上質の角煮のようにとろとろに煮込まれていて
歯ですこし圧をかけるだけで、口の中でほろりと崩れます
しかも、そんなおくまでカレーがしみこんでいるので
肉のうまみとカレーのうまみが一体となって、口の中に幸せを運んでくれます。

さらに、ポークカレーでありながら、手羽もはいっています。
なんて贅沢なんでしょう。手羽は口の中でホロホロとなるやわらかさとともに
肉の中から自然にあふれてくる肉滴の旨みが
特濃のカレーをさらにオイしくしてくれます。
しかも、骨の周りの肉までうまいので、しゃぶってしまいます。


其の他のレギュラー陣も手堅いです。

水菜のシャキシャキなところとか、
コーンのぷつぷつを食べるとアマい汁がジュンと出てくるところとか、
もやしのシャリショリした食感とか、
アマヤワラカイニンジンのお味であるとか、
他店などで普段は、色合いか添え物程度にしか使われていない
ピーマンやパプリカまでもアオい食感ながらオイしくいただけますし、
ナスの中から染み出てくるナス汁のウマさに加え、
軽く油通しされた皮のクリスピー感の食感と
中のほにょっとした食感のハーモニーが、
それがグンバツスープとからむことで、ビックリすることになりますよ。
あと、こちらには、ひさびさのジャガイモにたまねぎと、たけのこも入っていまして、
ジャガイモもたまねぎもやさしい甘みがカレーの刺激のなかで、
しっかりと機能していますし、ほっこりとしたジャガイモに
コリコリとしたたけのこの食感もいいです。

夢中になってカッくらっていくうちに
アジア金星堂ならではの円錐台形に盛られていたライスと
そこにのっかっているアチャールもどんどん減っていきます。

ってことで、ライスとスープそれぞれ残り1/4のところになって、
「レッツゴー・フィーバータイム」〔CV能登麻美子〕

いつものように、残ったスープにライスを投入し、
半熟の卵の黄身をといて、カレーの器にこびりついている
カレーや沈殿したスパイスを最後の最後まで味わいつくします。


で、水をくいっと飲んでごちそうさまでした。

ホカホカの体に軽く舞う雪交じりの風が気持ちいいなとか
投機目的で食料の価格をあげる悪徳業者に負けずに頑張れ
などと思いながら、再びバス停を目指したのでした。



☆「アジア金星堂」(北海道旭川市東5条11丁目2-1)
◇営業時間◇11:00~14:00、17:00~21:00(売り切れ次第閉店)
◇定休日◇火曜日、第1第3水曜日 ◇駐車場◇有り
◇電話◇ 0166-25-1503






☆たんぽぽ (虻田郡倶知安町字高砂101-9)

この日も雪が舞っていました。
連日の雪、雪、雪による心のサムサを解消するには、
やはりカレーしかないでしょう。

その時、視界が少々不自由になるくらい
軽くふぶいているなか、ぼおっと浮かんだ明かりに、
誘蛾灯のさそわれる蚊のごとく引き寄せられたのが、
倶知安の市街をニセコに向かってしばらく走ると
左側に見えてくる「たんぽぽ」でした。

雪舞う風にはたはたとはためくのぼりには
「オムライス」「石焼ビビンバ」などとともに
「カレーライス」の文字もあります。

洒落た木造の民家風の建物に凝った字体で書かれたというか
木でつくられた「たんぽぽ」の文字。

いい雰囲気を醸し出すドアを開けて中に入ると。
中央にどんと置かれた机の上には、ところせましと雑貨が置かれています。
しかも全部、手作り風です。

帽子とか小物入れとか小銭入れなど、和布をあしらったセンス良いものです。

外見からして、食堂というよりは喫茶店風でしたが
中に入るとそんな気持ちがいよいよ強くなります。

こちらは、お腹がぺこちゃんの時に、
それこそ、オムライスとか、みぞれカツ定食とかを食べて
大満足になるのですが、まずは、この雰囲気がいいですね。

4人掛けの立派な木のテーブルの前に腰をおろして、メニューを拝見。

ミニアルバムのようなメニューもお店の方の手によるものでしょうか、
踊るような筆文字がインパクトあります。

こちらのオススメは、「石焼ビビンバ」と「オムライス」。

他にもバリエーションに富んだ定食やどんぶりメニュー
ラーメン、チャーハン、ドリアグラタンなど

和・洋・中・韓・印 なんでも来いという感じですね。


でもってカレー関連のメニューですが

カツオムレツカレー 880円
オムレツカレー  700円
ハンバーグオムレツカレー 780円
カレードリア 700円
ラーメンとカレー丼 880円

といったところでしたが、


カレー関連でいうと、前々回おじゃましたときは、カツオムレツカレーを
その間にオムライスと、みぞれカツ定食をはさんで、
前回オーダーしたのは、
きまぐれメニューココナッツミルクたっぷりタイ風 イエローカレーでしたので、

ちがうメニューということで、この日はハンバーグオムレツカレーをオーダー

ハンバーグとオムレツのカレーというと、
富良野の「朝日のあたる家」のスペシャルカレーを思い出します。

アップテンポのJポップに耳を傾けながら待っていますと、
時折厨房から流れてくる調理音が食欲をそそります。

しばし待ったところで登場

これはこれは

四角い塗っぽい黒のお盆に乗っかった横に細長いおさらには
鮮やかな黄色いオムライス、濃厚そうな味のハンバーグ
そしてオレンジがかったルーカレーがのっかっています。

さらに、別の丸い小皿には、
丸くかたどられたポテトサラダがおしゃれなサラダがのり、
カップにはいったゴマの散らされたスープ。

いいぞいいぞ。

最近、水曜深夜のお楽しみが、ドラマ「孤独のグルメ」である私は
目の前にこうやって盆を出されると

「おぉ、いいじゃないか」
と松重豊さんの口調で(周囲に聞こえないように)言ってしまいます。

まさにそんな感じ。
それぞれ、料理のところに、説明文が出てきても
おかしくないレベルですよ。

しかも、このとき僕もスーツネクタイ姿でしたし。


気分も盛り上がってきたところで

まずはカレーを一口

「うまい」(松重調)

ぱくっと口に入れるだけで
すぐにわかる穏やでほっと出来る加減がいいです。

このようなところでいただくルーカレーというと、
どちらかというと濃い褐色をしたスパイシーで
コゲが味になった感じのカレーが多いのですが、

オレンジがかって見える色はだてではない、
トマト由来でしょうか、ほのかな酸味と
がっつりでてきている濃いうま味と
カレー自体のスパイシーさにコクとウマ味のバランス。
これらのものが絶妙です。

そのルーの中のトマト分の多さは、どこか、デミグラスソースとかにも
通じるような気がして、ハンバーグにもあいそうです。

とはいうものの、そんなにエバった感じではない

あくまでも穏やかでホッとできるルーの味なのです。

でもって続いてハンバーグをいただきます。

ぱくっ。

「うまい、どこか懐かしい味だ」(松重調)

表面が少し固めに焼かれているものの
なかはふわふわで、肉滴がじわっとでてますし、
肉の香りと香辛料の香りもいいバランス。
案の定、トマト分が多く、デミグラスソースよりのカレールーにはよくあいます、

しかも、これだけでもう「おごっつぉー」なのに、
さらにふわふわとろとろの半熟玉子をまとった
オムライスがあるわけですからね。

オムライスにスプーンをさすと、トロっと黄身が流れるところもいいです
ライスも、しっかりとオイしくて
卵の濃厚なお味をしっかりと受け止めています。

だから、カレーよし、ハンバーグよし、オムよし、ライスよし
ってな感じで、これらが相乗効果で
ウマいワンプレートを作り上げているのです。

だから、いっぺんにいただくと。

「うまい、富良野を思い出すな」

という感じです。

朝日のあたる家のスペシャルカレーは、
ほんのりと甘い味がついている上に、硬めに焼かれた卵と、
こげ茶色の、いかにも喫茶店なカレールーとハンバーグの組み合わせで
少々趣は異なりますが、
おいしい、ハンバーグののったオムカレーといったジャンルでは共通です。

ゴマが効いているスープもいいですよ。

ウマいうまいいいながら、サラダや付け合わせも含めて
一気呵成に食べまして、

ごちそうさまでした。

満腹をかかえて、こちらをあとにしたときには、

今まで軽くふぶいていた外の天気がうそのように
星や月が見えていました。

そんな日もあります。







☆「たんぽぽ」(虻田郡倶知安町字高砂101-9)
◇営業時間◇11:00~20:00(売り切れ次第閉店)
◇定休日◇不定休 ◇駐車場◇有り
◇電話◇ 0136-22-4395




あなたのオススメはどこのカレーですか?

あなたのカレーに対するこだわりはなんですか?

よろしければ、コメント欄などで教えてください。


かつてラジオ内にあったコーナー
「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
左の欄のカテゴリー「印度化計画」を
クリックしてくれれば、見ることができます。



かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
2012.02.11 冬祭り終了!!
などとタイトルを書くと、何ねぼけたことを言っておるのか、
もう2ヶ月近い前のことではないですか。とツッこまれそうですが、

このブログを読まれている方ならばご存知のとおり、
夏祭りの申し込みが、無事終了いたしました。

冬祭りの申し込みまでが夏祭りならば
夏祭りの申し込みまでが冬祭りです。

いつもながらの、何度も同じ事を書く
申込用紙や短冊封筒との格闘を終わらせた後、

コンビニへ行って申し込み用紙の控えのコピーなどをすませて、
かつ、封筒の中とかに、入れ忘れはないかなど丹念に確認してから、

地元の郵便局で局員さんら封筒を手渡しした後に、

周囲を少々気にしながらも、郵便局に向かって、
2拝2拍手1拝をして、

[なんとなく、そういう気分だったのです。
というか、なんとなく、お祭り自体が巨大な信仰心で出来上がっているような気もしますし、
年に二回、五十万近くの人が集うというのも巡礼めいていませんか?]

郵便局をあとにしたのであります。


畏友GMクンも、畏友p氏も申し込みを終わらせた模様。

結果が出るのは4か月後です。

はたしてどうなることやら。

にしても、8月の冬祭り申し込みと、2月の夏祭り申し込みと
きっちり半年起きにルーティンのように同じ作業がまわってくるので

季節がめぐっていることを再認識します。



話は変わって

自分が住んでいるところは再び積雪が2mを越えました。
今期に入っての通産の積雪量も8m越えです。

ということで、雪がしんしんと連日降っております。

ただ、相変わらず毎朝のようにしっかりと除雪が入るということと、
地元の人の除雪に対する意識が以上に高いので、

交通機関は大丈夫です。スゴいですね。

最初、自分が住んでいる集合住宅の共有スペースの除雪代が
1冬で4万円弱かかる。と聞いて、最初はビックリしたのですが、
納得です。というか、これだけ丁寧に毎朝のように大量の除雪をしてくれて
3万円代だから、むしろやすいくらいです。

なんたって、雪が降った翌日は朝3時から除雪作業に入っていますから。


そんなか、仕事(本職)の関係で、何かと蓄積してしまっているワタクシであります。

生活面でもややあって、なかなか発散できませんで、そんなときにはドライブにも出て
ぱあっと温泉にでも行ってくればよいのでしょうが、まだ、車が帰ってきません。
これも蓄積してしまうことの原因のひとつでもあります。マッタクモー

行動が制限されているということで、温泉も一ヶ月以上行っていない状況です。



そんな時は、意味もなく、JRにでも乗って、ぶわぁっとどこかへ行く。です。

ということでJRの人になりました。



このところ、JRの人となるときにお世話になっているのが、一日散歩きっぷ(道央圏用)です。

これは、長万部から、函館、室蘭両本線の下り区間から
新得・滝川・美瑛といったあたりまでのフリーエリア内の
普通列車・快速列車の自由席に1日間自由に乗り降りできるという
すぐれものにして、価格も2200円とお手軽なので、

この間のライブの帰りの時とか、帰省やお祭りのときなど、
新千歳空港から地元まででも使っています。

ただ、前述のとおり、長万部から滝川までがフリーエリアであるにもかかわらず、
長万部はおろか、倶知安、苫小牧、滝川、美瑛では購入できず。
小樽~岩見沢と、白石~新千歳空港間でしか購入できないという、アレ?な設定。
しかも、前売りはせずに、買った当日しか使えないのです。

この残念な設定がなければ、言うこと無しなのですが。

文句を言ってもしょうがないので、仕事を終えた後、
まずは雪あかりの路を見るために小樽へ向かい、たくさんの中国人観光客に囲まれながら、
幻想的な光景に思いをはせて、そのまま小樽に止宿。

翌朝は小樽駅で一日散歩きっぷを購入し、旭川行きの各駅停車に乗り込みます。

乗ったのは、北の赤い電車こと711系です。
なつかしいですね、これに乗るの、すごい久しぶりです。

豪雪に覆われている南空知の車窓を見ながら、ビールを飲み飲み、
つまみをツビツビしながら、途中でうつらうつらしたりする。

正しい旅をしている感じです。

岩見沢では、少し長い停車時間だったので、ビールの追加を買いに行くために
外にでましたが、思えば、岩見沢駅が新しい駅舎になって中をじっくり見るのは、はじめてです。

レンガの壁とか、鉄道のレールとか、鉄道で栄えた町である
岩見沢を象徴するものが使われている駅舎の温かみに、
これが、グッドデザイン賞の駅舎の貫禄ですか。と感動しながら買い物を済まします。

このときも、名物の復古釜飯が僕をさそっていましたが、ぐっとこらえて
ビールのみ買って車内へ。

フリー区間が終わる滝川で降りて、滝川~旭川間のSきっぷを購入し
今度はスーパーカムイの人になります。

スーパーカムイも2年ぶりぐらいに乗ることになります
独特の新しさを感じる香りもなつかしければ、
各駅列車から乗り換えたせいもあるでしょうが
ぶっ飛ばす感じで車窓の景色がみるみる間に後ろに飛んでいくところも
面白いですし、これも鉄道旅です。

思えば、滝川~旭川間をJRで移動するのは10年ぶりです。
富良野のときに札幌に鉄道で行くとなると、滝川乗換えでしたから。

だから、この区間自体の車窓も久しぶりでしたし、懐かしかったのですが、
今回の目玉はなんといっても、新しくなった旭川駅です。

高架の区間に入り、新しく見晴らしがいい駅に入る直前の景色とか
新しい橋が工事されている様子を見ながら、
スーパーカムイはホームに入ります。

降りると、ガラスを多様して、外の景色がよく見えてホームでも明るいのと、
天井には銀色に輝く大屋根と、屋根自体を補強する武骨なイメージの
銀色で丸い柱の数々が無機質にうつりますが、
屋根を支える、枝分かれをする樹木のようにプラットホームから伸び上がる
20本の鋼管柱の「四叉柱」がどこか温かみがあって、
天井とのコントラストとともにいい感じです。

世界の車窓からとか、BS鉄道紀行などで見る、
ヨーロッパの鉄道駅のホームのような印象を受けました。

またホームから改札までのエスカレーターの横壁面をはじめとして
随所に木がふんだんに使われていまして、木の町旭川らしいデザインです。

岩見沢のレンガもそうですが、このようなものをデザインに組み込むことで、
四角い駅舎にまるみを与えています。

まだ、駅前の整備など、これからの部分もありますし、
駅全体は大き目の空間ががらんとした感じですが、
これから発展しそうな気がただよっています。

たっぷりとJRを堪能したあと、そのまま駅前のバス停から
バスの人になりました。

どこへ向かったかというと、






明日のブログに続きます。









かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
今朝日刊スポーツを読んでいたら、
Kalafinaのライブツアー「After Eden」最終公演
渋谷公会堂の記事が載っていました。

ライブで発表されたのが、4月放送開始『Fate/Zero』2ndシーズンのOPが
Kalafinaの『to the beginning』に決定し、CDは4/18発売。とのことです。

しかも、ライブで曲も披露され、評判がよかったようです。

インターネットの某匿名掲示板で新曲のタイトルを見たときから、
Fate/Zeroっぽい曲なので、もしやと思いましたが、やはりそうでした。

4月の楽しみが増えました。


さて、先週のカレーです。

☆「蕎麦屋 藪半」(小樽市稲穂2丁目19番地14号 静屋通り)

先日職場の同僚と、「なかやま」さんで飲みました。
お日様のあるうちにする蕎麦屋酒っていいですね。

甘い出汁の味がする穏やかに暖かい卵焼き
たっぷりの冷たい大根おろしもいいですよ。

そして、店内にずっと漂っているゴマ油の香りが食欲をそそる
天ぷらの盛り合わせでいただくお酒です。

ビールから、日本酒への自然な流れとともに
もう、締めのざるそばまでこみで幸せです。

あーよかった。

ただ、こちらは、単品のつまみになるようなメニューが
すくないんだよなー、そこが残念といえば残念。



でも、そんなつまみ系メニューも大変充実しているお店が小樽にあります。

それが、小樽の蕎麦屋きっての老舗である「藪半」さんです。

小樽駅から徒歩5分足らず、国道五号線と平行に走る仲通が静屋通りです。
こちらは、歴史上の人物が活躍をした痕跡があったり、
歴史的な風格のあるお店があるのですが、その筆頭がこちらのお店です。

小粋な柳の木を見ながら、石畳を踏んで、雰囲気あるのれんをくぐります。
味わいのある戸をあけると、中も蔵のようなつくりと太い梁や柱、
それと白壁がいいバランスの店内です。

4人がけのテーブル席に腰を下ろしてメニューを見ます。
手触りのいい和紙の表紙と和綴じの冊子のようなメニューは味があります。

冷たいおそばは、
せいろ、かきあげせいろ、合鴨せいろ、天ざるせいろ、野菜天ざるせいろ、
大盛りせいろ、ざるせいろ、大盛りざるせいろ、割りこそば
辛みおろしせいろ、おろしせいろ、なめこおろしせいろ、とろろせいろ、

暖かいおそばが
あいがもなんばん、にしん群来そば、牡蠣そば、うにとじそば、
えぞそば 天ぷら蕎麦 上天ぷら蕎麦、天とじ蕎麦、
野菜天ぷら蕎麦、揚げ力蕎麦、やまかけ蕎麦、かしわ蕎麦
親子蕎麦、鳥なめこ蕎麦、あつなめこ蕎麦、五目蕎麦、月見蕎麦
とじ蕎麦、かきそば、あられそば

うどんが
かけうどん、かまあげうどん、鍋焼きうどん、うどんすき

御飯ものが
たま丼、親子丼、カツ丼、天丼、

酒の肴が
板わさ、焼のり、そば味噌、厚焼き玉子、そばもやし、子持ち昆布
そば巣ごもり、天ぬき、かしわぬき、カツ抜き、焼ねぎ、合い焼き
烏賊しお辛 鰊切り込み、塩雲丹、わさびいも、柱わさび、合鴨たたき
鳥わさ、刺身ものあわせ、かき揚げ、天麩羅盛り合わせ 野菜天盛り合わせ
海老天、白魚天、いか天、たこ天、たちかま、冷奴、にしん漬、
茄子のあげびたし、雪見豆腐、鰊の棒煮、

もう、これを見るだけで、蕎麦屋酒したいです。
蕎麦屋酒で長居は野暮ですが、長居したいです。

で、このブログに出てくるくらいですから、今回はカレーメニュー。

カレーメニューはこの三品

 カレーせいろ:地物粉麺 ¥1,050円 並粉麺 ¥900円
 カレーそば 地物粉麺 ¥1.000円 並粉麺 ¥850円
 カレー丼 別名《病みつき丼》¥850円
 

カレーせいろつて、そんなに目にすることのないメニューです。

しかも、ここでカレー関連のメニューはまだ食べたこともない。
さらに、ぶらんとマガジン誌の「Ho」でも取り上げられていた
ということもあるので、ここはカレーせいろを地物粉麺でいただきましょう。

注文をすませて、控えめのBGMに耳を傾けながら、
和装の本のようなメニューの後ろに書かれている
お店の方が書かれたエッセイなどを読みながら待つことしばし、

最初から店内に漂っていたしょうゆやごま油の香りにまじって
少しですがスパイシーな香りがしてきますよ。

という感じで期待でワクワクしていると


登場

ざるの上に乗っかったピカピカのお蕎麦がまぶしいですし、

淡い緑色の片口のような厚手の陶の容器に入った
濃茶色した、見るからにスパイシーながらも、ザ・ニッポンのカレーです。

たっぷりとはいっているたっぷりのお肉とかも
イカニモでおいしそうですよ。

いいねいいね。

まずはピカピカの蕎麦に何もつけずに

ずずっといくと、

さすがの地物粉麺、こちらの蕎麦ならではの香り高さと
麺そのものの素朴なアマさがいいですね。
この繊細な味わいと、ほのかに漂う香りに甘み
よくぞ日本人に生まれけり。です。

このお蕎麦を見るからに濃い感じのカレーにつけるとどうなるんだろう。


まずは下三分の一くらいをカレーにひたして

ずずずすっ

これはスゴいです。

カレーのベースになっているであろうこちらのお蕎麦で邂逅できる
かえしの濃いながらもしっかりと出汁の味が利いているそばつゆと、
カレーのスパイシーさが良いケミストリーをおこしていて、

これぞカレーうどんの汁

コク、ウマみ、スパイシーさのバランスが絶妙でありながら
エバった感じでもキドった感じでもない
やさしく自然に受け入れることができる味なのです。

そもそもこちらは、ほかのカレーメニューである
カレー丼を「病みつき丼」カレー蕎麦を「病みつき蕎麦」などと表現しているくらい
カレーのルーにも自信があるお店です。

炒められた大ぶりの豚のバラ肉と、
これまたいためられて煮込まれてくったりとしている玉葱が
目に付くところですが、
これらの具材をはじめとしたさまざまなエキスとともに
カレー粉の魅惑的な香りに味わいと、ほのかにただをう海の香りに
蕎麦の汁の組み合わせが絶妙なのです。
軽くとろっとあんのようなとろ味がついているのもいいです。

メニューを見ると、夏メニューのようなことが書かれていますが、
この時期でも、オイしくしただけます。

そんな刺激的なカレーとそばの甘みの出会いですから、
この段階でノックアウトです。

最初に冷たさと甘さが、そして、すすってくるうちに
しっかりとしたコクに裏づけされたスパイシーさが
グラデーションをつけるように訪れてくるのです。

これはいいですね。

カレーそばならば、すでにカレーの中にそばが埋まっているので
味は均一になりがちで、これはこれでいいのですが、

冷たいそばの味と、しっかりとカレーをつけた暖かいそばの味とを
つけるカレーの量を調整しながら、さまざまな味をお好みで楽しむことができる
これがカレーせいろの魅力です。
これは、前述の「なかやま」さんで発見したのですが、再認識しました。

これはウマい。

口の中が、カレーで満たされるとふたたび口に運んだそばが、
さっぱりさせてくれて、
また濃いカレーを受け入れる準備ができては濃さで満たされてという
この無限口福の繰り返しを楽しむことができていいです。

途中で汁には七味を増量で味に変化をつけて
一気にずずずずっとすするのも、また刺激的です。

さらに食べ進んでいくと、カレーの中にホタテを発見しました。

海の香りの正体のひとつはこれですか。
小さめにきられていましたが、しっかりとした歯ごたえで、
その香りに味わいとともに。存在感があります。
これはたまらんです。

という感じで、おいしいので、最後まで飲みつくしてしまった
汁の椀に濃厚な蕎麦湯を入れて

このそば湯もとろっとオイしいですよ。

おいしくも楽しい体験を振り返りながら締めくくったのでした。


ちなみに、僕がカレーせいろに興味を持ったのは、
おとなの週末 2010年8月号の中の、
ラズウェル細木さんのグルメマンガ 口福三昧〈第4回〉で
「上野藪そば」の「カレーせいろう」が取り上げられていて、それがオイしそうで
気にはなっていたものの、道内のお蕎麦屋さんではなかなかあうことができなかった
ということで気になっていたのでした。


次に行くときは、カレー蕎麦か、カレー丼をいただくか

いや、やはり、この豊富な酒肴で、少々野暮ながらも
長っちりをしながらも、お酒をたのしみますか。





☆「蕎麦屋 藪半」(小樽市稲穂2丁目19番地14号 静屋通り)
◇営業時間◇11:00~20:30(L.O.)
◇定休日◇火曜日 ◇駐車場◇有り
◇電話◇ 0134-33-1212







☆「キッチン南海 神保町店」
(東京都千代田区神田神保町1-5 )

Kalafinaのライブを控えて、テンションの高い私と、同行した畏友p氏の二人、
テンションが高いまま空港から真っ先にむかったのが、
神保町の「キッチン南海」さんでした。

こちらは日祝定休なのに加えて、盆暮れ正月はお休みという
難易度がタカいお店なのです。

最近、私は、盆暮れに、お祭り絡みで上京することがほとんどで、
その都度、神保町へ来ては、キッチン南海のお休みを確認して、
残念な思いをしていたのです。

学生時代、あれほどお世話になったのに。

ただ、今回は、盆でも暮れでも、日曜祝日でもありません。
ということで、神保町の駅から階段を上がり外へ。
路地にはいって歩みを進めると、さぼうるのあたりから、軽く漂ってくる
中毒性のある濃いカレーの香りです。

細い路地からすずらん通りに出ると、やはりお昼時
列ができています。が、今日はこのカレーを食べに来た。

ということで、オトナシク列にならびます。
待つことしばしで、熱気溢れる、さして広くない店内に通されます。
当然、お客さんがびっちりツマっています。

僕らテーブル席に案内されますが、前には頭にタオルを巻いた
作業着の二人が、フライの盛り合わせにパクついています。

で、メニューを吟味します。

こちら、カレーのメニューは
カレーライス…500円
クリームコロッケカレー…650円
カツカレー…700円

これに加えて、定食メニューの

ロースカツライス(1時から)…750円 
イカフライ しょうが焼きライス…700円
チキンカツ しょうが焼きライス…700円
クリームコロッケ しょうが焼きライス…700円
ひらめフライ しょうが焼きライス…750円
エビフライ しょうが焼きライス…800円
エビフライ クリームコロッケライス…800円

カレートッピングは、生玉子50円
キャベツ50円 チーズ 100円

1時からのプラスメニューが
しょうが焼 250円 チキンカツ250円 イカフライ250円
クリームコロッケ 250円 エビフライ350円

と、目移りしそう。

まあ今回は、2年ぶりの来店ということもあり、
僕はカツカレーを、p氏はカツカレーの大盛りをオーダ

周囲を観察すると、土曜日ということもあって、
前回は、僕以外のお客さんが全員がネクタイをしていてびっくりして
そんなドレスコードがあるのかってかんぐったのですが、

前述の通り、作業服の方から、お仕事の一線からみを引いた感じの
おとうさんと奥さんといった老夫婦など、
バリエーションのある客層ということで、
あたかもどちらかの社員食堂のような感じにはなっていませんでした。

が、皆さん背中を丸めて一心に食事をされているのは同様ですが。

なんとなく全体的にカロリーっぽい人が多いのも気のせいでしょうかね。

しかも、向かいの作業服の方が注文されたフライも、
めちゃくちゃウマそうだぞ。

カウンターごしに見える厨房の中は、
戦場のようにお店の方がくるくると忙しそうに働いております。

そんな感じで周辺を気にしたり、p氏と会話したりで、
待つことしばしで登場

皿に狭しと盛られたライスにライスを覆う堂々としたカツ
そしてたっぷりとかかった黒っぽいカレールーと
これまた金沢カレーのように大胆に盛られたキャベツ。

この迫力。タマリマセブン。

と、いうことでまずはばくっと

このあじですよ。

学生時代に、古本などを目当てにうろうろしていて
お腹すいて、かつガッツリ食べたい時に
寄った思い出までよみがえってきたりして
そんな記憶の扉を開くカレーでもあるのです。

これは、ウマいと、いうかスゴい。

ぐわっと来る強烈な先制パンチ
しっかりとしたコクやら、ウマ味がパンチの正体ですが。

そんな、スゴくて、ウマい、カレーですが、
緊張感を強いるような味ではなくて、
懐かしく、ホットする味でもあるのです。

ルーの黒さの正体でもあると思われる
じっくり炒められた玉ねぎなどの野菜が
ウマさを濃縮したような味が土台になって、
カレーを支えているのですが、

食べ進めていく内に、汗が噴いてくる、スパイシーな刺激も心地よいです。

しかも、この濃いルーにぴったり来るのが
アヂアヂでサクサクのトンカツです。

揚げたてのとんかつには、たっぷりのカレーがかかってますが、
少々固めのコロモがサクサクして噛み心地も心地よければ、
中からじわっと染み出てくる、
カツ食べるウマさとウレしさを堪能出来る脂も
カレーの濃さにまけておりません。

口の中がこってりとした時に力を発揮するのが、
たっぷりの千切りキャベツです。

軽くレモン汁をふったキャベツが
濃い口中にさわやかさもたらしてくれて、
再び闘えそうってかんじになるのです。

そんな感じで食べ進めていると、

カレーを待っている時に、ぼおっと見ていた
皆さん背中を丸めて一心に食事をされている様子が、
ナットク出来るのです。

思わず夢中になってしまいますし、
ウマくて嬉しくて、顔がニマニマしてしまいながらも、
このウレしさを口いっぱいにほおばりたいし、味わいたいのです。

ちなみにこちらは、カウンターとかテーブルの上に
醤油・ソース・マヨネーズ・ごま塩
レモン汁・辛子・ドレッシング(二種類)
福神漬け・キュウリ漬けなどが
ずらっとならんでいるのです。

テーブルには、この装備がフルであるわけではないですが、
福神漬けとレモン汁にお世話になります。

こんなのもナツカシーかんじです。

そういえば、敬愛する定食研究家の今柊二さんの著作のなかで、
こちらの店では、お客さんの食器がたてる
カチャカチャという音が耳に付くと書いてありましたが、

20席の狭い店内で20人のお客が一斉にかなでる
シンフォニーですからね、このカチャカチャは。

そんな感じで、夢中に食べ進め、最後はキャベツもルーで
しっかりと絡め取られたのを残ったライスと、カツとともに
一気にかっ込んだ後、水をぐびぐびっとのんで

ふぃ-。


いやー、満腹だ-。

ごちそうさまでした。

畏友p氏も大盛りのカツカレーをぺろっと平らげて、
大満足の様相であります。


お金を払って、10人以上並んでいる
行列の横をすり抜けながら、

カチャカチャの音をBGMに神保町の街へでて
書泉グランデへむかったのでした。


ちなみに、神保町というと、毎週楽しみに聞いている
「Air-G(TFM系)」日曜午後5時の
「NISSAN あ、安部礼司」の大日本ジェネラルがある街でして、
番組内に「南海」も「さぼうる」も出てきます。

だから、まっている間も、畏友p氏と
「おい、い~の~」「あた」
「きゃ~りやいさむ どえす」「せ~んぱ~い 困るっス」
「ヤダヤダ」「このオオバカモン」

と、安部礼司ごっこをしながら待っていたのですが。

さて、次はいつ来ることが出来のかな



☆「キッチン南海 神保町店」
(東京都千代田区神田神保町1-5)
◇営業時間◇[月~金] 11:15~16:00 16:45~20:00 [土] 11:15~20:00
◇定休日◇ 日曜・祝日 ◇駐車場◇ ?
◇電話◇03-3292-0036




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ラジオにあったコーナー「富良野印度化計画」の内容と、
かつて僕が訪れたカレー店については
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見ることができます。

かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)の
パーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
もう、あれから一週間たつのですね。
月日のたつのは早いものです。

そう先週の今頃は、たっぷりとライブを堪能しまして、
疲れた体を引きづりながら、大満足でライブを終えた証である
ニヨニヨが止まらない状態が原動力となっている感じで、
東西線に乗り込み、高田馬場で、山手線に乗り換えて池袋へ行って、
ドラマ「孤独のグルメ」に出てきて、松重豊さんふんするゴローちゃんに
「辛いよ」と耳元でささやくでおなじみの「中国家庭料理 楊」さんで
ビールで祝杯をあげながら、汁なし担々麺と麻婆豆腐と水餃子をいただいて、
そのシビれる感じにやられっぱなしの私らでした。

先週も書きましたけど、辛いというか、舌と唇がシビれるのです。
食べているときは、そうでもないのですが、辛さが蓄積されると、
じわじわと辛くなる、というか唇のまわりとか、
口の中が、もわもわーん、じーんじーんとシビれてくる。

お店の人の忠告に従って、辛さは抑え目にしたのに…

麻辣味とは四川では、
辛さとともにしびれる感じをあらわすそうですが
さにそのとおり。

だから、「辛いよ」ではなく、「しびれるだろぅ」って感じです。

でも、僕は、そんなこと言われたら、脊髄反射で
「シビレマス、サネトシセンセー」と言ってしまいそう。

僕も畏友p氏も、汗だくになりながら、熱い熱い辛い辛いと
ヒーヒー言いながら食べていたので
ホールを仕切っていたお店のかたに「カラカッタデスカ」などと
心配されてしまいました。



ただ、今まで、すごく辛いものをいただいたときというのは、
食後はしばらく下腹部が鈍痛に見舞われるのですが、

こちらのお料理は、その初めて体験する、辛さとしびれる感覚にやられながらも
大満足して、副都心線の人になった時にはシビれがひいているのです。

さらに、翌日以降もその辛さがいろいろな身体の部分で、
痛さに変わるようなことは、全くありませんでした。

この痺れの正体は、花椒だそうですが、このとてつもなく刺激的でありながら
ほとんど後に引かなさ具合といい、いかにも体によさそうです。
おそるべし花椒、おそるべし四川料理

そして、ふたたび味わいたくなるようなシビれる感覚が、
クセになりそうなのも前述したとおりであります。

次に行った時は、ゴローちゃんが食べ、さらにお金を払っているときに
フロアを担当していたスタッフさんにも勧めてもらった
焼き餃子をいただきたいと思います。

確かに店内のお客さんは、汁なし担々麺と焼餃子と絆三絲といった
こどグルセットで頼んでいた人が多かったような…



と、いうことで、その後は先週も書いたとおり。疲れていたものの
高揚していたので、テレビを見たりしていて、僕が寝たのは1時過ぎでした




翌日は、朝5時に目が覚めてしまって、そのままホテルでブログの更新をいたしまして、
そのあと、シャワーを浴びたり出発準備をして、朝飯を食べずに8時30分にチェックアウト。


なぜホテルで朝ごはんを食べなかったのか。
それは、赤羽の「まるます家」で、朝から飲みながら
鰻をいただこうという計画だったからです。

ホテルから、西武新宿線・山手線・赤羽線〔埼京線〕を乗り継いで
到着したのは開店前の8時55分くらい、すでに開店を待っている人がいます。

さすが人気のお店です。

開店時間になって、中へ通されて、カウンター席に座る私と畏友p氏。
店内は、いきなり6分ほどお客さんで埋まります。
しかも、そのお客さんが全員お酒をオーダー

朝9時なのに…

これは負けてられません。


まずは、オーダーしたのが、青りんごサワー〔私〕と、大生〔p氏〕と
生ゆば刺しと、牛煮込みと、ジャンボメンチカツ

飲み物が来たので、繰り返しますが、朝九時ですが乾杯をいたします。
かんぱーい。
くぅうっ、朝からしみますね。

ちなみに、僕が普段だったらほとんど頼まない「青りんごサワー」をオーダーしたのは、
「孤独のグルメ」の中で、常連客がオーダーをしているシーンがあったからです。
「生湯葉刺し」もそんな理由でのオーダーですし、
「ジャンボメンチ」だって、ゴローちゃんが食いついたものの
現在はメニューからは外れている「大判コロッケ」の
代わりみたいなもんですから。

行ったときには、「いくらのどぶ漬け」がなかったので、
あのメニューの再現はできないようです。


早くに登場したのが、生ゆば刺し

ポン酢に紅葉おろしをといて、つけて
「キュッ」「キュッ」といただきます。
湯葉の濃いような穏やかな味わいと、あさつきの鮮烈な食感の
組み合わせがいいです。

p氏も
「うまい、京都を思い出すな
って、生湯葉刺しなんて、京都で食ったことねーよ、
ここでしか食ったことねーよ」

などと言っております。

煮込みも、ぷるぷるのもつとくったりと煮込まれた大根や豆腐などと
濃厚な汁がお酒に会います。
ぱらぱらと散らした七味〔ひちみ〕がいい感じですよ。
そうそう、気がついたら青りんごサワーが
なくなっていたので、僕もビールにうつります。

で、ここらへんのメニューがあらかた無くなったあたりで、
まだメンチは着ていませんが、うな重の鶴重をオーダーします。

店内の雰囲気を味わいながら、会話を楽しんでいますと、
しばしして登場。

メンチカツはアツアチで、衣こそしっとりとしながら
パリッパリのしっかりとあげられた感じで、
かみ締めると肉滴がじゅわっと出てくるしみじみとするメンチカツ。

そしてうな重の鶴重ですが。

ふたを取るとふわんと漂う抗えない香り。

いただきますと、肉厚でほっこりとしたうなぎが、
たれの香りも香ばしくこんがり焼かれています。
この香ばしさと表面のサクッとしたかみ締める感触と、
中のほっこりとしたところのバランスのよさがいい鰻の証拠です。

濃厚で甘めなタレもいいですし、
山椒をちょっと振りかけると穏やかに主張する香りと
穏やかな刺激で、淡白な身、濃厚なタレの組み合わせに
さわやかな一陣の風を吹かせてくれます。


昨日の花椒もいいけど、この山椒もいいです。

そして、肝吸いも、お漬物も、いい感じで、濃い口の中を
さっぱりとさせてくれます。

タレを吸い込んだご飯もほっこりとしていて、すべての組み合わせがいいですよ。



それにしても、このお店って、決して高いお店ではないのですが、
店内で若い人が店内で浮く感じが醸し出されています。

前に座っている、無表情にお酒を飲む、人生の先輩。

決して、楽しそうではないのですが、ただただもくもくと一人で料理を食べて
ぐびぐひっと酒を飲んでいる。

こういう人の風情が、店の背景に溶け込んでいていいです。

ま、陽気に談笑をしている二人連れの先輩もいい味ですが、
それぞれ、年をとっていなければ出せない独特の風情がなければ店に溶け込めない。

そんなことを、考えると、年をとるのも悪くないなと、勇気が出ます。

こうやって、味のある場所でお酒を飲むことが許されて、
しかも、年をとることも肯定されているのですから、
なんか、人生って捨てたものでもないです。

あぁ、こんな感じを味わいたいので、「酒場放浪記」が人気なのかな
と、改めて思い出したりして





と、いうことで、お酒三本お願いした僕の前には、
プラスティックの楊枝がおかれました。

そう、こちらはお酒は三杯までなのです。

いい心持になったということもあり、そろそろこちらをおいと増しましょう

鰻まで食べたしお酒も飲んだのに
一人2000円でおつりがきました。こんなところもいいですよ。

ちなみに、ニュースでもやっていましたが、現在鰻の稚魚が少ないので、
鰻の価格が高騰していて、そんなことから、仕入れの業者が倒産し、
こちらのお店も、価格を上げざるを得なかったとのことが店内にも張られていましたが、

でも、安いですよね。またきます。


ちなみに、この日、込んでいるなと思ったら、
訪問した日が、冬の土用の丑の日だったそうです。

冬の土用、そういうのもあるのか
という感じでした。



その後、品川で京浜東北を寝過ごしたり、
蒲田で電車が止まったのに巻き込まれたり、

その他、オオボケをかましたりしましたが、なんとか北海道へ帰ってきて、
ライブツアーを無事終了したというわけです。


次は、3月の渋谷で行われるFJライブです。
こちらも今から楽しみでありますし、
次はどこのお店に行こうかな、というのも楽しみですが。




かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。
立て続けに、今柊二さんと、久住昌之さんの本を二冊づつ購入して読了しました。

今さんの著作は「旨い定食 途中下車」(光文社新書)と、
「かながわ定食紀行 おかわり!」(かもめ文庫 神奈川新聞社)です。

「旨い定食~」は、私淑しております畸人研究家にして、定食学徒である今さんが、
東急東横線や京浜急行といった東京近郊の私鉄沿線を中心に、
阪急、阪堺といった関西の鉄道に、函館市電に札幌市電といった
北海道の市電に乗っては、途中で降りて、そこで見つけた美味しい定食屋さんを
紹介する本です。

紹介文には、
「鉄道にぼんやり乗って、別の街にご飯を食べに行く。そんな一瞬一瞬こそ、人生で最高の幸せだ。
やっぱり日本人なら定食。食べて感謝、心遣いに感謝、
「定食マエストロ」による「定食×鉄道」の痛快エッセイ」
とあるとおり、食と同じくらい、鉄道のことも書かれていまして、
両方の組み合わせの妙があり、関西や北海道の遠征があるものの、
ほとんどが都内の移動でありながら、そこに旅情を感じます。

そう、定食探訪は、日常の中の旅行であることを、再認識させてくれます。

また、個人的には、文章として読むのも楽しいのですが、
知っているお店が出てくるとなおさら楽しいです。

今回は、函館の大好きな天ぷらやさんである「まつ本」さんが、その味のある外見や
店内の写真とともに取り上げられていまして、読んでいて懐かしくなりました。

また、このような文章を読むと、彼の眼では、市電の景色がこのように映るのかというのも
新しく発見できますし、このあと、市電に乗ったときには、意識しながら景色を見てしまいそうです。

そんな意味でも何重にもオイシイ本でありました。

「かながわ定食紀行~」は、神奈川県内の定食屋さんを中心に紹介した
神奈川新聞日曜版に現在も連載されている文章をまとめたもので、
一作目である「かながわ定食紀行」も楽しく読むことができました。

楽しく読んだ一作目同様、神奈川県の定食屋サンに行きたいという思いとともに、
彼が語る学生時代と定食屋さんとのかかわりや思い出が伝わってきて、
さらには、自分の学生時代と定食屋さんの係わりについて思い出されてくるのです。

学生時代、全メニューを制覇したものの、現存していない、
味の洋食キッチンいなづきの思い出などです。

そのようなノスタルジーを感じるほのぼのとした描写とともに、
両方の本に共通することなのですが、あくまでも、たんたんとした素朴な筆致で
定食について書かれているのです。

それが、氏の定食に対する強い思いだったり、自分のたどってきた道なりなりが
あくまでも過剰でない表現で描かれているのです。
だから、味の表現が過剰になりかけると、
(おっと、間抜けなグルメ評論みたいな文章になってしまった)などと冷静にツッこんでいます。

そんな姿勢が大好きなのです。

ちなみに、彼は、この神奈川新聞の連載とともに、某教育系の雑誌に60回近く続いている
「学食バンザイ!」という連載をしております。
雑誌の出版社である学事出版からは無理としても、どこからか、この単行本が出ないものでしょうか。

あと、「かながわ~」ですが、北海道の書店でずっと探しても見つからなかったところ、
先日ライブのおり上京し、その途中に寄った「書泉グランデ」の6Fで見つけました。

それにしても、なぜ6F??、先日リニューアルして、全フロアが鉄道の本やグッズだけに
なったはずなのに…




久住さんの著作は、「昼のセント酒」(カンゼン 刊)と、「ひとり家飲み 通い呑み」(日本文芸社)です。
「野武士のグルメ」以来、一挙に食関係のエッセイ本が2冊同時発売です。

「セント酒」は、久住さんが昼から銭湯に入って、その足で飲みに行くという話。
紹介文には
「真っ昼間の、銭湯上がりの生ビール。これに勝てるヤツがいたら連れて来い!
漫画『孤独のグルメ』『花のズボラ飯』の原作者である久住昌之氏の最新エッセイ!
銭湯でからだを流し、明るいうちから一杯やる「昼のセント酒」。
天窓から入る明るい光。高い天井に「コーン」と響くオケの音。
広い湯船につかって、さっぱりしたからだに流し込む泡の立ったビール。
このシチュエーションで飲む酒が、美味くないはずがない。
時代の変化に飲み込まれずに生き延びた銭湯で、人々に愛され続けてきた古い居酒屋で、
珍妙なものに遭遇したり、明るい酔いに浸かったり、人の生き方を見て感慨深くなったり。
滑稽だけと、どこかノスタルジック。
お金をかけずに、気軽に、お酒を美味しく気持ちよく楽しむ、楽酔話」

とあります。

そもそも、この本にひかれたのは、以前購読した
「それでも食べに行きたい 辺境絶品グルメ 関東エリア編」(マガジンハウス 刊)の
冒頭が、「辺境めし」という、泉昌之さんのコミックで、
泉さんのコミックでおなじみ、トレンチコートの男、本郷が、
鶴見線に乗って、安善で降りて、真っ昼間から寛政町の安善湯に入ったのちに、
同じ町内の、焼き鳥一休、まちだ家と気持ちよくハシゴをする話でした。

こののちに掲載されている、久住さんのインタビューがのっていまして、
この本を購読して、これらの店に興味を持ったところ、
「セント酒」にも、寛政町の安善湯と、一休が取り上げられていたのです。

ほんとうに、すべてのエッセイが心から気持ちよさそうですし、
表紙の和泉晴紀さんの本郷のイラストもいい味だしています。


そして、あと一冊の「ひとり家飲み通い呑み」です

こちらの説明文はこんな感じです。
「ベストセラー「孤独のグルメ」「花のズボラ飯」「食の軍師」の原作、共作で
食漫画に新風を吹き込む久住昌之氏が、ひとり酒とその肴となる飯の特徴を、
ときにファンキーに、ときにリリカルに綴る、愉しいイラスト&エッセイ集。
第一部は「孤独の飲み飯」、第二部は「今夜もひとり居酒屋で」。
カバーや文中後半のイラストには、実弟のイラストレーター&絵本作家の久住卓也氏も参加。
寒中ふろくには同兄弟ユニットQ.Q.Bの「幼稚な大人漫画」を特別掲載。
バラエティーあふれる内容です。」

こちらは、氏の前作である「江ぐち」や「野武士のグルメ」にも通じる
テンションが高い文章が楽しくて一気に読めます。

そう、二冊に共通して言えるのですが、久住さんの文章は、
昔なつかしい、昭和軽薄体の香りを漂わせつつ、基本ハイテンションにつっぱしり、
そのハイテンションさ故の暴走気味に突っ走らせる自分の物の見方に対する
照れくささの入った計算づくのセルフ突込みが魅力です。

このハイテンションなものの見方自体を、キャラクターの行動にして笑い飛ばすのが
「芸能グルメストーカー」であり「天食」であり、「食の軍師」といった、
和泉晴紀さんと組んだ、泉昌之名義の作品群であり
水沢悦子先生が絵を担当している「花のズボラ飯」です。

「花のズボラ飯」のハナちゃんは、たまにセルフツッ込みを入れますが
基本テンションが高いのには変わりないです。

ところが、「孤独のグルメ」や「散歩もの」といった、谷口ジロー先生と組む作品などは
話がおだやかに淡々とすすんでいくように見えるのですが、
どこかでスイッチが入ると、とたん、久住節というか、テンションが急上昇する。
そこがギャップとして面白いですし、読者が突っ込みを入れる余地が残されているということもあり
愛されているのだと思うのです。

そんな、注文かぶらすなよ、とか、
井戸をガッコンガッコンやって注意されるなよ 
などですね。

ゴローの表情といい、上野原の珍行動といい、ここにツッコミを入れるのが
読者のたしなみというか、楽しみです。
そんな文法で作られているドラマ版の「孤独のグルメ」も、
なかなか愛されているのだと考えています。

だから、氏のエッセイを楽しむがごとく、水曜の夜中は、起きてしまう自分がいます。

あと、四冊とも共通しているのは、今氏が揶揄したように、
食や味に関する描写が過剰ではないところで、
たんたんと描写しつつも、しっかりとおいしそうに伝わってくるところなのです。

ここも、見習いたいなあと考えています。

四冊とも面白いこと請け合いなので、よろしかったら、読むことをおすすめします。


それにしても、ドラマが面白いのはいいのですが、
最近、週刊漫画ゴラク誌に、「食の軍師」がここしばらく載っていないのは、
「孤独のグルメ」のドラマで久住さんが忙しくなったからなのかなでしょうか。

ドラマも楽しみですが、「食の軍師」の新作も楽しみという私は
ぜいたくでしょうか。






かつて、コミュニティー放送局FM「ラジオふらの」(富良野市)の
月曜午後五時からオンエアーしていた
FURANO History Factory(F.H.F.フラノヒストリーファクトリー)
のパーソナリティーをつとめていた
イトー×aniでした。